「フィル・アッカマン」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(13人の利用者による、間の31版が非表示)
1行目: 1行目:
== フィル・アッカマン(Phil Ackman) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]][[ガンダムシリーズ]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Phil Ackman]]<ref>[http://www.turn-a-gundam.net/character/08.html Character]、∀ガンダムWeb、2022年1月12日閲覧。</ref>
**[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]
+
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*[[声優]]:小山剛志
+
*{{登場作品 (人物)|∀ガンダム (TV)|∀ガンダム}}
*種族:地球人
+
| 声優 = {{声優|小山剛志|SRW=Y}}
*性別:男
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安田朗}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|菱沼義仁}}(アニメ版)
*[[年齢]]:25歳
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
*所属:[[ディアナ・カウンター]]
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*[[軍階級|階級]]:大尉→少佐→大佐→少佐
+
}}
  
 +
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = [[種族::地球人]]([[ムーンレィス]])
 +
| 性別 = [[性別::男]]
 +
| 年齢 = [[年齢::25]]歳
 +
| 所属 = {{所属 (人物)|ディアナ・カウンター}}
 +
| 階級 = [[階級::大尉]]→[[階級::少佐]]→[[階級::大佐]]→[[階級::少佐]]
 +
}}
 +
'''フィル・アッカマン'''は『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の登場人物。
 +
 +
== 概要 ==
 
[[ディアナ・カウンター]]大尉(後に少佐に昇進)。頭部のちょんまげがトレードマーク。
 
[[ディアナ・カウンター]]大尉(後に少佐に昇進)。頭部のちょんまげがトレードマーク。
  
地球側との交渉の席で上官であるアジ大佐が[[暗殺]]された為、以降は地球に降下したディアナ・カウンターの指揮を執る。地球人を蛮族とみなしており、武力による制圧を主張し、あくまで平和的な手段を訴える[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]に対して退陣を要求するまでに至る。
+
地球側との交渉の席で上官であるアジ大佐が[[暗殺]]された為、以降は地球に降下したディアナ・カウンターの指揮を執る。地球人を蛮族とみなしており、武力による制圧を主張し、あくまで平和的な手段を訴える[[ディアナ・ソレル]]に対して退陣を要求するまでに至る。
  
普段は軍司令としての威厳を見せるようにふるまうが、上司と部下以上の関係である[[ポゥ・エイジ|ポゥ]]の前では不器用な優しさを見せる。ミランやポゥ同様に最終的にはディアナに再度の忠誠を誓い、地球側と協力してギンガナムの部隊と戦った。
+
普段は軍司令としての威厳を見せるようにふるまうが、上司と部下以上の関係である[[ポゥ・エイジ]]の前では不器用な優しさを見せる。ミランやポゥ同様に最終的にはディアナに再度の忠誠を誓い、地球側と協力してギンガナムの部隊と戦った。
  
 
なお、クーデター後は大佐に昇進しているが、ディアナ帰還後はクーデターの懲罰人事か少佐に戻っている。
 
なお、クーデター後は大佐に昇進しているが、ディアナ帰還後はクーデターの懲罰人事か少佐に戻っている。
19行目: 30行目:
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:最初は敵として登場し、[[ウォドム]]や[[アルマイヤー]]に乗る。指揮官技能を持つ。後半は仲間になるが、非戦闘要員になる。
+
:初登場作品。担当声優の小山剛志氏も本作がスパロボシリーズ初参加。最初は敵として登場し、[[ウォドム]]や[[アルマイヤー]]に乗る。[[指揮官]]技能を持つ。後半は仲間になるが、非戦闘要員になる。
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
:α外伝同様、最初は敵として登場。ソレイユやアルマイヤーに乗り、特殊技能に底力や指揮官を持つ。後半は仲間になるが、やはり非戦闘要員。ギンガナム艦隊無き後の月を守っているらしい。
+
:『α外伝』同様、最初は敵として登場。ソレイユやアルマイヤーに乗り、特殊技能に底力や指揮官を持つ。後半は仲間になるが、やはり非戦闘要員。ギンガナム艦隊無き後の月を守っているらしい。
 
:条件を満たしていると[[アキ]]の[[人間爆弾]]爆発を阻止するために、ポゥを通して冷凍睡眠装置を提供するという意外な計らいをしてロランたちを驚かせる。
 
:条件を満たしていると[[アキ]]の[[人間爆弾]]爆発を阻止するために、ポゥを通して冷凍睡眠装置を提供するという意外な計らいをしてロランたちを驚かせる。
 +
 +
== パイロットステータス ==
 +
=== [[精神コマンド]] ===
 +
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 +
:'''[[努力]]、[[ド根性]]、[[気合]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[信頼]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 +
:'''[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[努力]]、[[ド根性]]、[[必中]]'''
 +
 +
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 +
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 +
:'''[[指揮官]]L4、[[援護]]L2'''
 +
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 +
:'''[[底力]]L8、[[闘争心]]、[[指揮官]]L3'''
 +
 +
=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
 +
;命中率+20%
 +
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
31行目: 59行目:
 
:主君。クーデターを起こしたあともその心の底にはディアナへの忠誠が残っていた。
 
:主君。クーデターを起こしたあともその心の底にはディアナへの忠誠が残っていた。
 
;[[ポゥ・エイジ]]
 
;[[ポゥ・エイジ]]
:部下以上の関係。しかしEDでは…。
+
:部下以上の関係。
 
;[[ミラン・レックス]]
 
;[[ミラン・レックス]]
 
:共にディアナに反目するが、終盤は結局ディアナに忠誠を誓った。
 
:共にディアナに反目するが、終盤は結局ディアナに忠誠を誓った。
;テテス・ハレ
+
;[[テテス・ハレ]]
 
:[[小説]]「月に繭 地には果実」では愛人関係。
 
:[[小説]]「月に繭 地には果実」では愛人関係。
 +
;アジ
 +
:SRW未登場。上官。前任のディアナ・カウンター総司令にして、穏健派の筆頭。ある意味女王以上に軍内部の抑えとして機能していた柱石とも言える人物で、宥和政策に反発して女王へのクーデターまで引き起こしたほどの過激な強硬派であるフィルらも彼には大人しく従っていた。それ故に、アジが暗殺されたことは強硬派の急速な台頭と暴走を招く結果に繋がった。
 +
;イルの長老
 +
:SRW未登場。グエンの臣下で地球側代表の一人。ディアナ・カウンターのノックス攻撃で妻と甥を亡くしており、最初の交渉会見の席でアジを暗殺した。
 +
:ディアナ・カウンター側に非があったといえ、政治の最低限のマナーを無視した彼の行為が地球と月の関係を悪化させる結果となった。
 +
 +
== 他作品との人間関係 ==
 +
;[[神ファミリー]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[スカルムーン連合]]に襲われたところを彼らに救われており、後にその恩を返すためにポゥを通じて彼らに冷凍睡眠装置を提供している。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 +
;「野蛮人め、血であがなえ。これがイングレッサの総意か!?」<br />グエン「あがなえと言うなら私を殺れ。しかし、交渉は続けたまえ」<br />「代償が先だ!!」
 +
:第4話より。イングレッサとの交渉でアジがイルの長老に殺害された時の会話。
 +
:3行目の台詞の直後にイルの長老を射殺した。なお、その場にいたハリーも「アジ大佐の命の代償を老躯で支払ったと思うなよ」とグエンに激怒していた。
 +
:ただ、このような事件が発生したのは元はといえば、ポゥが攻撃禁止命令を無視してイルの一族を焼き払った為である。後にそのポゥの罪を問わず重用しているため、二重規範と言われても仕方のない所ではある。
 
;「そのようなお言葉を陛下から、ご命令としていただきたかったのであります、陛下」
 
;「そのようなお言葉を陛下から、ご命令としていただきたかったのであります、陛下」
 
:ディアナ帰還後、再び忠誠を誓った際の言葉。彼の念願がかなった瞬間である。
 
:ディアナ帰還後、再び忠誠を誓った際の言葉。彼の念願がかなった瞬間である。
45行目: 86行目:
 
:
 
:
 
;[[ソレイユ]]
 
;[[ソレイユ]]
 +
:艦長はディアナに思えるが、最終決戦で実際に戦闘指揮を執っていたのはフィルである。
 +
 +
=== SRWでの搭乗機体 ===
 +
;[[アルマイヤー]]
 
:
 
:
;[[アルマイヤー]]
+
 
:原作では乗っていない。
+
== 脚注 ==
 +
<references />
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:ふいるあつかまん}}
+
{{DEFAULTSORT:ふいる あつかまん}}
 
[[Category:登場人物は行]]
 
[[Category:登場人物は行]]
 +
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]
 
[[Category:∀ガンダム]]
 
[[Category:∀ガンダム]]

2024年10月14日 (月) 01:28時点における最新版

フィル・アッカマン
外国語表記 Phil Ackman[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 小山剛志
デザイン 安田朗(原案)
菱沼義仁(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦α外伝
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人ムーンレィス
性別
年齢 25歳
所属 ディアナ・カウンター
軍階級 大尉→少佐→大佐→少佐
テンプレートを表示

フィル・アッカマンは『∀ガンダム』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

ディアナ・カウンター大尉(後に少佐に昇進)。頭部のちょんまげがトレードマーク。

地球側との交渉の席で上官であるアジ大佐が暗殺された為、以降は地球に降下したディアナ・カウンターの指揮を執る。地球人を蛮族とみなしており、武力による制圧を主張し、あくまで平和的な手段を訴えるディアナ・ソレルに対して退陣を要求するまでに至る。

普段は軍司令としての威厳を見せるようにふるまうが、上司と部下以上の関係であるポゥ・エイジの前では不器用な優しさを見せる。ミランやポゥ同様に最終的にはディアナに再度の忠誠を誓い、地球側と協力してギンガナムの部隊と戦った。

なお、クーデター後は大佐に昇進しているが、ディアナ帰還後はクーデターの懲罰人事か少佐に戻っている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α外伝
初登場作品。担当声優の小山剛志氏も本作がスパロボシリーズ初参加。最初は敵として登場し、ウォドムアルマイヤーに乗る。指揮官技能を持つ。後半は仲間になるが、非戦闘要員になる。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
『α外伝』同様、最初は敵として登場。ソレイユやアルマイヤーに乗り、特殊技能に底力や指揮官を持つ。後半は仲間になるが、やはり非戦闘要員。ギンガナム艦隊無き後の月を守っているらしい。
条件を満たしているとアキ人間爆弾爆発を阻止するために、ポゥを通して冷凍睡眠装置を提供するという意外な計らいをしてロランたちを驚かせる。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

α外伝
努力ド根性気合鉄壁熱血信頼
Z
不屈鉄壁努力ド根性必中

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

α外伝
指揮官L4、援護L2
Z
底力L8、闘争心指揮官L3

隊長効果[編集 | ソースを編集]

命中率+20%
Z』で採用。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ディアナ・ソレル
主君。クーデターを起こしたあともその心の底にはディアナへの忠誠が残っていた。
ポゥ・エイジ
部下以上の関係。
ミラン・レックス
共にディアナに反目するが、終盤は結局ディアナに忠誠を誓った。
テテス・ハレ
小説「月に繭 地には果実」では愛人関係。
アジ
SRW未登場。上官。前任のディアナ・カウンター総司令にして、穏健派の筆頭。ある意味女王以上に軍内部の抑えとして機能していた柱石とも言える人物で、宥和政策に反発して女王へのクーデターまで引き起こしたほどの過激な強硬派であるフィルらも彼には大人しく従っていた。それ故に、アジが暗殺されたことは強硬派の急速な台頭と暴走を招く結果に繋がった。
イルの長老
SRW未登場。グエンの臣下で地球側代表の一人。ディアナ・カウンターのノックス攻撃で妻と甥を亡くしており、最初の交渉会見の席でアジを暗殺した。
ディアナ・カウンター側に非があったといえ、政治の最低限のマナーを無視した彼の行為が地球と月の関係を悪化させる結果となった。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

神ファミリー
Z』ではスカルムーン連合に襲われたところを彼らに救われており、後にその恩を返すためにポゥを通じて彼らに冷凍睡眠装置を提供している。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「野蛮人め、血であがなえ。これがイングレッサの総意か!?」
グエン「あがなえと言うなら私を殺れ。しかし、交渉は続けたまえ」
「代償が先だ!!」
第4話より。イングレッサとの交渉でアジがイルの長老に殺害された時の会話。
3行目の台詞の直後にイルの長老を射殺した。なお、その場にいたハリーも「アジ大佐の命の代償を老躯で支払ったと思うなよ」とグエンに激怒していた。
ただ、このような事件が発生したのは元はといえば、ポゥが攻撃禁止命令を無視してイルの一族を焼き払った為である。後にそのポゥの罪を問わず重用しているため、二重規範と言われても仕方のない所ではある。
「そのようなお言葉を陛下から、ご命令としていただきたかったのであります、陛下」
ディアナ帰還後、再び忠誠を誓った際の言葉。彼の念願がかなった瞬間である。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ウォドム
ソレイユ
艦長はディアナに思えるが、最終決戦で実際に戦闘指揮を執っていたのはフィルである。

SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]

アルマイヤー

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. Character、∀ガンダムWeb、2022年1月12日閲覧。