「ドラゴンベビー」の版間の差分

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[[騎士ガンダム]]に敗れたブラックドラゴンの肉体が「炎の剣」の力で変化して新たな命を得たもの。ブラックドラゴンを父と考え、その形見として「炎の剣」を所持している。見た目はブラックドラゴンが幼児化したような姿をしているが着ているのはローブになっている<ref>その下の足の部分は股間から踝までの部分がかなり細い上に長い物である。</ref>。
 
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[[漫画]](ほしの竜一版)では『伝説の巨人』編から登場し、周囲からは「サタンガンダムの息子」として広く認知されており、サタンガンダムからも息子として扱われている。父が倒されてからはドラゴン族復興の為に騎士ガンダムと戦う。一人称は『伝説の巨人』編の初登場回では「ポク」、『伝説の巨人』終盤や『光の騎士』編では「おいら」。言葉使いは「~ピ(だっピー)」。噛み付きで相手を石化させる能力を持っている。騎士ガンダムは父の仇と見ていたが、暗躍中に彼に助けられたために情が湧いてしまう。『伝説の巨人』編終盤の「ルフォイの星」争奪戦で入手に成功するも、直後に起こった落石が頭に当たり、更に着火した燃え盛る<ref>直前に火に焼かれて逃げ惑っていた武闘家[[ネモ]]が飛び込んでしまったせい</ref>石のしずくに落ちてしまい、助けようと飛び込んだ父(戦士ガンキャノンに憑依している)と共に一時期行方不明になったが、OVA版と異なり[[ネオブラックドラゴン]]として父が蘇っても、彼自身はそのまま翼部として残っており再登場した。その後[[バーサル騎士ガンダム]]と父が戦闘中に分離し説得を行っている。しかし[[闇の皇帝ジークジオン]]によって意思なき邪悪なモンスターに変えられてしまった父の攻撃で致命傷を負い、バーサル騎士ガンダムに自らの命の結晶を渡し怪物になった父を滅ぼしてくれと頼み絶命した。
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[[OVA]]では『第四章 光の騎士』冒頭に登場。炎の剣が突き刺さっている地中から登場し、炎の剣を抜くものの、'''雷に打たれて黒こげになる'''。
 
[[OVA]]では『第四章 光の騎士』冒頭に登場。炎の剣が突き刺さっている地中から登場し、炎の剣を抜くものの、'''雷に打たれて黒こげになる'''。
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== 登場作品と役柄 ==
 
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=== 携帯機シリーズ ===
 
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:初登場作品。ジオン族のパイプ役として様々な勢力に出向いている。見た目は幼いが行動力と知略に富み、手段を択ばない冷徹な[[性格]]である。
 
:初登場作品。ジオン族のパイプ役として様々な勢力に出向いている。見た目は幼いが行動力と知略に富み、手段を択ばない冷徹な[[性格]]である。
 
:[[機界31原種|原種]]を見つけ出すために[[アルガス騎士団]]の[[偽物]]に破壊工作をさせ、ガンダム族に罪を擦り付けようとしたり、リディの心の闇に付け込み[[ブライティクス]]を討たせようとするなど悪辣な行動に出ている(なお、この二つの企みは[[黄金の騎士]]によって失敗している)。反面父と慕うブラックドラゴンの復活に尽力する健気さと意志の強さ、[[タイダー]]など認めた相手は決して裏切らず、利害を超えて助力する情の篤さも併せ持ち、その性質は完全な悪だとは言い切れない。
 
:[[機界31原種|原種]]を見つけ出すために[[アルガス騎士団]]の[[偽物]]に破壊工作をさせ、ガンダム族に罪を擦り付けようとしたり、リディの心の闇に付け込み[[ブライティクス]]を討たせようとするなど悪辣な行動に出ている(なお、この二つの企みは[[黄金の騎士]]によって失敗している)。反面父と慕うブラックドラゴンの復活に尽力する健気さと意志の強さ、[[タイダー]]など認めた相手は決して裏切らず、利害を超えて助力する情の篤さも併せ持ち、その性質は完全な悪だとは言い切れない。
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:原作OVA版ではほぼ一瞬の登場で台詞らしい台詞もない事を考えると、凄まじいまでの[[スパロボ補正]]がかかっている事になる。
 
:原作OVA版ではほぼ一瞬の登場で台詞らしい台詞もない事を考えると、凄まじいまでの[[スパロボ補正]]がかかっている事になる。
  
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== 名台詞 ==
 
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;「父上…」
 
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:カードダスでの台詞。
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:カードダスでの台詞。ちなみにこのカードダスの強さは「'''[[MP]]マイナス10'''」という前代未聞の数値である。
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;「オイラ…騎士ガンダムと戦うのイヤだ! 騎士ガンダムはオイラを助けてくれたんだビー…敵だけどオイラは騎士ガンダムがすきなんだビー!」
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:漫画版終盤での台詞。ネオブラックドラゴンから分離し、父に心情を吐露する。
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;「父上は…誇り高きドラゴンの王だビー…あんなうねうねした怪物じゃないビー…! 騎士ガンダム…あんな…父上…やだ…!」
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:同上。[[闇の皇帝ジークジオン]]の呪いで醜い怪物にされたブラックドラゴン(サタンガンダム)に致命傷を負わされ、騎士ガンダムに最後の言葉を遺し絶命する。
  
 
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==

2023年7月31日 (月) 21:02時点における最新版

ドラゴンベビー
登場作品

ガンダムシリーズSDガンダムシリーズ

声優 かないみか
デザイン 横井孝二
初登場SRW スーパーロボット大戦BX
SRWでの分類 サブパイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 ドラゴン族
性別
所属 ジオン族
MP -10
テンプレートを表示

ドラゴンベビーは『SDガンダム外伝』の登場キャラクター。

概要[編集 | ソースを編集]

騎士ガンダムに敗れたブラックドラゴンの肉体が「炎の剣」の力で変化して新たな命を得たもの。ブラックドラゴンを父と考え、その形見として「炎の剣」を所持している。見た目はブラックドラゴンが幼児化したような姿をしているが着ているのはローブになっている[1]

漫画(ほしの竜一版)では『伝説の巨人』編から登場し、周囲からは「サタンガンダムの息子」として広く認知されており、サタンガンダムからも息子として扱われている。父が倒されてからはドラゴン族復興の為に騎士ガンダムと戦う。一人称は『伝説の巨人』編の初登場回では「ポク」、『伝説の巨人』終盤や『光の騎士』編では「おいら」。言葉使いは「~ビ(だビー)」。噛み付きで相手を石化させる能力を持っている。騎士ガンダムは父の仇と見ていたが、暗躍中に彼に助けられたために情が湧いてしまう。『伝説の巨人』編終盤の「ルフォイの星」争奪戦で入手に成功するも、直後に起こった落石が頭に当たり、更に着火した燃え盛る[2]石のしずくに落ちてしまい、助けようと飛び込んだ父(戦士ガンキャノンに憑依している)と共に一時期行方不明になったが、OVA版と異なりネオブラックドラゴンとして父が蘇っても、彼自身はそのまま翼部として残っており再登場した。その後バーサル騎士ガンダムと父が戦闘中に分離し説得を行っている。しかし闇の皇帝ジークジオンによって意思なき邪悪なモンスターに変えられてしまった父の攻撃で致命傷を負い、バーサル騎士ガンダムに自らの命の結晶を渡し怪物になった父を滅ぼしてくれと頼み絶命した。

OVAでは『第四章 光の騎士』冒頭に登場。炎の剣が突き刺さっている地中から登場し、炎の剣を抜くものの、雷に打たれて黒こげになる

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。ジオン族のパイプ役として様々な勢力に出向いている。見た目は幼いが行動力と知略に富み、手段を択ばない冷徹な性格である。
原種を見つけ出すためにアルガス騎士団偽物に破壊工作をさせ、ガンダム族に罪を擦り付けようとしたり、リディの心の闇に付け込みブライティクスを討たせようとするなど悪辣な行動に出ている(なお、この二つの企みは黄金の騎士によって失敗している)。反面父と慕うブラックドラゴンの復活に尽力する健気さと意志の強さ、タイダーなど認めた相手は決して裏切らず、利害を超えて助力する情の篤さも併せ持ち、その性質は完全な悪だとは言い切れない。
隠し要素の条件を満たせばネオブラックドラゴンバーサル騎士ガンダムと融合する寸前に弾き出されて分離。ジークジオンとの決戦後「父上を助けるため」として、バーサル騎士ガンダムのサブパイロットとしてブライティクスに参加する(ボイスは無し)。
原作OVA版ではほぼ一瞬の登場で台詞らしい台詞もない事を考えると、凄まじいまでのスパロボ補正がかかっている事になる。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

BX
加速闘志気合直撃かく乱
「加速」を持っているため、バーサル騎士ガンダムのネックであった移動面がある程度改善できる。

人間関係[編集 | ソースを編集]

サタンガンダム(ブラックドラゴン)
ドラゴンベビーは、騎士ガンダムに敗れた彼の分離体のうち「肉体」に当たる。その為か、自分を彼の息子だと思っている。
ネオブラックドラゴン
ブラックドラゴンの「肉体」であるドラゴンベビーと、戦士ガンキャノンに憑りついていた「魂」が合体し復活した姿。
戦士ガンキャノン
ブラックドラゴンの分離体のうち「魂」が憑依しており、ドラゴンベビーから見れば自分の片割れになる(SRW未登場)。
バンパイアキッド
ゲームボーイソフト『SDガンダム外伝 ラクロアンヒーローズ』に登場(SRW未登場)。同作でのドラゴンベビーはただの量産ザコ敵であり、その上位種のザコ敵がバンパイアキッドである。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

タイダー
BX』では協力関係。敬愛する上司のために健気に尽くし努力する彼に共感と友情に近い念も抱き、利害関係を越えて自分自身の意思で彼に助力することもあり、ドラゴンベビーの自軍加入後も五次元と三次元の間で揺れ動く彼を気にかけていた。
ベルゼブファルゼブ
『BX』では彼らから提供されたアークダーマを使い、アルガス騎士団シャドウを作り出した。
ビショット・ハッタ
『BX』では進退窮まった彼に対し助力を申し出るが、ドラゴンベビーにとって彼は戦場に渦巻く負の感情を集めるためのダシに過ぎなかった。
リディ・マーセナス
『BX』ではバナージへの憎しみに染まった彼の心の闇に付け込み、魔力により彼の心の闇を更に増幅させてブライティクスを討たせようとする。
マリーダ・クルス
『BX』では、かつての仲間達の必死の説得により、元に戻ろうとしていたところを自身の魔法で再び洗脳したリディの攻撃から仲間を庇い、フラグを満たしていない場合、結果的に彼女の死の遠因となる。
ディボーティー
『BX』では彼女からガルダ防衛戦でダブルオーライザーユニコーンガンダムガンダムAGE-3ガランシェールを引っ張り上げた時に発動した「アクシズ・ショックもどきの虹の映像」を提供され、三種の神器の在処がどこなのかを確信する。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「父上…」
カードダスでの台詞。ちなみにこのカードダスの強さは「MPマイナス10」という前代未聞の数値である。
「オイラ…騎士ガンダムと戦うのイヤだ! 騎士ガンダムはオイラを助けてくれたんだビー…敵だけどオイラは騎士ガンダムがすきなんだビー!」
漫画版終盤での台詞。ネオブラックドラゴンから分離し、父に心情を吐露する。
「父上は…誇り高きドラゴンの王だビー…あんなうねうねした怪物じゃないビー…! 騎士ガンダム…あんな…父上…やだ…!」
同上。闇の皇帝ジークジオンの呪いで醜い怪物にされたブラックドラゴン(サタンガンダム)に致命傷を負わされ、騎士ガンダムに最後の言葉を遺し絶命する。

迷台詞[編集 | ソースを編集]

「なにしにきたんだビー! ここにはほのおのつるぎなんてないからさっさとかえるんだビー!」
ファミコンソフト『ナイトガンダム物語』にて。三種の神器の1つ、炎の剣が眠るダンジョン「炎の山」でのセリフ。バレバレである。
「まだまだだビー!」
こんじょーだビー!」
同じく炎の山にて。能力に変化はないが、倒しても2回復活するため3回倒さなければならない。
なお騎士ガンダムの評価は「しぶといやつだった…」。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「今回は特別だビー。そいつらを使って好きなだけ戦えばいいビー」
BX』22話「『忘れちゃいけない』温かさ?」にて、当初は父を貶された事に腹を立てジャーク帝国に必要最低限以上の協力をする気はなかったが、タイダーがわざわざ自分にベルゼブの救援を頼み込み、己が身を投げ出してまで力になろうとするのに心打たれ、マッドゴーレム6体を提供して。以後、ドラゴンベビーは自分の姿と重なるタイダーの事を気にするようになる。
(憎悪、妄執、謀略…ここにはたくさんの負の感情が集まっているビー…あとはあいつらがやってくれば、おいらの目的はきっと果たされるビー!)
『BX』33話「AEU前線」にて、ビショットに助力を申し出た際の腹の内。事実、ドラゴンベビーの目的はこの戦いで果たされることになる。
「ようやく…ようやくこの時が来たビー…」
「父上、ここには全て揃っているビー…。炎の剣に封じられた父上の魔力…そして、炎の剣の力で生み出されたおいら…いや、転生した父上の肉体が!」
同じく33話にて、ネオブラックドラゴン復活の儀式を決行した際の台詞。だがここに、いや『BX』にはネオブラックドラゴンの魂を宿す戦士ガンキャノンは登場していない。傍にいたのは何の関係もない筈のズワウス。この直後、SDガンダム外伝ファン驚愕の展開が幕を開けた……!
「だから何度も言ったビー! バーサル騎士ガンダムと一体化した父上を助けるために力を貸してやるビー!」
「バーサル騎士ガンダムは大嫌いだけど、その中に父上がいる以上、おいらは息子としてそれを守るんだビー!」
『BX』44話「光の騎士」でフラグが成立すると導入される台詞。ジークジオンを討ち取った後、に「こいつまでなんでかいるし」と聞かれて、自軍への同行理由をこう説明した。たとえ姿は見えなくとも、父上バーサル騎士ガンダムの傍にいる事を感じ取っているようだ。
「お前なんかにアイツの気持ちは一生わからないビー!」
『BX』第47話「自分達の信じるモノの為に!」における皇帝ワルーサとの戦闘前会話より。主君と父親の違いはあれど、敬愛すべき相手のために全霊をかけた「同類」の気持ちは、ドラゴンベビーにはよくわかっていた。だからこそ、それを知らない、知ろうともしない五次元の皇帝を暗黒竜の息子は一刀両断する。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. その下の足の部分は股間から踝までの部分がかなり細い上に長い物である。
  2. 直前に火に焼かれて逃げ惑っていた武闘家ネモが飛び込んでしまったせい