「ディジェ」の版間の差分

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2022年9月3日 (土) 23:42時点における版

ディジェ
外国語表記 Dijeh[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 藤田一己
初登場SRW スーパーロボット大戦Z
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 陸戦用モビルスーツ
生産形態 ワンオフ機→少数生産機
型式番号 MSK-008
頭頂高 18.4 m
本体重量 33.9 t
全備重量 51.8 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力 1,892 kw
スラスター推力

28,000 kg×2(背部)
18,000 kg×1(後腰部)
7,900 kg×2(脚部外側)

総推力
89,800 kg
アポジモーター 6
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 11,700 m
原型機 リック・ディアス
開発 カラバ
所属 カラバ
ルオ商会
主なパイロット アムロ・レイ
ヨナ・バシュタ
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ディジェは『機動戦士Ζガンダム』の登場メカ

概要

カラバが独自開発した試作型モビルスーツ。本機はTV版のみに登場する機体で、劇場版には登場しない。

機体概要

アムロ・レイが搭乗していたリック・ディアス[2]をベースに開発した地上用の機体で、それに合わせて背部にバインダー[3][4]を装備している。

開発には旧ジオン関係者が参加しているためか、武器や外観がゲルググを思わせるものになっている。

武装面での大きな向上は見られないが、左肩アーマーがウェポンラックとなっている。基本性能とアムロの技量により高い戦闘能力を誇る。

ことぶきつかさ氏による漫画作品『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』では、元々はアムロ・レイの復活を象徴するために外観をガンダムタイプに変更するはずだったが、カラバに協力するジオン残党の心情などを鑑みたカイ・シデンの機転でジオン系モビルスーツの外観に変更されたとなっている。また、急な依頼であったため、ツインアイ用のソケットがそのまま残されており、その気になれば頭部をガンダムヘッドに換装可能であったらしい。近年発売されたガンプラでもこの設定が採用され、頭部カバーの下にソケットのモールドが存在している。

機動戦士ガンダムNT』では、ルオ商会の特殊部隊が運用する、グレーカラーの機体がマーサ・ビスト・カーバイン奪取作戦に投入される。新型のビームライフルを装備しており、隊長機のみセンサーが増設されている。また、漫画版によると部品の製造番号も消されている模様。

劇中での様相

キリマンジャロ攻略作戦時に初登場し、ティターンズの防衛部隊と交戦している。その後、ダカールの連邦議会制圧やカミーユ・ビダンクワトロ・バジーナが宇宙へ戻る際の戦闘でも出撃し、ガルダ級メロゥドやジェリドの駆るバイアランを撃墜するなどの戦果を挙げた。

小説版ではクワトロ・バジーナやアポリー・ベイも搭乗する。

登場作品と操縦者

SRWでは本機よりもそのバリエーションであるディジェSE-Rの方が登場回数が多いことで有名。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
初登場作品。セツコルートで、第26話「ホンコン・シティ」シナリオ前で宇宙世紀ガンダムキャラのレベル平均が25以上でアムロとカツの撃墜数の平均が25以上ならシナリオ開始前に入手。キャラクターは劇場版基準であるが、隠し機体として登場している。
流石にリック・ディアスより戦闘能力が上で、強力な全体攻撃も持つので大幅な戦力アップが望める。むしろ、百式に性能が近い。その後、リ・ガズィからνガンダムと登場するので、改造するのは気が引ける。陸戦型なので、陸Sかつ宇宙Bである。後半も使い続けるつもりなら、強化パーツで宇宙適応をフォローしておこう。
劇場版仕様である事を考慮してか、入手時に『デイアフタートゥモロー』のエピソードを思わせる会話をしている。事ある毎にディジェがドダイ改を呼び出すのもそのためと思われる[5]

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
アムロが搭乗。

関連作品

Another Century's Episode: R
使用可能機体。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

バルカン砲
頭部に2門装備。
ビームナギナタ
腰部にマウントされている。『Ζ』劇中では使用されなかったが、『NT』においてアンクシャとの戦闘で使用。
Z』では何処からともなくドダイ改が飛んできて、空中戦を行う。そこら辺のビームサーベルとは比較にならないほど動きがダイナミックで威力も高いが、消費が5倍[6]なので再攻撃も含めて見境なく使うとガス欠する恐れがあるので注意。
ビームライフル
百式と同系の物。出力は2.8MW。玩具等ではバックパックの中央もしくは側面、及び左肩ウェポンラックにマウント可能。
『Z』では全体攻撃版とトライチャージ版がある。やはり何処からともなくドダイ改が来るが、こっちは連続射撃の最後に敵にぶつけて諸共破壊してしまう。使用用途も百式とどっこい。
クレイ・バズーカ
リック・ディアスや百式の物と同じ。玩具等ではバックパックの中央もしくは側面、及び左肩ウェポンラックにマウント可能。
『Z』ではMSのバズーカ系は軒並み空Bなのだが、陸戦型のディジェは例外的に空A。

オプション装備

ハイパー・メガ・ランチャー
玩具で装備。左肩ウェポンラックにマウント可能。
ビームライフル
ジェガンリゼル用と同様のEパックを用いた新型ビームライフル。『NT』にて装備。
サーチライト
『NT』にて隊長機のみが左肩に装備。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ

サイズ

M

関連機体

ディジェSE-R
本機をベースに開発された機体。様々な革新的機能(詳細不明)が搭載されていて、全くの別物となっている。
リック・ディアス
本機のベースとなったMS。
シャア専用ディジェ(SRW未登場)
漫画『ジョニー・ライデンの帰還』(SRW未参戦)に登場した、その名の通りシャア専用のディジェ。試験的にサイコフレームが導入されている。
リック・ディジェ(SRW未登場)
漫画『MOONガンダム』(SRW未参戦)に登場した、宇宙仕様のディジェ。

余談

  • 本来はアクシズ側で登場する機体であったが、諸都合によりアムロ専用の機体になった。これにはデザインを担当した藤田一己氏も驚いたそうである。
    • 近藤和久氏の漫画版では「チャイカ」と呼ばれるガザCの代わりのモビルスーツが登場し、ディジェにナックルバスターを装備したような外観をしている。

脚注

  1. Mobile Suit、機動戦士Ζガンダム、2022年2月4日閲覧。
  2. 元々はアポリー・ベイ宇宙へ帰還する際に置いていったもの。
  3. 模型誌「ガンダムウォーズ2ミッションZZ」では放熱フィンはスローイング・バスターであり、ブーメランのように使えるとも記述がある。
  4. しかし「Zガンダムマスターズ2」ではサブフライトシステムの空力特性を向上させるための装備とも記述されていた。
  5. 同作では、アムロはディジェのデザインはSFSに乗って戦う事を前提とする事を希望している。
  6. サーベル:5、ナギナタ:25

商品情報

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