マチルダ・アジャン
マチルダ・アジャン(Matilda Adjan)
地球連邦軍の補給部隊隊長。
輸送機であるミデアに乗ってホワイトベース隊に何度か補給物資を送った。
後に登場したウッディ・マルデン大尉とは恋人同士で、ジャブローで式を挙げる予定であったが、黒い三連星の襲撃時にミデア輸送機でホワイトベースを庇った為に黒い三連星の1人であるオルテガ搭乗のドムにコクピットを叩き潰されて死亡した。
アムロにとっては憧れの大人の女性であり、彼女の死は彼に大きな影響を与えた。
登場作品と役柄
SRWではガンダム自体が初代設定で登場することが少ないため、登場回数は多くない。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- ミデアに乗り、ホワイトベース隊にゲッターロボG・νガンダム・グレートマジンガーの3大ロボを運んでくる。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 『2次』と同じ役回りだが、グレートマジンガーだけはジェットスクランダーに差し替えられた。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 補給部隊のミデアのパイロット。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 補給部隊のミデアのパイロット。死亡はしない。彼女の乗るミデアを守ると、高性能レーダー、マグネットコーティング、チョバムアーマー、リペアキット、プロペラントタンクS、資金2万が入手できる。
- アムロとの会話でウッディの存在も語られる。
- スーパーロボット大戦F
- 補給部隊のミデアを指揮しているが、ミデア自体は連邦兵がパイロット。以降はこのスタイルで固定される。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 今回はアムロがいないルートで登場する。バグでキャラ辞典に登録されない。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 今回も補給部隊を指揮。陸戦型ガンダムとホバートラックを持ってきてくれる。原作からややアレンジされているものの、戦死イベントも存在する。
関連作品
人間関係
- レビル将軍
- 彼女にホワイトベースの補給を命じた。
- ウッディ・マルデン
- 恋人。SRWでは名前だけ出ることが多い。
- アムロ・レイ
- 彼に憧れられていた。1st以後のアムロと共演した際は若き日の良き思い出と言った感じで彼女と接している。
- セイラ・マス
- TV版では技術士官のセキの進言もあり、セイラをGファイターの正パイロットに任命する。
- レーチェル・ミルスティーン
- PS2ゲーム「機動戦士ガンダム戦記」のキャラクター。同じ補給部隊指揮官で親友でもある。SRW未登場。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
スーパー系
- 獣戦機隊(藤原忍、結城沙羅、式部雅人、司馬亮)
- 『F』では、ロンド・ベル隊への補給物資を運んでいたところをDCに襲撃され、そこへ本隊より先に駆けつけてダンクーガへ合体した彼らに助けられる。
- 葉月考太郎
- 『F』では、イゴール長官の命令で、ロンド・ベル隊にいる獣戦機隊のメカを整備を手伝うべく、マチルダの指揮するミデアに同乗させる。なお、その時にダンクーガへの合体許可を出す。
名台詞
- 「素敵な恋人探してね」
- 第24話でホワイトベースのブリッジへ移動中、作業をサボってマチルダに関する無駄話に花を咲かせていたカイをやんわりと窘める。
- 「戦争と言う破壊の中で、ただ一つ、物を作っていくことが出来るから…かしらね」
「戦いは破壊だけでも、人間ってそれだけでは生きていられないと私には思えたからよ」 - 「なぜ補給部隊に入ったんですか?」というアムロの問いに対しての返答。
- 「…生意気ね」
- 前述の持論を述べた直後、自身を「強い方なんですね」と評したアムロへ慈愛を込めたデコピンを見舞う。
- 「あと一息でホワイトベースは生き延びると言うのに、こんな所でむざむざと傷付けられてたまるものか!」
- 黒い三連星の猛攻に曝され窮地に陥ったホワイトベースを救うべく、マチルダは砲火を潜り抜けミデアの元へと急ぐ。
余談
- マチルダ役の戸田恵子氏は、シャア役の池田秀一氏と結婚していたが、後に離婚している。
- 先述のように担当声優である戸田氏が多忙のためSRWでは現時点では音声収録は収録行われていない。ただし他作品(『Gジェネ』)では戸田氏がマチルダの声を新録しているものがある。
- 戸田恵子氏はドラマ『電車男』の最終回で主人公・山田剛司の母親として出演したがその際に山田が持っていたマチルダのフィギュアと共演し「そこの剛司、早く座りなさい」「生意気ね」と発言したり赤ん坊の名前に「マチルダ」と名付けようするなど、彼女のファンならニヤリとしてしまうパロディをしたことがある。
話題まとめ
- 80年代末に発売されたSDガンダムのカードダスでは「アムロの初恋の人」と記述されていたが、本当にそうなのかは不明。
- 雑誌『冒険王』に連載された漫画版では、ミデアが1コマ登場するのみで、彼女自身は未登場。一方ウッディはほぼ原作通りの役回りで登場している。
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