「G-セルフ」の版間の差分

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*[[インパルスガンダム]]とはバックパックによってカラーリングが変化したり、コア・ファイターを搭載するなど共通する点が多い。
 
*[[インパルスガンダム]]とはバックパックによってカラーリングが変化したり、コア・ファイターを搭載するなど共通する点が多い。
 
*ガンプラなどでの商品ではガンダムと付けられているが、SEED系[[ガンダムタイプ]]や[[ダブルオーライザー]]等と同じく、劇中設定ではガンダムの名を冠していない機体である。
 
*ガンプラなどでの商品ではガンダムと付けられているが、SEED系[[ガンダムタイプ]]や[[ダブルオーライザー]]等と同じく、劇中設定ではガンダムの名を冠していない機体である。
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**ただ、その姿と活躍を目にしたモブキャラのパイロットが「まるで[[宇宙世紀]]時代のガンダムのようだ」と感想を述べるシーンはある
 
* 本機を象徴する特徴的なブレードアンテナについて、デザインを担当した安田朗氏は[[ゴーショーグン]]の頭部を参考にしたと語っている。安田氏はこのアイデアをガンダムシリーズ生誕30周年記念作『リング・オブ・ガンダム(SRW未参戦)』の主役ガンダムに導入しようと考えていたが、同作の制作に関与した「踊る大捜査線シリーズ」で知られる本広克行氏が新デザインに難色を示した為に実現しなかった。このアイデアは『[[コードギアス 亡国のアキト]]』の主役機[[アレクサンダ]]に導入され、G-セルフによって結実することとなった。'''
 
* 本機を象徴する特徴的なブレードアンテナについて、デザインを担当した安田朗氏は[[ゴーショーグン]]の頭部を参考にしたと語っている。安田氏はこのアイデアをガンダムシリーズ生誕30周年記念作『リング・オブ・ガンダム(SRW未参戦)』の主役ガンダムに導入しようと考えていたが、同作の制作に関与した「踊る大捜査線シリーズ」で知られる本広克行氏が新デザインに難色を示した為に実現しなかった。このアイデアは『[[コードギアス 亡国のアキト]]』の主役機[[アレクサンダ]]に導入され、G-セルフによって結実することとなった。'''
 
* 様々なバックパックや機体カラーの変化は、当初スケジュールの都合でボツになっていたアイデアであった。しかし安田氏がサンライズスタッフの助言を受けて提案したのが全話のシナリオが完成した時期であったため、富野監督が激怒したという。その瞬間、外では大きな雷が落ちておりこの時の状況を安田氏は'''「(富野監督が)神に就任した」'''と語っている<ref>https://news.mynavi.jp/article/20140907-greco/</ref>。
 
* 様々なバックパックや機体カラーの変化は、当初スケジュールの都合でボツになっていたアイデアであった。しかし安田氏がサンライズスタッフの助言を受けて提案したのが全話のシナリオが完成した時期であったため、富野監督が激怒したという。その瞬間、外では大きな雷が落ちておりこの時の状況を安田氏は'''「(富野監督が)神に就任した」'''と語っている<ref>https://news.mynavi.jp/article/20140907-greco/</ref>。

2018年12月22日 (土) 10:12時点における版

G-セルフ
外国語表記 G-Self
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 佐竹海莉(コンピュータ音声)
デザイン 安田朗
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 G系統モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 YG-111
全長 18.0 m
重量 31.1 t
動力 フォトン・バッテリー
装甲材質 インビジブル・チタニウム
MMI ユニバーサル・スタンダード
所属 ドレット軍先行偵察隊→海賊部隊
パイロット ベルリ・ゼナム
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G-セルフは『ガンダム Gのレコンギスタ』の登場メカ。同作品の主役ロボットである。

この項目では換装形態である大気圏用パック装備型、宇宙用パック装備型、パーフェクトパック装備型についても説明する。

概要

ラライヤ・マンディと共に宇宙から飛来した謎のMS。ラライヤはキャピタル・テリトリィに、本機はアメリアに回収され、アイーダ・スルガンによって海賊部隊で運用されていたが、キャピタル・タワーのフォトン・バッテリー強奪任務の際に鹵獲され、ベルリ・ゼナムの手に渡って彼の愛機となる。

いわゆる「ヘルメスの薔薇の設計図」、もっと正確に言えばレイハントン家に伝わる記録を元に、ロルッカ・ビスケスミラジ・バルバロスによって製造されたG系統のMS。アイーダによってG系統の中枢を成す機体として「G-セルフ」と名付けられ、以降この名称が用いられるようになる。なお、名称は全角の「G」半角の「-」で表記するのが正式。後に幼児退行状態を脱したラライヤの証言で、もとはドレット軍が正式採用されなかった試作MSの中から、地球への先行偵察用として選んだ機体・YG-111であることが明かされる。

宇宙世紀のガンダムタイプに似た顔つき、トリコロールのカラーリングに、典型的ガンダムタイプと大きく異なるのツノのように前方に伸びたブレードアンテナが外見上の特徴。またガンダムタイプによくみられる緊急脱出用のコア・ファイターも内蔵している。

コクピットのインターフェースや背中のバックパックコネクタは、劇中の国際規格である「ユニバーサル・スタンダード」に対応している。そのため同規格の知識があるベルリはすぐに操縦できた。また整備面でも後述するような様々なバックパックを装備可能で汎用性を高めている。しかしその汎用性を重んじた設計と矛盾するように、テストパイロットとして初期登録されていたラライアを除けば、何故かアイーダとベルリしか起動・操縦を行う事はおろかコクピットハッチを開けることすら出来ない。その理由は正式採用されなかった際にロルッカとミラジが秘密裏に機体に搭載した「レイハントン・コード」と呼ばれる生体認証機能のため[1][2]で、アイーダとベルリが搭乗した際は鳥の形をした「Gメタル」というICチップ内蔵の金属プレートが発行され、メタル所有者が登場した時のみ解放される機能もある。

他のMSと同様にフォトン・バッテリーで駆動するが、従来のものより圧縮率が高いため全体的な出力が高く、余剰エネルギーによって各部が青色に発光する。装甲はインビジブル・チタニウムというディスプレイ積層型のフォトン装甲で、ガンダリウム合金よりも軽量で剛性があり、この装甲自体がフォトン・バッテリーの性質を持つ。そのため、明確な動力源中枢がない[3]ことや継戦時間の長さというメリットも得ている。この機体は装備したバックパックによって通常のトリコロールカラーからさまざまに変化する特徴を持っているが、それはこのフォトン装甲自体が無色透明であり、各種カラーリングは装甲に投影された色でしかないために起きる現象である。

各種バックパック

機体色が変わるのは前述の通りで、目立つ部分以外にも白色の部分の色合いが若干変わることもある。また、これらのパックは例外を除き基本的にG系統共通規格で、アメリア製のものの大半は本来はアルケイン用に開発していたものであるが、技術面の未熟さからパーツ精度の甘いアルケインには装着出来なかったため本機に流用されたという経緯がある。

大気圏内用パック
大気圏内での飛行に対応したパック。カラーリングはバックパック未装着時と同じ。
宇宙用パック
アメリアで開発された、宇宙での機動性を高めるパック。カラーリングはバックパック未装着時と同じ。
リフレクターパック
アメリアで開発された、ビームを吸収する性質を持ったパック。敵機のビームを吸収し、自機のフォトンエネルギーに変換、更にそれをIフィールドとして展開する事が可能。ただし、吸収できる許容量には限界がある。カラーリングは紫。
トリッキーパック
アメリアで開発された、かく乱用のパックで、Iフィールドによる防御とかく乱機能に加え、一時的ではあるが相手の電子機器に干渉して機能不全に陥らせる事も可能。カラーリングはピンク。
高トルクパック
キャピタル・アーミィが自軍のMS「ウーシァ」の追加装備として開発した、全身を覆うフルアーマー系パック。格闘戦での戦闘力をアップさせる。
製造したはいいものの肝心のウーシァに装備できないことが発覚し、アーミィ内で持て余していたものをケルベス・ヨーの一派が奪取、G-セルフの追加装備として運用された。なので、他のバックパックと違い純粋なG系統用のバックパックではない。カラーリングはバックパック未装着時と同じ(グリーンの装甲で覆われている)。
アサルトパック
アメリアで開発された、大型ビーム・キャノンやミサイルを装備した長距離射撃戦に特化したパック。カラーリングは赤。
パーフェクトパック
ビーナス・グロゥブで開発された万能型パック。これまで登場したバックパック全ての特性を兼ね備える他、光子魚雷「フォトン・トルピード」等強力な武装を有す。コンパクトに纏められていながらも、「全載せ」な機体のため、武装の中にはパイロットすらもドン引きするものも。
各種パックの性能を行使する際には機体色がそのパックを意識したものに変わるが、例えばアサルトを使用すると全身が真っ赤になるなど元々のパック装着時とは配色が異なり、基本的にはダクトなどの細かい部分を除くフォトン装甲部分と思われる部分が一括変色する。高トルクの能力を使用するときにのみ、該当部位(パンチなら腕、キックなら脚)のみの変化となる。
カラーリングはバックパック未装着時と同じだが、白色の部分がアサルト同様の純白(未装着時は若干青みがかっている)になっている。また、プラモでは微妙に青い部分も成型色が異なっている。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦X
初登場作品。序盤5話から加入。本作ではベルリ専用で、のせかえは出来ない。
パックに関しては一部が換装可能となっており、最初は大気圏内用パックのみだが宇宙ルート第21話で宇宙用パックが登場、対ミスルギルート第34話でパーフェクトパックが登場する。パーフェクトパック登場後も大気圏内用・宇宙用は換装可能だが、あまり意味はない。アサルトパックは宇宙用パックの武装として登場し、リフレクターパック、トリッキーパック、高トルクパックはイベントにてユニットアイコンのみの登場となるがイベント後は壊れてしまうため廃棄されている。
欠点としてはベルリが集中不屈も持っていない(直感はある)為、被弾の可能性を潰しづらい事。フォトン装甲シールドに着目し、ガードや装甲強化で耐えるのも一つの手。
いずれの形態も戦闘アニメのクオリティは非常に高く必見である。

装備・機能

武装・必殺武器

ノーマル

頭部バルカン砲
ブレードアンテナの付け根に2門を装備。実弾ではなくビームバルカン。
シールド
アメリア製のものとトワサンガ製のものを使用する。左腕部に装着。
『X』ではフォトン装甲シールドとなっており、2000以下の全属性のダメージを無効化するバリア扱い。気力110以上で発動。発動時、ENを10消費。
ビーム・サーベル
肩の平べったいパーツ(人間でいえば鎖骨の辺り)に内蔵されている。
『X』ではパーフェクトパックと他のパックで斬り方が異なる。
ビーム・ライフル
アメリア製のものとトワサンガ製のものを使用。
『X』ではアメリア製を使用する。大気圏内用パックと宇宙用パックは突撃しながら2発発射し、トドメ演出では体当たりから背後に回ってもう一発発射して撃破するが、パーフェクトパックでは2発発射するだけとなっている。

アサルト

大型ビーム・キャノン
長射程の主力武器。2門を装備。
大型ビーム・サーベル
対艦用の武装だが、劇中未使用。
ビーム・ライフル
2挺を装備している。
ミサイル・ポッド
パックの左右から発射する。

パーフェクト

フォトン・トルピード
反物質結晶体を散布する兵器。低温対消滅反応で接触した部位を削り取る(爆発もさせない)。光子魚雷は極小かつ広範囲に撒かれるため回避は困難であり、さらには対消滅により発生した光を光子エネルギーとして機体に取り込む事まで可能である。
エネルギー回収機能をもつこの攻撃を織り混ぜる事でGセルフはエネルギー切れを起こすことはなくなるのだが、あまりの威力に恐怖したベルリは一度使用した後は二度と使用することはなかった(試射したら敵部隊が壊滅したのだから無理もない)。
『X』は通常武器(6発)とMAP兵器の2種類があるが弾数制で、MAP兵器では2発しか使えないうえ横に広く撃つため味方機の位置に注意が必要。さすがにEN回復効果は再現されていない。一方、天才の機体はカスタムボーナスで回復するのだが。とはいえExアクション「トリックアタック」で疑似的に再現できるので、ベルリの決意+マルチアクション(+トリックアタック)に強化パーツ「ExCレイザー」「SPゲッター」あたりを併用すれば1ターンで敵を全滅させかねないほどの殲滅力を誇る。
トドメ演出は、光子魚雷でえぐり取られてデブリとなった敵機が、爆発すらせず宇宙を漂うという中々にエグいものになっている。
前作のνガンダム同様、Bセーブ&ハイパーリローダーとの相性が抜群。
フォトン・サーチャー
周囲10kmの光を吸収し暗闇を作り出し、フォトンバッテリーの発する光を特定してMSの位置を逆算する機能。この際に吸収した光も上記のフォトン・トルピードの項のようにエネルギーに変換することが出来る。
最終話で使用したのだが、G-セルフを中心に光が消え闇が広がっていく光景は凶悪な武装の数々も合わさってどちらがラスボスか判らなくなるほどのインパクトを視聴者に残した。
全方位レーザー
機体表面から全方位に放つレーザー砲。『X』では「パーフェクトアタック」の演出に使われている。どこかにレーザー砲を装備しているわけではなくフォトン装甲自体から放たれる。
設定上はパーフェクトパック専用ではなく、他のパックでも使用可能。
フォトン装甲シールド(コピペシールド)
リフレクターパックの技術を応用した装甲表面からビーム・プレーンを放出して敵のビーム攻撃を無効化・吸収するシールド。直接受け止めるわけではなく非実体のビームプレーンを次々放出する形で受け止めるためシールドというよりはバリアに近い。この装備に加えパーフェクトパック自体もリフレクターパックの機能を有しているためビーム兵器に対しては事実上無敵に近い。『X』では見た目が違うだけで他のパックのシールドと性能は変わらない。
トラフィックフィン
パーフェクトパック上部に装着されている2翼1対の構成の遠隔操作端末。ファンネルのように遠隔操作が可能。
『X』では非常にわかりづらいが、「パーフェクトアタック」のトドメ演出ダメージ数値表記後に追い討ちとして特攻させている。その為最後の決めポーズの時にはトラフィックフィンが欠落していたりする[4]
トラクター・ビーム
遠隔操作端末「トラフィックフィン」から放たれる拘束ビーム。
照射されているトラクター・ビームが当たっている限りMSの動きを完全に止めることが可能で、命中したカバカーリーは行動不能に陥ってしまい、ベルリがその気だったらそのまま決着がついてしまったであろうほど凶悪な性能を持つ。しかし逆に言えば問答無用で戦いを止めさせる事も可能ということであり、クンの駆るマズラスターを停止させ説得する事に成功するなど平和的に使っている。
デザイナーであるあきまん氏がtwitterで[5]コンバトラーで云えば超電磁竜巻、ダイモスで云えばダブルブリザードです。ダイターンのサンアタックも半分は敵固定技と云えるでしょう。」と説明している。SRWでは未実装。
アサルトモード
スラスターを両脇から下部を前方に向ける形で展開しアサルト由来の高出力ビームキャノンを放つ。使用時には機体色が真紅に染まる。『X』ではパーフェクトアタックの演出に組み込まれている。
リフレクターモード
スラスターを翼のように開きビームプレーンを展開して敵のビームを吸収するリフレクターパック由来の能力。使用時には機体色が薄紫に変わる。SRWでは未実装。
高トルクモード
高トルクパック由来のパワー強化能力。主に肉弾戦の為に使用され強化部位のみが深緑に染まる。元々の機能かは不明だが格闘時にはフォトンエネルギーを纏わせる(他のパックではフォトンバリアの応用テクニックであった)演出がある。『X』ではパーフェクトアタック中のパンチ、キック時に高トルク化しているのが確認できる。

必殺技

ビーム・サーベル二刀流
『X』での大気圏内用パック用必殺技。刀身を伸ばした二対のビーム・サーベルで相手を斬った後、接近しパックを分離、殴りつけた後に蹴り飛ばす。このアクションは第10話で高トルクパックを用いて行ったものの再現。ビームサーベル二刀流と言いつつ、ビームサーベルを使うのは最初の一撃だけである。
アサルトパック換装攻撃
『X』での宇宙用パック用必殺技。アサルトパックに換装した後でミサイル・ポッドを乱射。最後に大型ビーム・キャノンを放つ。
パーフェクトアタック
『X』でのパーフェクトパック用必殺技。アサルトモードになってビームキャノンを発射。続けて全方位レーザーで追い打ちをかける。更に追撃の前にビーム・ライフルとシールドを放り投げた後、接近してフォトンエネルギーをまとった高トルクパンチとキック(よく見ると使用部位が緑色になっている)で打撃を加え更にトラフィックフィンを撃ちこみ敵機を破壊し、空中で落下したビーム・ライフルを掴むところで静止画となる。
ちなみにビーム・サーベルのカットインではノーマルスーツを着た物だが、こちらでは着ていない物となっている。

特殊能力

フォトン装甲シールド
2000以下の全属性のダメージを無効化するバリア。気力110以上で発動。発動時、ENを10消費。
シールド防御
盾装備。

移動タイプ

空・陸
飛行可能だが、パックによっては一部地形適応がBになる事があるため「A-アタプター」は必須と言える。

サイズ

M

カスタムボーナス

最大EN+150。移動力+1。
『X』で採用。フォトン・バッテリーによる膨大なエネルギーを表現したボーナス。元々の高い初期ENも相まって、MSらしからぬ凄まじい最大ENを誇示することが出来る。
基本的に切り込んで戦う機体なので、移動力が上がるのも嬉しいところである。

機体BGM

「BLAZING」
『X』にて採用。

関連機体

G-アルケインG-ルシファージャイオーン、ジャスティマ、ジロッド、カバカーリー
同じG系統のMSやMA。

余談

  • インパルスガンダムとはバックパックによってカラーリングが変化したり、コア・ファイターを搭載するなど共通する点が多い。
  • ガンプラなどでの商品ではガンダムと付けられているが、SEED系ガンダムタイプダブルオーライザー等と同じく、劇中設定ではガンダムの名を冠していない機体である。
    • ただ、その姿と活躍を目にしたモブキャラのパイロットが「まるで宇宙世紀時代のガンダムのようだ」と感想を述べるシーンはある
  • 本機を象徴する特徴的なブレードアンテナについて、デザインを担当した安田朗氏はゴーショーグンの頭部を参考にしたと語っている。安田氏はこのアイデアをガンダムシリーズ生誕30周年記念作『リング・オブ・ガンダム(SRW未参戦)』の主役ガンダムに導入しようと考えていたが、同作の制作に関与した「踊る大捜査線シリーズ」で知られる本広克行氏が新デザインに難色を示した為に実現しなかった。このアイデアは『コードギアス 亡国のアキト』の主役機アレクサンダに導入され、G-セルフによって結実することとなった。
  • 様々なバックパックや機体カラーの変化は、当初スケジュールの都合でボツになっていたアイデアであった。しかし安田氏がサンライズスタッフの助言を受けて提案したのが全話のシナリオが完成した時期であったため、富野監督が激怒したという。その瞬間、外では大きな雷が落ちておりこの時の状況を安田氏は「(富野監督が)神に就任した」と語っている[6]

商品情報

脚注

  1. 体液のDNAや指紋、虹彩等の生体認証技術を用いたもの。その目的はレイハントン家の復興のためにその血筋を自立的に選別することにあった。
  2. ロルッカ達と出会って以降、ハッパらが整備する際に機能をオフにしているシーンがある。
  3. メインエンジンと位置付けられる部位がないので、被弾による爆発や機能停止といった事態が避けやすい。
  4. このポーズの元になったDVD9巻のイラストにはトラフィックフィンが描かれているので比べてみると違いがわかりやすい。
  5. https://twitter.com/akiman7/status/578971164195692544
  6. https://news.mynavi.jp/article/20140907-greco/

資料リンク