連合士官は『機動戦士ガンダムSEED』の登場人物。
概要
地球連合軍の一般艦長。
登場作品と役柄
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。連邦名義だが、グラフィックはSEEDの士官。ブルーコスモス派の連邦軍高官のグラフィックとしても使われる。
- スーパーロボット大戦Z
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- スーパーロボット大戦W
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 「連合軍士官」名義。アラスカ基地のサイクロプスを起動させるウィリアム・サザーランド大佐(SRW未登場)の役割。
- 一方でオーブ戦ではブルーコスモス関係者ではない地球連合高官として登場し、ムルタ・アズラエルに苦言を呈している。
名台詞
ガンダムSEEDシリーズ
- 「くそっ! 第十三独立部隊を展開しろ」
- 副官「よろしいのですか?」
- 「何のために作ったモビルスーツ部隊だ! 奴等に我々の底力を見せてくれるわ!」
- 『機動戦士ガンダムSEED』第37話より。パナマ基地戦での基地司令室にて。既存兵器を使用した戦闘で劣勢になりつつあり、基地司令官はストライクダガーの実戦投入を決断。実戦投入されたストライクダガー隊はザフトのモビルスーツ隊を瞬く間に翻弄し、戦局を一気に連合有利へと覆した。
- しかし、ザフトの戦略EMP兵器グングニールでストライクダガー隊や基地の全機能が停止し、マスドライバーは破壊されて司令部も爆撃で消滅。司令官も戦死してしまう。だが、ストライクダガーがザフト軍と互角以上に戦える存在である事は証明されることになった。
- ちなみに英語版では「奴ら」の部分を「スペースモンスター」と発言しており、司令官はブルーコスモスのシンパであった可能性が高い。
- 「明ヒトフタマルマルを持って第六・第七機動艦隊は月周回軌道を離脱。プラント防衛要塞ボアズ及びプラント本国への直接攻撃を開始する」
- 『機動戦士ガンダムSEED』第37話より。ニュートロンジャマーキャンセラーのデータ入手により再度核兵器が使用可能となり、他の地球連合高官が難色を示す中でアズラエル主導でプラントへの全滅攻撃を可決。地球連合軍最高司令部からの命令を受け、月面プトレマイオス基地司令官が司令部で発令した出撃命令の台詞。
- この発令により第1次連合・プラント大戦の最終決戦が幕を上げる。
- 「なるほど、確かに中々やる船だな。ザムザザーはどうした? あまりに獲物が弱った後では効果的なデモは撮れんぞ」
- 副官「ハッ! 準備出来次第、発信させます」
- 「身贔屓かもしれんがね。私はこれからの主力はああいった新型のモビルアーマーだと思っている。ザフトの真似をして作った蚊トンボの様なモビルスーツよりもな」
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第12話より。オーブ沖でザフト軍新造戦艦ミネルバと戦う連合軍太平洋艦隊司令官の発言。
- ザムザザーの性能を評価していた模様であり、同時にザフトから生まれたモビルスーツが主力兵器である事も苦々しく思っている模様。
- この司令官の想いが通じたのかは不明だが、ザムザザー、ゲルズゲー、ユークリッドなど地球連合軍では大型モビルアーマーの量産化は実際に行われる事になる。
- 「ええい! ファントムペインめ……」
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第16話より。インド洋前線基地司令官の台詞。自身の基地から発進していくウィンダムを眺めながら。
- ネオ・ロアノーク率いる第八十一独立機動群によって基地守備隊のウィンダムを強引に徴用されてしまったため、実に忌々しそうに吐き捨てている。
- しかも、ミネルバとの戦闘によりウィンダムは全滅。ファントムペインは基地防衛を放棄して撤収してしまい、通常兵器しか残されなかった基地はシン・アスカによって殲滅される憂き目にあってしまう。
- 「しかし、本当に撃つのですかな? 貴方はコレを」
- ジブリール「当たり前だ。そのためにわざわざこちらに上がったんだからな」
- 「それは頼もしいお言葉だ。うれしく思いますよ。ならば我々も懸命に働いた甲斐があるというもの、こんなところでもね」
- 「最近は必要だと巨費を投じて作っておきながら肝心の時に撃てないという、『優しい政治家』が多いものでね。それでは我々軍人は一体何なのか、とつい思ってしまうのですよ」
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第44話より。全方位軌道間戦略砲「レクイエム」の発射シークエンス中のダイダロス基地司令官の発言。
- 口調は穏やかだが、レクイエムが実質的に死蔵されていた事に不満を抱いていた様で、大量破壊兵器は使用するためにあると言わんばかりの発言をしている。ジブリールに従う事に疑問を持っていない事からブルーコスモスのシンパであり、同時にかなり強硬派である事を窺わせる。
- ちなみに彼が言う『優しい政治家』とは、この後にジブリールが「大統領の様な臆病者」と言葉を紡いでいるため、大西洋連邦大統領ジョゼフ・コープランドの事だと思われる。