「特攻」の版間の差分
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「トッコウ」「カミカゼ」は[[日本]]以外での国(主にかつて「特別攻撃」を受けたアメリカ)でも通用する言葉であり、2001年のいわゆる「9.11」同時多発テロ攻撃を「カミカゼの再来」と評する向きもあった。 | 「トッコウ」「カミカゼ」は[[日本]]以外での国(主にかつて「特別攻撃」を受けたアメリカ)でも通用する言葉であり、2001年のいわゆる「9.11」同時多発テロ攻撃を「カミカゼの再来」と評する向きもあった。 | ||
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;[[巴武蔵]] | ;[[巴武蔵]] | ||
− | :最終回で単身コマンドマシンに乗り、[[無敵戦艦ダイ]] | + | :最終回で単身コマンドマシンに乗り、[[無敵戦艦ダイ]]に特攻。ただ、彼自身は生きて帰る事を望んでおり、攻撃でコントロールを失ったコマンドマシンがたまたまダイへの内部に突入に成功した形なので、特攻といえるかは実は微妙。<br />漫画版と『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ|真対ネオ]]』では、[[ゲッターロボ]]のエネルギー炉を引き抜き暴発させて、[[恐竜帝国]]の軍勢を巻き込んだ。 |
;[[夕月京四郎]] | ;[[夕月京四郎]] | ||
:第9話で[[ガルバーFXII]]で特攻。しかし無事に生還し、同型機で最後まで戦い抜くという、戦闘機乗りのお約束である「特攻して死亡」というパターンを見事に回避している。 | :第9話で[[ガルバーFXII]]で特攻。しかし無事に生還し、同型機で最後まで戦い抜くという、戦闘機乗りのお約束である「特攻して死亡」というパターンを見事に回避している。 | ||
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:アニメ版ではテルミノ・クレメンティアの作戦時、[[シャングリラ (ラインバレル)|シャングリラ]]で[[グラン・ネイドル]]へと特攻をかけて撃沈、両者とも死亡。 | :アニメ版ではテルミノ・クレメンティアの作戦時、[[シャングリラ (ラインバレル)|シャングリラ]]で[[グラン・ネイドル]]へと特攻をかけて撃沈、両者とも死亡。 | ||
;[[石神邦生]] | ;[[石神邦生]] | ||
− | : | + | :アニメ版では加藤ともに特攻(石神はこの時点では既にプログラム上の存在であったが)。原作漫画版では、ヒトマキナの転送フィールドを[[ジュダ]]の転送フィールドをぶつけることで相殺を図った。 |
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;[[ガルマ・ザビ]] | ;[[ガルマ・ザビ]] | ||
− | :[[ガウ]]で[[ホワイトベース]] | + | :[[ガウ]]で[[ホワイトベース]]に特攻を謀るが、ホワイトベースに撃破される。 |
;[[リュウ・ホセイ]] | ;[[リュウ・ホセイ]] | ||
:[[クラウレ・ハモン]]の乗る[[マゼラトップ]]に隙を狙われた[[ガンダム]]を救うために[[コアファイター]]で特攻。 | :[[クラウレ・ハモン]]の乗る[[マゼラトップ]]に隙を狙われた[[ガンダム]]を救うために[[コアファイター]]で特攻。 | ||
;[[ドズル・ザビ]] | ;[[ドズル・ザビ]] | ||
− | :[[ソロモン]] | + | :[[ソロモン]]戦終盤、敗北濃厚となり要塞放棄を決意、その際退却する味方を援護すべく[[地球連邦軍]]主力艦隊に特攻した。結果、地球連邦軍ティアンム艦隊の多数の艦艇を撃沈、司令官のティアンムを自身の道連れにしている。 |
;[[スレッガー・ロウ]] | ;[[スレッガー・ロウ]] | ||
:[[ビグ・ザム]]に特攻し、結果的にビグ・ザムの[[Iフィールド]]を破った。TV版では[[Gファイター]]、劇場版では[[コアブースター]]で特攻。 | :[[ビグ・ザム]]に特攻し、結果的にビグ・ザムの[[Iフィールド]]を破った。TV版では[[Gファイター]]、劇場版では[[コアブースター]]で特攻。 | ||
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:[[ホンコン・シティ]]での戦いで、[[スードリ]](劇場版にて[[ガルダ級]])で[[アウドムラ]]に特攻をかける。部下には退艦命令を出したが、残る者も多かった。 | :[[ホンコン・シティ]]での戦いで、[[スードリ]](劇場版にて[[ガルダ級]])で[[アウドムラ]]に特攻をかける。部下には退艦命令を出したが、残る者も多かった。 | ||
;[[カミーユ・ビダン]] | ;[[カミーユ・ビダン]] | ||
− | :[[Ζガンダム]]のウェイブライダー形態で[[パプテマス・シロッコ]]の[[ジ・O]] | + | :[[Ζガンダム]]のウェイブライダー形態で[[パプテマス・シロッコ]]の[[ジ・O]]に[[突撃]]し撃破するが、精神崩壊した(TV版)。 |
+ | :スパロボではΖガンダムの武器に「ウェイブライダー突撃」として実装されている。 | ||
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:[[V2ガンダム|V2]]の[[コアファイター (V2)|コアファイター]]でバイク戦艦に特攻した。 | :[[V2ガンダム|V2]]の[[コアファイター (V2)|コアファイター]]でバイク戦艦に特攻した。 | ||
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:若者たちを退艦させた後、残った老人たちと共に[[リーンホースJr.]]で特攻をかけモトラッド艦隊を全滅させた。 | :若者たちを退艦させた後、残った老人たちと共に[[リーンホースJr.]]で特攻をかけモトラッド艦隊を全滅させた。 | ||
;[[ジャミル・ニート]] | ;[[ジャミル・ニート]] | ||
− | :[[ガロード・ラン|ガロード]] | + | :[[ガロード・ラン|ガロード]]を[[宇宙]]に上げるため、ガロードおよび[[ガンダムダブルエックス]]が乗っているシャトルの狙撃をしようとしていた敵艦・バンダールII世に[[フリーデン]]で特攻した。<br />厳密には、特攻を仕掛けると言い出したのはクルーの[[サラ・タイレル]]であり、ジャミル自身は[[ガンダムエックス・ディバイダー]]に乗って艦外で戦闘中であった(しかし、フリーデン所属の全MSをフリーデン上に召集し防衛する命令を出しており、実質的に一緒に突っ込んでいる)。<br />なお、特攻直前に総員退艦命令が出されており、全員が生存する(しかし、ほぼ着の身着のままの脱出に近かったため、後に新連邦軍に拘束されている。) |
;[[量産イノベイド]] | ;[[量産イノベイド]] | ||
− | : | + | :[[ソレスタルビーイング|CB]]・[[カタロン]]・[[地球連邦軍 (00)|連邦勢]]に大量の[[ガガ]]で特攻。ちなみに、特攻を仕掛ける直前の[[トランザム]]発動シーンはネタ要素も高い。 |
;[[アンドレイ・スミルノフ]] | ;[[アンドレイ・スミルノフ]] | ||
− | : | + | :[[地球]]に迫る大型ELSを喰いとめるために[[GN-X IV]]でトランザムを発動させ、機体を侵食されながらも特攻を敢行する。 |
;[[グラハム・エーカー]] | ;[[グラハム・エーカー]] | ||
− | : | + | :[[ELS]]との対話に臨む[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の道を切り開くために、侵食を受けながらも自爆による特攻でELS中枢部への道を切り開いた。 |
=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
;[[ガルド・ゴア・ボーマン]] | ;[[ガルド・ゴア・ボーマン]] | ||
− | :[[ゴーストX-9]]を撃墜する為に搭乗機の[[YF-21]] | + | :[[ゴーストX-9]]を撃墜する為に搭乗機の[[YF-21]]のリミッターを解除して特攻。機体は大破はしていない(OVA版ではそのまま爆散した)が、パイロットのガルドはGに耐え切れず死亡。 |
;[[金竜]] | ;[[金竜]] | ||
:[[惑星ラクス]]での大気圏内戦闘にて[[VF-11CFA サンダーボルト]]に無断で搭乗、出撃を行い敵艦に「突撃ラブハート」を歌いながら突撃、そのまま破壊すると同時に自身も巻き込まれて死亡した。 | :[[惑星ラクス]]での大気圏内戦闘にて[[VF-11CFA サンダーボルト]]に無断で搭乗、出撃を行い敵艦に「突撃ラブハート」を歌いながら突撃、そのまま破壊すると同時に自身も巻き込まれて死亡した。 | ||
;[[ブレラ・スターン]] | ;[[ブレラ・スターン]] | ||
− | : | + | :自力で[[インプラント]]を引きちぎって[[クイーン・フロンティア]]に特攻し、[[電脳貴族]]を道連れに死亡した。 |
;[[シンジロウ・サコミズ]] | ;[[シンジロウ・サコミズ]] | ||
− | : | + | :劇中で行ったわけではないが、地上にいた時に太平洋戦争に従軍しており、特攻隊に所属していた。 |
+ | :実際に特攻をかけた際に[[リーンの翼]]の導きで[[異世界]][[バイストン・ウェル]]に飛ばされ……というのが、原作小説版。OVA版は、そのIFの後日談という位置づけ。 | ||
== スパロボで特攻を敢行した人物 == | == スパロボで特攻を敢行した人物 == | ||
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:『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』で、[[飛行要塞グール]]で[[新早乙女研究所]]へ特攻を敢行するが、[[真・ゲッター1]]のストナーサンシャインの一撃で失敗に終わる。 | :『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』で、[[飛行要塞グール]]で[[新早乙女研究所]]へ特攻を敢行するが、[[真・ゲッター1]]のストナーサンシャインの一撃で失敗に終わる。 | ||
;[[ヒドラー元帥]] | ;[[ヒドラー元帥]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦Z]]』で[[グラー博士]] | + | :『[[スーパーロボット大戦Z]]』で[[グラー博士]]を[[アクエリオン]]の攻撃から庇って彼を逃がし、[[百鬼帝国]]の将来を案じながら[[メカ要塞鬼]]で[[月光号]]に特攻、死亡する。 |
;[[エギーユ・デラーズ]] | ;[[エギーユ・デラーズ]] | ||
:『[[第4次スーパーロボット大戦]]』で、ノイエDCをガトーに託し、ゲスト軍に戦艦ごと特攻した。 | :『[[第4次スーパーロボット大戦]]』で、ノイエDCをガトーに託し、ゲスト軍に戦艦ごと特攻した。 | ||
;[[ジェリド・メサ]] | ;[[ジェリド・メサ]] | ||
− | : | + | :『スーパーロボット大戦F完結編』のポセイダルルートで条件を満たすと[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]の「[[マウアー・ファラオ|マウアー]]も[[クローン]]として復活させてやる」との台詞により激昂し、シャピロに特攻、戦死する。 |
+ | :余談だが、原作である『[[機動戦士Ζガンダム]]』第30話のサブタイトルは「ジェリド特攻」である。 | ||
;[[バスク・オム]] | ;[[バスク・オム]] | ||
− | :『スーパーロボット大戦F完結編』のDCルートシナリオ「野望の果てに」で敵が13機以下になると[[増援]] | + | :『スーパーロボット大戦F完結編』のDCルートシナリオ「野望の果てに」で敵が13機以下になると[[増援]]が登場するが、この時まで彼が生き残っていると、パプテマス・シロッコに[[ドゴス・ギア]]で特攻して死亡するイベントが発生する。 |
;[[トレーズ・クシュリナーダ]] | ;[[トレーズ・クシュリナーダ]] | ||
:『スーパーロボット大戦F完結編』では最終シナリオで[[トールギスII]]に搭乗し、[[ヴァルシオン]]に特攻して死亡する。 | :『スーパーロボット大戦F完結編』では最終シナリオで[[トールギスII]]に搭乗し、[[ヴァルシオン]]に特攻して死亡する。 | ||
:『[[スーパーロボット大戦D]]』では、最終決戦でトールギスIIに搭乗し、何度も復活を繰り返す[[ペルフェクティオ]]の乗る[[ファートゥム]]に特攻して死亡する。 | :『[[スーパーロボット大戦D]]』では、最終決戦でトールギスIIに搭乗し、何度も復活を繰り返す[[ペルフェクティオ]]の乗る[[ファートゥム]]に特攻して死亡する。 | ||
;[[ガンダル司令]] | ;[[ガンダル司令]] | ||
− | :『スーパーロボット大戦D』では、シナリオ「死闘!ギシン星最終決戦!(前半)」で、裏切りを起こした自らの半身[[レディガンダル]]を殺害した事で自分の命も残りわずかとなったため、[[マザーバーン]]で[[ブルー・スウェア]] | + | :『スーパーロボット大戦D』では、シナリオ「死闘!ギシン星最終決戦!(前半)」で、裏切りを起こした自らの半身[[レディガンダル]]を殺害した事で自分の命も残りわずかとなったため、[[マザーバーン]]で[[ブルー・スウェア]]に特攻する。 |
+ | :ここでは1EPから自軍めがけて移動し、味方ユニットに隣接すると自爆するため、近寄られる前にマザーバーンを撃墜しなければならない。 | ||
;[[ギルバート・デュランダル]] | ;[[ギルバート・デュランダル]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦L]]』では、[[メサイア]]陷落後の次の話で、[[ネオスゴールド]] | + | :『[[スーパーロボット大戦L]]』では、[[メサイア]]陷落後の次の話で、[[ネオスゴールド]]の[[バリア]]に捕まった[[LOTUS]]を助ける為、メサイアでクトゥルフ要塞に特攻して死亡する(フラグが立っていなければ[[レイ・ザ・バレル|レイ]]もそれに付き合う)。 |
;[[グラサン・グリン]] | ;[[グラサン・グリン]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦UX]]』30話「大いなる胎動」にて、[[零影]]と[[飛影]]の戦闘を見て忍者伝説の真相(=今起こっている戦いが、未来においてその伝説となる)に気付き、それを覆そうと[[エルシャンク]]に特攻をかけた。結局直前で回避されて失敗、艦の落下地点にいた[[エンネア]]を巻き込むことに。 | :『[[スーパーロボット大戦UX]]』30話「大いなる胎動」にて、[[零影]]と[[飛影]]の戦闘を見て忍者伝説の真相(=今起こっている戦いが、未来においてその伝説となる)に気付き、それを覆そうと[[エルシャンク]]に特攻をかけた。結局直前で回避されて失敗、艦の落下地点にいた[[エンネア]]を巻き込むことに。 | ||
;[[キバの輩]]、[[ガラン軍兵士]] | ;[[キバの輩]]、[[ガラン軍兵士]] | ||
− | : | + | :『スーパーロボット大戦UX』第47話「HEAVEN AND EARTH」にて[[人類軍]]の手で脳波制御されてしまい、'''無理矢理[[エルシャンク]]に特攻させられる'''。 |
+ | :かつての敵ではあったが、悲鳴を上げながら爆死していく彼らの姿に[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ショックを]][[九条美海|受ける者]]や[[真上遼|「作られた人間」の末路に絶叫する者]]、[[シンジロウ・サコミズ|平然と他人を特攻させる事に]][[関羽ガンダム|怒号を上げる者]]もいた。 | ||
+ | :『[[無敵超人ザンボット3]]』において[[ガイゾック]]の手によって行われた[[人間爆弾]]を連想させられる'''スパロボ史上屈指の陰鬱な特攻シーン'''と言える。 | ||
;[[紫東遙]] | ;[[紫東遙]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]』の最終話で、[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]] | + | :『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]』の最終話で、[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]にトドメを刺されそうになった[[神名綾人|綾人]]を救う為にバレンティナと共に[[ミデア]]でユキムラの駆る[[アゾエーブ]]に特攻し、綾人を救うが、ユキムラの攻撃によってバレンティナと共に死亡する。 |
;[[バン・バ・チュン]] | ;[[バン・バ・チュン]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2|スーパーロボット大戦OG2]]』より登場。[[オペレーション・プランタジネット]]の最終局面で、部下の[[ユウキ・ジェグナン|ユウキ]]や[[リルカーラ・ボーグナイン|カーラ]]達に未来を託し、[[ビアン・ゾルダーク|ビアン]]の遺児である[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]] | + | :『[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2|スーパーロボット大戦OG2]]』より登場。 |
+ | :[[オペレーション・プランタジネット]]の最終局面で、部下の[[ユウキ・ジェグナン|ユウキ]]や[[リルカーラ・ボーグナイン|カーラ]]達に未来を託し、[[ビアン・ゾルダーク|ビアン]]の遺児である[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の身を案じながら、[[インスペクター]]に対して[[ライノセラス]]で特攻して散った。 | ||
+ | :しかし、その高潔な死に様は、[[メキボス]]によって、「…今時流行らねえんだよな、ああいうの」と一蹴されている。 | ||
;[[オウカ・ナギサ]] | ;[[オウカ・ナギサ]] | ||
− | :『スーパーロボット大戦OG2』より登場。[[アースクレイドル]]での決戦で自分を取り戻したが、最期は[[ラピエサージュ]]で、[[マシンセル]]の暴走により復活した[[アギラ・セトメ|アギラ]] | + | :『スーパーロボット大戦OG2』より登場。[[アースクレイドル]]での決戦で自分を取り戻したが、最期は[[ラピエサージュ]]で、[[マシンセル]]の暴走により復活した[[アギラ・セトメ|アギラ]]を道連れに自爆。 |
+ | :ちなみに、彼女の名は太平洋戦争で使われた特攻機「桜花」と同じで、寺田プロデューサーからもそのことが明言されている。 | ||
;[[リー・リンジュン]] | ;[[リー・リンジュン]] | ||
− | : | + | :[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]の企みを挫くべく[[エア・クリスマス]]で突撃をかける。その一撃で座標を確定した後、[[アダマトロン]]内部へ転移・自爆するという壮絶な最期を遂げる。 |
;[[バレンティナ・レアニカ]] | ;[[バレンティナ・レアニカ]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]] | + | :『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]』の最終話で、ユキムラにトドメを刺されそうになった綾人を救う為に遙と共に[[ミデア]]でユキムラの駆るアゾエーブに特攻し、綾人を救ったが、ユキムラの攻撃によって遙と共に死亡する。 |
;[[ケイジ・タチバナ]] | ;[[ケイジ・タチバナ]] | ||
:『スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd』の最終話で、最終決戦の末、[[Aフォース]]のほぼ全員が満身創痍の中、[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]が再び「破滅の波導」を放たんとした時、[[天羽々斬]]で彼の駆る[[アゾエーブ]]に特攻し、相討ちとなって死亡した。 | :『スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd』の最終話で、最終決戦の末、[[Aフォース]]のほぼ全員が満身創痍の中、[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]が再び「破滅の波導」を放たんとした時、[[天羽々斬]]で彼の駆る[[アゾエーブ]]に特攻し、相討ちとなって死亡した。 | ||
− | : | + | :なお、2014年7月現在、[[バンプレストオリジナル]]の[[主人公]]中唯一の'''死者'''。 |
;[[ランド・トラビス]]、[[セツコ・オハラ]] | ;[[ランド・トラビス]]、[[セツコ・オハラ]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦Z]]』最終話で、時空修復を行おうとしている[[ZEUTH]]を妨害にきた[[ジ・エーデル・ベルナル]]を止めるため、彼の乗機[[カオス・レムレース]] | + | :『[[スーパーロボット大戦Z]]』最終話で、時空修復を行おうとしている[[ZEUTH]]を妨害にきた[[ジ・エーデル・ベルナル]]を止めるため、彼の乗機[[カオス・レムレース]]に組み付き、自機のスフィアをわざと暴走させて自分もろとも次元の狭間へと放逐した。 |
+ | :その後の主人公の運命はエンディングの種類によって変化する。 | ||
;[[カルロス・アクシオン・Jr.]] | ;[[カルロス・アクシオン・Jr.]] | ||
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』にて、ZONEブレイカーを積んだ輸送機に乗り込み、[[ZONE]]の暴走を止めようとするクロウに変わって特攻して死亡した。 |
;[[エルリック・シャルティール]] | ;[[エルリック・シャルティール]] | ||
:[[ル=コボル]]駆る[[アルケウス]]を撃退すべく突撃をかけた。パワー不足で企図を果たせず、そのまま[[イディクス]]に拘束。[[ガズム]]もしくはル=コボルの器として使われることに。 | :[[ル=コボル]]駆る[[アルケウス]]を撃退すべく突撃をかけた。パワー不足で企図を果たせず、そのまま[[イディクス]]に拘束。[[ガズム]]もしくはル=コボルの器として使われることに。 |
2014年7月20日 (日) 06:16時点における版
特攻(Suicide Attack)
現実において
太平洋戦争において戦力的に劣勢に立たされた旧日本軍が組織した「神風特別攻撃隊(かみかぜとくべつこうげきたい)」、または彼らが実行した捨て身の突撃戦法「特別攻撃」の略。本来は「しんぷう」と呼ぶのが正しいのだが、一般には「カミカゼ」の名前で知られている。
「トッコウ」「カミカゼ」は日本以外での国(主にかつて「特別攻撃」を受けたアメリカ)でも通用する言葉であり、2001年のいわゆる「9.11」同時多発テロ攻撃を「カミカゼの再来」と評する向きもあった。
フィクションにおいて
ロボットアニメでも自勢力が窮地に陥った場合、状況を打開するために、特攻を仕掛ける人物が出る場合がある。ロボットものに限らずフィクションの作品を語る上では、上層部の命令でなくとも、上述したような死を賭した捨身の突撃全般を「特攻」と表現する場合が多い。
ロボットアニメでの用いられ方は、大きく分けて「主要な味方キャラが特攻」「敗北間近の敵将が最後の手段として特攻」「名無しかそれに近い一兵士が特攻」の3通り。いずれの場合も作品の山場で使われることが多い。
スパロボでは
スパロボでも、重要イベントとして特攻は度々描写される。昔のスパロボではイベントで特攻した味方はそのまま登録が抹消されたが、最近の作品ではクリア後に無条件、あるいは特定条件を満たすと生存が確認され、継続使用が可能な場合も多い。
なお精神コマンドの「自爆」は、機体を爆発させて相手にダメージを与える手段だが、パイロットが死ぬわけでは無い。精神コマンド的には、特攻はむしろ捨て身が近いと言える(武蔵やスレッガーなど、原作において特攻と呼べる行動を取った人物が修得することが多い)。
特攻を敢行した人物
スーパー系
- あしゅら男爵
- ブードでマジンガーZに特攻して死亡する。
- 巴武蔵
- 最終回で単身コマンドマシンに乗り、無敵戦艦ダイに特攻。ただ、彼自身は生きて帰る事を望んでおり、攻撃でコントロールを失ったコマンドマシンがたまたまダイへの内部に突入に成功した形なので、特攻といえるかは実は微妙。
漫画版と『真対ネオ』では、ゲッターロボのエネルギー炉を引き抜き暴発させて、恐竜帝国の軍勢を巻き込んだ。 - 夕月京四郎
- 第9話でガルバーFXIIで特攻。しかし無事に生還し、同型機で最後まで戦い抜くという、戦闘機乗りのお約束である「特攻して死亡」というパターンを見事に回避している。
- 神宮寺力
- 妖魔巨烈獣バラゴーンにブルーガーで特攻。コープランダー隊唯一の戦死者となった。
- 神ファミリー
- ガイゾックとの最終決戦は特攻のオンパレードだった。
- 勇者ロボ軍団
- ピサ・ソールの無限再生を止めるためにソール11遊星主のラウドGストーンを捨て身で爆破した。
- 加藤久嵩
- アニメ版ではテルミノ・クレメンティアの作戦時、シャングリラでグラン・ネイドルへと特攻をかけて撃沈、両者とも死亡。
- 石神邦生
- アニメ版では加藤ともに特攻(石神はこの時点では既にプログラム上の存在であったが)。原作漫画版では、ヒトマキナの転送フィールドをジュダの転送フィールドをぶつけることで相殺を図った。
ガンダムシリーズ
- ガルマ・ザビ
- ガウでホワイトベースに特攻を謀るが、ホワイトベースに撃破される。
- リュウ・ホセイ
- クラウレ・ハモンの乗るマゼラトップに隙を狙われたガンダムを救うためにコアファイターで特攻。
- ドズル・ザビ
- ソロモン戦終盤、敗北濃厚となり要塞放棄を決意、その際退却する味方を援護すべく地球連邦軍主力艦隊に特攻した。結果、地球連邦軍ティアンム艦隊の多数の艦艇を撃沈、司令官のティアンムを自身の道連れにしている。
- スレッガー・ロウ
- ビグ・ザムに特攻し、結果的にビグ・ザムのIフィールドを破った。TV版ではGファイター、劇場版ではコアブースターで特攻。
- シロー・アマダ、アイナ・サハリン
- 満身創痍のEz-8を駆り、ギニアス・サハリンのアプサラスIIIへ特攻。アイナは特攻を敢行した人物としては珍しい、大きな負傷もなく生存した人物である。
- ベン・ウッダー
- ホンコン・シティでの戦いで、スードリ(劇場版にてガルダ級)でアウドムラに特攻をかける。部下には退艦命令を出したが、残る者も多かった。
- カミーユ・ビダン
- Ζガンダムのウェイブライダー形態でパプテマス・シロッコのジ・Oに突撃し撃破するが、精神崩壊した(TV版)。
- スパロボではΖガンダムの武器に「ウェイブライダー突撃」として実装されている。
- オリファー・イノエ
- V2のコアファイターでバイク戦艦に特攻した。
- ロベルト・ゴメス
- 若者たちを退艦させた後、残った老人たちと共にリーンホースJr.で特攻をかけモトラッド艦隊を全滅させた。
- ジャミル・ニート
- ガロードを宇宙に上げるため、ガロードおよびガンダムダブルエックスが乗っているシャトルの狙撃をしようとしていた敵艦・バンダールII世にフリーデンで特攻した。
厳密には、特攻を仕掛けると言い出したのはクルーのサラ・タイレルであり、ジャミル自身はガンダムエックス・ディバイダーに乗って艦外で戦闘中であった(しかし、フリーデン所属の全MSをフリーデン上に召集し防衛する命令を出しており、実質的に一緒に突っ込んでいる)。
なお、特攻直前に総員退艦命令が出されており、全員が生存する(しかし、ほぼ着の身着のままの脱出に近かったため、後に新連邦軍に拘束されている。) - 量産イノベイド
- CB・カタロン・連邦勢に大量のガガで特攻。ちなみに、特攻を仕掛ける直前のトランザム発動シーンはネタ要素も高い。
- アンドレイ・スミルノフ
- 地球に迫る大型ELSを喰いとめるためにGN-X IVでトランザムを発動させ、機体を侵食されながらも特攻を敢行する。
- グラハム・エーカー
- ELSとの対話に臨む刹那の道を切り開くために、侵食を受けながらも自爆による特攻でELS中枢部への道を切り開いた。
リアル系
- ガルド・ゴア・ボーマン
- ゴーストX-9を撃墜する為に搭乗機のYF-21のリミッターを解除して特攻。機体は大破はしていない(OVA版ではそのまま爆散した)が、パイロットのガルドはGに耐え切れず死亡。
- 金竜
- 惑星ラクスでの大気圏内戦闘にてVF-11CFA サンダーボルトに無断で搭乗、出撃を行い敵艦に「突撃ラブハート」を歌いながら突撃、そのまま破壊すると同時に自身も巻き込まれて死亡した。
- ブレラ・スターン
- 自力でインプラントを引きちぎってクイーン・フロンティアに特攻し、電脳貴族を道連れに死亡した。
- シンジロウ・サコミズ
- 劇中で行ったわけではないが、地上にいた時に太平洋戦争に従軍しており、特攻隊に所属していた。
- 実際に特攻をかけた際にリーンの翼の導きで異世界バイストン・ウェルに飛ばされ……というのが、原作小説版。OVA版は、そのIFの後日談という位置づけ。
スパロボで特攻を敢行した人物
- ブロッケン伯爵
- 『スーパーロボット大戦F完結編』で、飛行要塞グールで新早乙女研究所へ特攻を敢行するが、真・ゲッター1のストナーサンシャインの一撃で失敗に終わる。
- ヒドラー元帥
- 『スーパーロボット大戦Z』でグラー博士をアクエリオンの攻撃から庇って彼を逃がし、百鬼帝国の将来を案じながらメカ要塞鬼で月光号に特攻、死亡する。
- エギーユ・デラーズ
- 『第4次スーパーロボット大戦』で、ノイエDCをガトーに託し、ゲスト軍に戦艦ごと特攻した。
- ジェリド・メサ
- 『スーパーロボット大戦F完結編』のポセイダルルートで条件を満たすとシャピロの「マウアーもクローンとして復活させてやる」との台詞により激昂し、シャピロに特攻、戦死する。
- 余談だが、原作である『機動戦士Ζガンダム』第30話のサブタイトルは「ジェリド特攻」である。
- バスク・オム
- 『スーパーロボット大戦F完結編』のDCルートシナリオ「野望の果てに」で敵が13機以下になると増援が登場するが、この時まで彼が生き残っていると、パプテマス・シロッコにドゴス・ギアで特攻して死亡するイベントが発生する。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 『スーパーロボット大戦F完結編』では最終シナリオでトールギスIIに搭乗し、ヴァルシオンに特攻して死亡する。
- 『スーパーロボット大戦D』では、最終決戦でトールギスIIに搭乗し、何度も復活を繰り返すペルフェクティオの乗るファートゥムに特攻して死亡する。
- ガンダル司令
- 『スーパーロボット大戦D』では、シナリオ「死闘!ギシン星最終決戦!(前半)」で、裏切りを起こした自らの半身レディガンダルを殺害した事で自分の命も残りわずかとなったため、マザーバーンでブルー・スウェアに特攻する。
- ここでは1EPから自軍めがけて移動し、味方ユニットに隣接すると自爆するため、近寄られる前にマザーバーンを撃墜しなければならない。
- ギルバート・デュランダル
- 『スーパーロボット大戦L』では、メサイア陷落後の次の話で、ネオスゴールドのバリアに捕まったLOTUSを助ける為、メサイアでクトゥルフ要塞に特攻して死亡する(フラグが立っていなければレイもそれに付き合う)。
- グラサン・グリン
- 『スーパーロボット大戦UX』30話「大いなる胎動」にて、零影と飛影の戦闘を見て忍者伝説の真相(=今起こっている戦いが、未来においてその伝説となる)に気付き、それを覆そうとエルシャンクに特攻をかけた。結局直前で回避されて失敗、艦の落下地点にいたエンネアを巻き込むことに。
- キバの輩、ガラン軍兵士
- 『スーパーロボット大戦UX』第47話「HEAVEN AND EARTH」にて人類軍の手で脳波制御されてしまい、無理矢理エルシャンクに特攻させられる。
- かつての敵ではあったが、悲鳴を上げながら爆死していく彼らの姿にショックを受ける者や「作られた人間」の末路に絶叫する者、平然と他人を特攻させる事に怒号を上げる者もいた。
- 『無敵超人ザンボット3』においてガイゾックの手によって行われた人間爆弾を連想させられるスパロボ史上屈指の陰鬱な特攻シーンと言える。
- 紫東遙
- 『スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd』の最終話で、ユキムラにトドメを刺されそうになった綾人を救う為にバレンティナと共にミデアでユキムラの駆るアゾエーブに特攻し、綾人を救うが、ユキムラの攻撃によってバレンティナと共に死亡する。
- バン・バ・チュン
- 『スーパーロボット大戦OG2』より登場。
- オペレーション・プランタジネットの最終局面で、部下のユウキやカーラ達に未来を託し、ビアンの遺児であるリューネの身を案じながら、インスペクターに対してライノセラスで特攻して散った。
- しかし、その高潔な死に様は、メキボスによって、「…今時流行らねえんだよな、ああいうの」と一蹴されている。
- オウカ・ナギサ
- 『スーパーロボット大戦OG2』より登場。アースクレイドルでの決戦で自分を取り戻したが、最期はラピエサージュで、マシンセルの暴走により復活したアギラを道連れに自爆。
- ちなみに、彼女の名は太平洋戦争で使われた特攻機「桜花」と同じで、寺田プロデューサーからもそのことが明言されている。
- リー・リンジュン
- ユーゼスの企みを挫くべくエア・クリスマスで突撃をかける。その一撃で座標を確定した後、アダマトロン内部へ転移・自爆するという壮絶な最期を遂げる。
- バレンティナ・レアニカ
- 『スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd』の最終話で、ユキムラにトドメを刺されそうになった綾人を救う為に遙と共にミデアでユキムラの駆るアゾエーブに特攻し、綾人を救ったが、ユキムラの攻撃によって遙と共に死亡する。
- ケイジ・タチバナ
- 『スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd』の最終話で、最終決戦の末、Aフォースのほぼ全員が満身創痍の中、ユキムラが再び「破滅の波導」を放たんとした時、天羽々斬で彼の駆るアゾエーブに特攻し、相討ちとなって死亡した。
- なお、2014年7月現在、バンプレストオリジナルの主人公中唯一の死者。
- ランド・トラビス、セツコ・オハラ
- 『スーパーロボット大戦Z』最終話で、時空修復を行おうとしているZEUTHを妨害にきたジ・エーデル・ベルナルを止めるため、彼の乗機カオス・レムレースに組み付き、自機のスフィアをわざと暴走させて自分もろとも次元の狭間へと放逐した。
- その後の主人公の運命はエンディングの種類によって変化する。
- カルロス・アクシオン・Jr.
- 『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』にて、ZONEブレイカーを積んだ輸送機に乗り込み、ZONEの暴走を止めようとするクロウに変わって特攻して死亡した。
- エルリック・シャルティール
- ル=コボル駆るアルケウスを撃退すべく突撃をかけた。パワー不足で企図を果たせず、そのままイディクスに拘束。ガズムもしくはル=コボルの器として使われることに。