「トダカ」の版間の差分
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;「以前、国を焼いた軍に味方し、懸命に地球を救おうとしてくれた艦を撃て…か。こういうの、『恩知らず』っていうんじゃないかと思うがね、俺は。…政治の世界にはない言葉かもしれんが…警告開始。砲はミネルバの艦首前方に向けろ。絶対に当てるなよ」 | ;「以前、国を焼いた軍に味方し、懸命に地球を救おうとしてくれた艦を撃て…か。こういうの、『恩知らず』っていうんじゃないかと思うがね、俺は。…政治の世界にはない言葉かもしれんが…警告開始。砲はミネルバの艦首前方に向けろ。絶対に当てるなよ」 | ||
− | : | + | :第12話。 |
+ | :地球軍艦隊の砲撃にさらされる[[ミネルバ]]を見ながら呟いた台詞。 | ||
;「知るか。俺は政治家じゃないんだ」 | ;「知るか。俺は政治家じゃないんだ」 | ||
− | : | + | :同上。 |
− | ; | + | :ミネルバへの砲撃を逸らすよう指示し、部下に指摘された際に返した台詞。 |
− | : | + | ;「頼むぞ、アークエンジェル。カガリ様とこの世界の末を」 |
− | : | + | :第14話。カガリを攫ったアークエンジェルとフリーダムを敬礼で見送った独白。 |
+ | :カガリの結婚そのものも国益にも繋がるものではない、ただのセイランの既得権益目的であることを見抜いていたこともありトダカは「対応は慎重を要する」という命令を建前に奪還命令を拒否した。 | ||
+ | :他の護衛艦群の艦長達も同じく、オーブの理念を受け継ぎ世界を憂い戦った者達を見送った。 | ||
+ | :最後まで抗ったオーブも今回は連合の圧力に屈してしまったが、世界を二分させまいとする灯が、希望がまだあると信じて。 | ||
;「上空の不明機、ならびに所属不明艦に警告する!貴艦等を我が国の国家元首を名乗り、戦線をかく乱する者と見なす!早々に当戦域を立ち去れ!さもなくば敵性勢力として排除する!」 | ;「上空の不明機、ならびに所属不明艦に警告する!貴艦等を我が国の国家元首を名乗り、戦線をかく乱する者と見なす!早々に当戦域を立ち去れ!さもなくば敵性勢力として排除する!」 | ||
− | :小説版にてダーダネルス沖の戦いに現れた[[ストライクルージュ]]と[[アークエンジェル]] | + | :小説版にてダーダネルス沖の戦いに現れた[[ストライクルージュ]]と[[アークエンジェル]]に対しての警告(この警告はオープンチャンネルで流しており、この場の全ての勢力に伝わっている)。 |
+ | :アニメ本編でいきなり攻撃したのに比べれば、ユウナからの攻撃命令をとりあえず後回しにして精一杯の配慮をしている。 | ||
+ | :尤も[[キラ・ヤマト|キラ]]や[[マリュー・ラミアス|マリュー]]は即座にこの警告の意味を理解したが、肝心のカガリは分かっていなかった…… | ||
;「ミネルバを墜とせとの命令は最後まで私が守ります!艦及び将兵を失った責任も、全て私が!これで…オーブの勇猛も世界中に轟くことでありましょう!!」 | ;「ミネルバを墜とせとの命令は最後まで私が守ります!艦及び将兵を失った責任も、全て私が!これで…オーブの勇猛も世界中に轟くことでありましょう!!」 | ||
;「総司令官殿をお送りしろ!貴様等も総員退艦!これは命令だ!ユウナ・ロマではない……国を守るために!」 | ;「総司令官殿をお送りしろ!貴様等も総員退艦!これは命令だ!ユウナ・ロマではない……国を守るために!」 | ||
− | : | + | :第28話。 |
+ | :自身とタケミカズチを生贄に連合への義理立てをする事で国を守ろうとするトダカ。 | ||
+ | :初めからユウナが失敗の責任を自分に擦り付ける気でいたことも見抜いており、本来ならば殴りたい総司令官をそれに相応しいぞんざいな扱いで叩き出した。 | ||
+ | :ブリッジの士官達も彼の意思を汲み、総司令官をその肩書きに相応しいぞんざいな扱いで乱暴に連れ出した。 | ||
;アマギ「私は残らせていただきます」 | ;アマギ「私は残らせていただきます」 | ||
;「駄目だ」 | ;「駄目だ」 | ||
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;アマギ「トダカ一佐…」 | ;アマギ「トダカ一佐…」 | ||
;「頼む!私と…今日無念に散った者達のためにも!行け!!」 | ;「頼む!私と…今日無念に散った者達のためにも!行け!!」 | ||
− | : | + | :同話。 |
− | : | + | :付き添おうとしたアマギを制した。 |
− | : | + | :只逃がすだけでなく、自分の意思をカガリとアークエンジェルに届けるためにアマギを送り出す。 |
+ | :かつて、ウズミがカガリとアークエンジェルに世界の未来を託したように彼もまたアマギにオーブと世界の未来を託した。 | ||
+ | :最後まで残ったトダカはインパルスの攻撃で艦と運命を共にした。死の間際、オーブ戦で家族を失った少年を案じて……。 | ||
+ | :トダカにとって、'''今まさに刃を向けているのがその少年である'''という残酷な事実を最期まで知らなかったのは不幸中の幸いであっただろうか? | ||
+ | :カガリの慟哭が響くクレタで彼の勇姿をネオを初めとした連合軍人やアマギ等は敬礼で見送った。 | ||
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == |
2024年7月23日 (火) 12:41時点における版
トダカ | |
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登場作品 | |
声優 | 一条和矢 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(ナチュラル) |
性別 | 男 |
身長 | 171 cm |
体重 | 67 kg |
所属 | オーブ軍 |
軍階級 | 一佐 |
トダカは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。
概要
オーブ海軍所属の空母タケミカズチの艦長。かつて家族を失った直後のシン・アスカを保護し、プラントへの移住を勧めていたが、黒海、クレタ沖海戦において互いに知らぬまま相まみえることとなり、最期はシンの搭乗するソードインパルスガンダムの攻撃によってタケミカズチを撃沈されて死亡した。
一佐という階級に似合わぬ人情家であり、ブレイク・ザ・ワールド事件の被害を最小限に留めようと尽力し、カガリを無事に連れ帰ったミネルバ一行に多大な恩を感じている。そのため、ミネルバへの攻撃が決定した際も絶対に命中させないようにしたり、恩のある相手に攻撃することに対して皮肉を言ったりしていた。また、クレタ沖での決戦では空母を特攻させ、わざと負けようとする(あるいは、敗北を大幅に早めようとする)など、戦争での勝利を目標とする軍人にあるまじき非常識な行動をとる一方、家族を失ったトラウマからオーブ残留を拒むシンに対してプラントへ移住する便宜を図ったのもトダカであり、その「軍人らしくない」人柄が良くも悪くも後の情勢に多大な影響を与えたのは間違いない。
親カガリ派で、タケミカヅチで特攻を行う際、残ったオーブ軍人にアークエンジェルへ行くように指示し、最期は戦死という形で敗北の責任を取る形となった。「現在のオーブの主導者はセイランである」として全力で戦ったババとは正反対である。それも含め本編では描写に乏しく、小説版で補完されている。
登場作品と役柄
スパロボでは今のところ原作通りにシンに討たれたことはない。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- タケミカヅチがユニットとして登場しないため、ベン・ウッダーのガルダ級に副官として搭乗。その後、ウッダーと共に特攻して死亡する。死亡するのは変わらないがシンに討たれていないだけ扱いはマシといえる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 名前だけの登場。オーブが連合と組んだ後もオーブに留まっていたようであり、のちにカガリからキサカと共にオーブを任されることになる。そのためシンに討たれることもなく生存する。
Scramble Commanderシリーズ
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 3章Part8から登場するNPC。
人間関係
- シン・アスカ
- かつて両親と妹を失い、途方に暮れる彼を保護し、プラントへの移住を進めたが、皮肉にも互いに知らぬまま彼の手で討たれることになる。
- その事実を戦後シンが知ったかは不明。彼の状況を考えると知ったら知ったで相当深い悔恨と心の傷を残す可能性があるが……。
- ユウナ・ロマ・セイラン
- 基本的にセイラン家をあまり快く思っておらず、彼の意向に反発する事になる。
- カガリ・ユラ・アスハ
- オーブの国家元首。トダカはカガリ(とアスハ家政権)に忠誠を誓っていると言える。
他作品との人間関係
名台詞
- 「以前、国を焼いた軍に味方し、懸命に地球を救おうとしてくれた艦を撃て…か。こういうの、『恩知らず』っていうんじゃないかと思うがね、俺は。…政治の世界にはない言葉かもしれんが…警告開始。砲はミネルバの艦首前方に向けろ。絶対に当てるなよ」
- 第12話。
- 地球軍艦隊の砲撃にさらされるミネルバを見ながら呟いた台詞。
- 「知るか。俺は政治家じゃないんだ」
- 同上。
- ミネルバへの砲撃を逸らすよう指示し、部下に指摘された際に返した台詞。
- 「頼むぞ、アークエンジェル。カガリ様とこの世界の末を」
- 第14話。カガリを攫ったアークエンジェルとフリーダムを敬礼で見送った独白。
- カガリの結婚そのものも国益にも繋がるものではない、ただのセイランの既得権益目的であることを見抜いていたこともありトダカは「対応は慎重を要する」という命令を建前に奪還命令を拒否した。
- 他の護衛艦群の艦長達も同じく、オーブの理念を受け継ぎ世界を憂い戦った者達を見送った。
- 最後まで抗ったオーブも今回は連合の圧力に屈してしまったが、世界を二分させまいとする灯が、希望がまだあると信じて。
- 「上空の不明機、ならびに所属不明艦に警告する!貴艦等を我が国の国家元首を名乗り、戦線をかく乱する者と見なす!早々に当戦域を立ち去れ!さもなくば敵性勢力として排除する!」
- 小説版にてダーダネルス沖の戦いに現れたストライクルージュとアークエンジェルに対しての警告(この警告はオープンチャンネルで流しており、この場の全ての勢力に伝わっている)。
- アニメ本編でいきなり攻撃したのに比べれば、ユウナからの攻撃命令をとりあえず後回しにして精一杯の配慮をしている。
- 尤もキラやマリューは即座にこの警告の意味を理解したが、肝心のカガリは分かっていなかった……
- 「ミネルバを墜とせとの命令は最後まで私が守ります!艦及び将兵を失った責任も、全て私が!これで…オーブの勇猛も世界中に轟くことでありましょう!!」
- 「総司令官殿をお送りしろ!貴様等も総員退艦!これは命令だ!ユウナ・ロマではない……国を守るために!」
- 第28話。
- 自身とタケミカズチを生贄に連合への義理立てをする事で国を守ろうとするトダカ。
- 初めからユウナが失敗の責任を自分に擦り付ける気でいたことも見抜いており、本来ならば殴りたい総司令官をそれに相応しいぞんざいな扱いで叩き出した。
- ブリッジの士官達も彼の意思を汲み、総司令官をその肩書きに相応しいぞんざいな扱いで乱暴に連れ出した。
- アマギ「私は残らせていただきます」
- 「駄目だ」
- アマギ「聞けません!」
- 「駄目だ!…これまでの責めは私が負う!貴様はこの後だ!」
- アマギ「いえ!」
- 「既に亡い命と思うのなら、思いを同じくする者を集めてアークエンジェルへ行け!それがいつかきっと、道を拓く!」
- アマギ「トダカ一佐…」
- 「頼む!私と…今日無念に散った者達のためにも!行け!!」
- 同話。
- 付き添おうとしたアマギを制した。
- 只逃がすだけでなく、自分の意思をカガリとアークエンジェルに届けるためにアマギを送り出す。
- かつて、ウズミがカガリとアークエンジェルに世界の未来を託したように彼もまたアマギにオーブと世界の未来を託した。
- 最後まで残ったトダカはインパルスの攻撃で艦と運命を共にした。死の間際、オーブ戦で家族を失った少年を案じて……。
- トダカにとって、今まさに刃を向けているのがその少年であるという残酷な事実を最期まで知らなかったのは不幸中の幸いであっただろうか?
- カガリの慟哭が響くクレタで彼の勇姿をネオを初めとした連合軍人やアマギ等は敬礼で見送った。
スパロボシリーズの名台詞
- 「死しても守らねばならないものを売り渡した以上、命を懸けねばならんのです! あなたも指導者であるなら、それを知るべきです!」
- 『Z』セツコルート第30話「罪の在処」にて、ガルダから脱出しようとしたユウナに対して。
- 「ウッダー大尉、私は連邦のやり方が正しいとは思っていない。それに迎合したオーブのやり方もだ。だが、祖国オーブを守るため、軍人としての責務を果たす」
- 同話より、特攻前に。
- 「…了解しました。全艦、第1次攻撃用意! ミサイル照準、味方識別なしの機体群!」
(頼むぞ、フリーダム…ディバイン・ドゥアーズ) - 『DD』3章Part8「戦火の蔭」より。アークエンジェル隊を擁するディバイン・ドゥアーズへの攻撃をユウナに命令され、やむなくミサイルを準備させる。ここで迎撃可能なミサイルを選択するのは、フリーダム達なら防いでくれるであろうと期待してのものだったのが内心描写から窺える。この時、カガリは気付くのが遅れたが、アークエンジェルやナデシコCにミサイルが向かっていない事をキラは気付いていた。
- 「ユウナ様、もうこれ以上は…艦同士の通信も不可能なのですから」
「我が方も撤退の発光信号を上げます」
「連合軍も退くようですから。悪しからず」 - 上記の後、期待通りにフリーダム達によってミサイルが迎撃された上に、ナデシコCのハッキングにより通信を完全に掌握された際にユウナに対して。1行目の際に、「艦砲射撃なら出来るだろうが!」と反論されるが、無謀でしか無く、「この状態で戦うのは不可能」と判断したネオが率いる地球連合軍が撤退信号を出したことを理由に撤退を強行した。
- ディバイン・ドゥアーズの力でモビルスーツ同士の戦闘を行うことなく連合・ザフト両方を撤退させられたこと自体は事実だが、オーブに関してはトダカが艦長であったことが最大の幸運であったと言えよう。
- レイも彼らの判断を「正しい」と評しており、兵士達の命を優先したトダカの英断と、「国の為」と言いながら体面を優先して状況が見えていなかったユウナの愚かさが表れた一幕だった。
搭乗機体
- タケミカズチ
- 艦長を務める。
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