ラファエルガンダム
ラファエルガンダム | |
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外国語表記 | Raphael Gundam[1] |
登場作品 | |
デザイン | 柳瀬敬之 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦UX |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 第5世代ガンダム(モビルスーツ) |
生産形態 | ワンオフ機 |
型式番号 | CB-002 |
頭頂高 | 21.7 m |
全高 | 25.9 m(セラヴィーII含む) |
重量 | 102.3 t(セラヴィーII含む) |
動力・推進機関 | GNドライヴ[Τ]×3(セラヴィーII部) |
エネルギー | GN粒子 |
装甲材質 | Eカーボン |
開発者 | ティエリア・アーデ |
所属 | ソレスタルビーイング |
パイロット | ティエリア・アーデ |
スペック (セラヴィーガンダムII) | |
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分類 | 無人モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | GN-008RE |
全高 | 18.5 m |
重量 | 65.7 t |
動力・推進機関 | GNドライヴ[Τ]×3 |
エネルギー | GN粒子 |
装甲材質 | Eカーボン |
原型機 | セラヴィーガンダム |
開発者 | ティエリア・アーデ |
遠隔操縦者 | ティエリア・アーデ |
ラファエルガンダムは『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
アロウズとの最終決戦後、眠りについたティエリア・アーデが不測の事態に備えて、自分の肉体と共に開発していた機体。
ガンダムヴァーチェの系譜に連なる機体だがイノベイドが使用していたGNZフレームが用いられている。リボーンズガンダムのデータも取り入れられており、型式番号やシルエットなどにその影響が見て取れる。
その一方で殆どの装備は背面のユニットに集約されており、機体本体には内装火器は装備されていない。しかし、擬似太陽炉を3基搭載しているだけあって火力は極めて高く、またGNビッグキャノンは巨大なGNクローにもなるため格闘戦にも優れる。
防御面ではGNフィールドで敵機の攻撃に耐える事が多かったヴァーチェやセラヴィーガンダムとは違い、劇中では他のCB製ガンダムと遜色ない回避性能も見せつけている。
本体は細身だが、上半身に大型の背部ユニットを背負ったアンバランスなシルエットが印象的。これは宇宙での使用に特化しているためである[2]。 また、特徴的な背部ユニットは実はセラヴィーガンダムIIが変形した姿であり、2年前のリボンズ・アルマーク一派との最終決戦時に損傷したセラヴィーを回収して機体の開発と同時に改修していたと見られる。
「大型の砲撃型ガンダムと機動性に優れた細身のガンダムの二面性を持つ」という、今までのティエリアの機体の特性を踏襲した機体だが、実は重量が最も重い(102.3 t)[3]。
なお、機体名称は旧約外伝『トビト記』に登場する四大天使の一人である「ラファエル」に由来している。
セラヴィーガンダムII[編集 | ソースを編集]
セラヴィーガンダムを改修した無人機体。セラヴィーの改修型ではあるが、カラーリングと武装ユニット機能からセラフィムガンダムの後継機的な面も持つ。
通常はラファエルガンダムの武装ユニットを形成しており、分離後はティエリアの脳粒子波で遠隔操作される。擬似太陽炉は胸部に1基、両脚部に1基ずつ、計3基搭載。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 前作ではセラフィムガンダムは破壊されていないので太陽炉は残っているのだが、とある事情で搭載されていない。
- 移動後攻撃可能な武器が一つも無い、完全にサブ向けの能力となっている。最強武器が単体攻撃なので援護攻撃を使うか、移動力を強化して敵陣に突入させ反撃戦法を使うかしないとメインでの活躍はしづらい。精神付加の強化パーツで補うのも一つの手。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 基本性能は時獄篇と大差無いが、GNクローが追加され移動後攻撃も可能になった。とは言え基本はサブ運用が中心となる。
- 参戦して少し経ってから分離攻撃、中盤でMAP兵器が追加され一部武装が強化される。最強武器のトランザムが単体攻撃であり、他の00系ガンダムより援護に向く。
- GNフィールドは無効化バリアなので、割とよく突破されENの無駄使いになる。本気で活かしたいなら機体の強化に加えティエリアの援護防御が前提となる。
- 本作では終盤において、原作通り大破してしまうが、ある人物によって、同型の予備機が準備されており、次の話ですぐに復帰する。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。登場は第24話で、「マクロス・フロンティア船団からソレスタルビーイング号に譲渡されたフォールド・ブースターを使用して、木星園でELSの群れと戦うUXの元に駆け付ける」というクロスオーバー的な登場を果たす…と言えば言葉は良いが、ぶっちゃけ「フォールド・ブースターをソレスタルビーイング号から無断借用した形」である。
- 砲撃を得意とする重装甲な機体だが、必殺技はトランザムなので接近系で、移動力も高めな万能機。終盤で何かしら強化される00系ガンダム3機とは違い、最初から最後まで武装追加な等がないが、その分他のガンダムと比べても攻撃力が高い。
- パートナーユニットに関しては、同作品なら、ガンダムサバーニャとブレイヴは相性抜群。ただし、前者は最終決戦仕様になると最強武器が非P属性に変化し、後者は条件を満たさないと永久離脱してしまうので注意。他作品ならば、マクロスFの大半のユニットやマークジーベン(劇場版仕様)との相性が良い。
- スーパーロボット大戦BX
- 第29話でブレイヴと共に登場するがイベントによりナデシコ・Yユニットの相転移砲で破壊され正式参入はダブルオークアンタと同時となる第32話と結構遅め。
- 性能は『UX』の時と大差無いが、ティエリアがクアンタのサブパイロットに選べるようになると、高火力の本機を使用するか、クアンタの精神コマンドを増やすか、悩みどころ。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 第7話より参入。終盤にて、ティエリアを刹那のサポートに回す選択を行った場合は、先の戦闘での損傷もあり廃棄される。
- 廃棄する場合、ちゃんと改造に使った資金とティエリアへ使ったスキルのTecPは払い戻されるのでご安心を。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2017年12月のイベント「聖夜を待つ者たちへ…」より実装。大器型SSRブラスターで、同イベント実装のガンダムサバーニャ共々初の大器型ブラスターとなった。
- 2020年8月のイベント「真実の先へ」にて大器型SSRシューターが追加。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- GNビッグキャノン
- 背部ユニットの両サイドに装備されたビーム砲ユニット。それぞれに擬似GNドライヴを直接設置しておりヴァーチェやセラヴィー譲りの圧倒的な火力を発揮する。また、GNファングやGNビットのように遠隔操作も可能。
- 初期PVでは、ウイングガンダムゼロのローリングツインバスターライフルを彷彿とさせるローリング撃ちを披露していた。
- 『UX』『BX』ではマップ兵器版も存在。
- GNクローキャノン
- GNビッグキャノンを分離させ遠隔操作をしながら砲撃する。
- GNビッグクロー
- GNビッグキャノンを変形させ、格闘モードとした形態。キャノンモードと同様遠隔操作が可能。5本の指が展開し相手を握りつぶす。また、爪のスリットからはビームサーベルを発生可能で、より効果を増す。
- GNバズーカ
- 背部ユニット後方に装備されたビーム砲。セラヴィーガンダムII時は主武装となる。
- GNビームライフル
- ラファエルの手持ち火器。ナドレのビームライフルの発展型にあたり、クリスタルセンサーを採用している。
- GNフィールド
- GN粒子を用いたバリア。ヴァーチェの系譜に連なるためか、本機にも搭載された。
- ちなみに、劇中ではELSの特性を省みてか、GNフィールドを使わず回避と撃ち落としに専念している。
必殺武器[編集 | ソースを編集]
- トランザム発動
- 本機の場合は擬似太陽炉搭載機でありながら、途中解除が可能等ほぼオリジナルと遜色の無い性能であり、またセラヴィーIIと分離しても効果は切れなくなっている。
- ちなみにイノベイド製MSのデータを使用したためか、起動画面はCBのガンダムと異なっている。
- SRWでの演出は高機動でビームライフルの連続射撃後、ビッグキャノンの最大出力攻撃という流れ。
- セラヴィーガンダムII(UX、BX)/セラヴィー分離攻撃(第3次Z天獄篇)
- セラヴィーIIを分離させ、連携攻撃を仕掛ける。
- 『UX』『BX』ではトランザムも同時に行うため消費ENが10多い。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
SRWでは特殊能力としての分離は持っていない。
- 銃装備
- 撃ち落としを発動。
- GNフィールド
- 2000以下の全ダメージを無効化する。EN消費10。
- GNドライヴ[T]MD
- ENが自軍の行動開始前に全体ENの20%回復する。
- EN回復(小)
- Zシリーズではこちら。
- トランザム
- 気力130以上で移動力+1。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
機体ボーナス[編集 | ソースを編集]
- UX・BX
-
- 初期段階:装甲値+100 HP+500
- 第二段階:装甲値+150 HP+750 射撃武器+100
- 第三段階:装甲値+200 HP+1000 射撃武器+150
- 最終段階:装甲値+200 HP+1500 射撃武器+200 照準値+5
- 耐久系のボーナス。射撃武器も強化できる。
名場面[編集 | ソースを編集]
- ラファエルガンダム、降臨
- ELSにダブルオーライザーを侵食され、窮地に陥っていた刹那を助けたのは、新たなボディを作り復活したティエリアが乗るラファエルガンダムであった。
- ティエリアはラファエルをトランザムさせ、刹那らソレスタルビーイングの仲間達を追っていたELSの大群を次々と一掃していき、最後は、ELSが擬態した木星探査船エウロパをラファエルのフルパワーの大火力で完全破壊した。
- セラヴィーガンダムII、起動
- ELSとの対話に失敗して気を失った刹那を助けるために、ティエリアはラファエルガンダムの背部ユニットをセラヴィーガンダムIIに変形・起動させる。
- ティエリアは脳量子波を発してELSをおびき寄せる一方、セラヴィーIIを遠隔操作して刹那が乗っているダブルオーライザーのコックピットブロックを引きはがす。
- そして、ロックオンに刹那を託した後、ティエリアはトランザムを発動させてラファエルとセラヴィーIIに密集したELSを道連れに自爆した。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ラファエルガンダム ドミニオンズ(SRW未登場)
- 公式外伝『機動戦士ガンダム00V戦記』(SRW未参戦)に登場。セラヴィーガンダムIIの代わりに地上運用のための機体「セラ」を装備した形態。
- セラヴィーガンダム
- 損傷した本機を改修し、セラヴィーガンダムIIとして搭載した。
- ガンダムヴァーチェ
- 本機の系譜に連なる機体。
- ガデッサ、ガラッゾ、ガガ、ガッデス (00)
- これらGNZシリーズこと「ガ」シリーズの技術も取り入れて開発した。
- リボーンズガンダム
- 技術が使用されている。
余談[編集 | ソースを編集]
- 劇場版の初期PVに登場したラファエルガンダムは劇場版本編のものとデザインが異なり、機体胸部の色が黒で、GNビッグキャノン(GNビッグクロー)が有線式、GN粒子もオリジナルのGNドライヴが発する緑色になっていた。
- なお、劇場版本編ではラファエルガンダムの胸部が紫色になっているが、メカニックデザインの柳瀬敬之氏によると「機体にティエリアのパーソナルカラーである紫色を入れて、ティエリア専用機であることを示したかった」との事。
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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