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| 価格 = 3,980円(GB版)<br />1,204円(HDリメイク版・税別)<ref>『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』の初回生産版封入のプロダクトコードにより2014年4月10日~2015年12月30日まで無料でダウンロード可能。</ref> | | 価格 = 3,980円(GB版)<br />1,204円(HDリメイク版・税別)<ref>『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』の初回生産版封入のプロダクトコードにより2014年4月10日~2015年12月30日まで無料でダウンロード可能。</ref> | ||
| CERO区分 = A(全年齢対象) | | CERO区分 = A(全年齢対象) | ||
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発売当時は「[[コンパチヒーローシリーズ]]」の1作として宣伝された。そのため、他の多くのコンパチヒーローシリーズと同様にロボットにはパイロットの概念がなく、ロボットたち自身が意思を持っているような擬人化がなされている(ただし、一部のセリフにはパイロットが発しているようなものもある)。 | 発売当時は「[[コンパチヒーローシリーズ]]」の1作として宣伝された。そのため、他の多くのコンパチヒーローシリーズと同様にロボットにはパイロットの概念がなく、ロボットたち自身が意思を持っているような擬人化がなされている(ただし、一部のセリフにはパイロットが発しているようなものもある)。 | ||
− | + | 「コンパチヒーローシリーズ」は巨大ロボットと等身大のヒーローが共演する作品だが、それに違和感を持っていたじっぱひとからげプロデューサーが、もっと統一感のあるものにしたいという考えから、ロボットアニメというジャンルでくくればまとまると考えたのが制作のきっかけとなっている<ref name="20ブックレット">バンダイナムコゲームス『スーパーロボット大戦シリーズ生誕20周年記念特製ブックレット』34頁。</ref>。元々は塔を探索するタイプのRPGとして企画されていたが、その後シミュレーション作品に切り替わった<ref name="20ブックレット" />。本作の開発は「『大戦略』のロボットアニメ版」という構想から始まっており<ref>『スーパーロボット大戦F プレイステーション版 完全攻略ガイド』171頁。</ref>、その影響か「基地を入手する」というシステムもある。これは後のシリーズに踏襲されなかった要素でもある(ただし、目標施設にたどり着く条件や物語で奪還といった形では残ってはいる)。ちなみに『大戦略』を含むウォー・シミュレーション・ゲームにある「ユニット生産」といったシステムは初代から現在に至るまで採用されていない。 | |
パッケージのデザインはかつてのポピーから発売されていた超合金シリーズのパッケージデザインを意識したものとなっており、『第4次』まで続くパッケージネタはこの初代から既に始まっていた。 | パッケージのデザインはかつてのポピーから発売されていた超合金シリーズのパッケージデザインを意識したものとなっており、『第4次』まで続くパッケージネタはこの初代から既に始まっていた。 | ||
− | 2014年4月24日に[[プレイステーション3|PS3]]/[[プレイステーション・ヴィータ|PS Vita]] | + | == リメイク版 == |
+ | 2014年4月24日に[[プレイステーション3|PS3]]/[[プレイステーション・ヴィータ|PS Vita]]向けダウンロード専用ソフトとしてHD[[リメイク]]版が発売された。2014年4月10日発売の『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』の期間限定特典として先行ダウンロードも可能だった。リメイク版はマップ・ユニット共にグラフィックが大幅に向上しているほか、システム周りも現行のスパロボ作品に近いものとなっており(例として、中断セーブ機能や戦闘アニメのON/OFF機能の追加、同じく戦闘アニメの早送り・中断機能など)、プレイの快適さもオリジナル版とは段違いのものとなっている。また、新ユニットの追加や既存ユニットの武装の追加、オリジナル版の全13ステージを「第1部」とし、これをクリアすると遊べるようになる第2部シナリオの追加など、単なるリメイクに留まらないボリュームとなっている。なお、第一部一周目はGB版同様ガンダム・マジンガー・ゲッターの中から好きなチームを選んで開始するが、第一部の周回プレイと第二部はゲーム全体で一度でも仲間にしたユニットと[[サイバスター]]の中から好きなユニットを初期ユニットとして選択してチームを組めるようになっている。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | このスーパーロボット大戦(シリーズ)に多数の作品が参戦しているダイナミック企画だが、実はダイナミック企画はPC- | + | *このスーパーロボット大戦(シリーズ)に多数の作品が参戦しているダイナミック企画だが、実はダイナミック企画はPC-98用のアダルトソフト『スーパーエレクト大戦S・EX』なるものを1995年にリリースしている。内容はスパロボとは全く関係ないのだが、ロゴがスパロボのものと酷似している。 |
− | + | *1990年9月ごろ、ガンダムやウルトラマンが登場するゲームボーイ用シミュレーションゲーム『SDヒーロー列伝』が『ファミリーコンピュータマガジン』で発表されるが、2ヶ月ほどで発売予定スケジュールから消滅する。『スーパーファミコン&ゲームボーイ発売中止ゲーム図鑑』では、発売中止ではなく他の企画に移行した可能性も指摘しており、移行先の候補として時期・ジャンルが一番近い『スーパーロボット大戦』を挙げている。<ref>三才ブックス『スーパーファミコン&ゲームボーイ発売中止ゲーム図鑑』150頁。</ref> | |
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== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年10月7日 (月) 21:48時点における最新版
スーパーロボット大戦 | |
---|---|
シリーズ | スーパーロボット大戦シリーズ |
開発元 |
ウィンキーソフト(GB版) B.B.スタジオ(HDリメイク版) |
発売元 |
バンプレスト(GB版) バンダイナムコゲームス(HDリメイク版) |
対応機種 |
|
プロデューサー | じっぱひとからげ |
音楽 |
大西康成 こにしまさ |
発売日 | 1991年4月20日(GB版) |
配信開始日 | 2014年4月24日(HDリメイク版) |
配信終了日 | 2024年?(HDリメイク版) |
価格 |
3,980円(GB版) 1,204円(HDリメイク版・税別)[1] |
CERO区分 | A(全年齢対象) |
『スーパーロボット大戦』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。
概要[編集 | ソースを編集]
「スーパーロボット大戦シリーズ」の記念すべき第1作である。本作ではパイロットの概念はなく、洗脳されたスーパーロボットたちを助けるためにギルギルガンを倒すというストーリーである。ガンダム・マジンガー・ゲッターの中から好きなチームを選び、チーム内から選んだ一人をリーダーユニットとして選択する。
発売当時は「コンパチヒーローシリーズ」の1作として宣伝された。そのため、他の多くのコンパチヒーローシリーズと同様にロボットにはパイロットの概念がなく、ロボットたち自身が意思を持っているような擬人化がなされている(ただし、一部のセリフにはパイロットが発しているようなものもある)。
「コンパチヒーローシリーズ」は巨大ロボットと等身大のヒーローが共演する作品だが、それに違和感を持っていたじっぱひとからげプロデューサーが、もっと統一感のあるものにしたいという考えから、ロボットアニメというジャンルでくくればまとまると考えたのが制作のきっかけとなっている[2]。元々は塔を探索するタイプのRPGとして企画されていたが、その後シミュレーション作品に切り替わった[2]。本作の開発は「『大戦略』のロボットアニメ版」という構想から始まっており[3]、その影響か「基地を入手する」というシステムもある。これは後のシリーズに踏襲されなかった要素でもある(ただし、目標施設にたどり着く条件や物語で奪還といった形では残ってはいる)。ちなみに『大戦略』を含むウォー・シミュレーション・ゲームにある「ユニット生産」といったシステムは初代から現在に至るまで採用されていない。
パッケージのデザインはかつてのポピーから発売されていた超合金シリーズのパッケージデザインを意識したものとなっており、『第4次』まで続くパッケージネタはこの初代から既に始まっていた。
リメイク版 [編集 | ソースを編集]
2014年4月24日にPS3/PS Vita向けダウンロード専用ソフトとしてHDリメイク版が発売された。2014年4月10日発売の『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』の期間限定特典として先行ダウンロードも可能だった。リメイク版はマップ・ユニット共にグラフィックが大幅に向上しているほか、システム周りも現行のスパロボ作品に近いものとなっており(例として、中断セーブ機能や戦闘アニメのON/OFF機能の追加、同じく戦闘アニメの早送り・中断機能など)、プレイの快適さもオリジナル版とは段違いのものとなっている。また、新ユニットの追加や既存ユニットの武装の追加、オリジナル版の全13ステージを「第1部」とし、これをクリアすると遊べるようになる第2部シナリオの追加など、単なるリメイクに留まらないボリュームとなっている。なお、第一部一周目はGB版同様ガンダム・マジンガー・ゲッターの中から好きなチームを選んで開始するが、第一部の周回プレイと第二部はゲーム全体で一度でも仲間にしたユニットとサイバスターの中から好きなユニットを初期ユニットとして選択してチームを組めるようになっている。
2024年6月時点で配信終了している。終了時期は不明だが、同年3月にはゲームアーカイブス版のスパロボシリーズの配信終了が確認されているため、それと同時期と思われる。
話題[編集 | ソースを編集]
- 精神コマンドは回数制で主人公のみ使用可能。ちなみに裏技で無限に使用できる。リメイク版では主人公のみ専用の精神コマンドが別途用意され、各ユニットが精神コマンドをSP制で使えるようになっている。また、裏技も「1シナリオに1回好きな精神コマンドを使用できる」に変更された。
登場作品[編集 | ソースを編集]
他に「劇場版マジンガーシリーズ」の機体が登場する。『機動戦士ガンダムF91』は公開から僅か1ヶ月でのハイスピード参戦。
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
GB版には登場せず、スパロボオリジナルのメカおよびキャラクターは次作『第2次スーパーロボット大戦』から登場する。
リメイク版では第2部よりサイバスターとメカギルギルガン、そして闘神ゴッド・ノアが登場する。
関連項目[編集 | ソースを編集]
ゲーム中データ[編集 | ソースを編集]
分類 | 記事 | 備考 |
---|---|---|
全話一覧 | 全話一覧/初代 | |
精神コマンド | 精神コマンド/初代 | |
強化パーツ | 強化パーツ/初代 | 「アイテム」名義 |
裏技 | 裏技/初代 | |
メカ&キャラクターリスト | メカ&キャラクターリスト/初代 |
用語[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- このスーパーロボット大戦(シリーズ)に多数の作品が参戦しているダイナミック企画だが、実はダイナミック企画はPC-98用のアダルトソフト『スーパーエレクト大戦S・EX』なるものを1995年にリリースしている。内容はスパロボとは全く関係ないのだが、ロゴがスパロボのものと酷似している。
- 1990年9月ごろ、ガンダムやウルトラマンが登場するゲームボーイ用シミュレーションゲーム『SDヒーロー列伝』が『ファミリーコンピュータマガジン』で発表されるが、2ヶ月ほどで発売予定スケジュールから消滅する。『スーパーファミコン&ゲームボーイ発売中止ゲーム図鑑』では、発売中止ではなく他の企画に移行した可能性も指摘しており、移行先の候補として時期・ジャンルが一番近い『スーパーロボット大戦』を挙げている。[4]
脚注 [編集 | ソースを編集]
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