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『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の敵勢力。物語開始14年前から突如[[地球|地球圏]]へと飛来し、[[スペースコロニー]][[テロリスト|襲撃事件]]「天使の落日」を皮切りに世界各地で破壊活動を繰り返していた。第1部となるフリット編では正体不明の存在であった事から「'''UE(Unknown Enemy)'''」の呼称が使われていた。 | 『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の敵勢力。物語開始14年前から突如[[地球|地球圏]]へと飛来し、[[スペースコロニー]][[テロリスト|襲撃事件]]「天使の落日」を皮切りに世界各地で破壊活動を繰り返していた。第1部となるフリット編では正体不明の存在であった事から「'''UE(Unknown Enemy)'''」の呼称が使われていた。 | ||
− | + | その正体は、かつて地球連邦政府によって行われた[[火星]]移住計画「マーズバースディ」により、火星圏へと入植した人類の末裔。ヴェイガンの先祖たちの入植時は火星の過酷な環境を克服できなかった上、火星特有の磁気嵐が原因である[[医療・病障害 #病障害|風土病]]「マーズ・レイ」に住民の20%が侵されたために以降の移住計画が白紙化するなど失敗と見なされた挙句、移住計画そのものも隠蔽されるなど地球から見放されたも同然の扱いを受けていた。地球圏への侵略も母なる地球への回帰の他、自分達を見捨てた地球連邦に対する復讐という面も大きい。 | |
住民たちは火星圏へ建造されたコロニー「セカンドムーン」内部にて生活しているが、地球圏のような環境とは似つかない曇った空が広がるなど、過酷な生活を強いられている事が伺える。セカンドムーン以外にも通常タイプのコロニーや衛星フォボスで生活している住民も存在する。これら環境の違いと入植から一世紀以上に渡る長い年月から、地球連邦とは異なる全体主義的な国家体制となっている他、[[モビルスーツ]]なども怪獣めいた風貌の外観となっており技術も地球側とは全く異なる上、全体的に地球連邦製MSよりも遥かに高性能となっている。これは指導者であるフェザール・イゼルカントが過去に存在した技術が収められたデータベース「[[EXA-DB]]」から一部データをハッキングした事による影響もある。また、技術を一から開発し直した連邦製MSと異なって出来あがりのデータをサルベージして復元したヴェイガン製のMSの型式ナンバーには、数字が存在していない。 | 住民たちは火星圏へ建造されたコロニー「セカンドムーン」内部にて生活しているが、地球圏のような環境とは似つかない曇った空が広がるなど、過酷な生活を強いられている事が伺える。セカンドムーン以外にも通常タイプのコロニーや衛星フォボスで生活している住民も存在する。これら環境の違いと入植から一世紀以上に渡る長い年月から、地球連邦とは異なる全体主義的な国家体制となっている他、[[モビルスーツ]]なども怪獣めいた風貌の外観となっており技術も地球側とは全く異なる上、全体的に地球連邦製MSよりも遥かに高性能となっている。これは指導者であるフェザール・イゼルカントが過去に存在した技術が収められたデータベース「[[EXA-DB]]」から一部データをハッキングした事による影響もある。また、技術を一から開発し直した連邦製MSと異なって出来あがりのデータをサルベージして復元したヴェイガン製のMSの型式ナンバーには、数字が存在していない。 | ||
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::サブリーダーのグリンほか、マジシャンズ8の隊員たち。 | ::サブリーダーのグリンほか、マジシャンズ8の隊員たち。 | ||
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:Xラウンダー専用機。ファルシアの改良機でフラムの搭乗機となる。 | :Xラウンダー専用機。ファルシアの改良機でフラムの搭乗機となる。 | ||
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:小型の戦闘艦。キオ編以降には両翼が付いた新型が登場する。 | :小型の戦闘艦。キオ編以降には両翼が付いた新型が登場する。 | ||
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:アセム編に登場する移動要塞。 | :アセム編に登場する移動要塞。 | ||
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:キオ編以降に登場する宇宙要塞。 | :キオ編以降に登場する宇宙要塞。 | ||
− | === | + | === PSPゲーム版・外伝のMS === |
+ | ;ウィゲル | ||
+ | :PSPゲーム版と外伝『EXA-LOG』に登場。両肩にキャノン砲を搭載している。 | ||
+ | ;グルジン | ||
+ | :外伝『UNKNOWN SOLDIERS』に登場。ダナジンの陸戦仕様機。 | ||
+ | ;グルード | ||
+ | :PSPゲーム版と外伝『UNKNOWN SOLDIERS』に登場。ラ・グラミス攻防戦にてロールアウトした機体。 | ||
+ | ;ゴールデングルドリンパーフェクト | ||
+ | :外伝『EXA-LOG』に登場。グルドリンの欠点を改修して量産された機体。 | ||
+ | ;ガンダムレギルスR | ||
+ | :外伝『EXA-LOG』に登場。レギルス型のMS開発計画を元に、ゼハート専用機として開発された機体。 | ||
;アビゲル | ;アビゲル | ||
:PSPゲーム版に登場。射撃戦に特化した機体。 | :PSPゲーム版に登場。射撃戦に特化した機体。 | ||
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;エゴス | ;エゴス | ||
:PSPゲーム版に登場。ガフランをより人型に近づけたかのようなフォルムをしている。 | :PSPゲーム版に登場。ガフランをより人型に近づけたかのようなフォルムをしている。 | ||
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== 登場作品 == | == 登場作品 == |
2015年11月6日 (金) 00:45時点における版
ヴェイガン(Vagan)
『機動戦士ガンダムAGE』の敵勢力。物語開始14年前から突如地球圏へと飛来し、スペースコロニー襲撃事件「天使の落日」を皮切りに世界各地で破壊活動を繰り返していた。第1部となるフリット編では正体不明の存在であった事から「UE(Unknown Enemy)」の呼称が使われていた。
その正体は、かつて地球連邦政府によって行われた火星移住計画「マーズバースディ」により、火星圏へと入植した人類の末裔。ヴェイガンの先祖たちの入植時は火星の過酷な環境を克服できなかった上、火星特有の磁気嵐が原因である風土病「マーズ・レイ」に住民の20%が侵されたために以降の移住計画が白紙化するなど失敗と見なされた挙句、移住計画そのものも隠蔽されるなど地球から見放されたも同然の扱いを受けていた。地球圏への侵略も母なる地球への回帰の他、自分達を見捨てた地球連邦に対する復讐という面も大きい。
住民たちは火星圏へ建造されたコロニー「セカンドムーン」内部にて生活しているが、地球圏のような環境とは似つかない曇った空が広がるなど、過酷な生活を強いられている事が伺える。セカンドムーン以外にも通常タイプのコロニーや衛星フォボスで生活している住民も存在する。これら環境の違いと入植から一世紀以上に渡る長い年月から、地球連邦とは異なる全体主義的な国家体制となっている他、モビルスーツなども怪獣めいた風貌の外観となっており技術も地球側とは全く異なる上、全体的に地球連邦製MSよりも遥かに高性能となっている。これは指導者であるフェザール・イゼルカントが過去に存在した技術が収められたデータベース「EXA-DB」から一部データをハッキングした事による影響もある。また、技術を一から開発し直した連邦製MSと異なって出来あがりのデータをサルベージして復元したヴェイガン製のMSの型式ナンバーには、数字が存在していない。
所属人物
フリット編
- デシル・ガレット
- UEに与する少年。アセム編にも登場する。
- ギーラ・ゾイ
- UEの宇宙要塞アンバットの司令官。ヴェイガンの最高指導者であるイゼルカントに対して深く心酔する。
- 『機動戦士ガンダムAGE』で語られる戦乱の発端となったスペースコロニー襲撃事件「天使の落日」を起こした主犯格である。また、闇の武器商人「ヤーク・ドレ」を名乗って兵器の設計図を売り捌いて、地球圏における紛争を裏で煽動していた。
- アラベル・ゾイ
- ギーラの息子。アセム編にも登場する。
アセム編
- ゼハート・ガレット
- アセム編以降のキーパーソンで、デシルの弟。地球制圧軍の総司令官。
- メデル・ザント
- ヴェイガン幹部。副司令としてゼハートを補佐する。
- ダズ・ローデン
- ゼハートの補佐官。
- マジシャンズ8
- 8人のXラウンダーで構成されたエース部隊。
- ドール・フロスト
- マジシャンズ8のリーダーで、フラムの兄。ゲーム版『機動戦士ガンダムAGE』青年フリット編にも登場している。
- グリン・ライズ、ミンク・レイデン、ゼル・ブラント、レッシー・アドネル、レオ・ルイス、ザファー・ローグ、ネッド・カーン
- サブリーダーのグリンほか、マジシャンズ8の隊員たち。
- イゴール・エバンス
- コロニー「ソロンシティ」にあるテクノソロン社の工場長。
- フェザール・イゼルカント
- ヴェイガンの最高指導者。フリット編終盤で名前のみ触れられ、アセム編から本格的な登場を果たす。
キオ編以降
- ドレーネ・イゼルカント
- イゼルカントの妻。
- ロミ・イゼルカント
- イゼルカント夫妻の息子。故人。
- ザナルド・ベイハート
- イゼルカントの側近。
- ファントム3
- 3人で構成された精鋭部隊。
- ゴドム・タイナム
- ファントム3隊長。
- グラント・オットー、デモン・ラージ
- 隊員たち。
- フラム・ナラ
- ゼハートを補佐する女性士官。
- レイル・ライト、ダレスト・グーン
- 共にゼハートの部下。
- ディーン・アノン、ルウ・アノン
- 火星圏のコロニーに住む兄妹。
- ジラード・スプリガン、アローン・シモンズ
- 共にヴェイガンへ寝返った連邦軍人。
- ファルク・オクラムド
- 宇宙要塞ラ・グラミス司令官。
- ゼラ・ギンス
- ヴェイガン最強のパイロット。イゼルカントのクローン。
スパロボシリーズでの協力者
- 法術士ニュー
- 『BX』ではムーア界に向かう際、時空転移によりセカンドムーンに飛ばされて保護される。その後、イゼルカントの指名によりゼハート専属の参謀となる。
- ロニ・ガーベイ
- 『BX』ではロストロウラン戦で一時的に共闘。フラグを満たした場合はセカンドムーンで暮らすようになる。
保有戦力
全体的に丸みを帯びた有機的な外見とスリット状のカメラアイが特徴であり、多くのMSが竜を思わせる翼と尾と可変機構を持っている。艦艇や移動要塞などは、「見えざる傘」というステルスシステムを搭載している。
MS
- ガフラン
- フリット編における主力量産MS。長距離航行形態へと変形が可能。
- ゼダス
- フリット編におけるデシルの搭乗機。アセム編ではゼダスR、ゼダスMといった改良機が登場する。
- バクト
- フリット編における近接戦闘型MS。
- ファルシア
- フリット編におけるXラウンダー専用機。
- デファース
- フリット編における地上侵攻用の大型機。
- ドラド
- アセム編における主力量産MS。可変形態がオミットされている。ドラドLという指揮官機も存在する。
- ゼイドラ
- アセム編におけるゼハートの搭乗機。
- クロノス
- アセム編におけるデシルの搭乗機。
- ゼイダルス
- アセム編におけるメデルの搭乗機。
- ダナジン
- キオ編における主力量産MS。もはや怪獣と呼ぶに相応しい外見を持つ。
- ゴメル
- ファントム3が使用する砂漠用MS。
- ウロッゾ
- 水陸両用機。ウロッゾRというゼハート専用機もある。
- ギラーガ
- キオ編・三世代編におけるゼハートの搭乗機。
- ギラーガ改
- ギラーガの改修機。レイルの搭乗機。
- レガンナー
- キオ編に登場する砲撃用量産MS。デファースの発展機。
- ザムドラーグ
- ザナルド・ベイハートの専用機。
- グルドリン
- 異形の姿をした試作機。
- フォーンファルシア
- Xラウンダー専用機。ファルシアの改良機でフラムの搭乗機となる。
- ジルスベイン
- Xラウンダー部隊用の量産機。ゼイドラの改良機。
- ガンダムレギルス
- ヴェイガンが開発した初のガンダムタイプMS。
- ヴェイガンギア
- EXA-DBからハックした技術データを基にして建造された、ヴェイガン製MSのアーキタイプ。
- ヴェイガンギア・シド
- 戦場に現れたシドを取り込んだヴェイガンギア。
艦艇・要塞
- ファ・ボーゼ
- 多数のMSを搭載する巨大母艦。
- 戦闘艦
- 小型の戦闘艦。キオ編以降には両翼が付いた新型が登場する。
- アンバット
- フリット編に登場する宇宙要塞。
- ダウネス
- アセム編に登場する移動要塞。
- ラ・グラミス
- キオ編以降に登場する宇宙要塞。
PSPゲーム版・外伝のMS
- ウィゲル
- PSPゲーム版と外伝『EXA-LOG』に登場。両肩にキャノン砲を搭載している。
- グルジン
- 外伝『UNKNOWN SOLDIERS』に登場。ダナジンの陸戦仕様機。
- グルード
- PSPゲーム版と外伝『UNKNOWN SOLDIERS』に登場。ラ・グラミス攻防戦にてロールアウトした機体。
- ゴールデングルドリンパーフェクト
- 外伝『EXA-LOG』に登場。グルドリンの欠点を改修して量産された機体。
- ガンダムレギルスR
- 外伝『EXA-LOG』に登場。レギルス型のMS開発計画を元に、ゼハート専用機として開発された機体。
- アビゲル
- PSPゲーム版に登場。射撃戦に特化した機体。
- ディゲル / ディエルガ
- PSPゲーム版に登場。三本指と縦三本のスリットアイが特徴。
- エゴス
- PSPゲーム版に登場。ガフランをより人型に近づけたかのようなフォルムをしている。
登場作品
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。木連とは序盤から同盟組織として連携する故に、ナデシコクルーからも因縁がある。
- また、木連と共にバジュラを操って戦力としている。
資料リンク
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