「パトリック・コーラサワー」の版間の差分

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:増援で現れた際、ソレスタルビーイングとの共闘を渋るルイスを一喝して。再世篇の台詞の中でもかなり正論と言える発言。
 
:増援で現れた際、ソレスタルビーイングとの共闘を渋るルイスを一喝して。再世篇の台詞の中でもかなり正論と言える発言。
 
;「大佐、ひとつよろしいでしょうか?」<br />「俺たち、本当にこのままでいいんですか?」
 
;「大佐、ひとつよろしいでしょうか?」<br />「俺たち、本当にこのままでいいんですか?」
:UX21話にて、衛星兵器が加藤機関に奪われるという緊急事態にあるにも関わらず、自分たちに出撃の命令がおりない現状に対するカティへの問いかけ。上述の通り上官の命令に従うのが本来の彼のスタンスであり、それを曲げてまで彼が疑問を投げかける辺りに事の異常さが伺える。そして軍人に命令違反は許されないというカティの苦々しげな答えに彼も心中を察するばかりであった。
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:UX22話にて、衛星兵器が加藤機関に奪われるという緊急事態にあるにも関わらず、自分たちに出撃の命令がおりない現状に対するカティへの問いかけ。上述の通り上官の命令に従うのが本来の彼のスタンスであり、それを曲げてまで彼が疑問を投げかける辺りに事の異常さが伺える。そして軍人に命令違反は許されないというカティの苦々しげな答えに彼も心中を察するばかりであった。
  
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==

2013年4月23日 (火) 21:28時点における版

パトリック・コーラサワー(Patrick Colasour)

AEUに所属するMSパイロット。
自意識過剰で喧嘩早い性格であり、軍も手を焼く問題児。現実の階級制度を参考にすると、年齢的に1stシーズンの時点で自動的に大尉まで昇格していておかしくないのだが、少尉に留まっている辺り問題児ぶりがうかがえる。だが、2000回以上のスクランブル(緊急出撃)をこなし、模擬戦全勝の高い技量を持つ。
同時にかなり楽観的な性格でもあり「不死身のコーラサワー」の異名が「何度撃墜されてもパイロット本人は必ず帰ってくる」という皮肉が混ざったものであるということに全く気づいていない。
一方で、自分が他人に誇れるものはパイロットとしての腕だけ、とも認識しており、「学のない自分があれこれ考えても無駄。難しい事は相応の学がある信頼出来る人間に任せる」という彼なりの信念を以て戦いに臨んでいる。 一見鈍感で軽いその性格も、見方を変えれば作中で様々な"歪み"や"変化"を見せた他のキャラに比べると精神面で余裕のある成熟した人物…とも言えるのかもしれない。

当初は女性との逢瀬でブリーフィングに遅刻する軽薄な言動を見せたが、その際にカティ・マネキンの鉄拳制裁を受けたことがきっかけで、一途に彼女を慕うようになる。2ndSeasonでも本人から止められていたにもかかわらず彼女を護るためにとアロウズに志願するなど、カティのいる所パトリックありという状況が続くようになり、最終的にカティと結婚することとなった。なお、劇場版では階級が准尉にまで下がっているが本人曰く「結婚生活が幸せすぎて働かなくなってしまい、降格された」とのこと。

劇中における最大級のコメディリリーフキャラクターであり、事実彼が登場したシーンの殆どで視聴者の笑いを誘うような描写がなされている。
しかし、模擬戦全勝の技量は伊達ではなく、特にGN-Xシリーズに乗り換えてからはソレスタルビーイング側のガンダムを数回ほど追い詰めたこともあり、さらにどんな危機的状況下からも無傷で生還してくる強運も持ち合わせている。「不死身のコーラサワー」はこうした点から付いた異名である。まるで異能生存体のような男だが、必ず無傷で帰還する事を考えると、本家本元を超えていると言えなくもない(ギブスをしていたのはコミック版の片方のみの表現で、アニメ本編の同場面では無傷)。

ちなみに専用機に乗れないのは、エクシアとの初戦以来しょっちゅう機体を壊すため。それでも量産機で多大な戦果を収めるあたり、パイロットとしての技量が伺える。

シリアスな話においてコミカルな描写の多い彼は、一服の清涼剤とも言える存在であり密かに人気も高い。また、「変革」「変化」をメインテーマとする「00」において全く変わらなかった稀有な人物。これには変わることが必ずしも良いとは限らない、というアンチテーゼ的な意味合いが含まれている。

なお、視聴者からは名字の「コーラサワー」や縮めて「コーラ」、更に変化して「炭酸」と呼ばれることが多いが、小説版の地の文では「パトリック」名義で記載されており、第2次Z破界篇やUXではそれを踏襲している。

劇場版でもコミカルな描写は変わらず、准将に昇進した愛妻にして上官のカティを何度も「大佐」と呼んでは、その度ごとに彼女から突っこまれている。そして…。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作で声付き初参加。声優の浜田氏はスパロボ初参加。AEUのエースを自称するだけあって能力値が結構高く、下手すると序盤の一騎打ちで苦戦する。本作では没になってしまったが、内部に設定されたエースボーナスにより、ゲーム中トップクラスの能力を持つ強キャラに変貌する。カットインの顔付きが凶悪。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
こちらでは「コーラサワー」表記。中東/クメンルートでの初戦こそがボス版の連邦正規軍仕様のGN-X IIIを搭乗するが、アロウズヘ転属以降はアロウズ兵版よりわずかに硬いだけアロウズ仕様のGN-X IIIしか搭乗しない。「散りゆく光の中で」NPCとしてスポット参戦、原作通り終盤でカティと共に反乱軍につく。もう一度ZEXISと共闘する気もあるが、結局彼女と共に別の戦場へ向うため、残念だが再参戦しない。
本作では良識的な軍人という印象が強く、ルイスやアンドレイを率いてピラー迎撃に参加、ZEXISとの共闘に拒否感を示すルイスを叱咤する場面もある。EDでは原作同様、カティと結婚したことがスメラギによって語られている(スメラギからは『不死身の旦那様』と呼ばれている様子)。
ちなみに「散りゆく光の中で」ではNPCの味方が撃墜されると無限復活するが、コーラサワーだけ一発退場となる

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
第2弾PVにて原作を知らないとわからないがさり気なく登場。ELSの攻撃を受けているGN-X IVがコーラサワー機である。ちなみに劇場版なので名前が「パトリック・マネキン」名義となっている。
条件を満たせばアンドレイと共に加入。原作でも死んでないので、生存自体は無条件。しかし原作では自爆を阻まれて生き残ったのに対しUXでは自爆したにも関わらず必ず生き残り、フラグを立てるとアンドレイまで不死身にするなどその悪運ぶりが強化(悪化?)されている。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

特殊スキルは少ないが、どの能力値も高く、原作の様に瞬殺する事は出来ない。逆に再世篇では乗機が戦うたびに弱くなっていくせいで瞬殺されやすい。

精神コマンド

幸運が僅か20で使える、再世篇UXでは恋人(妻)へのを覚えたなど、彼らしいラインナップであるが、彼を象徴する脱力の方は以外にもUXのみである。

第2次Z破界篇
幸運不屈努力直感気合突撃
第2次Z再世篇
幸運不屈努力直感気合
UX
集中ひらめき幸運脱力

特殊技能(特殊スキル)

底力L9、強運戦意高揚ブロッキング
第2次Zでは案の定、強運を持っている。また、底力がなんとL9まで到達する数少ないパイロット。ブロッキングや戦意高揚も地味に厄介。
底力援護攻撃援護防御全体攻撃
UXでは残念ながら強運は持っていない。

固有エースボーナス

マップ上にカティがいる場合、全ての能力+30。
第2次Zで採用。特定のキャラがいる場合のみに限られるが、なんと全能力値が+30も上昇する恐ろしいボーナス。このボーナスにより00キャラの中で能力値が最も高いのはパトリックになる。数値だけで見るならキリコ?????より上位の能力。しかし、破界篇ではエースボーナスを習得する事は一度も無く、肝心のカティも非戦闘員扱いのため、残念ながら効果を発揮する機会は訪れない。再世篇ではカティが参戦したが、同時出撃するシーンは二人共すでに味方(本作は反皇帝ルルーシュまたは反リボンズ陣営)側のイベントキャラなので戦闘しない。

人間関係

カティ・マネキン
AEU時代からの上官。惚れ込みアプローチをかける。最終的には彼女のハートを射止めたようで2nd最終話では彼女と結婚している。彼が婿養子となったらしく、劇場版の姓は「パトリック・マネキン」になっていた。ちなみに、コーラサワーを「パトリック」と呼ぶ数少ない人物でもある。
刹那・F・セイエイ
彼の初陣の相手となり、見事ボコボコにされる。
ティエリア・アーデ
資料によっては彼のライバル扱いを受けることもある。ガンダム殲滅作戦では彼の乗るナドレと相討ちに。
ダリル・ダッジ
彼と顔を合わせた際に「ガンダムにボコボコにやられたパイロット」と言われ、ズッコケる。その後のやり取りで、彼の怒りを買ってしまう。
ミスター・ブシドー
原作では絡みはないが、第2次Zでは屈託のない態度を「信念」と彼に評された。
フォン・スパーク
SRW未登場。外伝作品の『00F』、『00I』の登場人物。直接の関係はないが、1stSEASONでのソレスタルビーイングとの最終決戦の際に乗機を撃破され宇宙空間を漂って外宇宙に流されそうだった所を、通り掛かった彼の乗るガンダムに蹴り跳ばされて地球圏へ送り返されている。ある意味、パトリックにとっては命の恩人と言えなくもない。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

ゼクス・マーキス
第2次Z 破界篇では彼にパイロット能力自体は正当評価されている様子。終盤ではユフィを「虐殺皇女」の蔑称で呼んでしまった為、ゼクスから窘められる一幕も。再世篇で再会した時には、迷わずカティのために戦うコーラサワーに敬意を示していた。一方のコーラサワーはゼクスを「かつてのライバル」と呼び、同じく(?)AEUのエースだった彼をライバル視していたことが明らかになった。なお、とてもそうは見えないが、コーラサワーの方がゼクスより9歳も年上である
ロラン・セアック
彼曰くパトリックは「ずいぶん乱暴そうな人」との事。実際、初期の頃の彼は乱暴な場面が少なくない。

リアル系

グレゴルー・ガロッシュバイマン・ハガードムーザ・メリメキリコ・キュービィー
第2次Z 破界篇序盤で彼らレッドショルダー隊員を指揮下に置き、CBに挑むも敗退。悔しさのあまり彼らを詰るも、逆にキリコを除く3人から状況判断についてダメ出しを喰らってしまう。
しかしながら、続く再世篇ではレッドショルダーのことを「ちょいと扱いづらいが、腕は確か」と評しており、実力そのものには素直に一目置いている模様。
ジェレミア・ゴットバルト
第2次Z 破界篇では彼との初対面時に「オレンジ卿」と呼んでしまい、彼を不機嫌にさせる。パトリック本人としては、「イカしたニックネーム」だと悪気は全くなかった。後に再会した際に改造人間となった彼の様を見た際には面食らったことも。
ロイド・アスプルンド
第2次Z 破界篇では彼から「サイダー」「ソーダ」と、炭酸飲料繋がりのボケをかまされ、ペースを狂わされる。
ユーフェミア・リ・ブリタニア
第2次Z 破界篇で彼女の死後、劇中で真っ先に「虐殺皇女」の蔑称を口に出してしまった。
ギルバート・G・P・ギルフォード
再世篇では「上官の女性に好意を寄せている」という共通項から意気投合している。

スーパー系

あしゅら男爵
第2次Z 破界篇中盤でZEUTHの面々をAEUに連行しようとした際、彼ら機械獣軍団の攻撃に巻き込まれ、そそくさと退散するハメに。

名(迷?)台詞

1st

「俺は!」
「スペシャルで!」
「2000回で!」
模擬戦なんだよおおおお!!
イナクトのデモに乱入したガンダムエクシアを相手にするが、見事に返り討ちにあってしまう。この台詞は、攻撃を受ける時に発したもの。余程余裕がなかったのか、完全に意味が分からない台詞になってしまっている。ちなみにご丁寧にも第2次ZではDVEである。
「なんじゃ、そりゃああああ!?」
次の登場時、意気揚々と出撃したはいいが即座に撃墜される。しかし、彼以外の僚機は全機攻撃を受けて蒸発しているのに対し、回避行動を取って墜落のみで済ませているという点は彼の腕を評価してもいいだろう。『第2次Z』では撃墜時の台詞としても採用された。
「悪いが、そろそろ時間だ」
「この埋め合わせは、今度な!」
第14話、美女とキスを交わしながら召集に向かう際に。この後、パトリックは運命の出会いをすることになる。
「二度もぶった!」
(よく見りゃなかなかいい女じゃないか…!)
(惚れたぜ…!)
そんな運命の人であるカティ・マネキンとの邂逅のシーンより。彼女に遅刻の罰で(しかもその時平謝りもしなかったので)2回ぶたれた後、何故か惚れてしまう。何度撃墜されてもケロリとしているところといい、Mの気質でもあるのだろうか?
ちなみに声に出している部分は某初代主人公の有名な台詞と同じだが、感じたことはある意味正反対である。
「ハイ、ないです」
国連軍の結成という一大事件が起こり、カティも新型量産機GN-Xのパイロットの人選を考えている。にもかかわらずカティを呑気にデートに誘おうとしたため彼女に呆れられ、急速な変革を迎えつつある世界情勢について、何か考えることはないのか?と問われた際の返答。あんまりな発言だが、小説版ではこの能天気さによってカティは彼をGN-Xのパイロットとして選ぶ事になる。なお、これは『無学の自分が考えても無駄。相応の知識があって信用のおける人間の判断に従う』という彼なりの信念あっての発言である。
「古傷を抉るな!」
国連軍が結成され、GN-Xへの乗り換え中に、ユニオンのダリルに会った時に挨拶をかけた時の台詞。「誰だ?」と聞かれてずっこけて、自信満々に自分の名前を語るも、その時に「一番初めにガンダムにボコボコにされた」という覚え方をされていた。
「大佐のキッスはいただきだぁ~!」
GN-Xでの初陣にて。この戦闘では、ティエリアの動きが鈍い事を見抜いたり、ロックオンの右目を潰す等結構な活躍を見せている。
なお、第2次Z破界篇では他の人物にその活躍を奪われてしまった。
「すいません、大佐。またやられちゃいましたぁ…」
初陣での戦闘後、被弾しつつも無事帰還した際の一言。
「え―――?」
1stシーズン終盤、ティエリアを追い詰めたところで、彼の決死の反撃を受けて。この台詞と共に画面がホワイトアウトしたため、視聴者をも絶句させた。
…が、コックピットに直撃しなかったため、無事生還するのであった。

2nd

「大佐ぁ~!来ちゃいましたぁ~~~!」
『2nd』第8話、満を持して(?)GN-X IIIのコックピットから現れ、カティに向かって手を振りながら。
「アロウズには自分から志願しました。大佐を守りたいからであります」
アロウズの危険性に憤るカティに対し、パトリックは彼女を守るためにあえて火中の栗を拾わんかのごとき覚悟で志願したことを告げる。
「お言葉ですが、自分は七度のガンダム戦を行い生き抜いてきました。仲間からついたあだ名は、不死身のコーラサワーです」
誇らしげに臆面底なく戦場での二つ名をカティに告げる際に。
「またかよぉぉぉぉっ!!」
またです。
「恋の手ほどきなら、この俺に任せな!……って、無視かよ!?
アンドレイに恋愛のノウハウをレクチャーしようと得意げになる際に。この後、軽くあしらわれて太字の部分でツッコむのだった。
しかし、この二人のそれぞれの恋愛の結末を考えると、鼻で笑ったアンドレイは見事に墓穴を掘ったことになる(そもそもコーラサワーはマネキンに惚れる前から別に彼女がいたので、恋愛でもエースである)。
なお、再世篇でも前半の台詞と共に「准尉との仲を取り持つ」と発言したが、こちらではアンドレイは「け、結構です…!」と狼狽しており、原作よりはマシな対応をしてもらえた。
「不死身のコーラサワー、只今参上ッ!!」
ソレスタル・ビーイングとアーサー・グッドマン率いるアロウズ艦隊の激戦にカティと共に乱入する際に。出る番組を間違えたのかと思うほどノッている。
「俺の大佐に…!手を出すなあああああ!!」
最終決戦にて、カティが乗った艦に特攻をしようとしたガガに気付き、撃墜したのだが、直後に自身の機体はガガに激突されてしまい…。
「大好きです…カティ…!
いつもは「大佐」と呼んでいるカティに初めて名前で言って告白した直後、機体は爆散してしまう…。
「一緒に逝こうぜ、コンチクショウ――!」
小説版ではさらにガガ3機を巻き添えにする際のこの台詞が続く。自分の死を意識しつつも「惚れた女を守れるなら最高」と述懐し、カティを守るために己の身を犠牲にした……
……のだが、やっぱり脱出出来ていた上に無傷。さすが不死身のコーラサワー。
「いやあ~、はははっ!不死身のコーラサワー改め、幸せのコーラサワーになりましたぁ~っ!あっはははは…!」
最終回、生還を果たしてめでたくカティとゴールイン、教会で結婚式を挙げる際に。その様を見たカティはやれやれ、とまんざらでもなさそうに微笑むのだった。
ある意味、00世界での『最後の勝利者』は彼であると言っても過言ではないだろう。

劇場版

マネキン「パトリック!」
パトリック「いやあ、ドジりましたァ。幸せすぎてェ、不死身じゃなくなっちゃったみたいです」
マネキン「いますぐ脱出しろ!」
パトリック「それがァ、無理なんです。でもタダでは死にませんよ!コイツだけでも道連れにして…」
「おっ………おわあああああああ!」
熾烈を極めるELSとの戦いでGN-X IVが侵蝕され自らの死を覚悟しながら自爆しようとした際の発言。しかし、その後クアンタの射撃で機体だけが破壊されたため彼は無事だった。彼は最後まで『不死身のコーラサワー』であったのだ。
何気に、この時コーラサワーは『不死身のコーラサワー』の異名を貰う最初の切欠を作った因縁の相手である刹那に命を救われている

スパロボシリーズの名(迷?)台詞

「で、例のオレンジってのは一体なんなんだ?」
ジェレミアをオレンジ卿と呼んで、「その呼び名は私に対する侮辱である」と言われて謝ったにも関わらず、即座に上記の質問をした。当然、ジェレミアは「貴様という男は…!」と憤りを見せた。まぁ、悪気はなかったのだろうが…
「俺はコーラサワーだ!何なんだ!この妙なテンションの男は!?」
ロイドと初対面のときに言った言葉。確かにロイドはこの台詞どおりの人物だが、パトリック本人も同じようなものである。
「とくべつはけんきょーどーぎじゅつぶ?」
ロイドとセシルの所属部署「特別派遣嚮導技術部」を聞いた時に返した台詞。特に「嚮」は常用する漢字ではないため、原作未見のプレイヤーにも親切である。
「ユーフェミア…!噂の虐殺皇女!」
第2次Zで『コードギアス』のキャラクターたちよりも先にこの蔑称を口に出す。さすがの彼も日本人虐殺事件には関心があったらしい。直前までスザクと話をしていたが彼は既に立ち去っていたため悶着は起こらず、代わりにゼクス及びパトリックと同作品のダリルにこの発言を非難される。
「ヒゲ剃ってこいってんだよ、ガンダム!」
『第2次Z 破界篇』にてガンダムダブルエックス∀ガンダムへの特殊戦闘台詞。
コーラサワー「レッドショルダーの生き残りか…。ちょいと扱いづらいが、腕は確かだぜ」
アンドレイ「よくご存知ですね」
コーラサワー「あいつらを指揮した事もあったからな。…連中を投入するって事は、上の方の力の入れ具合もわかるってもんよ」
『第2次Z 再世篇』にて、アンドレイとレッドショルダーの生き残りが作戦に参加するという話をしていて。前作で当時レッドショルダーだったグレゴリーらに指揮能力を散々にダメ出しされたコーラサワーだが、レッドショルダーの実力は素直に認めている模様。
「完全平和主義ってやつか。武器を持たないとか言ってるが、要するに平和を乱す行為、つまり地球連邦の敵ってわけだな」
アザディスタンやサンクキングダムの掲げる完全平和主義について。コーラサワーの行動方針である「無学の自分が考えるより、信頼のおける人間の指示に従う」が悪い形で現れた台詞の一つ。
「落ち着け、お前ら! だから、それを確かめるために大佐は現地に行くって言ってんだろうが!」
「そこで何が起こるかわからねえが、俺達は大佐の命令に従うだけだ! 覚悟を決めとけ!」
「散り行く光の中で」より、アフリカタワー崩壊の情報に動揺するルイスとアンドレイに対して。
「文句をいうな、准尉! 民間人を守るのが軍人の務めだろうが!」
増援で現れた際、ソレスタルビーイングとの共闘を渋るルイスを一喝して。再世篇の台詞の中でもかなり正論と言える発言。
「大佐、ひとつよろしいでしょうか?」
「俺たち、本当にこのままでいいんですか?」
UX22話にて、衛星兵器が加藤機関に奪われるという緊急事態にあるにも関わらず、自分たちに出撃の命令がおりない現状に対するカティへの問いかけ。上述の通り上官の命令に従うのが本来の彼のスタンスであり、それを曲げてまで彼が疑問を投げかける辺りに事の異常さが伺える。そして軍人に命令違反は許されないというカティの苦々しげな答えに彼も心中を察するばかりであった。

搭乗機体・関連機体

AEUイナクト(デモカラー)
1st第1話での搭乗機。技量の高さからパイロットに選ばれるが、エクシアに瞬殺される。スパロボではゲームが進むにつれ、性能が上昇していくため、原作の様にエクシア単機で挑むのは危険。返り討ちにあう恐れがある。
AEUイナクト指揮官型
1st中盤で搭乗。
GN-X
1st終盤にて搭乗。この機体に搭乗すると何故かパトリックのカットインが出なくなる。
GN-X III
2ndでの乗機。なお、コーラサワーは作中で連邦軍仕様とアロウズ仕様の両方に乗ったことが確認できる唯一の登場人物である。ちなみに、彼はアヘッドなど他の機体には一切乗ったことがない。アンドレイですらあるのに…。
GN-X IV(指揮官機)
劇場版での乗機。長期戦を想定して、GNビームライフルと両肩にGNシールドを装備した防御力重視の特別仕様機。

余談

  • 飲料水を掛け合わせたような「コーラサワー」という個性的な姓から、声優の浜田氏も「すごい名前だ(汗)」とコメントしていた。
  • コーラサワーは、本来は1st序盤で戦死する予定だったが、製作スタッフ間で彼に愛着が湧いてしまい、退場を先延ばしにされている。こうして、延命を繰り返した結果、「不死身のコーラサワー」が誕生することになってしまった。
  • 2nd前期OP映像では、セラヴィーガンダムの砲撃により乗機のGN-X IIIが撃墜され、コーラサワーの顔がTV画面を覆ってしまうという笑撃の場面がある。
    それでも、コックピットへの直撃を回避しているのは、流石である。
  • 第2次Z破界篇の図鑑では「ガンダムナドレと相討ちになり生死不明になった」と記載されているが、実は1st最終話エピローグでの連邦軍設立式典のシーンをよく見ると、さりげなくパトリックが登場している(カティの後ろ)。ちなみに2ndから登場する人物もここで確認できる。

話題まとめ

資料リンク