「サンクキングダム」の版間の差分
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2015年12月9日 (水) 18:52時点における版
サンクキングダム(Cinq Kingdom)
『新機動戦記ガンダムW』に登場する、完全平和を謳う王制国家。地球圏統一連合によって滅ぼされ、一部の王族と臣下が生き残った。
サンクキングダム滅亡から15年後にリリーナ・ピースクラフトが復興させるが、やはりロームフェラ財団に侵攻されると、彼女は「サンクキングダムの完全平和主義こそが火種になる」として、国家を解体。歴史から姿を消した。
登場作品
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- 一コロニーとして登場。エゥーゴの支援を受けて復興を進めている段階。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 危険な思想としてティターンズからもDCからも狙われる立場。
- DCルートではソーラ・レイで消されそうになるがロンド・ベルの活躍により阻止される。
- 一方、ポセイダルルートでは指導者がリリーナからミリアルドに変わり、DCの半分を壊滅させ、ハマーンら残り半分とともに「負ける戦い」を演じた。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 『機動新世紀ガンダムW』のストーリーがほとんど進まなかったので復興はされないが、第29話「反撃の狼煙」では旧サンクキングダムにてZEXISとインペリウムが激しい戦闘を行い、ゼクスがスポット参戦する。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- おおむね原作通り。グレイスの策略によって消滅されかけるが、ZEXISによって阻止される。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- おおむね原作通り。マーチウィンドがノインの要請で、サンクキングダムに留まる「完全平和ルート」が存在する。
- 元々光子力エネルギーもゲッター線も平和利用を目的に研究していたのこともあり、完全平和主義も順調に行くのでは思われた矢先、ロームフェラ財団の策略でそれらを狙う百鬼・ミケーネ連合に情報を流され、侵攻(威力偵察)を受ける。その後に財団の本格的な侵攻を受け、原作通りリリーナが国家を解体する。
人物
- ピースクラフト王、ピースクラフト王妃
- サンクキングダムの国王および王妃。ミリアルドおよびリリーナ兄妹の両親でもある。『新機動戦記ガンダムW』本編では、既に故人。SRW未登場。
- なお、『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』の続編となる小説『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』(SRW未参戦)にて、彼等の意外な過去が明かされている。
- ミリアルド・ピースクラフト
- サンクキングダムの王子。王国滅亡後は、スペシャルズ(後のOZ)に入隊して「ゼクス・マーキス」という偽名を名乗る。
- 後に、本名を名乗って「真の完全平和主義」実現のための行動に出る。
- リリーナ・ドーリアン
- サンクキングダムの王女。王国滅亡後はドーリアンに引き取られていたが、後に己自身の素性を知り「完全平和主義」の実現のためにサンクキングダムを復興させた。
- ドーリアン外務次官
- サンクキングダムの重臣。王国滅亡後は地球圏統一連合の外務次官となり、リリーナの育ての親となる。後に、OZのテロで致命傷を負った際にリリーナに対して彼女自身の素性を伝えた。
- パーガン
- サンクキングダム以来、リリーナに仕えている執事。
- ルクレツィア・ノイン
- ゼクス(ミリアルド)の依頼によって、サンクキングダムを復興させたリリーナの護衛となる。
- ドロシー・カタロニア
- サンクキングダムへの留学生。リリーナの学友で、彼女のファンを称する。
余談
- サンクキングダムの「サンク(Cinq)」とは、フランス語で「5」の意である。
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