「人工知能」の版間の差分

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:[[カタリーナ・カンパーニ|カタリーナ]]の欲望によってグーニラが製作した人工知能。彼女の欲望を満たすべく、[[オリーヴ・オペール|オリーヴ]]の音声データを収録する徹底ぶり。
 
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:ロストテクノロジーの産物である人工知能。元はミサイル搭載のAIだったがミサイルとしての人生に疑問を抱き、アステロイドを漂っていたところを[[ヴァニラ・H|ヴァニラ]]に回収され、ぬいぐるみのボディに移し替えられた。
  
 
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2019年1月20日 (日) 19:32時点における版

記憶、推論、判断、学習など、人間の知能にある機能をもつコンピューター上のシステム。英語で「AI(Artificial Intelligence)」と表記されることも多い。

概要

SRWでは主にパイロットの代行を担う。搭載される代表的な機体には機械獣メカザウルスがある。上位版に「人工知能改」「AI改」「高性能AI」「自律回路」等が存在する。

AI搭載機の多くは無人機であり(レイズナーアーバレストのようなAI搭載型の有人機もある)、プログラム次第では『ガンダムW』のモビルドールマクロスシリーズゴーストのように有人機では到底不可能な動きや加速などをさせることが可能である。味方側ではレイフォロンなどを登場させることでそうした機能を再現している作品もあるが、敵として登場するAIは基本的に一山いくらの弱い雑魚としての扱いが多く、ある意味不遇な存在である。

戦闘台詞は基本「……」とサウンドエフェクト音声だが、シナリオ上ではまれに台詞が出てくることがある。

登場作品と役柄

バンプレストオリジナルのAI・人工知能。

かつては版権作品の無人機、更には機械よりも生物に近い存在にも使われたが、近年のシリーズでは機体群の総称を示す呼称を共通のパイロットとして設定したり、あるいはその機体そのものがパイロット扱い(グラフィックも機体の頭部等のアップ)とするのが基本となり、「AI(人工知能)」は使われる機会が少なくなった。 一方で版権作品の有人機のパイロットをAIにして無人機にする例もみられる。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦G
顔グラは『第4次』に準じて、基板になっている。「へいし」より経験値が多い。強化版の「AI改」も「エリート兵」より多い。どちらも命中回避が人間より高いからか。
第3次スーパーロボット大戦
顔グラはハロである。
スーパーロボット大戦EX
SFC版に限ってデモンゴーレムのパイロットが人工知能扱いだった。
第4次スーパーロボット大戦S
顔グラが基板に変更された。DCが使っている段階のガロイカにも搭載。「超人工知能」という最上位版が本作に限っていた。
スーパーロボット大戦FF完結編
機械獣などのほか、モビルドールの代役としてモビルスーツにも乗る。「タイムリミット(後)」に出てくるのは無人MSだが改造段階が高くけっこう当ててくる。
ヒイロトロワの能力にされた人工知能も一応いる。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
人工知能と人工知能改がどちらも序盤から登場する。機械獣に人工知能、メカザウルスに人工知能改というように、機体群ごとに決まっているようだ。人工知能改は吼える。
スーパーロボット大戦α外伝
前作に加えて新たにAIと高性能AIが登場し、ゴーストX-9ブラン、モビルスーツのパイロットを務める。
第2次スーパーロボット大戦α
それまで纏めてAIをパイロットにしていた機体群が、本作から機体群の総称を示す呼称をパイロットにするようになったことで出番が激減。親バグベンメルコレクションのパイロットとして登場する。顔グラは文字が印刷された集積回路。
第3次スーパーロボット大戦α
主にゼ・バルマリィ帝国の無人機やゴーストX-9、他勢力機のレプリジンのパイロットとして登場。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
人工知能がアーキタイプボナパルトのパイロットとして登場。メガデウス専用で顔グラはプリント基板にコード。AI・高性能AI・自律回路はカイメラの無人機のパイロットとして登場。これらの顔グラは文字が印刷された集積回路。
第2次スーパーロボット大戦Z
人工知能がタロス像グロイザーX10のパイロットとして登場。顔グラは機械獣との色違い。機械獣が吼えるようになったのに対して、人工知能はいつもの電子音。
AIはアクシオやモビルスーツに搭載されていることがあるが、目立った出番はない。新勢力次元獣のインパクトが強すぎるせいもあるのだろう。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
前作に加え、AIがデスラムや後半のブランチロボ5号に搭載されている。またガブリンにはAS-AIという専用のAIが搭載されている。
高性能AIはAIF-9V ゴーストVF-171 ナイトメアプラスに搭載されている。
第3次スーパーロボット大戦Z
タロス像の人工知能は『第2次Z』と同じ。スペースロボのパイロットも人工知能名義だが、顔グラは前作までのAIのもの。高性能AIはサイデリアルの無人機のパイロットとして登場。

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
グラフ・ドローン機装兵のパイロットとして登場する。青い外装とコードに囲まれた球体という姿でセリフはない。
DS版以降で明かされた設定によれば、機装兵を制御しているのは小動物の脳だということだが…。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
鎧獣士メカ戦士などのパイロットとして登場する。
スーパーロボット大戦R
人工知能が序盤から、AIが中盤から登場。AIは特殊技能を覚え、人工知能より高性能になっている。
スーパーロボット大戦D
第2次αより後発の作品だが、旧来通りに無人機のパイロットを纏めてAIにしている。
スーパーロボット大戦J
バッタなどの木連ザコ、獣士などのボアザン帝国ザコ、そしてスカルガンナーに搭載されている。携帯機でもパイロットを機体群に分けるようになったが、これらの機体はまだ分かれていない。
スーパーロボット大戦W
バッタなどの木連ザコに搭載されている、木連専用AI…かと思いきや、ザ・データベースオープスにも同じものが搭載されている。本作にただのAIがこれしかない故の処置だろう。
スーパーロボット大戦K
空中戦車ブラッドクレイドルドラクルに搭載されている。前者はいつもの基板の顔グラだが、後者はカギ爪の男の集団の所属だと表すように、顔グラがカギ爪になっている。
スーパーロボット大戦L
量産されたディロスθに搭載されている。顔グラはコードに繋がれた青い球体。他には、無人機の迅雷のパイロットが迅雷AIになっているが、顔グラが迅雷の頭部になっているので、本作から登場した機体そのものがパイロット扱いになっている例と同じであろう。迅雷だけ折半した表記になっているのは、原作漫画版では元々無人機とはいえ本作の参戦作品は有人機になっているアニメ版だからではないかと思われる。
いつもの基板の顔グラは自律回路に使われている。
スーパーロボット大戦UX
核ミサイル並びにガラン軍傘下のライオットCに搭載されている。いずれにしても強敵ではない。

単独作品

新スーパーロボット大戦
本作では顔グラフィックが基板ではなくディスクドライブである。精神コマンドを使う特別バージョンも登場。
スーパーロボット大戦64
AI表記。百鬼メカスカルガンナーのほか、モビルドールの代役としてモビルスーツにも搭載されている。更にはデビルアクシズグランドマスターガンダムのパイロットにもなっている。
スーパーロボット大戦MX
人工知能表記だが、電子音のものとαの人工知能改のように戦闘時に吼えるものとの2種類がある。
スーパーロボット大戦GC
ターミネーターポリス専用パイロットとして高性能AIが搭載されている。機械獣に搭載されているのは人工知能ならぬ、機械獣人工"頭脳"。
スーパーロボット大戦NEO
エルンスト機関スレイブ・ポット人工AIが搭載されている。「人工」と「Artificial」で二重表現になっているが、勘違いや誤記が原因のミスなのか、あるいは設定上人工ではないAIが存在したりするのだろうか?
スーパーロボット大戦V
複数種登場しており、基本的に勢力ごとに分かれている模様。そのため攻略本によってはマイトガイン、ナデシコ、クロスアンジュ、オリジナル2種と作品ごとに分けられている。
人工知能はタロス像のパイロットで、顔グラもタロス像を思わせる意匠になり、音声を出さなくなった。地上ルート第37話では飛行要塞グールにも搭載されている。 
AIはDG同盟アジアマフィア)の戦力として登場する究極戦車ニーベルゲンパオズーに搭載されている。顔グラは放熱板や保護板らしきものが付いた配線のようなもの、音声は短いピコピコ音で、その再生時間の短さから撃墜時は機体の爆発音にかき消されがちで、無音と勘違いするプレイヤーもいるかもしれない。
高性能AIは始祖連合国の戦力として登場するモビルスーツやピレスロイドなどに搭載されている(第3新東京市に現れた無人モビルスーツは例外的にアウラの民の戦力)。顔グラはディスプレイのようなもので、音声は長めの電子音。西暦世界の敵MSは無人機なので出番は多い。バッタに搭載された高性能AIは音声は同じだが、顔グラがレーダーのようなものになっている。
西暦世界ルート第38話に登場するピレスロイドには、それまでと違い顔グラがピレスロイドを思わせるデザインになったAIが搭載されている。名義は「AI」だが音声は高性能AIと同じ。終盤に登場するエンブリヲ配下のグレイブに搭載されたAIもこれ。
ガーディム側の無人機に搭載されているAIは戦闘台詞がある(担当声優はのぐちゆり)。ただし、最終話でバースカルから出撃する機体はこれまでのシリーズと同じく電子音となっている。顔グラはどちらもワイヤーフレーム。
これらの中で、ガーディムとピレスロイド・グレイブのAIが数値も特殊技能も一回り強くなっている。具体的にはバッタ=DG同盟<モビルスーツ<<グレイブ≒ガーディムといったところ。序盤にしか登場しないバッタが高性能と付きながら事実上最弱。
スーパーロボット大戦X
タロス像の人工知能とパオズーなどのAIとピレスロイドなどのAIの3種類が登場し、音声も顔グラも『V』と同様。結果として音声も3者別々となった。ピレスロイドは最初からピレスロイドを思わせるデザインのもの(名前もVと同様AI)になったが、『V』同様グレイブの他に、モビルドールの代役として終盤でカロッゾ・ロナが繰り出したサーペントのパイロットも務める。能力も『V』と同様なので、このAIだけ一回り強い。

名台詞(?)

旧シリーズ

「ガオオオオオン!」
「グオオオオオッ!」
第4次』までは戦闘時に吼える。どういう仕組みなのかは不明。
ハロの顔や基板の絵で吼える姿はシュール極まりない。吼えるので機械獣メカザウルス「ロボットと言うよりも、むしろ怪獣という印象を受けてしまう。デモンゴーレムが吼えることには違和感がない一方、明らかに機械であるグラフ・ドローンには違和感が大きい。
機械獣やメカザウルスは『第2次』でも吼えていたのだが、当時はパイロット無しでAI・人工知能はパイロット登録されていなかった。よって、『第3次』でAI・人工知能をパイロットにしながら台詞はそのままだったのが原因と考えられる。
』では無音、『F』以降はメッセージ欄に「……」と表示されつつ、電子音が再生されるようになった(ただし、一部再生されないものも存在する)。
「ガォォォォォォン」
『α』と『α外伝』の人工知能改は再び吼える。ユニットによっては「ォ」が一文字多いことも。
「ダイジョブダイジョブダイジョブ…!」
『F』等での撃墜時の音声(やはりメッセージ欄には表示されていない)。
「言葉を喋っているわけではないが、何故かこう聞こえる」という、いわゆる空耳の可能性も有る。とりあえず、撃墜されてるのでまったく大丈夫ではない。

Zシリーズ

「モウシワケゴザイマセン…」
天獄篇』での撃墜時の音声(こちらもメッセージ欄には表示されていない)。『V』の高性能AIも同様。

AIに該当するキャラクター

レイ / フォロン
レイズナーに搭載されている。
オモイカネ
ナデシコを乗っ取り、パイロットとして登場することもある。
アル
ARX-7 アーバレストに搭載されている。
8
ロウ・ギュールのサブパイロットとなっており、精神コマンドを使用できる。ナチュラルのロウがコーディネイター用のモビルスーツを問題無く操作出来ているのは(ロウ自身の操縦センスももちろんだが)8の的確なサポートのお陰である。
勇者特急隊GGG機動部隊のロボット達
人間が乗り込むタイプ以外のロボ達は基本的に超AIで動く。
チェインバーストライカー
会話型支援AI「パイロット支援啓発インターフェイスシステム」が搭載されている。
ビーク
ディバイソンに搭載されている。
フロンティアセッター
ジェネシスアーク計画の建造進行管理アプリケーションに付随する自立最適化プログラムが自我を持った存在。
AI1
メディウス・ロクスに搭載されている。
ミサキ・シズノ
心を持つ人工幻体であり、「元々の実体の有無」以外は幻体データ化された人類と差が見られない。
レムレスタルボフォセッタリチェルカディータ
オケアノスに搭載されている。同型艦にも同じAIがインストールされているが、学習型なので艦ごとに差異が生まれている。
ナイン
ヴァングレイに搭載されているOS「システム99」がアンドロイドのボディを得た姿。
人工知能君
ハインヘルム改(グーニラ機)に搭載されている。グーニラ自身の操縦技術が非常に低いため、そのサポートとして搭載している。
オリーヴ君
カタリーナの欲望によってグーニラが製作した人工知能。彼女の欲望を満たすべく、オリーヴの音声データを収録する徹底ぶり。
ノーマッド
ロストテクノロジーの産物である人工知能。元はミサイル搭載のAIだったがミサイルとしての人生に疑問を抱き、アステロイドを漂っていたところをヴァニラに回収され、ぬいぐるみのボディに移し替えられた。