「バスターガンダム」の版間の差分

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:上述の銃器2つの組み合わせ。 効果は優れているが、その理屈には不明な点が多い。
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;対装甲散弾砲
 
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:350mmガンランチャーを前に、94mm高エネルギー収束火線ライフルを後に連結した形態。一度に無数の弾を撃ち出し、複数の敵に打撃を与える、対艦・対MS(MA)用のショットガンのようなもの。
 
:350mmガンランチャーを前に、94mm高エネルギー収束火線ライフルを後に連結した形態。一度に無数の弾を撃ち出し、複数の敵に打撃を与える、対艦・対MS(MA)用のショットガンのようなもの。

2016年7月12日 (火) 05:45時点における版

GAT-X103 バスターガンダム(Buster Gundam)

地球連合軍が開発したモビルスーツで初期GAT-Xシリーズの一機。

機体概要

アウトレンジからの支援攻撃が目的であり、ミサイルやガンランチャー、収束火線ライフルなどの豊富な長射程の射撃武装を持つ。5機のGの中でも最大の火力を持つ反面、格闘武器がなく、シールドも持っていない。

また、短時間でのフェイズシフトダウンを避ける為、本体用以外にも手持ち武器にそれぞれサブジェネレーターが内蔵されており、両膝にもサブバッテリーが内蔵されている。

350mmガンランチャーと94mm高エネルギー収束火線ライフルを組み合わせる事で武装の破壊力を向上させる事ができるが、銃身の負担も大きく、短時間での連続使用は不可能。

劇中での活躍

ヘリオポリスクルーゼ隊に強奪され、ディアッカ・エルスマンの愛機となった。しかし、当初は後方支援用の機体というコンセプトを理解していなかったらしく、本機で戦闘の最前線に出て来てストライクと交戦する事も多かった。その後はストライクの相手をイザーク・ジュールデュエルに任せ、自身はアークエンジェルを狙うように。

その後、オーブ近海の戦闘でムウ・ラ・フラガの駆るスカイグラスパーに撃墜され投降。アークエンジェルが地球軍を離反し、オーブに身を寄せた際にモルゲンレーテ社に搬入され修復、オーブ開放作戦時にディアッカが再び乗り込んでアークエンジェルに協力した。

それ以降、アークエンジェルの艦載機としてピースメイカー隊の核ミサイル迎撃などで活躍した(スペシャルエディション3ではレイダーを撃墜するという戦果も挙げている)が、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦でプロヴィデンスと交戦。ドラグーン・システムによる猛攻を受け、中破した。その後の行方は不明。

登場作品と操縦者

パイロットのディアッカがバスターガンダムに乗るために生まれてきたような能力で、且つ機体そのものもディアッカが乗るのを知っていたかのような性能なので、非常に使い勝手が良い。近年の作品では『SEED DESTINY』準拠の作品が多いためにあまり参戦しないことが悔やまれる。

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α
ストライクの改造を引き継ぐ上、デフォルトのパイロットであるディアッカの技能類が極めて優秀。ディアッカと併せて、ザコ殲滅からボスクラスの援護攻撃役としても万能に扱える高性能ぶり。次のJとWもそうだが、歴代でも最もクセが無く、扱いやすい。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
相変わらずの使いやすさ。また、合体攻撃を除けばSEED系MSで最も高火力な武装を持っている。敵として出てきた際はマップ兵器持ちと言うことと、ディアッカがヒット&アウェイ持ちで突っ込んでくるので真っ先に落とされやすいかもしれない。
スーパーロボット大戦W
MAP兵器の範囲がJより広くなり、さらに使いやすくなったが、使えるのが後半&アストレイBFセカンドL・LLの存在があるために、やや影は薄い。ただし、周回を重ねると様々な技能を習得できるシステムなので、秘めたポテンシャルは歴代でも一番高い。強化パーツスロットも3と多いので融通が利く。
スーパーロボット大戦L
条件を満たすとディアッカ加入時に入手。イザークのデュエルと同様に「そんな旧式で大丈夫か」とツッコまれるが、OSから何からアップデートしているので大丈夫らしい。実際、運動性などの機体のスペックだけ見るとやはり旧式と言うべき水準でしかないが、デュエルと違って機体性能と機体ボーナス、そしてパイロットになるであろうディアッカの能力が全てガッチリかみ合っており、本当に旧式でも大丈夫である。
MAP兵器こそオミットされてしまったものの、最大で攻撃力6200・射程10にも達するのにENを20しか消費しない長距離狙撃ライフルなど、狙撃系ユニット同士で遠距離から撃ちまくる分には非常に強力。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
第2話B「宇宙に降る星」のボスとして登場。パイロットはディアッカ・エルスマン

装備・機能

武装・必殺武器

武装

220mm径6連装ミサイルポッド
両肩に装備されたミサイルポッド。本機の白兵戦能力の低さをカバーする為に搭載された武装で、攻撃兵器としては充分な火力を持つものの、基本的に弾幕形成による敵の眩惑・撹乱やミサイル迎撃等、近接防御に使用される事が多い。 クルーゼには通用しなかった。
350mmガンランチャー
右腰アーム側に接続される電磁レールガン。散弾による複数目標への攻撃等「面」の破壊に特化された武装。通常の質量弾頭の他にも、AP弾(徹甲弾)やHESH弾(粘着榴弾)等の各種特殊弾頭も射出可能。
ちなみに、現実でも「ガンランチャー」という兵器は存在するが、これは実弾と対戦車ミサイルの両方が撃てる戦車砲である。……が、コスト面から普及はしなかった。
94mm高エネルギー収束火線ライフル
左腰アームに接続される大型ビームライフル。他の系列機に比べ大口径、高出力を誇り、当時の戦艦の主砲をも上回る火力を持つ。

合体武器

上述の銃器2つの組み合わせ。効果は優れているが、その理屈には不明な点が多い。
対装甲散弾砲
350mmガンランチャーを前に、94mm高エネルギー収束火線ライフルを後に連結した形態。一度に無数の弾を撃ち出し、複数の敵に打撃を与える、対艦・対MS(MA)用のショットガンのようなもの。
特に第3次αでは移動後に使える全体攻撃の武装なので使用頻度が高い。
超高インパルス長射程狙撃ライフル
94mm高エネルギー収束火線ライフルを前に、350mmガンランチャーを後に連結した形態。精密な長距離射撃を行う事が可能。基本的なバンク映像はこれ。
通称として、グゥレイト、グレイト砲等と呼ばれる。

特殊能力

銃装備
撃ち落としを発動。
PS装甲

移動タイプ

サイズ

M

機体ボーナス

無改造:射撃武器+100 照準値+5 装甲値+100
ハーフ改造:射撃武器+200 照準値+15 装甲値+150 射程+1
フル改造:射撃武器+300 照準値+25 装甲値+200 射程+2

機体BGM

「Invoke」
OP1。第3次αにて採用。

対決・名場面

スカイグラスパー
オーブ近海での戦闘中、ムウ搭乗のスカイグラスパーと撃ち合いになり超高インパルス砲を命中させるもアグニを右腕に受け姿勢を崩し墜落、行動不能になる。パイロットのディアッカはその後アークエンジェルのロックオンを確認し、なす術なしと判断したのか投降している。
レイダーガンダム
スペシャルエディション完結編のみ、胴体に超高インパルス砲を直撃させ撃墜している。結果的にイザーク・ジュールと戦果を分けあうことになる。テレビ版で目立った活躍がなかったバスター(ディアッカ)に見せ場を作るという意図もあったのだろうが、総集編全体の尺を考えさほど重要性のないシーンを簡略化した結果と思われる。
プロヴィデンスガンダム
アークエンジェル警護時に交戦。ドラグーンの一斉射に反応し、なんとかミサイルで応戦するも回避できず次々に被弾。フェイズシフトダウンを起こし行動不能に陥る。テレビ版ではこの直後にレイダーに襲われるが、イザークの気転により事なきを得た。

関連機体

ストライクガンダムデュエルガンダムブリッツガンダムイージスガンダム
同時期に地球連合軍に開発された兄弟機。
ヴェルデバスターガンダム
再製造機の改修型。
ヘイルバスター
外伝『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』(未参戦)に登場するバスターガンダムの改修機。ストライカーパックに対応できるようになり、「バスターストライカー」を装備している。
バスターダガー
105ダガーをベースに開発されたバスターの量産仕様機。当初はストライカーパックとして「バスターストライカー」を製造する予定だったが、より強力な砲撃能力を求めた結果パックは固定装備になり専用機として開発された。SRW未登場。
カラミティガンダム
バスターの系譜に属する砲戦型MS。

余談

  • 『SEED』放送当時、リアル等身のガンプラと同時にSDサイズの「BB戦士」も展開されていたのだが、初期GATシリーズの中で何故かバスターだけが発売されなかった。「BB戦士 ヴェルデバスターガンダム」でSDサイズのバスターが作れるかは不明だが、「1/144HG ヴェルデバスターガンダム」は同ブランドのバスターをまるごと流用しているので、その点から鑑みると試してみる価値はあると言える。

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