ヘレン・ジャクソンは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。
概要
リガ・ミリティアシュラク隊のメンバーで、性格は勝ち気。その性格は一番シュラク隊に似合うほどと評されていた。
原作第11話にて、ジブラルタルへ向かう輸送機を阻止しようとしたベスパのモビルスーツ隊トムリアットとの壮絶な相討ちを遂げ、シュラク隊最初の戦死者となった。
初登場話から2話で戦死するという衝撃的な展開であり、メンバーらは全く信じられない様子だった。
登場作品と役柄
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初出演作品。必中・熱血・気合・覚醒といった攻撃的な精神コマンドを覚え、攻撃力も本作のガンダム系トップクラスに高いが、その一方で回避・防御系のコマンドを一切持たない(原作で真っ先に戦死したからだろうか……)というSRWシリーズ全体を通して見てもかなり個性的な構成。
- 育てて使っていくなら、大火力必殺武器によるボスキラーか、あるいは反撃を受けずに攻撃できるマップ兵器役をメインにすると良い。また回避能力の低さを補うためには気合を活かして分身能力を持つ機体に乗ることが望ましい。……というわけで、これら全ての条件を満たせるV2アサルトバスター(次点でガンダムF91)との相性は非常に良かったりする。
- スーパーロボット大戦α
- スポット参戦。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 声が入った。第4話にてジュンコ、ケイトと共に先に仲間になり、一時仲間から抜けるが、宇宙編にて隊の仲間を引き連れて合流。レベルを上げておかないと、レベル10で加入する他のメンバーと差が出るので宇宙編に進むつもりなら離脱前に少し上げておくといい。宇宙に上がってからも強制出撃1回あり。作中、空中で相手を迎撃したためか足かせを覚えるが、今回もやはりひらめきや集中は覚えない。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
パイロットステータス
- 第2次G
- 根性、ド根性、必中、気合、熱血、覚醒
- 新
- 加速、熱血、信頼、ド根性、足かせ、必中
- α
- 根性、ひらめき、信頼、激励、気合、友情
- 新
- 切り払いL4、シールド防御L4
- α(DC)
- シールド防御L5、切り払いL6
人間関係
- オリファー・イノエ
- 隊長。
- ジュンコ・ジェンコ
- 隊の仲間。「姉さん」と慕われ、ウッソ・エヴィンとオデロ・ヘンリークとの喧嘩にベージュ色の口紅を分けてくれるよう約束した。
- マヘリア・メリル
- 隊の仲間。敵討ちと気が張っていたが、結果的に第2の戦死者になったのは悲劇であった。
- ペギー・リー、ケイト・ブッシュ、コニー・フランシス
- 隊の仲間。
他作品との人間関係
- カミーユ・ビダン
- 『第2次G』では、彼の幼馴染のファがパイロットになる事に異を唱えた彼の発言を、女性を差別した問題発言だと詰め寄り、シュラク隊のメンバーと共に説得する。
名台詞
- 「止まったらやられるだろ! 逃げるか、戦うか、はっきりするんだよ!」
- 第10話に於ける初台詞。銃を突きつけたトムリアットを前に驚愕の声を上げるウッソを援護し、撃墜した後の台詞。この声を聞いて、ウッソは「あれも女の人がパイロット」と動揺した。
- 『新』ではキャラクターデータに記載されている。
- 「ヴィクトリーのパイロットさん、いい手並みだったよ。爆発させずに2機のトムリアットを戦闘不能にしたのは」
- 同上。戦闘終了後、ウッソの手並みを賞賛する。なお先のトムリアットはメインエンジンが爆発し、近くにいたシャクティとカルルも被爆する事態であったため、こう賞賛したのだろう。ちなみに場面自体、ヘレンのカットが挿入されないため、ガンイージが話しているように見える。
- …ファンの間ではシュラク隊は「ウッソかシャクティと話し始めたら死ぬ」とまで言われており、ヘレンは早期にウッソと関わりを持ってしまったことがかえって死期を早めてしまったのかもしれない。
- 「上空のは任せてもらうよ、姉さん!」
- 第11話より。べチエンでの戦闘で、トムリアット部隊に挑む際の台詞。
- 「そうそう好きにさせやしないよ!」
- 輸送機に襲い掛かるトムリアットを襲撃した際の台詞。この後ビームサーベルをつきたてるが…。
- ゲームでは戦闘台詞に採用されている。
- 「はぁぁぁぁっ!!」
- カウンターとばかりに拳でコックピットを潰され絶命。シュラク隊初の戦死者となってしまった…。
- これを見たオデロ・ヘンリーク、ウォレンは「相打ち!?」「そんなの…」と絶句した。ゲームでは撃墜台詞に採用されている。
- 第12話冒頭のナレーターからも「戦いの中で一瞬の強気が自らの命を絶つことになったのだ」とも評されている。
搭乗機体
- ガンイージ
資料リンク