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:初登場作品。数多くのオリジナルキャラクターを演じている置鮎龍太郎氏の初主演作で、最も長く付き合いあるキャラクターでもある。 | :初登場作品。数多くのオリジナルキャラクターを演じている置鮎龍太郎氏の初主演作で、最も長く付き合いあるキャラクターでもある。 | ||
:地上編第10話「天才パイロット、ライ」、または宇宙編第23話「アムロとシャア」から登場。実は同レベル時の能力を比較すると射撃値がリュウセイに並ばれていて、さらに格闘は圧倒的に劣っている。 | :地上編第10話「天才パイロット、ライ」、または宇宙編第23話「アムロとシャア」から登場。実は同レベル時の能力を比較すると射撃値がリュウセイに並ばれていて、さらに格闘は圧倒的に劣っている。 | ||
+ | :またR-2自体はシールドを装備しているが、パイロットのライはシールド防御を習得しないため、無意味な設定になっている。 | ||
:「義手になった原因は[[ヒュッケバイン]]起動テストでの事故」という設定は、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と本作の世界設定の混乱を招くということで公開せず、裏設定として扱われた。 | :「義手になった原因は[[ヒュッケバイン]]起動テストでの事故」という設定は、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と本作の世界設定の混乱を招くということで公開せず、裏設定として扱われた。 | ||
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:エルザムの妻で、エルピス事件で命を落とした。ライは彼女に想いを寄せており、ブランシュタイン家を出奔した際に貴族階級を意味する「V(=フォン)」を捨て、彼女のミドルネームである「F(=フジワラ)」を名乗っている。 | :エルザムの妻で、エルピス事件で命を落とした。ライは彼女に想いを寄せており、ブランシュタイン家を出奔した際に貴族階級を意味する「V(=フォン)」を捨て、彼女のミドルネームである「F(=フジワラ)」を名乗っている。 | ||
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;[[カルヴィナ・クーランジュ]] | ;[[カルヴィナ・クーランジュ]] | ||
:フューリーを一人でも追おうとするカルヴィナに対して、自身の経験から「個人で出来ることに限界がある」と諭す。 | :フューリーを一人でも追おうとするカルヴィナに対して、自身の経験から「個人で出来ることに限界がある」と諭す。 | ||
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+ | :先祖。 | ||
== 版権作品との人間関係 == | == 版権作品との人間関係 == | ||
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;「バカヤロウ! それはゲッターチームだ!!」 | ;「バカヤロウ! それはゲッターチームだ!!」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第35話B「イングラムの真意」より。合体テスト時に「チェェェェェンジ、R- | + | :『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第35話B「イングラムの真意」より。合体テスト時に「チェェェェェンジ、R-1! スイッチ・オォンッ!!」と叫んだリュウセイに対して。ライにしてはらしくない直球の突っ込みだが、これは『新』の台詞の発展系である(後述)。 |
;「…聞き覚えがあるような気もするが…それは違うだろう、リュウセイ」 | ;「…聞き覚えがあるような気もするが…それは違うだろう、リュウセイ」 | ||
:[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版『α』]]の同上シチュエーションで変更された台詞。「[[ガイキング|パート1!パート2!パート3!GO!!]]」とシャウトするリュウセイに対し、至極冷静にツッコミを入れる。 | :[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版『α』]]の同上シチュエーションで変更された台詞。「[[ガイキング|パート1!パート2!パート3!GO!!]]」とシャウトするリュウセイに対し、至極冷静にツッコミを入れる。 | ||
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:地上編第15話「強奪」より、自分を避けるサンシローに詰め寄り、真実を問いただした後の反応。この後リュウセイを「今日という今日はゆるさん!!」と追い掛け回す。 | :地上編第15話「強奪」より、自分を避けるサンシローに詰め寄り、真実を問いただした後の反応。この後リュウセイを「今日という今日はゆるさん!!」と追い掛け回す。 | ||
;「バカヤロウ! それはボルテスチームだ!!」 | ;「バカヤロウ! それはボルテスチームだ!!」 | ||
− | :地上編第30話「紅のV- | + | :地上編第30話「紅のV-MAX」にて、合体テスト時に「ブイ・トゥゲザー!」と叫んだリュウセイに対して。 |
− | :『[[スーパーロボット大戦α|α]] | + | :『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第34話A「隠された殺意」においても使われており、先述した「それはゲッターチームだ!」の別パターン。 |
+ | ;「おい! それは違うだろ。なんで、そういう飛躍ができるんだ」 | ||
+ | :宇宙編第29話「陽動作戦」より。アヤの「人体改造」という言葉を聴いて、リュウセイが「えっ、改造人間・・・せまるぅぅ・・」と言い出したリュウセイに対して。由来は『仮面ライダー』の主題歌からだが、ライはこれを認知しているようだ。 | ||
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;(俺は……)<br />(俺の代わりは……何とかなるだろう) | ;(俺は……)<br />(俺の代わりは……何とかなるだろう) | ||
:『OGクロニクル』にて、敵機に包囲され孤立した状態で、リュウセイを逃がした後のモノローグ。念動力者であるアヤとリュウセイを失えば計画自体が崩壊するとの危惧から来た行動だったが、同時に自身が唯一能力者でないことへの引け目が見て取れる。ちなみにこの後、虚勢を看破していたリュウセイが引き返して助けに来ており、戦闘終了後に「お前に何かあるとこのチームは成り立たない」と指摘された。 | :『OGクロニクル』にて、敵機に包囲され孤立した状態で、リュウセイを逃がした後のモノローグ。念動力者であるアヤとリュウセイを失えば計画自体が崩壊するとの危惧から来た行動だったが、同時に自身が唯一能力者でないことへの引け目が見て取れる。ちなみにこの後、虚勢を看破していたリュウセイが引き返して助けに来ており、戦闘終了後に「お前に何かあるとこのチームは成り立たない」と指摘された。 | ||
+ | :「イケメンビームチャクラム!!シュート!!」 | ||
+ | :ライディースを演じる置鮎龍太郎氏のブログより。『おねがいマイメロディ』の同氏が演じる『ウサミミ仮面』とビームチャクラムを自らネタにしている。 | ||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
;[[R-2]] / [[R-2パワード]] | ;[[R-2]] / [[R-2パワード]] | ||
− | : | + | :メインの搭乗機。『OG』シリーズでは[[L5戦役]]勃発直前から搭乗。 |
;[[SRX]] | ;[[SRX]] | ||
:役割は前述の通り、主に出力調整を担当。 | :役割は前述の通り、主に出力調整を担当。 | ||
;[[バンプレイオス]] | ;[[バンプレイオス]] | ||
− | : | + | :SRXの完成機。AR-2に乗り、火器管制を担当。 |
;[[量産型ゲシュペンストMk-II]] | ;[[量産型ゲシュペンストMk-II]] | ||
:α外伝で搭乗。 | :α外伝で搭乗。 | ||
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:第3次αのエキストラシナリオで搭乗。兄の機体を借り受けて戦う姿はファン必見。 | :第3次αのエキストラシナリオで搭乗。兄の機体を借り受けて戦う姿はファン必見。 | ||
;[[シュッツバルト]] | ;[[シュッツバルト]] | ||
− | : | + | :OG1では当初この機体の1号機に乗り、[[DC戦争]]を戦っていた。R-2の設計母体でもあり、R-2搭乗時における砲撃戦・支援戦闘の習熟のために搭乗していた。ライがR-2に機種転換した後は[[ジャーダ・ベネルディ|ジャーダ]]に譲られ、後の[[インスペクター事件]]で[[ラーダ・バイラバン|ラーダ]]が乗り込んで以降、[[修羅の乱]]終戦まで運用された息の長い機体となった。『OGRoA』ではR-2の封印措置中にこの機体に再び搭乗している。 |
;[[量産型ヒュッケバインMk-II]] | ;[[量産型ヒュッケバインMk-II]] | ||
:OG2ではハワイでの[[ビルトファルケン]]のテストに同伴した際に搭乗。 | :OG2ではハワイでの[[ビルトファルケン]]のテストに同伴した際に搭乗。 |
2024年10月20日 (日) 23:42時点における最新版
ライディース・フジワラ・ブランシュタイン | |
---|---|
外国語表記 | Raidiese Fujiwara Branstein |
登場作品 | |
声優 | 置鮎龍太郎 |
デザイン |
河野さち子 池田裕治(アニメ『DW』) 浜崎賢一(アニメ『IN』) |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
プロフィール | |
---|---|
愛称 | ライ |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
誕生日 | 7月9日 |
年齢 | 19歳 |
出身 | スペースコロニーエルピス |
身長 | 181 cm |
体重 | 69 kg |
所属組織 | 地球連邦軍極東支部 |
所属部隊 | SRXチーム |
役職 | 少尉 |
コールサイン | スピリア2 |
ライディース・F・ブランシュタインは「超機大戦SRX」の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
SRXチームのメンバー。R-2及びR-2パワードのパイロット。通称「ライ」。
念動力は無いが、それを補って余りある操縦技術の持ち主。その高い技術は正に天才。SRX搭乗時は、トロニウム・エンジンの制御をはじめ、機体制御の大半を1人でこなしている(詳しくは「名台詞」の項を参照)。念動力を持たぬ事に引け目を感じた事もあったが、彼無くしてSRXチームは成り立たないのは間違い無い。
性格は冷静沈着、体が先に動くリュウセイ・ダテとは対照的な理論派。だが、その内面に秘めているものは熱く、静かに燃えているタイプ。OG2では、仇敵であるアーチボルド・グリムズとの邂逅において怒りが暴走してしまうが、怒りに震える照準では彼を捉える事は出来ず、返り討ちに遭う。それ以降、自らの心を制御して、一回り成長する。リュウセイとは正反対の性格で、最初は衝突していたが、次第に互いを認め合うようになる。OG1では常にリュウセイのフォローをしていたライだったが、OG2では逆にリュウセイにフォローされる場面もあり、「相棒」と呼ぶに相応しい関係になったといえる。また、アヤやマイにさりげなく思いやりのある言葉をかけるなど、精神面においてもSRXチームに無くてはならない人物である。
イングラム・プリスケンが連邦軍を離反した際は、『越えなければならない壁だった』と発言した事から、彼の実力を認めると共に、その存在に兄・エルザム・V・ブランシュタインに対するものに近いライバル心を抱いていた模様。
ミドルネームのFは、元々はドイツにおいて貴族階級を表すフォン(Von)のスペルミスで付けられたものであったが、OGシリーズに置いて、エルザムの妻であるカトライア・F・ブランシュタインのミドルネームである「フジワラ」を名乗っている、という後付け的な補完がなされた。後付けながら、ライは彼女に想いを寄せ、「エルピス事件」において(そうせざるを得なかったとはいえ)結果的に彼女を殺した兄との間に確執が生まれた……という奥の深い設定になった。また、このエピソードはOG2において仇敵のアーチボルドが登場、彼との邂逅・死闘・決着を迎えると共に、OG1では自らの罪の意識からライに対して何も語ろうとしなかったエルザムが秘めてきた思いが少しずつ語られる事で、OG1からライがエルザムに向け続けてきた逆恨みが氷解に向かうという形で再現されており、結果的に成功したといえる。なお、αシリーズでは特にライがエルザムを逆恨みしている様子はなく、むしろエルザムがライに負い目を感じている様にも見える。αシリーズではカトライアの死後、エルザムはブランシュタイン家を出奔して行方不明になっていたので、ライも愛する者を殺さなくてはならなかった(そして、その罪を背負い、ブランシュタインを捨てた)兄の苦悩を理解していたのかもしれない。
過去にヒュッケバイン008Rのブラックホールエンジン暴走事故に遭って左手を失っており、現在は義手を着け、手袋をはめている。なお、『ディバイン・ウォーズ』では義手という事が明かされなかった(ライと握手したリュウセイが不審に思う場面はある)が、『ジ・インスペクター』では銃弾を左手で受け止める場面がある。彼が左手で人を殴るのは、本気で怒った時のみである。今のところ、ゲーム中で彼に殴られた描写があるのはリュウセイだけ。なお、左手が義手では操縦に影響が出そうなものだが、よほど義手が高性能なのか、それとも天才の彼には左手が義手程度ではハンデにすらならないのか、ライの左手が義手であるために操縦技術が衰えたという話はこれまでのシリーズで一切出ていない。
リュウセイからは「二枚目」と評され、エクセレン・ブロウニングからは『色男さん』と呼ばれるなど、極めて整った顔立ちをしている。日本人の祖母を持つドイツ系のクォーターであり、カトライアの影響で始めた茶道が趣味、休日は和服で過ごすこともあるらしい。最近はリュウセイの趣味(ロボットアニメ)にもある程度の理解を示し、『第3次α』ではビデオを視聴して勉強した知識を披露しているが、にわか知識である事をリュウセイに批判されてしまう。また、リュウセイに頼まれてロボットのフィギュアを買いに行かされた事があるのだが、彼が希望していた限定版ではなく通常版を買ってきた為に不満をぶつけられている。また、『新』の頃は天才を自称するナルシスト的な面が見られたり、リュウセイにホモ疑惑を広められたり……と、今とは少々キャラクターが異なる。また嫌味な言動も多い。
ラミア・ラヴレスは、シャドウミラーが存在していた平行世界とは異なりヒュッケバインの系列機の開発が進められていることから、ライとの初対面の際に「この男もいて当然だな」と心の中で評していている。このことから、平行世界ではヒュッケバイン暴走事故の際に死亡したことが示唆されている。その場合、R-2のパイロットは別の人物が務めていることになり、SRXが発揮できる力も異なるものになっている可能性がある。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- スポット参戦を経て、序盤に仲間になる。最初は使いやすいが、機体性能の問題で徐々に使いにくくなる。終盤に差し掛かる頃にSRXに合体できるようになるが、回数制限が課せられている。合体後は精神コマンド要員に。
- 専用BGM『ICE MAN』は今作から登場した。本作と『新』では、リュウセイ・ダテを愛称の「リュウ」で呼ぶ場面が存在する。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 魂が熱血に変更されて火力が低下。さらにPS版より射撃は上がったものの、回避が激減し使いづらくなっている。SRX自体も大きく弱体化して扱いにくいため、終盤はほとんど出撃機会はないかもしれない。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 極東ルート第5話でスポット参戦し、難易度『難』のみ最終話直前で仲間になる。『α』より射撃以外のステータスが低くなり、本作そのものから消失した天才でもなくなり、R-2も解体されているなど色々と不遇。乗機は一貫して量産型ゲシュペンストMk-IIなので戦力としてはあまり期待できないが、終盤での加入時には再動を覚えているため、余裕があれば出撃させるのもあり。エンディングではSRXチームが解散、参謀本部へ転属となった。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 登場しないが、没パイロットデータが存在する。リュウセイと同じく初期に没になったのか、地形適応と小隊長能力しか設定されていない。BGMは『ACE ATTACKER』。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 第4話で、半壊したSRXの乗員として顔見せした後、第44話でバンプレイオスに乗って正式参戦。分離機能がオミットされているため本編では精神コマンド要員。サブシナリオではレーツェル・ファインシュメッカーの愛機であるヒュッケバインMk-IIIトロンベを借りて戦うが、本作の天才持ちの例に漏れず極めて能力が高く、本編でサブ専任なのが惜しまれるほど。もちろん精神コマンド要員としても有用で、リュウセイが覚醒、マイ・コバヤシが期待を使ったりしていると、加速や熱血や必中を一手に請け負うことになり忙しい。
- サブシナリオの演出面では、援護台詞や固有武装台詞が用意されているマイに対し、こちらは汎用台詞のみと若干扱いが悪い。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。数多くのオリジナルキャラクターを演じている置鮎龍太郎氏の初主演作で、最も長く付き合いあるキャラクターでもある。
- 地上編第10話「天才パイロット、ライ」、または宇宙編第23話「アムロとシャア」から登場。実は同レベル時の能力を比較すると射撃値がリュウセイに並ばれていて、さらに格闘は圧倒的に劣っている。
- またR-2自体はシールドを装備しているが、パイロットのライはシールド防御を習得しないため、無意味な設定になっている。
- 「義手になった原因はヒュッケバイン起動テストでの事故」という設定は、『第4次』と本作の世界設定の混乱を招くということで公開せず、裏設定として扱われた。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。おまけマップにも出撃できる。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年3月のイベント「鋼の魂」から登場。SRXのサブパイロット。
- 2020年3月のイベント「それぞれの大義のために」ではSRX[Ω]が実装されたため、Ωスキル演出でボイスが入った。
- スーパーロボット大戦DD
- 2021年7月イベント「イングラムの回顧録」にて登場後、2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」にてSRXのサブパイロット化。
- スーパーロボット大戦30
- パッケージ版の早期購入特典およびダウンロード版の予約特典としてスペシャルゲスト参戦。SRXのサブパイロット。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- リュウセイルートでは序盤から、キョウスケルートでは中盤の部隊合流後に仲間になる。キョウスケルートではSRXがスポット参戦の為、Rシリーズ単体で使用する事に。天才技能の仕様変更により、最終命中率&回避率&クリティカル率に大きく補正がかかるようになり、単独でも扱いやすくなった。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 序盤から仲間になる。アーチボルド絡みのシナリオがあり、レーツェル共々活躍する。相変わらず天才技能が強力な上、固有のエースボーナスで更に最終命中率と最終回避率が上昇するようになった。直撃の重要性が増した事もあって、マップ上でも活躍の場は多い。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- ゲームシステムの変更の恩恵を受け、R-2パワードが大幅に強化。ライの強さもあり、敵の援護陣形を崩す事を始め、大いに活躍する。OG2.5では、シナリオ的にいまひとつ目立てない。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 話が進むに連れてシナリオ面での出番は減るが、戦力としては相変わらず強力。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 前半のラ・ギアス篇では自身と中の人が同じフェイル殿下との因縁が描かれる。勿論、壮絶な最期を遂げた亡父・マイヤーの姿を重ね合わせているのであろう。
- 元になった題材の関係上、影が薄くなりがちなSRXチームの中では最も出番と存在感があり、イベント面ではリュウセイ以上に優遇されている。SRXのトロニウム・エンジンの運用ノウハウをアッシュ/エグゼクスバインを駆るイングにレクチャーする場面も。
- パイロット能力面では精神コマンド集中を失ったので、回避に難あり。しかし直感を習得したため、ボス相手にも安心して特殊武器を叩きこめるようになった。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 今作から「スピリア2」のコールサインを用いるようになった。シナリオの関係上、彼にスポットライトが当ることはないが、中断メッセージでスポットが当たる。
関連作品[編集 | ソースを編集]
- リアルロボッツファイナルアタック
- リュウセイ、アヤと共に軍の命令により、白鳥座シグナスX-3エリアのブラックホールから出現した謎のロボット・ゲトゥビュームを護衛していた。
- スーパーロボットスピリッツ
- リュウセイEDと前日譚小説に登場。
- 前日譚ではSRXに搭乗しネビーイームの中枢に向かうが、作戦は失敗し、重傷を負う。リュウセイEDでは、病院を抜け出し、地球に落下するR-1改をR-2で救出している。
- スーパーヒーロー作戦
- 新西暦154年のL5戦役後、参謀次官に昇格していた。Rマシンの凍結解除前はアルブレードに搭乗、ジャミラおよびパンドンと交戦している。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
天才パイロットと評される通り、射撃、技量、回避、命中が高く、非常に優秀。単刀直入に言えば、SRXを運用するには彼をサブパイロットにしなければならないのが悔やまれるほどの能力。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
いずれの作品でも攻撃的なラインナップを誇り、SRXの精神コマンド要員としても、単体のパイロットとしても、使い勝手に優れる。OGシリーズでは直撃が特殊武器との相性が良く、地味ながらも効果的である。例えば、分離→直感&直撃→アーマーブレイカー→合体、とやれば無駄なく大ダメージを叩き込める。
- α
- 集中、必中、気合、加速、魂、戦慄
- α for DC
- 集中、必中、気合、加速、熱血、戦慄
- α外伝
- 集中、必中、気合、加速、熱血、再動
- 第3次α
- 加速、集中、必中、熱血、直撃、気迫
- 新
- ひらめき、必中、てかげん、威圧、加速、魂
- 30
- 集中、加速、直感、狙撃、気合、熱血
- OG1
- 集中、加速、見切り、狙撃、熱血、直撃
- OG2、OGs、OG外伝
- 集中、加速、必中、狙撃、熱血、直撃、予測(ツイン)
- 第2次OG、OGMD
- 加速、直感、狙撃、直撃、熱血、信念(ツイン)
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- α
- 天才、シールド防御L9、切り払いL9
- α外伝
- シールド防御L2、切り払いL2、援護L2
- 第3次α
- 天才、援護攻撃L3、カウンターL8、Eセーブ
- 新
- 切り払いL4
- OG1、OG2、OGs、OG外伝
- 天才、ヒット&アウェイ
- 第2次OG
- 天才、ヒット&アウェイ、再攻撃
- 序盤から参戦するパイロットなので数こそ少ないが、粒揃いの技能を持つ。後から養成するならば、アタッカーで攻撃力を補ったり、SP回復や集中力、SPアップで精神コマンド要員としての使い勝手を強化すると良い。SRX合体までは援護攻撃があると存在感が増す。とくに『OG2』では参戦後、1話おいてすぐにR-2パワードが手に入るため、いきなり大暴れできる。
- 『第2次OG』では新たに再攻撃を修得。高い部類の技量を誇るほか、SRX合体・分離後は単独運用をする機会が多くなるため、恩恵が多い。
小隊長能力(隊長効果)[編集 | ソースを編集]
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 最終命中率+10%、最終回避率+10%
- ポイントは『最終』という点で、必ず10%は確保出来る所は大きい。集中、天才と合わせると、命中率と回避率に実に60%もの補正がかかる。
- 自部隊の最終回避率+10%、クリティカル発生率+10%
- メイン・サブに効力あり。ライに思慕を寄せるシャインと組ませると驚異の回避率を誇る。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「ICE MAN」
- 『スーパーロボット大戦α』で採用されたライの専用戦闘BGM。ボーカルバージョンを担当するのはMIO(現・MIQ)。悲しい事にαシリーズで採用されたのは実はαのみであり、α外伝・第2次α・第3次αには採用されていない(没データすら存在しない)。[1]
- 「Trombe!」
- 『第3次α』のサブシナリオではレーツェルのヒュッケバインMk-IIIに乗っている関係から、これが流れる。さらにいえば同作にはリュウセイ・ヴィレッタ以外に「SRX」の曲は採用されていない。
- 「ACE ATTACKER」
- 『第2次スーパーロボット大戦α』の没データより。没になったSRXチームのBGMは全てこれが設定されている。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- エルザム・V・ブランシュタイン / レーツェル・ファインシュメッカー
- 実兄。エルピス事件がきっかけとなり、確執が生まれる。嫉妬と尊敬、逆恨みに近い憎悪が入り混じった複雑な感情を抱いている。次元の違いすぎる天才の為、ライにとっては「越えなければならない壁」の1人。エアロゲイターとの決戦時にライの方からエルザムに歩み寄るようになり、アーチボルドとの決着後には兄弟の溝は薄れている。αシリーズではエルザム自身もカトライアの死後ブランシュタイン家を出奔しており、ライも彼の心境を理解していたためか彼を憎んでいる描写はない。
- マイヤー・V・ブランシュタイン
- 実父。
- ネルケ・V・ブランシュタイン
- 実母。既に故人。
- カトライア・F・ブランシュタイン
- エルザムの妻で、エルピス事件で命を落とした。ライは彼女に想いを寄せており、ブランシュタイン家を出奔した際に貴族階級を意味する「V(=フォン)」を捨て、彼女のミドルネームである「F(=フジワラ)」を名乗っている。
- レオナ・ガーシュタイン
- 従兄妹。エルピス事件に端を発するライとエルザムの確執を知っており、その事に心を痛めている。
- リュウセイ・ダテ
- SRXチームのメンバー。性格の違いやリュウセイの未熟さから最初は衝突していたが、次第に成長し、『OG2』では逆にライをフォローするまでになり、ライとは良き相棒に。
- アヤ・コバヤシ
- SRXチームのメンバーで、ヴィレッタが着任するまでのSRXチームのリーダー。『OG1』では、ライは経験の浅いアヤをサポートしている。機体を破壊されたり敵に拉致されたりと、何かと損な役回りで、いつも参戦が遅れる。
- マイ・コバヤシ
- 自らの過去に思い悩んでいたが、リュウセイ達に支えられる。ちなみに『第3次α』ではSRX損壊で負った怪我のリハビリ中、彼女に付き合ってロボットアニメ関連のディスクを鑑賞しまくっていたらしい。
- ヴィレッタ・バディム
- 新生SRXチームのリーダー。イングラムが送り込んだスパイであり、彼の死後はその遺志を継いでSRXチームを導く。ライの不信を招く事もあったが、イングラムの遺志を継いだ彼女に他意は無かった。
- イングラム・プリスケン
- SRXチームのかつての指揮官。後に裏切り、決別する。その圧倒的な実力から、エルザム同様、ライにとっては「越えなければならない壁」の1人。『Record of ATX』では死に際にライに「己の能力を疑うな」と言い残した。
- シャイン・ハウゼン
- 自己中心的な態度をたしなめられた事をきっかけに、ライに恋心を寄せるようになる。年齢差がある為に恋愛対象とは見られずにライは困惑しているが、王女として……そして、人間としての彼女の存在は大切に思っている。シャイン王女は後に、ライが故人であるカトライアに対して変わらぬ想いを寄せている事を知る。
- エクセレン・ブロウニング
- R-2がロールアウトした際の模擬戦の相手。それ以降は、ライの事を「色男さん」と呼んでいる。ライも最初のうちは「誰が色男だ…」と反論していたが、根負けして諦めた。
- ラミア・ラヴレス
- 『OG2』にてイスルギ重工からの出向で来た彼女を当初から警戒していた。ちょうど『A』における隼人のポジションを務める(3機合体ロボの2番目繋がりだろうか)。
- アーチボルド・グリムズ
- テロリストとしてエルピス事件を起こし、カトライアを死に追いやった男。その後、ノイエDCに参加し、ライとレーツェルの前に立ちはだかる。ライとレーツェルは確執を捨てて連携し、共通の仇敵である彼を葬り去る。
- フェイルロード・グラン・ビルセイア
- 『第2次OG』では声優が同じ置鮎氏なだけあってか、彼と絡むシーンが多い。
- 力に溺れ、世界征服に駆り立てた彼を、父マイヤーと重ね合わせ激しく糾弾する。
- カルヴィナ・クーランジュ
- フューリーを一人でも追おうとするカルヴィナに対して、自身の経験から「個人で出来ることに限界がある」と諭す。
- クラウス・ブランシュタイン
- 先祖。
版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 神隼人
- 『新』・αシリーズで共演。『新』では原作漫画版の設定でSRXチームの教官。
- ひびき洸
- 『新』・αシリーズで競演。『新』ではリュウセイ程じゃないにせよ変人に思っていた。
- ツワブキ・サンシロー
- 『新』・『第3次α』で競演。『新』では女に興味を示さないというリュウセイの発言を曲解してライを同性愛者と思い込み、誤解が解けるまで避けるハメになる。
- 葵豹馬
- 『α』ではボアザン軍との戦闘で両腕に重傷を負った彼を救うべく、自身の義手と同じサイボーグ手術を施す事を提唱し、その執刀医にロブを手配するなど、豹馬の戦線復帰に尽力した。
- ギュネイ・ガス
- 『新』で敵として対峙。交戦機会は少ないが、戦闘前会話にて天才肌のライを意識している発言をする。
- ルペ・シノ
- 『新』で敵として対峙。交戦機会は少ないが、戦闘前会話では彼女に大人にも子供にもなりきっていないと言われる。
- 剣流星 / 超人機メタルダー
- 『スーパーヒーロー作戦』で共演。その名を聞き「君も鬼神のように戦うんだろうな」と、行方不明になったリュウセイに思いをはせる。
- 凱聖バルスキー
- 『スーパーヒーロー作戦』にて、時間稼ぎのために一騎打ちを行う。以後ライとの決着を望むバルスキーだったが、メタルダーに倒されたことで実現せず。
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
共通[編集 | ソースを編集]
- 「俺に出会った不幸を呪え!」
- 『新』の頃から使われている決め台詞。後にエルザムやレオナも同等の発言をしている。カズマも言っているが、彼の場合は制作側のセルフパロディの可能性もある。『PROJECT X ZONE』ではゼンガー・ゾンボルトがエックス&ゼロとの掛け合いで似た台詞を言う。
- 「行け、光の戦輪よ!」
- 同じく『新』から使われているチャクラム使用時の台詞。スラッシュリッパー使用時(OGシリーズ)にも「鋼の戦輪」と呼んでおり、どうも「戦輪」という言葉が気に入っているらしい。ネーミングセンスとしてはリュウセイのそれと五十歩百歩だが、ご先祖様(直系ではないだろうが)もチャクラム使いだった事を考えると、あるいはこの言い回しも「出会った不幸を~」と同様にブランシュタイン家の伝統だったりするんだろうか?
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「バカヤロウ! それはゲッターチームだ!!」
- 『α』第35話B「イングラムの真意」より。合体テスト時に「チェェェェェンジ、R-1! スイッチ・オォンッ!!」と叫んだリュウセイに対して。ライにしてはらしくない直球の突っ込みだが、これは『新』の台詞の発展系である(後述)。
- 「…聞き覚えがあるような気もするが…それは違うだろう、リュウセイ」
- DC版『α』の同上シチュエーションで変更された台詞。「パート1!パート2!パート3!GO!!」とシャウトするリュウセイに対し、至極冷静にツッコミを入れる。
- 「貴様を倒すまで、R-2のシートは俺のものだ!」
- 離反したイングラムに対し、「越えなければならない壁であるお前を、絶対に越える」という意思を込めて言い放った台詞。
- 「…俺達はチームだ。それに、イングラム少佐に借りがあるのはお前だけではない」
- 第50話「ヴァリアブル・フォーメーション」で、アストラナガンを駆り極東基地に出現したイングラムを目の当たりにして反射的に飛び出すリュウセイに追従し、イングラムへ静かに闘志を燃やす。
- 「何を今更…お前と出会った時から、無茶に付き合わされる事は覚悟している」
- 第57話「天使の輪の上で」にて、リスクが高いエンジェル・ハイロゥのサイキック・ウェーブ中和作戦にSRXパイロットの関係上、付き合わせる形となった事を詫びてくるリュウセイの殊勝さに、苦笑交じりで返答する。
- 「こんな時に未熟さが出たか…。後退する」
- 第2次αでの唯一の台詞がこれ。と言っても撃墜時の汎用台詞だが。
- 「今は…耐えるしかない…。耐えて…生き延び…成すべきことを…」
「そうしなければ…俺達は…!」 - 『第3次α』第4話「地獄門、開く」より。損壊したSRXから脱出する直前、アヤの言葉を反芻し、リュウセイに脱出を促すと無念の思いでSRXを放棄する。
- 「そして、お前の望んだ身勝手なステージはもうすぐ終わる…貴様の敗北というエンディングを迎えてな!!」
- 『第3次α』第54話「神に守られし星」に於けるリュウセイとエツィーラとの戦闘前会話より。マイの心を弄んだ彼女に対して、流石のライも怒気を隠せなかった。
- 「援軍か!?」
- 『第3次α』「スペシャルステージ」より。敵襲警報を聞いて。この時、艦内ではミナキとクスハがそれぞれに料理と栄養ドリンクを振る舞っていた。アヤからは「…これは敵襲の報よ。気持ちはわかるけど…」とフォローされていた。
単独作品[編集 | ソースを編集]
新[編集 | ソースを編集]
- 「えっ…ええ、それは本当です。天才的パイロットであることは間違いないでしょう」
- 地上編第10話「天才パイロット、ライ」より、リュウセイから天才パイロットであることを聞いたサンシローからの質問の返答。第一印象で「まとも」と思っていた洸からは「やっぱり、おかしいや」と言われる。
- 「このリュウセイは、見かけはバカだけど根もバカなんだ」
- 地上編第14話「その名は東方不敗」より、ドモンを「ぶっきらぼうだけど、根はいい人なんです」と紹介したレインに対するリュウセイの紹介。一見コントのようである。
- 「ちょ、ちょっと待ってください。と言うことは、オレがサンシローさんのことを好きだとでも?」
- 地上編第15話「強奪」より、自分を避けるサンシローに詰め寄り、真実を問いただした後の反応。この後リュウセイを「今日という今日はゆるさん!!」と追い掛け回す。
- 「バカヤロウ! それはボルテスチームだ!!」
- 地上編第30話「紅のV-MAX」にて、合体テスト時に「ブイ・トゥゲザー!」と叫んだリュウセイに対して。
- 『α』第34話A「隠された殺意」においても使われており、先述した「それはゲッターチームだ!」の別パターン。
- 「おい! それは違うだろ。なんで、そういう飛躍ができるんだ」
- 宇宙編第29話「陽動作戦」より。アヤの「人体改造」という言葉を聴いて、リュウセイが「えっ、改造人間・・・せまるぅぅ・・」と言い出したリュウセイに対して。由来は『仮面ライダー』の主題歌からだが、ライはこれを認知しているようだ。
DD[編集 | ソースを編集]
- 「モデルデータが電送されるなら、ランナーではなく、パーツそのものを同時に複数出力すればいいんじゃないか?」
- 2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」にて。出力データを電送して3Dプリンターにて自力で出力するプラモデルであるテレスティック・モデル(テレモ)の話題になった際、ランナーのデータを送る形式に疑問を持っての発言。この疑問に対してリュウセイは、パーツ数が少なく管理が大変にならないテレモでのみその形式を行っていると回答している。
- リュウセイの言動以外にホビー知識がない割に、自前の地頭の良さで疑問を導き出している、地味ながらライらしい台詞である。
30[編集 | ソースを編集]
- 「あれは誇りを傷つけられた人間の怒りです」
「そして、奴の言葉に怒りを覚えた人間が他にもいます」 - サイドミッション「黒い翼」にて。オラシオ・コジャーソとの初めての対談でエルネスティ・エチェバルリアが怒りを露にした際、驚くアヤに対して。リュウセイとずっと付き合ってきたライだからこそ、理解者としての台詞であり、リュウセイがエルネスティと共に激怒する直前に発言しているのも地味ながらポイントである。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「くっ! やはりこいつとは相性が悪いのか?」
「ぐうっ!! 二度もこの機体と運命を共にするつもりはない!」 - ヒュッケバイン008L搭乗時の被弾台詞。因縁の機体だからか、この機体に対する特殊台詞が多め。
- 「…俺には守るべき場所があり、守るべき人々がいる。それを全て失わない限り、俺は死なん…!」
「俺の死に場所はここではない!!」 - 『OG1』の対レビ戦にて。GBA版では直前にライは「俺は今まで、死に場所を探していた…」と発言しているが、これは専用BGM「ICE MAN」の歌詞「死に場所を求めて流離ってきた」という一節に対するオマージュだと思われる。なお、『OGs』では心境に変化があったのか、直前の台詞が「死を恐れて、ここまで来られるか」になったことでレビとの会話内容も変わったため、この台詞も微妙にニュアンスが変わっている。
- 「……いいか、よく聞け」
「お前の操縦や攻撃タイミングに合わせ、トロニウム・エンジンの出力を調整するのは大変なんだ。加えてダメージコントロールに電測補助……」
「大尉のメディカルチェック、各種データの取得、セイフティの管理、サーボモーターのチェック、冷却剤の供給、パージしたパーツの位置捕捉……」
「SRX合体中にやることは山ほどある。その上、必殺技の名前を一緒に叫べと?」 - 『OG2』より、リュウセイから「技の名前を一緒に叫んでくれてもいいじゃないか」と言われての反論。確かに、これだけの事を同時に扱えるのは彼ぐらいしかいない。漫画版では火器管制も担当している描写がある。余談だが、第2次OG終了時点での自軍部隊で念動力者は12名もいるのに対し、天才はライを含めても4名しかいない。
- 簡単にまとめると、リュウセイの操縦をフォローしつつ、不安定なアヤの面倒を見て、うっかりすると爆発するトロニウムエンジンをリアルタイムで調整しながら、SRXの巨体から来る諸問題を全てフルマニュアルで片付けているという恐ろしいことに。後にリュウセイが「お前に何かあるとこのチームは成り立たない」とぼやく事になるのも納得である。ファンからついたあだ名は「SRXチームで合体中いちばん忙しい人」
- 後に『30』のエーストークでも同じやり取りが発生。本来3ターンしか維持できない合体を無理矢理持たせている事から「しかも、今は合体状態を強引に維持させているんだ。」の一文が4行目に追加されているが、他の台詞はほぼ同じである。
- 「……俺達はチームだ。例え、それぞれがどんな過去を持っていようとも……今はSRXの下に集まった……一つのチームだ」
「だから……俺はここへ来た。お前達を助けるために」 - 『OG2』第27話(『OGS』では第34話)「紅の幻想」より。自らの過去に苦悩するマイを、ヴィレッタと共に助けに来た際に発したセリフ。
- 「俺達はチームです!SRXという旗の下に集まった
そこから 始まったチームです」
「俺もリュウセイも貴女もマイもヴィレッタ隊長も」
「例え それぞれがどんな過去を持っていようとも今はたったひとつのチームです」 - RoAでは、アヤに対する台詞になっている。
- 「アーチボルド…俺の過去にもう一つの楔を打ち込んだ男…!」
「義姉上や多くの人々を死に至らしめた罪…今こそあがなえ!」 - 『OG2』より、どちらもアーチボルドとの戦闘セリフ。ここで言う「楔」とは言うまでも無くエルピス事件の事。もう一つは、エアロゲイター(作品によってはインスペクター)が引き起こしたヒュッケバイン008Rのブラックホールエンジン暴走事故の事で、この事故の際、ライの命と引き換えに多くの研究所の所員の命が失われた。
- 「アーチボルド・グリムズ! 今こそ冥府へ落ちろ!! 貴様が俺に打った楔もろともな!!」
「……アーチボルド……アーチボルド・グリムズ……永遠に……眠れ、地の底で」 - 『OG2』より、アーチボルドとの決着の際のセリフ。このセリフは、同マップのタイトル『眠れ、地の底で』として使われている。余談だが、エルピス事件をアーチボルドに指示した人物に引導を渡した人物が、今ではチームの隊長なのは何の因果か(『DW』では経緯が違うので除く)。
- 「たまに間違えますよ、こいつは」
- 「試される番人達」のシナリオエンドデモにて、リュウセイに「ロボットや武器の名前はすぐに覚える」と言ったイルムに対して。何でもない台詞のようだが、「間違えたことがわかる」のであれば、ライもリュウセイの見ているアニメやロボットについてそれなりの知識を持っていることになる。実際第3次αでは詰め込みながらもツッコミを入れていた場面があり、振り回されているだけではないのだろう。
- 「…………ギャラクシー・ファントム・エクスプロージョン」
- 『OG外伝』より。R-1とART-1の連係攻撃をリュウセイが「天上天下念動連撃拳」と名付けたことに呆れた反応を返したところ「じゃあ、お前なら何て名付けるんだよ?」と聞かれ、数行かけて必死に考えた末の答え。チームとしてライも着実にリュウセイ色に染まってしまっている事が伺える。ちなみにこの名称、リュウセイ的には中々の好感触であった。ちなみに声優ネタ(某星座をモチーフにしたバトルアニメと超人的な技が続出するボクシングアニメで置鮎氏が担当するキャラの必殺技が由来)。
- 「キョウスケ少尉、援護する」
- キョウスケへの援護台詞。……なのだが、実は「仮面の下にある顔は」どころか、『OG外伝』になってもこの台詞。昇進してるんですが……。
- なお、これはキョウスケのデータが『OG1』から『OG外伝』ですべて同じであるため(フリーバトルでも1種類しかない)。さすがに『第2次OG』では修正された。
- (……それがもう一つの……責任の取り方ですか……)
- 『第2次OG』17話「決戦、デュラクシール」にてデュラクシール共々壮絶な最期を遂げたフェイルを見て。他のラ・ギアス関係者達と共に反応したのは、声が似ているのもあるが、やはりフェイルが父マイヤーと似ているという部分が大きいのだろう。
- 「ア……R-1なら、あそこにあーるわん」
- 『OGMD』中断メッセージより。演し物を変える提案し、「なら言い出したライもやってみよう」と言われ、咄嗟に出たネタ。流石のリュウセイも驚きを隠せなかったが、このネタに隊長はご満悦であった。
その他[編集 | ソースを編集]
- 「お前が1人で困ってるだろうと思ってな。R-2を基地のハンガーから無断借用してここまで来たのさ」
- 『スーパーロボットスピリッツ』のリュウセイEDで地球に落下するR-1改をR-2で救出して。ちなみに同作では前日譚でライは重傷を負ったため入院中だったが、この時ライは病院を抜け出してまでリュウセイを救助しにきている。軍規を破るのは彼らしからぬ行動だが、リュウセイとの友情を感じさせる台詞でもある。
漫画・アニメ媒体[編集 | ソースを編集]
- 「俺は許さない…カトライア姉さんを撃った兄さんを!」
- 『ジ・インスペクター』第21話における過去の回想場面より。カトライアの葬儀でエルザムに怒りをぶつけた。
- 「撃て、兄さん!」
「楔を抜き取ろう!俺達の過去から!」 - 『ジ・インスペクター』にて、アーチボルドにレーツェルへの人質にされてしまった際の台詞。この台詞を言うのと同時にR-2のバイザーを明滅させ、エルザムにこの場を打開するための作戦を密かに伝えていた。直後、アウセンザイターの発砲に合わせ、R-2単独でパターンOOCを実行。R-1との合体部分を展開してビームをすり抜ける、という神業をやってのけた。
- 「アーチボルド……グリムズゥゥゥッ!!」
「これまでの罪を……今こそ、贖えぇぇぇぇっ!!」 - ジ・インスペクターでアーチボルドにトドメを刺した際の咆哮。離脱するガーリオンをチャクラムのコードで捕縛し、怨敵を葬り去った一撃は、リュウセイばりの鉄拳だった。この時使ったのが、捕縛の都合とはいえ左腕だったのが何とも感慨深い。
- (俺は……)
(俺の代わりは……何とかなるだろう) - 『OGクロニクル』にて、敵機に包囲され孤立した状態で、リュウセイを逃がした後のモノローグ。念動力者であるアヤとリュウセイを失えば計画自体が崩壊するとの危惧から来た行動だったが、同時に自身が唯一能力者でないことへの引け目が見て取れる。ちなみにこの後、虚勢を看破していたリュウセイが引き返して助けに来ており、戦闘終了後に「お前に何かあるとこのチームは成り立たない」と指摘された。
- 「イケメンビームチャクラム!!シュート!!」
- ライディースを演じる置鮎龍太郎氏のブログより。『おねがいマイメロディ』の同氏が演じる『ウサミミ仮面』とビームチャクラムを自らネタにしている。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- R-2 / R-2パワード
- メインの搭乗機。『OG』シリーズではL5戦役勃発直前から搭乗。
- SRX
- 役割は前述の通り、主に出力調整を担当。
- バンプレイオス
- SRXの完成機。AR-2に乗り、火器管制を担当。
- 量産型ゲシュペンストMk-II
- α外伝で搭乗。
- ヒュッケバイン(RTX-008R)
- 彼が左腕を失う原因となった機体。
- ヒュッケバインMk-III・トロンべ
- 第3次αのエキストラシナリオで搭乗。兄の機体を借り受けて戦う姿はファン必見。
- シュッツバルト
- OG1では当初この機体の1号機に乗り、DC戦争を戦っていた。R-2の設計母体でもあり、R-2搭乗時における砲撃戦・支援戦闘の習熟のために搭乗していた。ライがR-2に機種転換した後はジャーダに譲られ、後のインスペクター事件でラーダが乗り込んで以降、修羅の乱終戦まで運用された息の長い機体となった。『OGRoA』ではR-2の封印措置中にこの機体に再び搭乗している。
- 量産型ヒュッケバインMk-II
- OG2ではハワイでのビルトファルケンのテストに同伴した際に搭乗。
- アルブレード
- デザインは現在のものと異なるが、『スーパーヒーロー作戦』ではR-2が凍結解除されるまではこの機体に搭乗している。
余談[編集 | ソースを編集]
- ライの左手は先述の通り義手であるが、ライを演ずる置鮎氏はテレビアニメ『地獄先生ぬ~べ~』で、同じく左手が特殊な主人公・鵺野鳴介を演じている。こちらは失った左手の部分に鬼を封印しており、普段は手袋で隠して本気の戦闘となると手袋を外して鬼の手で戦うという点がある。なお、ライが本気で怒ると左手で殴るという設定の元ネタなのかは不明。
- 共演した事はないが、何気に同じ声のバンプレオリジナルキャラとは年端もいかない少女に慕われるという共通点がある。ライはロリコンではないが。
- ライ役の置鮎龍太郎氏は2013年1月にカトライア役の前田愛氏との結婚を発表し、エルザム(レーツェル)役の稲田徹氏は自身のツイッターに「我が弟よ、カトライアを頼んだぞ」と発言している。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 余談だが『OGs』発売前後の時期、置鮎氏はテレビアニメ『おねがいマイメロディ』で「イケメンビーム」なる技を使うヒーロー役を演じており、一部ファンからはライの外見と合わせ、この曲も「IKE MEN(イケメン)」などとネタにされた。
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