ダイターン3
ダイターン3 | |
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登場作品 | 無敵鋼人ダイターン3 |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 試作型メガボーグ→対メガボーグ戦用可変型スーパーロボット |
全長 |
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全高 | 120 m |
重量 | 800 t |
動力 | パルスイオンエンジン×5基 |
エネルギー | 太陽光エネルギー |
出力 | 約5000~6000万馬力以上 |
最高速度 |
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最高飛行速度 |
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装甲材質 | 特殊鋼Da |
内蔵機体 | マッハアタッカー |
開発者 | 破嵐創造 |
乗員人数 | 1~4名 |
主なパイロット | 破嵐万丈 |
ダイターン3は『無敵鋼人ダイターン3』の登場メカ。同作品の主役ロボットである。
この項目では変形形態である「ダイファイター」「ダイタンク」についても説明する。
概要
破嵐万丈の駆る可変型スーパーロボット。しばしば「3」を略されてダイターンと呼ばれる。
火星基地で試作型メガボーグとして開発されたが、万丈が火星脱出の際に奪取した。動力は太陽光をエネルギーとした「パルスイオンエンジン」、そのエネルギーを使用する必殺技「サンアタック」は数々のメガノイドを葬った。他にも、ダイターンハンマーやダイターンジャべリンなどの武器を使いこなし、格闘戦ではかなりの強さを発揮する。100mを超える巨体ながら、滑らかな動きと軽快な運動性能を持つ。装甲も非常に頑健で、第23話では自身の数倍はある巨体のデスバトルに押し潰されてもノーダメージ、更にはマグマの高熱にも1分近く耐えていた(さすがに頭部のツノが曲がってしまったが)。
操縦系はシンプルらしく、劇中では万丈以外にもギャリソン時田を始め、戸田突太までもが操縦している。ダイターン搭乗時には、専用の特殊車両マッハアタッカーを使用して乗り込む。また、四肢の各部にも緊急用の操縦席が存在し、手動回路に切り替える事で複数の搭乗者によるコントロールも可能だが、その場合には各人のチームワークが取れていないと、非常にみっともない事態を招く事になる。
変形機能を持ち合わせ、ダイファイター(戦闘機形態)とダイタンク(重戦車形態)の2形態に変形可能。
時折、拗ねたり酔っ払ったりと人間臭い表情を見せる事が有るが、それが単なるギャグとしての演出表現なのか、本当に意思を持っているのかは不明。なお、口に関しては開けたままになっている事が多く、内部への進入路にもなっている。
ダイファイター
ダイターン3の飛行形態。重力下ではマッハ20、宇宙では亜光速で巡航することが可能。
万丈がペンダントを翳して「ダイターン! カムヒアァァァ!」の一言で、何処でも瞬時に現れる。神出鬼没の万丈に相応しい登場シーンである。
マッハアタッカーを収容するのがこの形態である為、呼ばれた時に登場するのは、ほぼダイファイターである。後部(ダイターン時の股部分)にハッチがあり、ここからマッハアタッカーを格納する。
原作ではほとんどの回に登場しており、ダイタンクより認知度は高い。
ダイタンク
ダイターン3が戦車形態へ変形した姿。
ダイターン3では活躍しにくい地上戦や地中戦で、その性能を発揮する。ダイターンキャノンは脚部を砲身として用いている為、かなりフレキシブルに可動する。なお、原作でも活躍の頻度は少なかった。残念ながら、SRWでもそれは変わらない。
登場作品と操縦者
身長57mを誇るコン・バトラーVの葵豹馬をして「コン・バトラーの倍はある」と驚嘆させ、変形戦艦アイアン・ギアーと掴み合いの戦いを演じる等、その巨体を示すエピソードに事欠かない。あまりの巨大さに、普段は戦艦に牽引されているそうだ[1]。
必殺技サン・アタックの威力にパイロットである万丈の能力の高さ、更には精神コマンド「魂」の存在により、単機最強クラスの破壊力を誇る。それでいて、サン・アタック以外の武器は比較的低燃費で、継戦能力も高い。弱点は、一人乗りなので精神ポイントが不足気味になるところ(万丈自身のSPは豊富)、昨今のシリーズでは「感応」などのサポート系精神の充実や、小隊員からのフォローによって幾分改善されている。合体攻撃の相方ザンボット3と共演しているシリーズでは万丈自身の高い能力、魂、2Lサイズ(サイズ差)などの要素が重なって合体攻撃においても最強クラスの破壊力を見せてくれる。
戦闘デモでは初期の作品からサンアタック発射用のポーズが(原作でのサンレーザーのポーズではあるが)付けられ、サンアタックのトドメ演出でダイターンクラッシュも再現されている。『α外伝』以降はサンアタックの腕回転からのポーズの再現、『第2次α』ではダイターンクラッシュ時に万丈のカットインが追加された。通常武器では『α』からは表情もつくようになり、ザンバーでのオープニング再現や、スナッパーでのアイキャッチ再現、Zシリーズでは通常時にも万丈のカットインが追加された。また中でも『第2次α』〜『第3次α』『X』でのサンアタックは最終回の塩山紀生作画を再現したカットインとなっている。
最大の短所はダイターン3形態の移動力の無さで、前線で戦闘に参加したい場合はダイファイターに変形させるのが良いが、装甲が下がるうえに武装が弱体化する点は要注意。近年のシリーズでは地形適応が空:Sとなったり、全体攻撃武器を持っていたり、リフター機能がついていたりと扱いは良くなってきている。
ダイタンクは基本的に活躍の場は無いが、射程はダイターン3より長いことが多いので「これ以上前に出たく無いが攻撃はしたい」という場面や、援護攻撃に用いるといった具合に、少し捻った使い方に向く。また、敵も全体的に海の適正が高い武器は多くないので、海:Aを活かして水中に逃げ込むといった事も可能だが、ダイタンクの武器の海の地形適応は良くない点には注意。近年のシリーズでは地形適応が陸:Sになるようになった。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。中盤に差し掛かる頃の「うわさの波乱万丈」にて、原作通りダイファイターで飛来、ダイターン3へと変形して加入する。
- 機体性能は水準以上だが、最強武器以外の攻撃力・命中補正が全体的に低く、最も低威力のザンバーにしか高命中補正がない。特にサンレーザーは燃費と攻撃力が釣り合っておらず、迂闊に前に出すと反撃で勝手に使いまくり肝心な時にサンアタックを撃てなくなる。最大射程も短く、万丈が加速を覚えないため使いにくさは否めない。
- しかし万丈の攻撃力が自軍トップクラスなので、実は低威力のザンバーでも案外高いダメージを与える事ができる。宇宙適応の合計が最高値の14に達し、宇宙での戦闘能力はスーパー系の中でも最高峰に位置する等、攻撃性能は非常に高く、特に終盤の熱血サンアタックは本作において1・2位を争うほどの攻撃力を誇る。パイロットのレベルと気力が同じであれば、コンバトラーVのツインランサーより1/2程度の攻撃力であるダイターンザンバーの方が与ダメージが大きい。要は「強力だがやや使いにくい」というタイプのユニットであり、上手く活用して戦略に組み込んでいきたい。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 中盤で加入、サンアタックのトドメ演出は今回から。ザンボット3とは初共演だがこれといった絡みはない。
- 通常武器が微妙だった『第3次』とは違い、今作はダイターンザンバーがザンボットカッター並み、ダイターンキャノンがファンネル並みと十分な攻撃力を持ち、最大射程も6~7に延びている。命中補正も『第3次』ほど低くはなく、サンアタックとサンレーザーの燃費も改善されたため汎用性が一気に向上した。サンアタックは超電磁スピン以上・シャインスパーク以下の攻撃力だが、万丈が魂を覚えるため実際は真・ゲッター1に次ぐ与ダメージを発揮する。武器はサンアタックに加え、命中とクリティカルに優れるザンバーか、攻撃力に優れるハンマーの改造が基本だが、ENこそ消費するもののダイファイターでも使用できるサンレーザーでも可。
- なおダイファイターとタンクは、マップ上で一度は変形させるかインターミッション画面で変形させてユニット性能をチェックするかしないとロボット大図鑑に登録されない。
- ちなみにSFC版の時点で非常に強力なユニットだったせいか、様々なユニットの武器・機体性能の調整が行われた『第4次S』において、珍しく本機は何の調整も施されていない。
- スーパーロボット大戦F
- 直接は登場しないがカラオケモードでは完結編とラインナップが変わらないため登場する。冒頭のシーンで初期ロットではダイターンジャベリンを、後期ロットではダイターンザンバーを使用しており、ロットの見分け方として活用される。
- スーパーロボット大戦F完結編
- シナリオ「ウワサの破嵐万丈」にて、満を持してようやく参戦。この際に発生するデモセレクト「ダイターン3」を登録するには、同シナリオで出撃イベントを発生させる必要があるが、万丈が勿体ぶったりギャリソンがワックスがけを始めたりして延々と出撃が遅れる。普通の攻略速度ではイベント発生前にクリアしてしまうため、デモ登録にはこの茶番が終わるまで意図的にターンを浪費しなければならない。なお、このデモは版権の都合からか他作品の様な原作アニメからの流用ではなく、ドット絵で制作されたゲームオリジナルの簡易的なもの。
- 散々勿体ぶった割には、性能は『第4次』と比較してかなり控えめ。サンアタックの攻撃力は『F』で加入するコンバトラーの超電磁スピンを下回り、万丈の格闘値も『第4次』ほど高くはなく、更に魂も忘れたため、ダイターン最大の特長だった爆発力が剝奪。従来作は「一人乗り・幸運がない」という欠点に対し「それを補って余りある攻撃力の高さ」で釣り合わせていたが、本作では爆発力の低下により一人乗りという欠点が大きく悪目立ちする事となってしまった。決して弱くはなく、本作のスーパー系では貴重な宇宙Aのユニットではあるが、他の宇宙Aのスーパーロボットの方が明らかに強いため主力とまでするかは微妙なところ。
- シナリオ「日輪は我にあり」「悪意のオーラ」ではギャリソンが乗って強制出撃し、サンアタック使用時には「日輪の力を拝借して~」というギャリソンの専用セリフも容易されている。ただしこのシナリオをダイファイターまたはダイタンクの状態で終えると、パイロットが空席になって以後万丈が搭乗できなくなるというバグがあるので注意する事。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 『第3次』に登場。SFC版では万丈の攻撃力のおかげで低威力のザンバーでもそれなりのダメージを与えられたが、計算式が加算から乗算に変更された本作ではしょっぱいダメージしか与えられなくなってしまった。それでもザンバー以外に実用性の高い武器がないため、資金は掛かるが早めにザンバーを改造し、通常戦闘をこなせるようにしたい。とりあえず攻撃力を1000以上に上げておけば問題なく雑魚戦をこなせるようになる。
- 万丈の攻撃力の高さと優秀な地形適応は据え置きなので、中盤以降はENとサンアタックを中心に改造し、ボスや固めの雑魚を蹴散らしていこう。本作は獲得資金が少ないため難しいが、できればフル改造してボーナスに装甲を選びたいところ。相変わらず万丈が加速を覚えないため、ブースター系強化パーツも装備したい。
- ちなみにアニメーション取り込みの変形デモは『F』に引き続き存在しないが、ディスク2にCGモデルによるデモが収録されている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 火星シナリオ「バイバイ・マルス」で増援として登場し、参入する。
- ダイターンは攻撃力も機体性能も水準以上であり、万丈も『F』で忘れていた魂を習得するため、前線で戦えるだけの十分な火力を持っている。しかし本作には序盤から爆発的火力を発揮するダンクーガ、文字通り一撃必殺の攻撃力を持つSRX、今なお語り継がれるぶっ壊れ機体のヒュッケバインMk-III等、凄まじい超火力を持つ機体が多数存在するため、相対的に価値が落ちる印象が強い。本作ではまだ祝福がないため、従来作と同様に一人乗りという仕様もネックになりやすい。
- 相変わらずダイファイターは移動時にお世話になるが、ダイタンクは宇宙:Cかつ武装の関係で、まず使われる事はない。ちなみに今作は撃墜されてもマッハアタッカーになり脱出可能。
- なお、ダイターンのグラフィックは『α外伝』で描き直されるが、α版ダイターンのグラフィックは『IMPACT』において偽ダイターン3として再度日の目を見る事になる。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第2話で登場、未来世界では加入が遅い方。グラフィックが描き直され巨大感が増している[2]。マクロスシティ強襲やイージス計画発動のCGムービーは、登場するロボットの頭身がリアルサイズなので、創通版権の本機は登場できていない。アイアン・ギアーと1対1で戦ったり、捕まえる役となったり、特定のシナリオではギャリソン、レイカ、トッポがサブパイロットになるなど、イベントも豊富。
- 今回はスーパーロボットが優遇されていることもあって最後まで主力になれる。習得こそ終盤だが援護を活かしやすい。今作には祝福があるので、気兼ねなくボスにトドメを任せられるようになったのも大きい。ダイファイターはダイターン時より何故かサンレーザーの燃費が何故か良くなり、またサイズがLになる。ダイタンクはその巨体から未来世界でランドシップ扱いされた。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 魂とサイズ差補正のおかげでかなり強力なユニット。特に万丈の優秀な小隊長能力のおかげでメガノイド戦では頼りきりにできる。ハンマーが射程5のP武器になり進撃戦で戦いやすくなったのも利点。欠点はダイファイター形態にしか全体攻撃がないことと、コストが3と本作最高値で編成に苦労すること。4機小隊にしたい場合は戦闘機などの低コストユニット2体か強化パーツコストダウンが必須となる。ダイファイターの全体攻撃は射程1だがP属性。万丈の撃墜数を稼ぐ際に役立つが射撃武器なので、思ったほどのダメージが出ない点は注意。裏を返せば単体攻撃武装ばかりなので、万丈に援護攻撃を習得させても良い。EN消費武器は相変わらずサンアタックのみ。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 中盤も過ぎた辺りでブラックウイングと共に加入。分岐により多少加入時期が前後する。シナリオは前作で終わっているのでいるだけ参戦。一応ゾンダーやレプリジンとしてメガノイドの機体は登場する。
- 『第2次α』から全体攻撃のサンアタック乱れ撃ちが追加。サンアタックは装甲ダウンLv2の特殊効果が付加され、さらに地形適応がSに強化されている。2Lサイズも健在で、Lサイズ以下の相手には額面以上の破壊力を見せる。ただ全体のインフレに合わせ攻撃力の数値自体は前作から上昇しているものの、ほとんどのスーパーロボットにより強力な武装が追加された中、本機の最強武器はサンアタック止まりなので相対的な破壊力は低下。サイズ差補正無視の特殊技能追加も本機の優位性を削ぐ。本作中盤以降はサイズ3Lの敵機も多数出てくるため、補正無視を持った小型機より本機の補正が劣る事態も(とはいえ万丈が補正無視を習得するのはさすがに勿体ない)。
- 万丈の能力含め単機で優秀な機体であることに変わりはないが、コスト3も相変わらず重く、本作のシステムでは相対的に割を食っている。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 今回の基本ポーズは「世のため人のため…」でおなじみの決め台詞のシーンが元ネタ。
- 後半戦からの参戦とあって、その能力は一級品。さらに万丈の能力も文句なしで、ぶっちぎりの破壊力を誇る。ザンボット3との合体攻撃「スペース・コンビネーション」が音声有りの据え置き作品では初登場となる。今作よりカットイン演出がリアルサイズ頭身のものとなった。
- ダイファイターはリフター機能という特殊能力があり、他の小隊員を空に上げる事ができる。
- ダイタンクはダイターン・キャノンが通常版とALL属性版を持つようになる。足を止めての撃ち合いをするなら本形態。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 今回も後半からの参戦。最強武器が封印された機体が多いZEUTH側の主役機の中で、ほぼ完調状態である数少ない機体。ザンボット3との合体攻撃は封印されているものの、今度はザンボットとトライダーG7を交えた合体攻撃が使える。3体揃えなければいけないという意味では使い勝手は劣るが、作中で最高の攻撃力はやはり見逃せない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 第38話から参戦。一撃の破壊力はトップクラスだが、機動力がガンダム勢やコードギアス勢に劣り、シンプルに大ダメージを与え続けるという用途には向かずやや不遇。本作で合体攻撃「3・3・7拍子」が追加された。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- グラフィックが描き直されている。第22話で参戦。
- 相方であるザンボット3同様今までのシリーズよりも大幅に武装が削減されている。何とハンマーもジャベリンも無く、変形機能もカットされている。
- 幸い2Lサイズに加えて万丈自体の能力も非常に高い為十分戦闘自体はこなせるものの、移動後攻撃の燃費はあまり良くない為早めのEセーブ習得を心がけるべし。ちなみにカスタムボーナスが据え置きなので、万丈の養成次第ではモビルスーツ顔負けの回避力を発揮してくれる。
- 今回は「試作型のメガボーグ」という設定が拾われ、自意識を持っていることになっている。そのためか、戦闘デモではコミカルな面が見られる。また、同じく太陽のエネルギーを使用する鉄人28号の太陽エネルギーを受けて「成長する」という展開もある。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 万丈、ギャリソン時田、三条レイカ、ビューティフル・タチバナ のうち一人をパイロットにすることができる。火力がインフレする本作だが、本機は装甲が群を抜いて高い為、改造と強化パーツ次第では盾役になる。サン・アタック乱れ撃ちの初出作品であり、消費は厳しいものの高い命中と破壊力を誇り、遠距離戦の切り札となる。
- 本作においてはダイファイターですらかなりの装甲を誇り、ダイタンク時はさらに跳ね上がる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- サン・アタック乱れ撃ちは残っているものの、威力が大幅ダウン。HPもLLサイズの機体にしてはたった6000しかなく装甲も心許ない為、従来のような使い方はできない。最終的に抜ける為、改造は不要。
- 本作ではダイターン3時ですら脆いので、ダイファイターはさらに脆い。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- 終盤、自軍に参入する。サン・アタックによるボス戦が主な仕事だが、万丈が残念ながら必中を習得しないパターンが存在する為、その場合はお蔵行きは免れない事も。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 1,2部よりやや能力が見直され、サン・アタック乱れ撃ちの威力が上がっているが、HPと装甲はさほど高くないので油断していると簡単に落ちる。シーン2~3は使用不可能。また、万丈が必中を持たないパターンであった場合はギャリソン時田に乗り換えも考慮するといい。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 地上編中盤から参戦するが終盤前に離脱、宇宙編の終盤から復帰する。本機の武器を充分に改造しておかないと熟練度の獲得が絶対に不可能なステージがある。
- リメイク前と違いサンアタック乱れ撃ちがないものの、ダメージ計算式の変更とシールド防御の仕様のおかげで非常に堅牢になった。本作では珍しくも空・陸Sであり、サンアタックの火力と万丈の統率+魂でボスキラーとして有用であり、本作のエースの一角。グラフィックは『α外伝』のものがベースになっているが、唯一の長射程武器であったキャノンの弾数が4と半減、ハンマーの射程も減少してしまい、その他の雑魚戦用の武装もややパワーダウン気味。頼みのサンアタックも悪燃費が気になるところ。そして対ボス戦で欲しい閃きは覚えず鉄壁で耐える必要がある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 『64』に引き続きザンボット3との合体攻撃が用意された。序盤戦における対ツヴァイザーゲイン戦で撃墜を狙うには欠かせないユニット。本作では装甲が並でHPも突出しておらず、本作独自仕様のシールドの追加HPを加味してもいつものような頑丈さはない。更に今回の万丈は防御系精神コマンドを全く覚えてくれないのも辛い。
- 攻撃力は合体攻撃ならびに万丈の魂に依存する為、ザンボット3と共に運用するのが望ましい。万丈は加速が使えない為、ザンボット3との足並みはダイファイターで揃えたい。
- イベントでアーガマが撃墜されたとき、ナデシコに全部のロボットが搭載されることでエステバリスデッキが凄まじく手狭になり、「そこのでかいの、飛べるなら外飛んでろ!」と言われてしまう。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 今回も立場は同じ。声付きなので、『IMPACT』の際に収録していたボイスが日の目を見て、ザンボット3との合体攻撃「スペース・コンビネーション・アタック」が声付きとなった。
- また、万丈のエースボーナスにより、熱血・魂使用時にクリティカルが発生する為、一撃の破壊力では自軍最高峰。一方で武器全体の命中率が悪いので、精神コマンドや命中率を上げる強化パーツなどでのフォローが必要。
- 盾持ちスーパー系ということで硬さは申し分無いが、万丈がシールド防御技能をデフォルトで持たず防御系精神の不足も『A』のままなのでこの点も注意。
- ダイタンクは陸Sとなったが、最大射程がダイターンと同じという致命的な欠点もあり、これといって使い道が見当たらない。
- スーパーロボット大戦R
- 序盤から参戦する上にその能力は一級品。万丈の能力も高く、主力となる。「スペース・コンビネーション・アタック」の攻撃力はファイナルダイナミックスペシャルを凌駕する。また、低燃費の割に高威力な合体攻撃「コンビネーションブレード」の追加により戦い方の幅が更に向上。万丈が不屈を覚えるようになったため防御面の信頼性も上がっている。
- ダイファイターは移動時に使用される。サイズがLにダウンする。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 『第3次Z天獄篇』で削除されたダイターンハンマーとスペース・コンビネーションが再び追加された。『天獄篇』同様、変形はなし。
- 今作では加入が早く、スーパー系が少ないため相対的にも有用性が増している。
- スーパーロボット大戦X
- 創界山ルート第16話より加入。『第3次Z天獄篇』で削除されたダイターン・ジャベリンが再び追加された。ザンバーやハンマーとはそれぞれ性能が微妙に異なっており、状況に応じた使い分けが出来るので便利。
- 今作では合体攻撃が存在しないことから最大火力が低下し、装甲低下をゼルガードのドグマで代用できるが、依然強力なユニット。比較的序盤から全武装が万全の状態で自軍に加わり、中盤まで最高の攻撃力を持つ為、戦力が整うまでのボスキラーとして重宝する。テコ入れは特に無いが万丈の強さもあり息切れせず、最後まで活躍可能。ちなみにブレイブカリバーを早期に入手出来た場合、撤退するボスを狩るのが大変楽になる。
- シナリオ面では、創界山の虹が光を失った為にアル・ワースの太陽の力が弱くなり咲かなくなったセリーヌの花に、内部に蓄積していた太陽の光を照射して咲かせ、龍神丸復活を手助けした。また、因果の渦に囚われたエクスクロス一行に太陽の光を浴びせ、闇を切り拓く切っ掛けを作った。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- ほぼ『F完結編』と同じ強さ。魂持ちなので一撃の破壊力は増した。また今回からザンボット3との合体攻撃「スペース・コンビネーション・アタック」が実装された。スーパー系だと序盤から参戦した後に一旦離脱。序盤から参戦するが故か、能力の割に改造段階上限が低いので、後半戦が辛い。(リンクしていない場合は)序盤のボスキラーだが、本格的な改造は後半がベター。
- ダイファイターは自慢の装甲がだいぶ低下してしまうので注意。
- また、リアル系で特定のルートを通ると最終盤にならないと参戦しないというバグがある。挙げ句に、その参戦もルート分岐先の出来事であるため、場合によっては本当に最後まで使えないこともある。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 破嵐万丈が搭乗。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2016年1月のイベント「大東京の決戦!」より実装。レアリティSSRのディフェンダー。本作ではレイカとビューティの2人がサブパイロットとして搭乗している。運動性が低くHP、攻撃力、装甲が高い典型的なスーパー系。基本能力はトップクラスだがアビリティはやや癖があり、クリティカル率上昇などテクニカルなものが揃う。必殺スキル「サン・アタック」は額からビーム→ダイターンクラッシュの2段技。万丈が従来通り魂を覚えるので文字通り一撃必殺の破壊力を持ち、対ボス戦では無類の強さを発揮する。その分と言うべきか雑魚戦は苦手。また、スーパー系ディフェンダーの例に漏れず飛べないうえに足が遅いので、足回りの補強は必須。Ver2.0以降はファイター版と大器タイプのアタッカー版が追加された他、ディフェンダー版がレアリティ覚醒でも入手可能に。
- ファイター版、大器アタッカー版の必殺スキルサンアタック乱れ撃ちはアリーナでの性能が範囲が広く命中補正が高い高性能な必殺技となっており、敵に回すと厄介。
- 2018年6月のイベント「太陽の昇る時」にてΩスキル搭載大器型SSRファイターが追加。
- スーパーロボット大戦DD
- 2019年12月に追加された序章ワールド5より登場。攻撃&防御タイプ。『DD』味方初の2Lサイズでサイズ補正で火力も防御も数値以上を期待できる。改造が十分ならば高難易度の敵陣のど真ん中でも簡単にやられたりはしない。2020年6月の調整でHP、スピード、通常攻撃の射程が増加した。
- 問題は自軍最低の450(実装当初は400)というスピードの遅さで、イベントの早解きミッションでは大きく不利になってしまう事[3]。ステージや目標によっては出撃させないのも選択の一つだろう。しかしスピードが遅いことは悪いことだけではなく、1アクション中効果が継続する精神コマンドを長時間維持できるなど他にはない使い方もできる。
- 初期SSRは『サンアタック』。お馴染みの防御力減少ではなく攻撃力を減少させる。射程が短くスピードの遅さが響いてくる。
- 2020年4月に『ダイターンジャベリン』が追加。射程の長さと移動力の増加でスピードの遅さを少々補える。
- 2022年3月のイベント「荒野のザ・ヒート」イベント内にて一時的にギャリソンが搭乗していることが言及されていたが、台詞内のみであり、戦闘マップ内では一貫して万丈のみ搭乗。
関連作品
- シャッフルファイト
- 辺境の小国アイザックの反乱軍メンバーとして第1章から登場するが、戦闘時に振れるダイスの数が3つである為、最初期から居るメンバーの中では最後まで主力として活躍出来る。被弾時や勝利の際には、余裕に満ちた台詞を発する事が多い。
- リアルロボットレジメント
- 使用できるロボットの1機で、全機体中No.1のHPを持つ為非常に打たれ強い。
- 武装は豊富なのだが全て単発で硬直が大きいのが特徴で、更に射撃武器は変則的な軌道で飛んだり威力が低かったりする。このため、ダイターンザンバーを積極的に使おう。
- 余談だが、この作品ではプレイヤーが使えるロボの大きさにあまり差が無く、逆に敵が大きい。その為サイコガンダムがダイターン3より2倍ほど大きいという異様な事態になっている。
- スーパーロボットスピリッツ
- 本作でもレジメント同様ほかのメカと同じくらいの大きさになってしまっている(それでも大柄なことに変わりはない)。スピードはやや遅いもののダイターン・キャノンやダイターン・ジャベリン等様々な武装を持つオールラウンダー。ダイターン・ファンで扇子のように扇いだり空中でも地上と同じモーションで走ったりとコミカルな面も。必殺技はサン・アタック→ダイターンクラッシュ。ストーリーではスーパーロボット軍団のリーダー格として活躍する。
装備・機能
ダイターン3は様々な武器が実装されており、特に格闘武器の攻撃力が高い。壁役からトドメまでこなせる、まさにスーパーロボットの鑑といえるユニットである。
武装・必殺武器
武装
- サン・レーザー
- 頭部から発射するレーザー砲。ダイファイターでは機首先端から発射。サンアタックの応用らしく、前者では敵の武器を防ぎ、後者では宇宙空間のアステロイドを粉砕して移動可能。
- P属性で有射程武器。使いやすい武器だが、威力は低く、陸・空の地形適応が悪い事が多く、さらに燃費も良くない為、可能な限り撃たないようにしたい。
- ダイターン・ミサイル
- 腹部より発射するミサイル。本編では万丈自身が、威力の低い武装である事を証言している。発射位置は股間にも近く、作中で実際にミサイルを発射した際には後でテレビ局から猛烈に怒られた、と後のスタッフインタビューにて語られている。
- ダイファイター、ダイタンクでも使用可能。
- 射程が割と長く比較的弾数も多いため、主に反撃時に使用される。『Z』ではTRY属性。
- 『DD』では実弾属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「底力I」で、サブアビリティは「攻撃力・防御力アップI」。
- ダイターン・キャノン
- 両足裏に装備されているキャノン砲。ダイタンク時は砲身を伸ばして使用。設置位置のおかげで追い詰められた際に意表をついて使用することも多かった。
- 作品によって弾数の変動が大きく、使い勝手もそれに左右される。基本的に長射程、至近距離に死角あり、命中補正低めといった傾向。
- 『Z』ではタンク時は通常版と連射攻撃を行うALL属性版がある。
- 『DD』では実弾属性のSR必殺技。メインアビリティは「底力II」で、サブアビリティは「HPアップII」。
- ロケット砲
- ダイファイター時に機体側面、カバーのついた両腕部からロケット弾を発射。
- ダイターンミサイル同様射程がやや長い。しかし、シリーズによって装備されているかはまちまち。
- 爆雷
- ダイファイター時に使用可能。
- 密着時の戦闘で使用され、地上の敵に対して威力を発揮する。発射箇所はダイターン・ミサイルと同一。小隊制を導入しているシリーズでは貴重なALL属性の武器となっており、周回を重ねて万丈の能力値が上昇している場合は敵小隊への有効なダメージソースと化す。
- ダイターン・ウェッブ
- 両腕の十字のレリーフを投げつける。
- ビッグ・ウェッブ
- 胸部の十字のレリーフを投げつける。ダイターン・ウェッブ名義で使用したこともある。
- 『IMPACT』では攻撃力は低いが無消費かつ中射程P属性になっており、白兵戦武器が軒並み射程が短くキャノンの弾数も少ない同作では反撃や援護の引き出し用として便利。
- ダイターン・スナッパー
- 両腰に装着された、ワイヤーフックを繋ぎあわせた鞭。2段階に伸ばし、敵を拘束することも可能。
- 原作での使用頻度は高く、サブタイトル画面でもおなじみで、『スーパーロボットスピリッツ』でも使われているが、SRWでの初登場は初参戦からかなり後の『Z』。
- ダイターン・クロスダート
- 両手から放たれる、蜘蛛の巣状の網。手を射出した状態でも使用できる。SRW未実装。
- ダイターン・ザンバー
- 膝から飛び出す剣であり、柄の部分からの光線が刀身として実体化することで形成される。刀身の形状からすると、名前の由来は恐らく「斬馬刀」と思われる。
- ハンマーやジャベリンよりは攻撃力が低いが、その分命中補正に優れる。射程が1なのが難。斬撃後、夕陽を背に決めポーズを取るシーンの演出が入ることが多いが、これはOPの再現。
- 『Z』では単独版はオミットされ、ジャベリン使用時の演出として組み込まれた。『第3次Z』では逆にザンバー以外のハンマーとジャベリンがオミットされたため近接武器はこれのみとなっている。『X』では上記の傾向から逆転し、ハンマーやジャベリンと異なり、射程は1だが攻撃力が最も高い。『X-Ω』ではアタッカー・ファイタータイプの通常攻撃に採用。
- 『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「ガッツI」で、サブアビリティは「攻撃力・防御力アップI」。
- ダイターン・ハンマー
- くるぶしから飛び出す鎖付きの鉄球。
- 初期の作品では接近戦用だったが『αシリーズ』以降有射程P属性になった。P武器の中では射程が長めの作品が多く、攻撃力やクリティカル補正も高い。命中補正の低さが欠点だが、それも万丈の能力の高さでカバーできる事がほとんど。
- 『第3次Z』では初めてオミットされたが、『V』で復活。『X』では、ジャベリンやザンバーと比べて射程が長いが攻撃力が低い。『X-Ω』では[Ω]ファイタータイプの必殺スキルに採用。
- ダイターン・ジャべリン
- 膝から飛び出す延長式の槍。穂先を射出することも可能。
- 敵に投擲して命中させ連続攻撃を加えた後、太陽を背に渾身の力で刺し貫く。SRWでは夕陽をバックに敵を斬るザンバーの対として、朝陽をバックに敵を貫くカットが挿入されることもある。ザンバーとハンマーの中間といった性能で、攻撃力はその2つよりも高い。
- 『Z』ではザンバーが無くこちらに統合されている。その後『第3次Z』と『V』でオミットされ、『X』でようやく復活、ハンマーやザンバーの中間の射程と攻撃力を持つ。『X-Ω』ではアタッカータイプの必殺スキルに採用。
- 『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。ハンマーからジャベリンにつなぐ連続技。メインアビリティは「太陽光エネルギー」で、移動力と攻撃力が増加する。戦闘回数に応じて防御力が増加する。ステージ開始時、気力が上昇する。サブアビリティは「移動力プラス(攻撃・防御)」。
- ダイターン・ファン
- 膝から飛び出すシールドとなる扇。そのまま広げて攻撃を防いだり、2枚を合体させて円形の盾にもなる。閉じた状態で打撃に用いることも。原作では敵の攻撃に対して、風を起こして防ぐといった使い方も披露した。
- シールド防御の際に使用。一部作品では斬り払いの際にも用いられる。バランス調整かシールドとしての強度や使用可能回数が低いことが多い。
- SRWでは『第4次』のパッケージイラストで所持していたが、ゲーム本編に取り入れられたのは『F完結編』でのシールド防御から。『第2次Z再世篇』では通常武装としても使えるようになった。『第3次Z天獄篇』では開いた状態でブーメランのように投げつける全体攻撃。
- 『X-Ω』ではディフェンダータイプの通常攻撃、必殺スキルに採用。
- ダイターン・バリヤー
- 全身からバリアを発生させる。原作ではダイターン3の全身を包み込むように攻撃をしてきた敵を引きはがすために使用した。SRW未実装。
必殺技
- サン・アタック
- 額の前立て中央からエネルギーを集中して放つ光弾でメガボーグの装甲を劣化させ、その劣化部分をダイターンクラッシュで打ち抜く。前口上は「日輪の力を借りて今、必殺のサン・アタック!」(原作では前口上なしもある)。命中すれば、ダイターンの10倍近いサイズのデスバトルであってもひとたまりもない。本来は太陽下でしか使用できない技だが、ゲーム中では再現されていない。再現されても困るが。搭乗者の技量も必要なのか、レイカ&ビューティが使用した際にはダイターン3の指を火傷させてしまった。
- 余談だが、効果音は後のシェンロンガンダムやアルトロンガンダムのドラゴンハングに流用されており、SRWでもきっちり再現されているため、共演作で聴き比べてみるのも一興。
- SRWではダイターン・クラッシュは代表的なトドメ演出として扱われる。また、特殊効果武器採用以降の作品では設定の通り装甲低下能力が付与されていることも多い。
- 『X-Ω』ではディフェンダー・[Ω]ファイタータイプの必殺スキルに採用。
- 『DD』では打撃属性のSSR必殺技。トドメ演出が無いために必ずダイターン・クラッシュが行われるので、打撃属性となっている。メインアビリティは「パルスイオンエンジン」で、攻撃力が増加する。必殺技命中時に2アクションの間、敵ユニットの攻撃力を減少。サブアビリティは「ダメージアップIII(打撃)」。
- サン・アタック乱れ撃ち
- サンアタックを乱れ撃ちする。ただし、ダイターンクラッシュによるフィニッシュは行なわない。
- 小隊制あるいはその派生システムのある作品では『天獄篇』を除いて、全体攻撃として採用されている。単独攻撃として採用されている作品の場合、移動後有射程の代わりにやや攻撃力を低くされるなどで、単発サン・アタックと差別化されている。
- 『X-Ω』ではアタッカー・ファイタータイプの必殺スキルに採用。
- 『DD』では打撃属性のSSR必殺技。MAP兵器。例によって乱れ撃つだけでダイターン・クラッシュはないのだが、なぜか打撃属性。メインアビリティは「超合金Da」で、スピードが増加する。気力が10増加する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。被ダメージ時と攻撃命中時の気力上昇量が1増加する。サブアビリティは「移動力プラス」。
- ダイターン・クラッシュ
- サン・アタックの〆に使われる攻撃で、実際にダメージを発生させているのは主にこちら。アタックで劣化した装甲部分をドロップキックで粉砕する(第13話では二段蹴りを使用した)。山をぶち抜くほどの貫通力を有する。原作では後半に行くにつれて使用頻度が減っていき、サン・アタック単体でトドメを刺した回もある。
- SRWにおける「トドメ演出」の先駆的存在。また、合体攻撃でザンボット3やトライダーG7と同時に披露することもあり、2機同時、もしくは3機同時でのダイターン・クラッシュは「コンビネーション・クラッシュ」と呼称され、ダイターンが参加していない合体攻撃に使われたことも。
- ダイターン・コンビネーション
- 『DD』で斬撃属性のSSR必殺技として登場。ジャベリン・ファン・ザンバーを投擲し、更にミサイルを3連射。キャノン、ビッグ・ウェッブ、ハンマー投げへと繋げ、最後にはザンバーで一刀両断。メインアビリティは「日輪の輝き」で攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージ・命中率が増加する。Mサイズ以下の敵ユニットとの戦闘時、攻撃力・防御力が増加する。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップIII」。
- キラキラのエフェクトを纏って相手を指差す、戻ってくるビッグ・ウェッブを膝屈伸で避ける、落ちてくるハンマーを指差しながらダイターンが笑っているなど、ダイターンらしいコミカルな演出が目立つ。これらの演出や武器を連続で使用する流れなどは、原作第37話での戦闘を再現したもの。ただし、この回のダイターンは空中に寝そべるといったこともしており、スパロボでは再現しきれないほどの演出がされている[4]。
合体攻撃
- コンビネーション・ブレード
- ザンボット3との合体攻撃。『R』で実装。ダイターンザンバーとザンボットカッターの連続斬り。
- 無敵乱舞
- ザンボット3との合体攻撃。コンビネーション・ブレードからダイターン・ファンとザンボット・バスターを投げつけ、さらにダイターン・ファンとザンボット・バスターで敵を滅多打ちにし、最後は上空にぶっ飛ばす。
- 『V』で実装。威力はスペース・コンビネーションはおろかサン・アタックにも劣るが、燃費はダイターン・ハンマー程度と優秀な部類。
- スペース・コンビネーション(アタック)
- ザンボット3との合体攻撃。『64』から登場。ダイターン3のサン・アタックと、ザンボット3のザンボット・ムーン・アタックの「太陽に照らされる月の光」。サン・アタックの部分にムーン・アタックが直撃し、両者の「コンビネーション・クラッシュ」で敵を打ち抜く。威力はファイナルダイナミックスペシャルに匹敵する。
- 3・3・7拍子
- ザンボット3とトライダーG7との合体攻撃。互いの共通武器を3・3・7拍子で繰り出す(槍→手裏剣→剣→戦闘機攻撃→戦車攻撃→戦闘機攻撃→銃→脚撃→拳)。八撃目ではマッハパトロールで攻撃、九~十一撃目でダイターン・ファンを両手に囃し立てているのが笑いを誘う。
- 無敵コンビネーション
- ザンボット3とトライダーG7との無敵合体攻撃。スペース・コンビネーションと入れ替わる形で『第2次Z』で実現。万丈の前口上から始まり、サンアタック・ムーンアタック・トライダーバードアタックの順番で各無敵ロボの必殺技が横一列順番で炸裂し、太陽・月の大穴と十文字に引き裂く。
特殊能力
- 剣装備、盾装備
- 切り払い、シールド防御を発動。
- 変形
- ダイファイター、ダイタンクへと変形可能。
- 分離
- マッハアタッカーに分離可能。『α』(『DC』)、『α外伝』のみ実装。分離以外の出現には、ダイターン3を撃墜させる必要があるので要注意。
- リフター機能
- ダイファイター。自分と小隊を組んでいる空適応のないユニットを飛行させることができる。『Z』でのみ実装。
移動タイプ
サイズ
- 2L(LL)
- L
- シリーズによってはダイファイター・ダイタンクはサイズが異なる。
カスタムボーナス
- 「攻撃後に変形可能」
- 『A PORTABLE』。ダイファイターで移動し、相手ターンにはダイターンで反撃できる…と思いきや、「移動後」ではなく「攻撃後」であるのが足を引っ張る。というのもダイファイターの移動力を活かすためにP武器で攻撃しようとすると使えるのが射程1の爆弾くらいしかないため、大抵は防御力の低いダイファイターのまま敵からの反撃を食らってしまうのである。このため移動用のダイファイターから攻防に優れたダイターンに変形する動きが実現しにくい。加えてダイタンクの存在意義がほぼほぼ死んでいるのもあり、一見使えそうで噛み合っていない惜しい能力。
- 「運動性+50」
- 『Zシリーズ』以降。巨大なスーパーロボットに付くと考えると一見ネタ能力だが、万丈の能力の高さのためにザコ攻撃はほとんど当たらないという笑えない強さになりかねない(実際につくと運動性は185。『V』や『X』では5段階で170、10段階で190に達する)。原作中ではコミカルな場面も含めて様々な動きを披露していたので、ある意味ダイターン3に合ったボーナスと言えなくもない。
- 事実、『X』パーフェクトバイブルの巻末インタビューにおいて、寺田Pが「原作の俊敏な動きをイメージしたもの」と答えている。
機体BGM
- 「カムヒア!ダイターン3」
- オープニング主題歌。
関連機体
- 量産型ダイファイター
- ダイファイターの簡易量産型。変形機構はオミットされている。
- 量産型ダイタンク
- ダイタンクの簡易量産型。変形機構はオミットされている。
- マサアロケット
- 万丈が火星を脱出する際、この機体にダイターンを搭載した。最終決戦でも同様の使い方をしている。
- 偽ダイターン3
- コマンダー・トーレスが作った偽物。元々がおもちゃなので、本物の半分以下というサイズ。
SRWでの関連機体
- ザンボット3
- 無敵シリーズ繋がりや太陽と月という対称性から揃って扱われることも多く、一部シリーズでは合体攻撃もある。ちなみに戦闘グラでは同じサイズだが実際は2倍の身長差がある。
- グルンガスト
- 旧シリーズでは3段変形ロボットとしてダイターン3の機体コンセプトを参考にしている。
余談
- 『新スーパーロボット大戦』には参戦していないが、ロボット大図鑑のトライダーG7の項目に、伏字入りで引き合いに出されている。
脚注
- ↑ 『F』の予約購入特典だった小冊子には、紐(?)で繋がれたダイターンをズルズルと引きずりながら進むアーガマというネタの4コマも掲載されていた。
- ↑ 「偽ダイターン3は本物より小さい」という設定があるため、上記の通りα版ダイターン3のグラフィックが後に偽ダイターン3として流用されたのは、この点が大きいと思われる。
- ↑ 『DD』はターン制ではないため一人だけ大きく足並みが遅れ、更に行動した回数で必殺技が発動可能になるので、敵の規定アクション数までに撃墜を目標とした場合必殺技が撃てないか相手までたどり着けないケースが起こりうる。
- ↑ 寺田貴信の2023年6月29日のツイート 2023年6月29日閲覧。
商品情報
当時発売されたクローバー製の「DXダイターン3」は完全変形可能で、クローバー商品でも傑作品であった。現在ではダイターン3のプラモデルのほか、バンダイの「超合金魂シリーズ」でも(やはり完全変形可能である)発売されている。