「ミハエル・トリニティ」の版間の差分

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== ミハエル・トリニティ(Mihyal Trinity) ==
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*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
 
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*役職:パイロット  
 
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[[ソレスタルビーイング]]の[[ガンダムマイスター]]にして、セカンドチーム「[[チームトリニティ]]」のトリニティ[[ヨハン・トリニティ|兄]][[ネーナ・トリニティ|妹]]の次男。乗機は[[ガンダムスローネツヴァイ]]。
 
[[ソレスタルビーイング]]の[[ガンダムマイスター]]にして、セカンドチーム「[[チームトリニティ]]」のトリニティ[[ヨハン・トリニティ|兄]][[ネーナ・トリニティ|妹]]の次男。乗機は[[ガンダムスローネツヴァイ]]。
  
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:第22話「トランザム」より。[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]から「[[アレハンドロ・コーナー|スポンサー]]から、あんた達を[[暗殺|どうにかしてくれ]]と頼まれた」と言われて。
 
:第22話「トランザム」より。[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]から「[[アレハンドロ・コーナー|スポンサー]]から、あんた達を[[暗殺|どうにかしてくれ]]と頼まれた」と言われて。
 
:その直後、ミハエルはサーシェスに撃たれてしまい、結果的にこれがミハエルの最期の台詞となってしまった。
 
:その直後、ミハエルはサーシェスに撃たれてしまい、結果的にこれがミハエルの最期の台詞となってしまった。
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;「うあぁ…こんな幕引きかよ…」
 
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2016年9月6日 (火) 10:35時点における版

概要

ソレスタルビーイングガンダムマイスターにして、セカンドチーム「チームトリニティ」のトリニティの次男。乗機はガンダムスローネツヴァイ

概要と経緯

性格は兄妹思いの次兄ではあるが、他人に対しては短気かつ凶暴な態度を取る。相手に対する礼儀は知らず、よく手持ちの電磁ナイフを見せ付けて威嚇する。戦闘時には、「妹のネーナと共に、相手を見下し、手酷く痛めつけるような戦い方をして、手がつけられなくなったところをようやく長兄ヨハンが鎮める」といった具合に我が物顔で任務を遂行していた。

ところが、国連軍アレハンドロ・コーナーの手引きにより引き渡されたGN-X部隊の登場で、それまでの立場は逆転し、追い詰められる事となる。そして、トリニティ兄妹に接触したアリー・アル・サーシェスと対面。サーシェスが雇い主のラグナ・ハーヴェイ殺害告白と同時にミハエルを射殺。残された愛機はバイオメトリクスを変更され、サーシェスに使われる事となった。

ミハエルの末路について

ミハエルはサーシェスに急所を撃たれたのか、ただ倒れるのみで断末魔すら無く、ガンダムに乗っていない時に射殺された」というガンダムパイロットとしては珍しい末路を迎えた故に、当時の視聴者に大きな印象を残した。[1]なお、ミハエルを抹殺したサーシェス自身もまた、『00』2nd第24話にて彼と同じ末路を迎えている。[2]

一方、大森倖三氏による漫画版におけるミハエルは、「GN-Xを駆るサーシェスに撃墜される」形で乗機を奪われている。死亡してしまう事に変わりは無いとはいえ、何も出来ずに殺されてしまったアニメ本編と比較して少しマシな最期かもしれない。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
最初はたちと味方NPCとして現れ、その後敵対する。原作同様兄妹以外には誰彼構わず噛み付く狂犬の如き言動をするため、自軍内でのチームトリニティの悪印象を一層強めた。
敵として登場した場合、チームトリニティの中では乗機の性能が最も戦闘向きなせいかやや手強い印象があるが、他の兄妹同様大いにてこずるほどではなく、後に同じ機体に搭乗するサーシェスの手強さに比べたら月とスッポンである。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle

パイロットBGM

「DAYBRAEK'S BELL」

人間関係

ヨハン・トリニティ
長兄。好戦的で喧嘩っ早いミハエルとは正反対の理知的な性格で、彼の抑え役である。
ネーナ・トリニティ
末妹で、可愛がっている。
アリー・アル・サーシェス
一瞬のスキを突かれて彼に撃ち殺され、さらに愛機を奪われてしまう。
刹那・F・セイエイ
モラリアでコクピットから出て自分の姿を晒した彼を「俺よりイカレてる」と評した。
ハワード・メイスン
半ば遊び気分で彼の命を奪い、彼の上官であるグラハムの心にをもたらす原因を作った。

他作品との人間関係

エイーダ・ロッサ
第2次Z破界篇』では、ネーナ程ではないにせよ彼女を鬱陶しく思っている。エイーダが表の仕事でミッションを抜けた結果、攻撃に巻き込まれ負傷した事を知った際には、彼女を嘲笑している。

名台詞

1st

「行けよファングゥッ!!」
「ファングなんだよっ!」
GNファング使用時の台詞。ミハエル・トリニティ役を演じた浪川大輔氏のお気に入りの台詞らしい。
「そこよ。そこが甘いっての。一方的に世界にケンカ吹っかけといて、相手に気使ってんじゃねえって話よ」
第16話「トリニティ」より。刹那達のやり方を批判した際に「彼らは世論の反応を気にしている」と推測したヨハンに対して。
一理あるように思えるが、これは世界の力を甘く考えた台詞であり、後に命を奪われるまで追いつめられる事になるとは、この時のミハエルは想像もしていなかった。
「ありゃアレか? 昔に流行った無抵抗主義ってヤツか? 何の為にガンダム乗ってんだよ」
アザディスタン紛争を振り返って。非武装のエクシアで無抵抗主義を貫き、アザディスタン紛争を終結させた刹那をコケにする。
「貴様! 妹に何を!」
「うるせぇぞ、このニヒル野郎! 切り刻まれたいか!? ああん!」
第17話「スローネ強襲」から刹那に電磁ナイフを突き付けた場面より。前者はネーナを拒絶した刹那に対し、後者は「妹さんの所為だろ!」と咎めたロックオンに対して。
「旧世代のMSにまんまとしてやられた無様なマイスターのツラを拝みに来たんだよ」
「なーんつってな! なーんつってな!」
トレミーを訪れた理由をティエリアに問い詰められた時の返答。さらにHAROの物真似をして小馬鹿にしたため、ティエリアは怒って退席してしまった。
「惜しいねェ。女だったら、ほっとかねぇのによ」
上の台詞の後、機嫌を悪くして退席したティエリアに対して。
これはティエリアを嘲笑しての一言だが、彼は後に(2nd第8話「無垢なる歪み」にて)女装をすることになり、「可憐」とまで評価されている。ある意味で、ミハエルの見立ては確かだったと言える…のか?
「バーカ! そんな事すっか! アンタらがヤワい介入しかしねーから、俺らにお鉢が回ってきたんじゃねェか!」
自軍に協力すると思っていたロックオンに対して。
「言った通りの意味だ…アテになんねェのよ。あ? 不完全な改造人間君?」
上の台詞の後に「どういう意味かな?」と問い詰めてきたアレルヤに対して。
ちなみに『第2次Z破界篇』でもこの台詞を言うが、SRWでは改造人間主役キャラは大勢いる為、彼等の怒りを買って叩き潰されることは確実であろう。
「何でだよ? 少しくらい遊ばせてくれよ、兄貴」
「なーに、すぐ済むさ。破壊して、蹂躙して、殲滅してやる!」
エイフマン教授謀殺後、撤退を命じるヨハンを制止して。もはや、自身や他者の命を懸けた戦争を「遊び」としか捉えていない。
ちなみに、グラハムの部下ハワードが遊び気分であるミハエルの手に掛けられたのは、この後のことである。
「援軍って、1機だけじゃねーか」
第22話「トランザム」より。サーシェスから「スポンサーから、あんた達をどうにかしてくれと頼まれた」と言われて。
その直後、ミハエルはサーシェスに撃たれてしまい、結果的にこれがミハエルの最期の台詞となってしまった。

他媒体

「うあぁ…こんな幕引きかよ…」
ニンテンドーDS用ソフト『機動戦士ガンダム00』における断末魔。
ガンダムに乗っていない時に射殺されてしまい、断末魔の台詞すら無かった」原作と比較して、遥かに恵まれた最期である。

スパロボシリーズの名台詞

「お前ら、周りをよく見ることだな! この惨状は全部お前らがやったことだ!」
CC』において撤退する際、オーブ連合首長国が巻き添えになった事をアークエンジェル隊に罵倒して。

搭乗機体

ガンダムスローネツヴァイ
愛機。後にサーシェスに自身の命とともに奪われてしまう。

余談

  • 前述のとおりミハエル・トリニティの死亡時に断末魔らしい発言は無いが、一部のファンからは彼の死亡時を表す台詞として「ぐえー!」という言葉が使われる事がある(元ネタはとある同人誌)。

脚注

  1. ちなみに、ミハエル・トリニティを演じた声優の浪川大輔氏は、「僕は『念願のガンダムパイロットの役になれたので、たとえガンダムに乗って戦死する展開になったとしても悔いは無い』と思っていたので、『00』1st第22話においてガンダムに乗っていない時に射殺されてしまう展開には驚愕しました」と述懐している。
  2. ついでにティエリアもまた、『00』2nd第24話にてミハエルと同様の末路を迎えているが、ティエリアは(肉体的には死を迎えたものの)ヴェーダと一体化して生き延びている。

資料リンク