「獅子王凱」の版間の差分
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;「宇宙に必要なのは、おまえたちの機界昇華じゃない! 俺たちの熱い勇気だ! それをマイナス思念と呼ぶのなら、滅ぶべきはZマスター! おまえの方だぁぁぁぁぁ!!」 | ;「宇宙に必要なのは、おまえたちの機界昇華じゃない! 俺たちの熱い勇気だ! それをマイナス思念と呼ぶのなら、滅ぶべきはZマスター! おまえの方だぁぁぁぁぁ!!」 | ||
:同話、Zマスターの中枢である心臓原種へ向けてゴルディオンハンマーを放つ。 | :同話、Zマスターの中枢である心臓原種へ向けてゴルディオンハンマーを放つ。 | ||
− | ;「ファイナル!フュウウジョォォォンッ!!」<br />氷竜・炎竜「うおおおおおおおーっ!!!」<br />ボルフォッグ「うおおおおっ!」<br />風龍・雷龍「とああああっ!」<br />風龍「合体開始!」<br />雷龍「おおおおっ!」<br />氷竜「進入角、OK!」<br />炎竜「成功!」<br />ボルフォッグ「ドッキング!パーフェクトロック!」<br />「ガオッ!ガイッ!ガァァァァァァァァッ!!」 | + | ;「ファイナル!フュウウジョォォォンッ!!」<br />氷竜・炎竜「うおおおおおおおーっ!!!」<br />ボルフォッグ「うおおおおっ!」<br />風龍・雷龍「とああああっ!」<br />風龍「合体開始!」<br />雷龍「おおおおっ!」<br />氷竜「進入角、OK!」<br />炎竜「成功!」<br />ボルフォッグ「ドッキング!パーフェクトロック!」<br />「ガオッ!ガイッ!ガァァァァァァァァッ!!」<br />ナレーション「最強勇者ロボ軍団と合体した、究極の勇者王!!戦え!負けるな!! 勝利を掴め!!!我らの希望・ガオガイガー!!!」 |
− | : | + | :最終話、最強勇者ロボ軍団の超AIとGSライドを積み込んだガオーマシンとのファイナルフュージョン。最後に熱いナレーションを経て、最終決戦へ突入する。『BX』では全てDVEで再現されている。 |
;「俺は信じたい……! 人類を…この世界を…そして、俺自身を! だから戦う! 生き抜くために!!!」 | ;「俺は信じたい……! 人類を…この世界を…そして、俺自身を! だから戦う! 生き抜くために!!!」 | ||
:最終話、[[機界新種]]との決戦にて。 | :最終話、[[機界新種]]との決戦にて。 |
2024年5月13日 (月) 17:21時点における版
獅子王凱 | |
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読み | ししおう がい |
外国語表記 | Guy Shishioh[1] |
登場作品 | |
声優 | 檜山修之 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
---|---|
異名 | 勇者王 |
種族 | 地球人(日本人・サイボーグ)→エヴォリュダー→セミ・エヴォリュダー |
性別 | 男 |
星座 | 獅子座 |
年齢 |
19~20歳(TV版) 21~22歳(FINAL) |
出身 | 日本 |
身長 | 2.01 m201 cm <br />(イークイップ時) |
体重 | 125 kg |
血液型 | A型 |
所属組織 | 富士宇宙学校→GGG |
所属部隊 | 機動部隊 |
役職 | 隊長→GGGグリーン長官代理(覇界王) |
好きな食べ物 | 紅生姜をてんこ盛りにのせた牛丼 |
嫌いな食べ物 | コンニャク |
獅子王凱は『勇者王ガオガイガー』及び『勇者王ガオガイガーFINAL』の主人公。
概要
19~20歳(FINALでは21~22歳)。獅子座のA型。GGG機動部隊所属(機動部隊長)であり、スーパーメカノイド「ガオガイガー」の搭乗者。『勇者王ガオガイガーFINAL』では「ガオファイガー」、「ジェネシックガオガイガー」を駆る。
科学者である獅子王麗雄を父、宇宙飛行士である獅子王絆を母に持つ。少年時代に母の乗った木星探査船ジュピロス5が木星で消息を絶つという事件から、「木星に母を迎えに行く」という夢を持って宇宙飛行士を目指す。そして史上最年少で宇宙飛行士となるが、西暦2003年(本編は西暦2005年と設定されているので、その2年前)宇宙開発公団のテストパイロットだった頃、EI-01との接触事故を起こしてしまう。事故で瀕死の重傷を負うが、EI-01を追ってきたギャレオンに救われ、父の手によりギャレオンのもたらしたGストーンを動力源とするサイボーグとして復活した[2]。まさに超人と呼ぶべきサイボーグの能力を持つが、解析途上のオーバーテクノロジーの産物で生命を維持しているため、初期は戦闘終了後に倒れてしまうことも多かった。
学生時代は顔良し、頭良し、スポーツも万能な優等生で父親・麗雄は世界十大頭脳の一人と来て、本人は自覚していないようだが周囲に憧れられる存在だった。サイボーグとなってからも護の同級生である狐森レイコから「チョベリカチョロン様[3]」と呼ばれ惚れられている。また史上最年少で宇宙飛行士になれたのは、成績もさることながら、初の一人乗り宇宙船「スピリッツ号」のテストパイロットとなるに当たって、宇宙船で宇宙飛行士のサポートを行なう超AIと非常に相性が良かったためであるとされる。超AIに慕われやすいその性質はGGG機動隊長となってからも遺憾なく発揮されている。
サイボーグ化された際に頭部以外は機械の身体となっているが娯楽のために味覚は残してあり、食事も普通にできる。好物は紅生姜をてんこ盛りにのせた牛丼。嫌いな物はコンニャク(子供の頃、食べていたコンニャクが喉に詰まってしまい、危うく窒息死しかけたため)。ただし、食事をしても栄養になることはなく、体内で焼却処分されるだけである。
その性格は自身の身を顧みず、正義と勇気を最後まで貫く「勇者」。カッコいいのだが、初登場時は意外とカッコ悪く、天海護に「おじさん」と呼ばれ大人気なく反論していた隙を突かれて海に落とされるという情けないデビューであった(しかも1話で2回)。また、戦いの最中でも口数が多く、当たり前のことも言ったりする。なおその性格については、小説版において護に「(周囲の人間の気持ちに応えるために)弱音は吐けない。自分は勇者でなくてはならない」と吐露するなど、多少意識的なものである節が示唆されている。サイボーグになる前はここまで「勇者」な性格ではなかったらしい。
卯都木命とのデートといったオフに於ける私服から独特のファッションセンスの持ち主である事が窺え、中には改造人間繋がりゆえか特撮作品『仮面ライダー』の主人公・本郷猛を彷彿とさせる服装[4]まで披露している。機械のボディを隠すためか夏でも長袖・長ズボン・手袋が基本。ちなみにサイボーグボディの右胸は空きスペースであり、命の写真のロケットが入っている。
『勇者王ガオガイガー』の最終回でGストーンの導きにより、Gストーンとサイボーグが融合した超進化人類・エヴォリュダーとなった。見た目は生身の人間そのものだが、宇宙服も着ずに宇宙空間で活動したり、触れただけでコンピューターに進入したり、体内に送り込まれたナノマシンを書き換えたりと、超人的な能力を誇る。ちなみに機械とのアクセス能力に関しては、劇中多用されている『勇者エクスカイザー』のオマージュであると思われる。パルパレーパ・プラスとの戦いでガオファイガーの上半身が半壊した際には、機体内部のコード類を引き寄せ体に巻きつけて無理やり機体を動かし、ドリルニーを放つというゾンダーじみた荒技もやってのけた。事実、生物と機械の融合体という一点においては、エヴォリューダーとゾンダリアンは同質の存在といえる。
『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』ではオレンジサイトからトリプルゼロに汚染される前に脱出し、ガッツィー・グローバル・ガードに合流したと思われていたが、他のGGGグリーンの隊員達と同じくトリプルゼロに既に汚染されていた。即座に眷属化しなかった理由は、エヴォリュダーである凱の細胞に内包される極小サイズのGストーンに情報として宿った三重連太陽系の人々の魂が抗っていたからであった。しかし、凱の心が折れる事態が起こればすぐにでも眷属化する事をソムニウム達は見抜いており、それ故に彼の事を「元凶なりし者」と呼び敵視していた。
究極超生王ベターマン・カタフラクトテラとの戦いで、GGG勇者ロボやキングジェイダー、オービットベース、各ジェネシックマシンに搭乗していた面々がカタフラクトテラによって次々と消された(実際にはシャーラによって亜空間に退避された)事で凱は絶望[5]し、「青の星の覇界王」として覚醒してしまう。凱の覇界王ファイナル・ガイガーとラミアの超生体ベターマン・オルトスの最終決戦はラミアが勝利し、凱の細胞中のトリプルゼロに汚染されたGストーンはエメラルドグリーンのアニムスの花として芽生え、そこからソムニウムが<パトリア>の刻に必要なアニムスの実「パトリアの実」が実る。
それによって凱はエヴォリュダーとして力をほぼ失いセミ・エヴォリュダーに近い存在[6]となり、命と結婚。月面決戦の一年後、命・J・ルネ・そしてギャレオンと共にジェイアークに乗り外宇宙に木星のようなトリプルゼロが漏れ出す次元のほころびが発生していないかを調査する任務へと旅立っていった。
サイボーグ・ガイ
- アルティメットアーマー装着状態で金と銀の戦闘形態。分割して、専用トランクに携行も可能。
- 左腕にはギャレオンを呼び寄せる映写光線のプロジェクションビームと武器のウィルナイフを併せ持つライオン型手甲のガオーブレスを装備。イークイップの掛け声と共に頭部装甲のホーンクラウンと左目用多機能モニターのサイバースコープが展開され、身体能力も30%向上。
- 髪の毛状に束ねられた電池状ユニットのエネルギーアキュメーターを左右同時に引っ張ることで金色の限界駆動モードで身体能力が15%向上するハイパーモードとなる。ハイパーモードはゾンダリアンとも互角以上に渡り合える能力を得るが身体への負荷が大きい為、3分経つと強制終了する。
エヴォリュダー・ガイ
- IDアーマー装着状態で金と緑の戦闘形態。
- ID5のIDスーツの後継機でアルティメットアーマー同様に分割して、専用トランクに携行可能で装着時は緑のスーツの上から金の鎧を纏う。武器は以前と同じく、ウィルナイフを使用。
登場作品と役柄
他作品の主人公と比べて年齢が高めであるため、年長者として落ち着いた言動が多い。ただし、ガオガイガー関連のシナリオでは味方から励まされることも多々ある。また、戦闘も可能なサイボーグであることから要人警護や白兵戦がシナリオで展開される際などでも出番が多い。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。登場時は生身ユニットで登場し、その後ガイガーを経てガオガイガーに搭乗。
- サイボーグになってしまった自分の肉体に苦悩する『鋼鉄ジーグ』の司馬宙と仲が良くなる。また『無敵鋼人ダイターン3』の破嵐万丈と一緒に歌舞伎調に謳い文句を決めてみたり、ドン・ザウサーやコロスなど、スーパー人間と自惚れるメガノイドたちに啖呵をきるなど、スーパーロボット大戦シリーズに登場するとかなり優遇されている。
- 格闘、技量、命中のパラメータが高く、勇者技能も相まってクリティカルを量産してくれるが、全体攻撃がなく射程が短いため雑魚戦はスターガオガイガー入手までは別のユニットに任せた方が無難。それでもボスまでの道のりを加速役として貢献できる。ハンマーヘルアンドヘヴンはαナンバーズトップクラスの攻撃力であり、ガンエデンのトドメ用の特殊台詞が存在する。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 前半はTV版のグラフィックだが、後半は『FINAL』のグラフィックとなる(42話「超勇者黙示録」のみアーマーを脱いだ血塗れのグラフィックで、小隊長能力も異なる)。本作と『W』で、IDアーマーを装着してジェネシックガオガイガーに搭乗するのはスパロボオリジナル。声が同じ『機動戦士ガンダムSEED』のムルタ・アズラエルからはボイスで敵愾心を強く向けられる声優ネタがある。
- 本作でもラスボスに専用トドメ台詞が存在する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 第1部ではテレビ版・第2部からはFINALのテレビ放映版GGGの設定となる。
- 主人公を筆頭に様々なキャラと絡むため、存在感が非常に大きい。また、宗介に妄想させようとしたりテッサのキスの約束を守らせようとしたりと、なぜかこの手のイベントによく絡む。ラダムによって自身の運命をねじ曲げられ、テッカマンとなって戦う『宇宙の騎士テッカマンブレード』のDボゥイ(=テッカマンブレード)との関わりも多く見られた。なお、本作ではアズラエルと直接対決する機会は無い。
- 顔グラフィックが携帯機スパロボのキャラでもっとも多く、なんと12種類もある(IMがサイボーグ・エヴォリュダーで1つずつ、ガオガイガー搭乗時の通常・ヘルアンドヘヴン&弾丸X、ザ・パワー、ゴルディオンハンマーがガオガイガー・ガオファイガーで1つずつ、ガオファイガー搭乗時、ジェネシック搭乗時、ゴルディオンクラッシャー使用時、パスダー撃破後の機能停止イベント用、ケミカルボルト装着時)。次点は「L」の浩一で7つ。
- スーパーロボット大戦BX
- テレビ版の設定で参戦。第1話から真っ先に参戦する上に分岐以外では離脱もせず、ファルセイバーとかねてからの戦友という設定もあって会話パートでも大いに絡むため、いつもにも増して存在感が強い。
- ディバイディングドライバーや指揮官技能の追加などで、サポート面が充実した。基本的に味方の中心付近に位置することが多いので指揮技能のレベルアップも行っておきたい。
- あまりにサポート面の強さが際立っているため、攻撃している暇がないのが欠点と言えば欠点。凱の撃墜数はJの生存に影響するため、一周目に生存させたいなら結構な悩みになる。シングルユニットで出撃させて全体攻撃を利用する、敵の密集地帯へ放り込んで反撃していくなど、ある程度意図して撃墜数を稼がせる必要がある。
- あるいは、条件は「凱とJで合計200機(初期撃墜数を引くとおよそ120機前後)」なので条件達成をJにまかせてしまうのも一つの手。生存を二周目以降にまわして一周目は諦めてしまっても、大分楽になる。その場合、雑魚戦はドライバーでサポートし、ボス戦では各員の精神コマンドにまかせて自身も攻撃、と言う流れが良いだろう。
- 二周目以降は照準値の改造資金や命中アップのスキルパーツが豊富なので、GAILやヴェイガンなどの一部の敵以外にはドライバーも必要なくなり、攻撃にも積極的に参加出来る。
- 本編同様、ゾヌーダ戦でエヴォリュダーに転生するが、本作ではテレビ版準拠の為予備のアルティメットアーマーを再び装着する。エヴォリュダー状態でアルティメットアーマーを装着するのは原作でも存在しない本作オリジナル要素。
- ボイスは全て新録であり、そのため原作やαシリーズと比べてイントネーションが微妙に異なっている(若干力の入りが弱くなっている)。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 今回は声が同じ勇者の隊長と初共演の為に新規収録が行われた。またシリーズで初めてハイパーモード発動時の様子が一枚絵で描かれた。
- 今作では機界新種戦後もサイボーグのままだが、EDでエヴォリュダーへの進化が示唆されている。
- ちなみに初の『真ゲッターロボ 世界最後の日』との共演だが、同じ名前、同じ字の凱は今回影も形もいないので、残念ながら(?)凱同士の競演はならなかった。
- 本作でも、機界新種との事実上の一騎打ちが生じるため、エースボーナスの有無が体感難易度に直結してくる。エースプラウドを習得してでも、最終分岐前後までには獲得しておきたい。しっかり育成、改造しておけば戦艦の行動回復からのヘルアンドヘブン2連発で1ターンキルも可能である。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- メインシナリオでは第1章から登場。初期から登場することもあり比較的出番も多い。
- 2017年1月のイベント「獅子の雄叫び」にてボイス付きパイロットパーツが実装された。パーツの出典は『FINAL』だが、TV版のユニットにも装備可能。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド2より参戦。
- 『T』では無かった凱との共演が実現し、彼との会話が存在する。
- スーパーロボット大戦30
- 初の『覇界王』設定で参戦。中盤のキーミッション『門-JUPITER-』で参入。原作通り進行に合わせてガオファイガー→ガオガイガー→ファイナル・ガオガイガーと乗り換えていく。
- しかしゴルディオンハンマーが無い関係でガオガイガーに追加武装が施されるまでの間、最大火力は他の自軍機体と比べて不足気味。主戦力として活用するならGSライドの効果を高めるための気力系のフォローが欲しい。
- その反面、ファイナル・ガオガイガー参入後は射程と燃費のフォローさえできれば文字通りの無双も可能。後半~終盤にかけて存在感を増していくタイプのパイロットと言える。
- シナリオ中の扱いとしては原種大戦が作中の前史として一年戦争などと同時期に起こった扱いである為、御三家同窓会に彼も加わる形となった。
- 当時10代後半であった彼らより少し年上で年長者として振る舞っていた反面、鉄也とは勇者の称号をめぐって競う同年代のライバルという関係性。時空を超えたために年齢が逆転した竜馬をおじさん呼びし、当時の仕返しをする一幕も。
- 原種大戦を終結に導いた英雄「勇者王」として、ほとんどの(主に年少の)版権キャラクターからの尊敬と憧れを受けており、ドライクロイツ参加を表明した際には歓声が上がるほどの熱狂を以って迎えられた。
- 原作とは異なり、青の星の覇界王へは覚醒せず、そのままエンディングに入るため原作において提示された問題は本作内では保留される運びとなった。
- ボイスも多数新規収録されているが、現バージョンでは『T』から一部流用している関係で音声の指定ミスが存在し、被弾時には「俺は不死身のサイボーグ」発言をする姿が見られる。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。
装備・機能
武装・必殺武器
- ウィルナイフ
- ガオーブレスに収納されている手持ちナイフ。ジェネシックガオガイガーの同名ガジェットツールのコピーに当たる。
- 『第2次α』では生身参戦するためこれで戦うこともできるが、威力設定の低さとサイズ差補正の二重苦でロボット相手にまともなダメージは入らない。
移動タイプ
サイズ
- SS
パイロットステータス
能力値
命中・回避を含めて全体的に高水準。射撃こそ少々低いが、ほぼ死に能力なので気にする必要は無い。
『第3次α』や『W』といったTV版とFINALの両方にまたがって進行する作品の場合、サイボーグからエヴォリュダーになると同時に能力が上がる。
精神コマンド
「必中」、「不屈」、「熱血」とほぼ戦闘向けの物で構成されており、ボスキラー重視のスーパー系として過不足無い品揃えだが、乗機がバリアを持つため「鉄壁」が無い点だけが悔やまれる。
「勇気」は凱をモチーフに生み出された精神コマンドであり、その効果は『第2次α』で彼が習得する全コマンドの一斉発動となっている。
- 第2次α
- 必中、不屈、気合、加速、熱血、直撃
- 上記の通り、後に「勇気」になるラインナップ。
- この頃のガオガイガーはサイズM扱いであるため、ハンマー以外の武器で大物を殴る機会が多いなら「直撃」も使う機会が出てくるが、できれば小隊員に任せたい。
- 第3次α
- 必中、不屈、気合、加速、熱血、勇気
- 直撃が勇気に差し替わった。直撃を使う時は概ね熱血・不屈を交えて大物と対峙する時という事でもあるため、合計で言えば消費はむしろ軽減される。
- W
- 必中、不屈、気合、闘志、熱血、勇気
- 加速が闘志に差し替わった。移動力や射程を強化パーツで補填したい。
- BX
- 不屈、必中、闘志、気合、勇気
- コマンド枠減少に伴い『W』比で熱血が削除。
- T、30
- 不屈、必中、加速、気合、決意、勇気
- 『第3次α』比で熱血が決意に変更。潤沢なExCから連発されるマルチアクション+P属性MAP兵器で敵を一網打尽にしていく様は誰が言ったか「ドライバーおじさん・改」。
- エースボーナスの関係から、彼の勇気はボス戦で極めて強力に働く。正しく「勝利の鍵」を握る精神となっている。
- X-Ω
- 加速、不屈、勇気
特殊能力(特殊スキル)
ただでさえ優秀なステータスを更に底上げする「勇者」が非常に強力で、運動性の改造度によってはジェネシックガオガイガーやファイナル・ガオガイガーの特権である二重バリアによる圧倒的な防御力が霞んでしまう程の回避力を発揮する。ニュータイプに比べると命中・回避の補正は小さいが、装甲とクリティカル率にも補正が掛かるのが魅力。
- 第2次、第3次α
- 勇者L9、底力L9、気力+ (命中)
- 第3次α(第41話敵対時)
- 勇者L1、底力L6、気力+ (ダメージ)、ガード、戦意高揚、闘争心
- W
- 勇者L9、底力L8、コンボL2
- BX
- 勇者L9、底力L8、援護攻撃L1、援護防御L1、全体攻撃L1、指揮L2
- T、30
- 勇者L9、底力L5、ガードL2、気力限界突破L2
- 機体の特殊能力「GSライド」の効果を最大発動するためにも気力+系や気力限界突破の追加育成を行いたい。
- 『30』ではAOSアップデートで気力上限を上げられ、ファイナル・ガオガイガーになれば気合・気迫の使用に余裕ができるため、先を見越すなら他の技能を優先しても問題ない。
- DD
- 勇者(凱)
- メインスロットの必殺技威力・攻撃力が増加する。
- Gストーン(凱)
- 与ダメージが増加する。自分のアクション開始時に気力が上昇する。
- サイボーグ(凱)
- HP・気力上限が増加する。
- GGG機動部隊・隊長
- 防御力が増加する。一定の確率で新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化する。
- [X]勇気ある戦い
- 移動力・攻撃力・防御力・照準値が増加する。アクション開始時にHP50%以下のとき、ステージ中一度だけ「不屈」(レベルが上がると「決意」も追加される)がかかる。
- [+]熱き心
- 攻撃力・照準値・HPが増加する。出撃後1度だけ、戦闘終了時にHP50%以下のとき、「ひらめき」がかかる(LV10で追加される)。
- インファイト(凱)
- 防御力・照準値が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。ステージ開始時、気力が上昇する(LV10で追加される)。
- [Z]人類最強のサイボーグ
- 攻撃力・照準値が増加する。気力140以上の時、ステージ中一度「熱血」(レベルが上がると「必中」「不屈」も追加される)がかかる。移動力が増加する(LV5で追加される)。被ダメージ時の気力上昇量が増加する(LV20で追加される)。
小隊長能力
- 小隊移動力+1
- 『第3次α』での能力。合体攻撃の関係で移動力の低いゴルディマーグと組む事になるため、その補填になる。
- 攻撃力+50%
- 『第3次α』第41話敵対時での能力。
- 遊星主への攻撃力+40%
- 『第3次α』第42話での能力。
エースボーナス
- 気力150以上で精神コマンド「勇気」を使用すると「魂」がかかる
- 『T』、『30』で採用。
- 勇気に含まれる熱血が魂に変化するのではなく、勇気に加えて追加で魂も掛かる。そのため最初の戦闘では魂のかかった攻撃、次の戦闘では自動的に熱血の掛かった攻撃となるため非常にお得。
- マルチアクションや強化パーツ・サポーターコマンドによる覚醒付与との相性も良いが、最初の戦闘で防御系精神が剥がれた場合は注意。反撃させるなら不屈だけ個別に再使用したり、先見を重ねる事も考えたい。
- 「魂」が付与されるか不安に思うならば、精神コマンドの複数選択で「勇気」を選択した時に「魂」にもチェックが入るかどうかを確認すると良い。
- 『T』と『30』で説明文は全く同じであるが、実は発動条件が少し違う。正確に記すと下記の通りとなる。
- 『T』:『気力140以上の状態で取得者が「勇気」を使用すると本来の効果に追加して「魂」がかかる』
- 勇気で増加する気力分を足してから判定するため、140以上の時点で効果が発揮される。
- 強化パーツ「勇者の印」や正のサポーターコマンドでは効果が発動しない。
- 『30』:『精神の使用者が気力150以上の状態で取得者に対して「勇気」が使用されると本来の効果に追加して「魂」がかかる』
サポートアビリティ
- 鋼のサイボーグ
- SSR。攻撃力、命中率、装甲大アップ。
パイロットBGM
- 「発進!」
- 『第2次α』における選曲。
人間関係
家族・親族
- 獅子王麗雄
- 父親。サイボーグとして蘇生させてくれた。
- 獅子王絆
- 母親。木星探査船の事故で死亡した母を迎えに行くことが凱の宇宙飛行士の原点である。
- 獅子王雷牙
- 伯父。
- ルネ・カーディフ・獅子王
- 従妹。自分以上に突撃志向で苛烈な性格には手を焼いている。
- 阿嘉松滋
- 従兄でルネの腹違いの兄でもあり、凱とも面識あり。中学生の時は凱の父・麗雄博士の教え子でもあり、同じく教え子である凱の母・絆とも顔馴染み。
- 阿嘉松紗孔羅
- 阿嘉松滋の娘で雷牙博士の孫。凱にとっては従姪にあたる。
GGG
- 天海護
- 弟分。守る、守られるの関係を超える絆を持つ。その一方、初対面ではおじさん呼ばわりされたことも。
- 卯都木命
- 高校時代からの恋人。ドラマCDによると先に熱を上げていたのは意外にも命の方であり、物陰から凱の事をよく見ていたようである。
- 大河幸太郎
- 戦術の師でもある。
- 火麻激
- 格闘の師匠でもある。
- ギャレオン
- パスダー飛来時に助けられて以降、相棒となる。
三重連太陽系
旧友
- 風祭スミレ
- 高校時代の後輩。SRW未登場。
- 鰐淵シュウ
- 高校時代の友人にして、スポーツや格闘技のライバル。バイオネットの一員になってでも決着を求める彼を説得し、勇者の言葉を送るが時すでに遅く、最期を看取ることになる。SRW未登場。
ソムニウム
他作品との人間関係
スーパー系
ダイナミック系
- 兜甲児
- 『30』では竜馬やアムロと同じく10年前の戦友。当時は凱の方が年長だったが帰還時の時間軸のずれにより年齢を追い越されてしまったため対等に接している。
- 剣鉄也
- 同じ「勇者」の称号を持つ仲間その1。αシリーズでは互いを認め合う者同士であり、信頼し合っている。彼曰く、凱は「ゾンダーを倒す為に選ばれた男」。
- 『30』では10年前からのライバルであり、勇者の称号をめぐって競っていた。
- 流竜馬
- 『第3次α』の宇宙怪獣との最終決戦の最終局面にて、彼や洸と共にノリコ達を助けた。
- 流竜馬 (OVA)
- 『DD』では幼少期の憧れの人。月面戦争の英雄だった彼が早乙女博士を理由もなく殺害したとは今でも信じられず、隠された真相があるのではと疑っている。
- 『30』では甲児やアムロと同じく10年前の戦友。当時は凱の方が年長だったが帰還時の時間軸のずれにより年齢を追い越されてしまったため対等に接している。
- また10年前に「おじさん」呼びされたようで、帰還後に年齢が逆転したことから「竜馬おじさん」と呼んで仕返しする場面もある。
- 凱
- 『DD』では、ファーストネームが同じ彼が自軍に合流したのをきっかけに顔を合わせることになり、そこで彼のことも勇気ある者と評する。
- 帝王ゴール
- 『第2次α』でのマシーンランド攻略戦ではディバイディングドライバーを用いて逆転の切欠を作り、武蔵と共に「勝利の鍵」となる。人質をとった時点で、ゴールの敗北は決定的だと告げる戦闘前会話も存在。
- 司馬宙
- αシリーズでの相棒。同じサイボーグとしての宿命を背負う者(凱は後にサイボーグではなくなってしまうが)。
- 司馬遷次郎
- 『第2次α』では彼にも命を救われた。
その他のスーパー系
- 碇シンジ
- 『第3次α』にてゲンドウとの決着が着いた後、改めて平和の為に戦い続ける事を決意した彼を祝福した。
- 碇ゲンドウ
- 『第3次α』にて彼に勇気を「楽観論」となじられるが、凱は勇気を「何かを成そうとする為の第一歩」であるとし、彼の考えを否定した。
- タカヤノリコ、アマノカズミ
- 宇宙怪獣との最終決戦の最終局面で、竜馬や洸と共に彼女らを助けた。
- Dボゥイ
- 『W』での相棒。同じく人ではない存在としての宿命を背負う者。
- 黄金旭、銀貴、黒鋼勇、青銅強、錫石宏
- 『W』では彼らが凱と同じ富士宇宙学校の出身な為、彼らは後輩にあたる。
- ひびき洸
- 「勇者」仲間その2。『第3次α』の宇宙怪獣との最終決戦の最終局面にて、彼やゲッターチームと共にノリコ達を助けた。
- 破嵐万丈
- 『第2次α』では共に啖呵を切る場面も見られた。
- ドン・ザウサー、コロス
- 『第2次α』では同類だという彼らに自分は違うと否定した。
- フォルテ
- 同じ声のロボット。『X-Ω』の期間限定イベント「次元を超えた戦い!」では、己の為だけに力を求める彼の姿勢に、心の大切さを説き続けていた。凱がアルバート・W・ワイリーに拉致された際は、結果的に凱はフォルテに助けられている。
- 旋風寺舞人
- 「勇者」仲間その3にして勇者シリーズ主人公。『T』では勇者特急隊とGGGが提携しており、共に悪事を働くカトリーヌ・ビトンを成敗しに出撃する場面も見られた。
- 獅堂光
- 『T』にて剣鉄也から抜擢される形で彼女の格闘戦コーチとなる。特訓の様子はトッド・ギネスから「ライオン対決(互いの苗字に「獅」が付くことから)」と評されている。また、性格的にも相性が良い人物でもある。
- ゼンカイザー / 五色田介人、ゼンカイジュラン / ジュラン、ゼンカイガオーン / ガオーン
- 『DD』のイベント「激突、王と王の戦い」にて共演した、平行世界の左右合体ロボ軍団。ピッツァに連れてこられた直後は事情も分からなかった彼らとタイトル通り激突するものの、その最中街を守るために身体を張った凱の姿を見て、彼らも凱の側が正義と悟る。
- その後GGGに接触し、ゾンダーから仲間を救出して元の世界に帰るコトを目的とした彼らと協力体制を取る。最終的に、彼らの帰還の際に、入れ替わりで平行世界に追放されてしまったゴルディーマーグを元の世界に戻してもらった。
- (かなり原作より抑えめだが)彼らの素性に直面した際は、あまりのゼンカイ脳っぷりに凱ですら少しばかりドン引きしていた。
ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 『30』では竜馬や甲児と同じく10年前の戦友。当時は凱の方が年長だったが帰還時の時間軸のずれにより年齢を追い越されてしまったため対等に接している。
- デュオ・マックスウェル
- 『W』では彼に「キング」と呼ばれている。
- ムルタ・アズラエル
- 『第3次α』では凱に対して(というかガオガイガーに対して)対抗心を燃やした戦闘台詞あり。『W』では直接対決する機会がない。
- 『DD』ではついに直接の絡みが実現。ヤキンの戦いで悪足掻きする彼をデビルマン達と共に敗退に追い込むが、後にディスコード・ディフューザーとして現れた彼と再び敵対。何故か別世界の情報を知っている事に疑問を抱く。
- アッシュ・グレイ
- 『W』では敵対している彼にも皮肉交じりに「勇者王」と呼ばれている。彼にとって凱は最も気に入らないタイプの人間らしい。
- ロンド・ギナ・サハク
- 『W』では凱の正体を知ると同時に、その力に目を付けており、自らの許に来るよう誘われるが、凱はそれを蹴り、彼の思想を否定した。
- 騎士ガンダム
- 「勇者」仲間その4。『BX』で共演したスダ・ドアカワールドの勇者。
リアル系
- ダイゴウジ・ガイ
- 『W』では凱が名前を呼ばれた際に、彼が反応することも。
- テレサ・テスタロッサ
- 『W』ではDボゥイと共に彼女のキスを狙った。
- テンカワ・アキト
- 『W』の第2部では彼に何度か窮地を救われた。
- ガウルン
- 『W』では敵対している彼にも皮肉交じりに「キング」と呼ばれている。凱は彼の使うラムダ・ドライバの力を「Gストーンと同じ」であるとし、危険視する。
- ショウ・ザマ
- 『BX』では彼の葛藤を見抜いて見せた。
- エルネスティ・エチェバルリア
- 『30』では凱が語ったゾンダーとの戦いのエピソードに感動する。また「異世界の勇者」として心中でエールを送った。
バンプレストオリジナル
- アイビス・ダグラス
- 同じアストロノーツとして彼女を励まし、その「先輩としての助言」が彼女の復活への大きな切欠となった。
- トウマ・カノウ
- 『第3次α』では宙や鉄也と共に彼を鍛え上げた。
- カズマ・アーディガン
- 彼にスペースマンとして尊敬されている。
- ヨウタ・ヒイラギ
- 『BX』にて、彼から兄貴分として慕われる。
- ファルセイバー
- 「勇者」仲間その5。『BX』では兼ねてからの戦友で、ファルセイバーの先代融合者についても知っている。
- トーヤ・シウン
- 『X-Ω』では偶然戦いに巻き込まれた彼を戦いに巻き込まないよう配慮していたが、自身がゾンダーとの戦いで危機に陥った際は彼に助けられている。
名台詞
TVシリーズ
- 「ファイナル・フュージョン!」
- 御存知ファイナル・フュージョン開始時の台詞。
- 「ガオ!ガイ!ガー!」
- ファイナルフュージョン完了時の咆哮。正しく凱とガオガイガーは一体化している。
- 「ゲム、ギル、ガン、ゴー、グフォ…」
- ヘルアンドヘヴン発動の呪文。最後の一文「ウィータ」が未解明だった為、本来ありえない負荷がかかっていた。
- 「光になれぇぇぇーっ!」
- ハンマーヘルアンドヘヴンで核をえぐり出した後にゴルディオンハンマーを叩きつける際の台詞。
- 『BX』では20通り以上のパターンがある。
- 「おいおい…おじさんはないだろう。これでもまだ、二十歳なんだぜ!」
- 護の「うわっはぁ! おじさん、カッコいい!!」という台詞に対してのオジサン部分への反論。が、第一話ではこの大人げない反論の間に海に叩き落されたりと二度も散々な目にあっているのでしばしばネタにされる。『第2次α』ではDVE。ちなみに年齢の項を見れば解るが実は劇中特に描写は無いものの誕生日を迎えており、途中で二十一歳になっている。
- 同様の台詞は前作『勇者指令ダグオン』(SRW未参戦)にも存在しており、セルフオマージュとも思われる[7]。
- 「心配するな。俺は地上最強のサイボーグだぜ」
- FINALではサイボーグの部分がエヴォリュダーになる。心配された時に相手を安心させるための決め文句。
- 「空に命をかけてきたのは、お前だけじゃないっ!」
- 第28話にて、ピッツァと激しい空中戦を繰り広げた際の台詞。空の戦士であることに、誇りを抱くピッツァだったが、かつては凱もまた宇宙飛行士として、空に挑むために戦っていたのだ。
- 「長官…目には目を!エネルギーにはエネルギーだ!!」
- 第30話、EI-01であるパスダーとの決戦の中、あまりに強大な力に追い込まれていく。そして最後の手段として凱たち勇者ロボ軍団は弾丸Xの使用を提案する。
- 「みんな、わかっているな…この弾丸Xは…」
超竜神「覚悟の上です…隊長…」
ビッグボルフォッグ「勇者として望む所!」
ゴルディマーグ「さっさと おっぱじめようぜ!」
「全てはEI-01を倒すために!」 - 同話、弾丸X内部にて、勇者ロボたちは己に待ち受ける運命を受け入れるように誓い合う。最後の一文は四人が一斉に叫びあっている。
- 「EI-01!! 光になれぇぇぇぇっ!! でやあああああっ!!」
- 同話、これまでの戦いが脳裏を駆け巡る中、自身と命の運命を変えたパスダーへゴルディオンハンマーを浴びせる。そして、ガオガイガーが振り返った直後にパスダーは光の柱となった。勇者たちの勝利となった。しかし、弾丸Xの反動によりGストーンは動きを停止。勇者たちの命は燃え尽きたかに思われたが…。
- 「…どうしたんだ? GGGの隊員がベソかいてちゃみっともないぜ…」
- 同話ラスト。護の慟哭に応えるかのように、死したと思われた勇者は復活。Gストーンは光を取り戻した。
- 「俺は負けない…! 負けるわけにはいかない! 今まで俺を支えてきてくれた仲間たちのために…守るべき人たちのために! 最後に残された俺の最大の武器を見せてやるぜ! それは…勇気だぁぁぁぁ!!」
- 「俺の…俺の勇気は…死なない…!」
- 第31話。新たに現れた原種によりGGGベイタワー基地は崩壊。残されたガオガイガーも猛攻に耐え切れず崩壊していく。絶望的な状況に追い込まれる中、さらに謎の白い戦艦が戦場に現れる。
- 「何が地上最強のサイボーグだ……みんなを守れずに、自分だけ生き残るための鋼の身体か!」
- 第32話にて、GGGの仲間を喪ったと思い込み、己の無力を悔やんだ時の台詞。テレビシリーズにおいては、上記の理由もあり、このような弱音を吐くことは非常に珍しい。
- 「父さん…母さん…カイン…あなた達の子供の戦いを最後まで見守っていてください」
- 第46話、カインとの邂逅を果たし精神生命体となった麗雄と絆からの助言を受け、原種との最終決戦へと赴く際に。
- 「宇宙に必要なのは、おまえたちの機界昇華じゃない! 俺たちの熱い勇気だ! それをマイナス思念と呼ぶのなら、滅ぶべきはZマスター! おまえの方だぁぁぁぁぁ!!」
- 同話、Zマスターの中枢である心臓原種へ向けてゴルディオンハンマーを放つ。
- 「ファイナル!フュウウジョォォォンッ!!」
氷竜・炎竜「うおおおおおおおーっ!!!」
ボルフォッグ「うおおおおっ!」
風龍・雷龍「とああああっ!」
風龍「合体開始!」
雷龍「おおおおっ!」
氷竜「進入角、OK!」
炎竜「成功!」
ボルフォッグ「ドッキング!パーフェクトロック!」
「ガオッ!ガイッ!ガァァァァァァァァッ!!」
ナレーション「最強勇者ロボ軍団と合体した、究極の勇者王!!戦え!負けるな!! 勝利を掴め!!!我らの希望・ガオガイガー!!!」 - 最終話、最強勇者ロボ軍団の超AIとGSライドを積み込んだガオーマシンとのファイナルフュージョン。最後に熱いナレーションを経て、最終決戦へ突入する。『BX』では全てDVEで再現されている。
- 「俺は信じたい……! 人類を…この世界を…そして、俺自身を! だから戦う! 生き抜くために!!!」
- 最終話、機界新種との決戦にて。
- 「命…ごめんな…俺は、一番大切な人さえ守れなかった……」
命(凱…)
「お前を…愛してる…!」
命(あなたを好きになって…よかった…)
「もう放さない…ずっと、ずっと一緒だ…力を貸してくれ…護…」
「クーラティオー…テネリタース…セクティオ…サルース…コクトゥーラ…」 - 同話、ゾヌーダロボを撃破した後、力尽きた護を抱きかかえ、命の浄解を行う凱。命がけの浄解はGストーンの導きによって奇跡を起こした。
- 『第3次α』『BX』ではDVE。ただし、『BX』ではキングジェイダー復帰フラグが未成立時のみ。
FINAL
- 「そいつはありがたいぜっ!」
- FINAL1話にて、ギムレット・アンプルーレとの戦闘において。Qパーツの力により、従来のバイオネットロボとは桁違いのパワーを発揮するギムレットに驚愕した後、「貴方との腐れ縁も今日でおしまいです!」と言われた際に返した台詞。
- この台詞と共に新主題歌が挿入され、怒涛の勢いでギムレットを圧倒する。勇者王の復活に相応しい幕開けとなった。
- 「忘れたのか護…。勝利するのは…勇気ある者だあぁーー!!」
- FINAL2話より、レプリガオガイガーとのヘル・アンド・ヘブンの打ち合いの際に。この台詞とともにガオガイガーを打ち破った。
- 護が偽物であることを知らない凱にとっては、変わり果ててしまった仲間をかつての愛機諸共倒さなければならないも同然であり、その眼は涙で溢れていた…。そしてガオファイガーもまた雨に濡れて涙を流すかのように佇み、護を抱える。
- 「見せてやる…本当の勇気の力を!」
- FINALのパルパレーパ・プラジュナーの無限再生の猛攻に屈せず、勇者はなお立ち上がる。その勇気が、GGGの隊員へと絶望の中に一筋の光明を齎す。
- 「お前たちがGGGを封じようとしたのも!Gクリスタルに近づけなかったのも!ガオファイガーを孤立させたのも!俺たちの地球に、直接攻撃に来なかったのも!!」
「全ては、お前らが恐れていたからだ!Gストーンの力を高め、ラウドGストーンの力を超える!勇気から生まれる、このエネルギーを!!」 - パルパレーパ・プラジュナーと激闘を繰り広げながら、勇者は遊星主たちがGストーンの力を恐れていたことを見抜きそれを指摘する。パルパレーパは「神が恐れるものなどない!!」と反論するが、更にそれを証明するが如く凱の闘志に呼応してGストーンの力はさらに高まり、両腕に破壊と再生の力が収束されていく。
- 「ゲム!ギル!ガン!ゴー!グフォ! ウィーータァーーッ!!」
- 上記から。今までと異なり詠唱一語毎に殴りつけながら破壊と再生の力を収束。拘束されたパルパレーパ・プラジュナーを真のヘルアンドヘヴンが完全に打ち砕いた。
- 「クラッシャー!コネクト!ゴルディオン・クラッシャーーーッ!!」
- FINALの最終局面。ジェネシック・ガオガイガーには規格が合わないゴルディオン・クラッシャーだったが、コネクト部分を破壊、ハッキングしてプログラムを書き換えるという「ガッツで補い」、「究極の勝利の鍵」…ゴルディオン・クラッシャーは発動する。
- 「俺は一人じゃない……俺達は、一つだぁぁぁぁっ!」
- 全てのGストーン、全ての勇気が一つとなり、凱に力を与える。そして…!
- 「光にぃ!なあれぇぇぇーっ!!」
- 上記より。惑星級の敵を想定されていたゴルディオン・クラッシャーだったが、それを上回る恒星級たるピサ・ソールですら完全に光へと返し、勇者たちは勝利を手にした。
- 「俺たちは常人を超える力を得た。その力を使って、これからも競い合っていけるはずだ、勇者として!」
- 外伝コミック『エヴォリューダーGUY』より。凱を超えるためにガオファイガーへの合体を成功させようとするライバル・シュウ。だが、彼の命をも奪いかねないその賭けを止めようと凱はこのような形ではなく、共に勇者として戦う中で競い合っていこうと説得する。しかし、時すでに遅く、シュウの命は凱の眼前で失われ、凱はシュウの死を背負う意味でもガオファイガーへの合体を成功させる。
迷台詞
TVシリーズ
- 「命のコンニャク攻撃より、はるかに厄介な、コンニャクゾンダーなんだ!」
- 第17話でのEI-17戦において、病み上がりながらもヘルアンドヘブンを放つ決意をした直前の発言。出撃前に命から「ヘルアンドヘブンを使ったら、嫌いなコンニャクを食べさせる」と釘を刺された伏線を昇華した発言なのだが、シリアスな笑いである。
- 「今日の給食はハンバーグ……早く食べたいな……だってさ」
- 第20話、小学校の教頭先生がEI-19となった事で護はメッセージを送るが、妨害されデタラメな内容が送られてしまった。これはその時のメッセージを読み上げたもので、凱は問題無しだと判断して食事を続けてしまった。状況的にはギャグではないのだが、非常にシリアスな顔と声で読んでいるためにギャグシーンのようになっている。
- 「サイン…だってさ。ハハハ……」
「博士の重力に引き寄せられたのかなぁ……」 - PSソフト『勇者王ガオガイガー BLOCKADED NUMBERS』における台詞。どちらも女性絡みであり、本編と異なり命以外の女性に興味が伺える一場面。
- 前半は後輩のスミレにアイドルと言われ、残念そうな表情を見せており、直後に命に頬をつねられていた。後半は、平田博士に対してのもので、博士(と同行していた護)を唖然とさせた。
FINAL
- 「にゃ、にゃにゃにゃ、にゃにぃーーーーー!? オービットベースの事故は、パピヨンとスワンの仕組んだはったりだったっていうのかぁーー!?」
「ゆ、許せん! ちょっと抗議にい……!?」 - ドラマCD「エヴォリューダーは辛いよ」より。話の中でオービットベースに事故が発生し、ガイは検査の影響で体調不良を抱えながらも、事故の解決のためにガオファイガーで立ち向かう。……が、それが全ては、ガイのエヴォリューダー能力の調査のために、パピヨンとスワンが仕組んだ嘘だったと聞かされて。そりゃ、一歩間違えれば大事故につながりかねない事態で、さらに体調不良を抱えながらも、GGGメンバーのために奮闘していたのが、実は嘘だったと聞かされれば、ガイならずとも怒るのは当たり前だろう。実は大河長官と火麻も一枚噛んでたと聞かされて、憤慨して抗議に行こうとするガイだったが、突然、その彼に悲劇が……!
- 「げ、下剤が……。下剤が今になって効いて……!」
命「えぇ!?」
「トイレ……ち、ちょっとトイレ!!」 - そう、出動前のバリウム検査で、バリウムを排出するために飲んでいた下剤が効いてきたのである。先ほどまでの怒りはどこへやら。勇者は大急ぎでトイレに駆け込むのであった。
覇界王 ガオガイガー対ベターマン
- 「滋さんはあまり変わって…いや、太ったかな」
- オレンジサイトから脱出し、幼少期に会ったきりだった従兄である阿嘉松滋と再会して、何気なくサラリと言い放った中々ヒドい台詞。当然、中年太りして肥えてしまった自分の身体の事を気にしていた滋は、凱のこのデリカシーゼロの一言にたちまちブンむくれて「大きなお世話だ!この野郎‼」と怒りを隠そうともしなかった。
- 普段は勇者な一面が強調されていて分かりづらいが、(まだ人間だった頃のドラマCDでも顕著だが)素は結構毒舌で無神経な凱の人間臭い部分がピックアップされている。何年経っても人間の本質はそう簡単には変わらないのだろう。
- だが逆を言えば、凱の幼少期の頃は、滋は今ほど太ってはいなかったとも言える。
- 「スマホ……たった九年の間に、地球の技術はこんなに進化していたのか!」
- 小説中巻の書き下ろしエピソードにて護のGGGスマホを見ての一言。このとき護はグローバルウォールの画像をスマホで見せていたのだがそちらではなくGGGスマホの方に驚くというジェネレーションギャップ。
- とはいえ『ガオガイガー』当時、PHSや携帯電話が普及していたもののGGGでは混乱状況下での安定した通信のためにGGGポケベルを使用していた凱にとってはギャレオンのブラックボックス由来のオーバーテクノロジーでない人類が自力で習得した技術の集大成ともいえるスマホに感動を覚えていた。……とこちらでは真っ当にスマホを驚いていたのだが……。
- 「こんなにも進化していたのか!地球の技術力!!」
- こちらは漫画版でオレンジサイトから脱出して9年の間に普及したタブレット端末に驚愕する一幕。アルエットからの専門用語の数々に流石の勇者もこの時ばかりは9年のブランクで冷や汗ダラダラだった。
- この後、何とか使いこなそうとあろうことかエヴォリュダー能力を使い、誤ってメインシステムと女性隊員の個人情報にアクセスしてしまい、プロテクトによって全システムをロックさせてアルエットを激怒させた…(警報に慌てる面々の中で護はGストーン関連の能力なためか凱が原因なことを一瞬で把握したのか、一人冷ややかな目を送っていた…)ジェネレーションギャップを埋める為とはいえ、能力使ってまで何やってんだかこの男は…
スパロボシリーズの名台詞
特殊戦闘台詞
- 「ガンエデンよ、光になれぇぇぇぇっ!!」
- 『第2次α』最終話にて、ゴルディオンハンマーでガンエデンのトドメを刺した際に発生する特殊戦闘台詞。
- 「新しい宇宙など必要ない!必要なのは平和な未来だ!」
「ケイサル・エフェス!お前の執念など、俺が破壊してやる!」 - 『第3次α』最終話の逆襲時に於ける特殊戦闘台詞。
- 「ケイサル・エフェスよ!光になぁれぇぇぇぇぇっ!」
- ゴルディオンクラッシャーでケイサル・エフェスにトドメを刺した際に発生する特殊戦闘台詞。
- 「俺達の文明を滅ぼされてたまるかぁぁぁぁ!!」
- 対機界新種用のゴルディオンハンマーでトドメを刺した時の特殊戦闘台詞。現状、機界新種との戦いではゴルディオンハンマーは使用出来ないので没台詞。なお、フラグ上ではゴルディオンクラッシャーでも発生する。
- 珍しく「光になれ」ではない。
- 「妄信的に従うのは勇気でも誇りでもない!ただの逃避だ!」
- 『BX』より、ハイ・シャルタットとの特殊戦闘台詞。
- 「キバ! 貴様の覇気と俺の勇気…どちらが上か勝負だ!」
- 『BX』より、キバとの特殊戦闘台詞。声優ネタ。
- 「アイアンカイザーよ! 光になぁれぇぇぇぇっ!!」
- ゴルディオンハンマーでキバにトドメを刺した際に発生する特殊戦闘台詞。なお、『BX』ではアイアンカイザーに限らずほぼ全ての大ボスユニットに対して個別のゴルディオンハンマートドメ時のボイスが用意されている。
- 「巨悪よ! 光になぁれぇぇぇぇっ!!」
- ゴルディオンハンマーでブラックノワールにトドメを刺した際に発生する特殊戦闘台詞。「巨悪」という言い回しが実に『勇者特急マイトガイン』らしい。
- 「寄生虫よ! 光になぁれぇぇぇぇっ!!」
- ゴルディオンハンマーでインベーダーにトドメを刺した際に発生する特殊戦闘台詞。…あながち間違った呼び方ではないがあんまりと言えばあんまりである…
- 「魔女よ! 光になぁれぇぇぇぇっ!!」
- ゴルディオンハンマーでデボネアにトドメを刺した際に発する特殊戦闘台詞。デボネア自体が負の感情の権化であり、同時にRPGのラスボス的存在の風格を持つことから、それを最強武器で倒す場面は正に「勇者の戦い」の見せ場そのものだ。
- 「勇敢な男だ…その勇気を正しいことに使え!」
- 『スーパーロボット大戦30』にて、ギャブレット・ギャブレーを相手にした際の特殊戦闘台詞。ギャブレーの事を認め称えつつ、諭してもいるのが凱らしくもある。尚、元ネタやオマージュ元となったと思しき台詞が『サイボーグ009対三億円犯人』という短編漫画にある。
- 「ジアート…お前の哲学で、俺の勇気を砕けるか!」
- 『30』における、「オペレーション・ヘヴンズゲート」の対ジアート特殊戦闘台詞。相手がウルガル人なのに会話が成立したように見える、もしかして後の翻訳担当のおかげか?
αシリーズ
- 「狭い世界の中で暮らし、外界やそこで起こる事に無関心でいるのは……長い目で見れば、自分達自身を滅ぼすことなのかも知れないな……」
- 第40話「ネリー・リバイバル」より。スパロボだけだと今一つよく分からない「重力に魂を引かれた者たち」についての凱論。
- 「機械に魂を食われたお前達と俺を一緒にするな!俺は機械の身体に誇りを持った人間、獅子王凱!お前達、悪の手から人類を守る戦士だ!」
- 第46話「大東京消滅-前編-」or第55話ハマーン休戦ルート「機械仕掛けの世界-前編-」or第50話ハマーン拒絶ルート「機界転生-前編-」に於けるドン・ザウサーとの戦闘前会話。凱もメガノイドと変わらぬ存在と言い放つ彼の揶揄を、真っ向から完全否定する。
- 「EI-01! これで、とどめだぁぁぁぁっ!」
- EI-01撃破確定時に発生する戦闘前台詞。スパロボでは撃破確定時に発生する会話は少々珍しい。
- 「行こう、みんな!この星の明日のため…」
- 最終話での戦闘開始前の台詞。元ネタは本作でも使用されている自軍ターン用BGM「この星の明日のために」より。
- 「人類を守護する者は人類だ!神様なんて必要ないんだ!」
- 最終話での説得イベントより。命や護と共に、イルイの残留思念へと訴えかける。
- 「必要なのは敵を破壊する力じゃない…戦争を破壊する力だ!」
- 第51話「終わらない明日へ」より。ヤキン・ドゥーエに於ける核ミサイル相手の戦闘前会話。
- 「お前を縛る戒めは俺達が破壊する!だから…見せてくれ、シンジ!お前の勇気の心を!」
- 第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」に於けるEVA初号機ヨリシロVerとの戦闘前会話。シンジの奥底に眠る「勇気」に望みを賭けて、勇者王が立ち向かう。
- 「勇気はヒトの意志の力だ…! 意志がなければ、奇跡も何も生まれない! それは楽観論ではなく、何かを成そうとする最初の一歩だっ!!」
- 同じく第52話にて、勇気を「楽観論」となじるゲンドウへの反論。未知へと踏み出し、新たなものを、道を切り開く。そのための一歩を踏み出すための力こそが、勇気であると勇者王は叫ぶ。
- 「俺達に下されるのが神罰だろうと、俺は勇気でそれを乗り越えてやる!」
- 第54話「神に守られし星」より。サルデス&ヒラデルヒアとの戦闘前会話。「神罰」の名の下にαナンバーズへ襲い掛かる彼らの傲慢を一蹴する。
- 「行くぞ、ケイサル・エフェス!お前を倒して俺達は手に入れる…絶対究極の勝利をっ!!!」
- 最終話の逆襲時に於ける戦闘前会話。恐怖と絶望の波動を吹き飛ばす「勇気」の力に、霊帝は戦慄する。
携帯機シリーズ
- 「それは遠慮させてもらうな。『ロクライオン』じゃちょっとしまらないだろう?」
- 『W』第10話「赤と白の悪魔」より。同じ冨士宇宙学校の先輩、後輩でライオンのロボットを駆る事から、黒鋼に「ゴライオンチームに入ってくれよ」と言われての返答。
- 「ジャッジメント…、それとも、ジャスティスか?」
- 『W』第51話月面ルート「静止した時の二人」より。ホリスが「JさんのJは?」と言い出した際の反応。オチはJ自身もわからないというものだった。
- ちなみに前作『J』のメインテーマが「Judgement Justice」である。
- 「君もGGGの事は聞いただろう。俺は仲間や、大切な人すら守れなかった…」
「何が地上最強のサイボーグだ。自分だけ生き残るための鋼の身体か。俺は…俺は…なんのために…」 - 『BX』第7話「君が守りたい『何か』」より。荒れてユリカに冷たくあたっていたアキトを咎めた際に「あなたみたいなそんなすごい身体は持っていない」と嫌味を言われて。
- 「そう…だったな…。俺がやらなくきゃならないのは泣き言を並べる事じゃないよな。俺はみんなの分まで戦わなくちゃ…勇者であり続けなくちゃいけないんだからな!」
- 直後護、ファルセイバー、ギャレオンに励まされて今の自分の戦う理由…勇者であり続ける事を思い出し、再起した時の台詞。この強い意思はアキトにも少なからず影響を与えた。
- 「本当にそれだけが理由なのか?」
「ドレイク達の動向が気になるのは、事実とは思うけどさ。だけど、そんな風に思うのは、別の事から目を背けたいからじゃないのか?」 - 『BX』第19話「親と子」より。ショウに対して。
- 「ブルーヴィクター!その力はお前たちが好きにしていいものじゃない!」
「俺にとってはジュピターXが因縁浅からぬ関係だ! 滅びの為の力にされてたまるか!」 - 『BX』第24話「青き巨神と赤き巨神」に於けるブルーヴィクターとの戦闘前会話。ジュピターXは母・絆を喪うきっかけとなった力であり、凱自身がサイボーグと化した遠因の一つでもある切っても切れない関係。それを振り回して戦友を狙うデストルークの守護者に、勇者王の怒りが炸裂する。
- 「…仲間を撃ったお前達に、正義を名乗る資格はないッ!!」
「ハイパーモォォォォドッ!!」 - 『BX』第39話「どこにでもある『正義』」より。木連との和平交渉で九十九が発砲された時の台詞。
- 和平交渉に見せかけてブライティクスを罠に陥れ、その上で罪悪感どころか自分達の行いに正義だ何だと理屈をつけて正当化しようとする草壁達に激怒した。
- 「この世界に消えていい生命なんて存在しない!」
「すぐにそこから助け出してやる!待っていろ、ゼラ・ギンス!」 - 『BX』第41話「君の中の英雄」に於けるゼラ・ギンスとの戦闘前会話。
VXT三部作
- 「21世紀にはライバルも登場したが、今でも東京の観光名所として人気はナンバーワンだ」
- 『T』第16話治安維持ルート「門が開く時」より。東京タワーを案内するときの台詞。ちなみにライバルとは、「東京スカイツリー」の事であることは言うまでもない。
単独作品
- 「これで分かっただろう、フォルテ。今のお前ではロックマンには敵わない」
「心を伴わず、ただ勝つ為だけに力を求めているお前には、真の力は掴めないんだ」 - 『X-Ω』期間限定イベント「次元を超えた戦い!」第6話「勇気と力」にて。結果的に凱を助けたフォルテだが、自らの為だけに力を求める姿勢をフォルテが示し、凱がそれに難色を示したたことで対立、実際に凱がフォルテを下した後の台詞。同イベントで凱は、力に必要な心の大切さを一心に説き続けている。これらの台詞は、『ロックマン』シリーズ作中でブルースがフォルテに諭していた発言と内容はほぼ同じ。
- 「勇気ある者さ。別に、俺達GGG隊員の特権ってわけじゃない。勇気さえその胸にあれば、みんな勇者だ」
「君は自分の危険を顧みず、ここに来た。それは紛れもなく、勇気ある行動だよ」 - 『DD』第1章Part6にて。ファーストネームが一致する凱がラー・カイラムに来るきっかけを聞いて、彼のこともまた勇者と認めた際の台詞。渓を支えようとする彼の行動に、最大限の賞賛を贈る。
- 「…向こう見ずなだけじゃ、戦えないぞ」
「凱、君は心のどこかで戦いたがってる。それを見越しての忠告さ」 - 上記場面の直後。心の何処かで彼の戦いたいという意思を感じてか、戦う者である勇者からの忠告も加わる。
- なお、これらの場面では名前が同じことに特に区別はつけられず、双方「凱」表記のまま通される。とはいえ、喋っていない凱の立ち絵は暗く表示されるため、実際の画面では特に混乱は起こりえない。
- 「たとえ耐えがたい死が、現実があったとしても、そこから目を背けちゃいけない!」
「生命を授かった限りは、それを最後の最後まで使い切る義務があるんだ!」 - 『DD』第1章Part8にて。限界を迎えたアークと共に自爆しようとするが、アークにそれを拒まれ慟哭するクリス・アヴニールに対して。アークの想いを汲んでクリスを諭し、デフテラコアにヘル・アンド・ヘブンを炸裂させる…。
- 「俺は、勇者だ!」
- 『DD』第2章Part1「悪魔の所業」にて。ドミニオンを撃墜しようとするアークエンジェルを止めながら、凱は仲間達と共に、ドミニオンに取りついて同艦にて命令を出しているムルタ・アズラエルと対峙、降伏勧告を出す。その際にアズラエルに何様のつもりだと言われて、即座に断言する。声優ネタではアズラエルの方から触れられることの多い凱だが、直接対話を試みるのは何気に初めてのシーン。
- (実際、ディドや明は信じられる仲間だと思えた…。けど、あのベターマン…ラミアという存在には何か深刻な驚異のような物を感じる…)
(それが何なのか、わからない…けど、俺は感じずにはいられないんだ)
(あいつとは、いつの日か戦うことになる…そんな予感がしてならない…) - 『DD』第2章Part9「闇―YAMI―」より。自軍を助けて去ったラミアを見てこれからの避けられぬ戦いを予感する。これから先に待つ未来を予見したような台詞である。
- 「怒りや憎しみは、それ自体は悪じゃない。それどころか愛する心があるから、それらが生まれる事もある」
- 『30』キーミッション「炎の合体」にて、苦悩するデュークに対して。
- 「確率なんてものは、単なる目安だ! 足りない分は勇気でおぎなえ!」
- 同上。デッカードとデュークの両方の人格が残る確率が5万分の1と言われた際に。かつて大河長官が言った言葉とほぼ同じ台詞であり、成功率は限りなく0に近いと言われたファイナルフュージョンを成功させた凱が言うと説得力がある。
スパロボシリーズの迷台詞
単独作品
- 「えーっと…君達の事情はボルフォッグから聞かせてもらった。機界四天王のピッツァに利用されていたそうだな」
- 『DD』のイベント「激突、王と王の戦い」にて。合流したゼンカイジャーの面々の突然の名乗り口上から、名乗りミスに頭を抱えているところで、何とか話を軌道修正しようとする。最初の「えーっと…」に彼の気苦労が凝縮されている。だがこのくらいは序の口、最終的にギャレオンがガオーンと謎のガオガオ会話を始めてしまい、遂に台詞外でドン引いてしまっていた様子…。
- 「カテジナ・ルース…トリプルゼロに浸食されたのか!?」
「言うことがおかしい…覇界の眷族なのか!?」
「なにを言っている…こいつもトリプルゼロに浸食されたのか!?」 - 『30』にて。1つ目はカテジナ・ルース、2つ目はゾルタン・アッカネン、3つ目はマフ・マクトミンに対する『30』での特殊戦闘台詞。気持ちは分からなくもないが…
- 「ルペ・シノ…こいつはウッソの教育によくないな!」
- 同じく『30』で、今度はルペ・シノに対しての特殊戦闘台詞。Vガンダム本編での彼女の行動も鑑みれば、確かにそうもなるだろう。
- 「人間がシンメトリカルドッキングしてくるとはな!」
- 同じく『30』での対あしゅら男爵戦にて。言われてみれば確かに似た様なものであるし、メタ的に考えるとあしゅらの方が25年も前に先んじて世に出ている為、こちらの方が寧ろ元祖である。
- 「後は若い者に任せろ、おじさん!」
「おじさんが頑張りすぎるなよ、甲児!」 - 『30』での『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』設定での兜甲児に対しての援護攻撃時と援護防御時にて。幾ら凱自身は浦島太郎状態で肉体年齢などが若いまま且つ、往年の戦友がアラサーになっているからと言って、何気にひどくはないだろうか。更に言えば、ガオガイガー本編で初めて護に接触した際におじさん呼ばわりされた影響もあるのだろうか。
搭乗機体
余談
- 名前のローマ字表記は『Gai』ではなく『Guy』である。ちなみに『Guy』とは、英語で「男」あるいは「ヤツ」の意。単独表記もスパロボでは『凱』だが、当時は『ガイ』だった(第7話における勝利の鍵より)。
- 檜山氏は本作以前に勇者シリーズ作品の『勇者特急マイトガイン』でも主役の旋風寺舞人を演じていたことから、勇者シリーズの主人公を2回演じた唯一の声優となっている。[8]
- 『勇者王ガオガイガー』初参戦より14年後の『スーパーロボット大戦V』にて遂に『勇者特急マイトガイン』(旋風寺舞人)がスパロボに初参戦し、その2年後の『スーパーロボット大戦T』にて遂に両作が同時参戦。これによりスパロボシリーズ初となる勇者ロボ同士の共演が実現し、奇しくも檜山氏の演じた勇者同士の共演となった。
- 檜山氏が声を演じたキャラクターの中でも凱は特に人気が高く、『勇者王ガオガイガー』は檜山氏の代表作となっている。そのため、ガオガイガー以後に檜山氏が演じたキャラクターは「勇者王」に因んで「○○王(○○には適した役職名が入る)」と呼ばれることがある。スパロボに登場したキャラクターで例を挙げると、ムルタ・アズラエルが「盟主王」、ヴィラルが「定時王」や「公務王」、キバが「外道王」と呼ばれている。
- この他『Z』に登場した檜山氏が演じるモブ兵士は「勇者兵」と呼ばれており、実際ガオガイガーを意識したと思われる台詞がある。
- また、檜山氏にとっても獅子王凱は思い入れが深い役であり、後年に彼のことを「ヒーロー役の集大成」と評価している。ちなみに檜山氏によると、凱とは対称的な「悪役の集大成」は『機動戦士ガンダムSEED』に登場するムルタ・アズラエルとのことである。
- 前作『勇者指令ダグオン』(SRW未参戦)同様に強化服を纏っている為、等身大の戦闘にも対応しており、前作のダグテクター同様、玩具販促用として、(ガイガーやガオガイガーではなく)サイボーグ・ガイの等身大着ぐるみが製作された。
- 「おじさん」呼ばわりは地味にショックだったらしくゲーム『ブレイブサーガ2』では凱の名前を忘れた火鳥勇太郎(『太陽の勇者ファイバード』(SRW未参戦)の主人公)が凱を探す際におじさんと連呼したことでメンテナンス中の凱がショックを受け身体機能に異常をきたし大騒ぎになるという展開がある。
脚注
- ↑ Character、ガオガイガーポータルサイト、2022年3月10日閲覧。
- ↑ ただし、凱は戸籍上は死亡扱いになっており、彼の墓が存在する。
- ↑ 超ベリーかっちょいいロンゲ様という意味らしい。
- ↑ このコスチュームの設定画に於ける凱は、ご丁寧に仮面ライダー新1号の変身ポーズまで取っている。
- ↑ 正確には仲間を失う以前、戦闘開始から程なくアルジャーノンの初期症状と思われる激しい怒りに取り憑かれ、次いで体内からトリプルゼロを放出するようになっている。
- ↑ 明示された変化としては遺伝子の異常な顕性が消失し、宇宙空間では機密服が必要になっている。
- ↑ 第24話において、凱とはライオン繋がりのある宇宙剣士ライアンが護とは子供繫がりのあるガンキッドから「おじさん」と呼ばれた際に「これでもまだ若いんだ」と返した。
- ↑ 主役ロボットも含めればエクスカイザーとダ・ガーン(SRW未参戦)を演じた速水奨氏がいる。
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