ロウ・ギュール

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ロウ・ギュール(Lowe Guele)

  • 登場作品
    • 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
    • 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY
    • 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY(SRW未参戦)
    • 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ⊿ ASTRAY(SRW未参戦)
    • 機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS(SRW未参戦)
    • 機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY(SRW未参戦)
    • 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R(SRW未参戦)
  • 声優:小野坂昌也
  • 種族:地球人(ナチュラル
  • 性別:男
  • 所属:ジャンク屋組合
  • 年齢:18歳

ときた版、戸田版(ASTRAY R)の主人公。ジャンク屋を営むナチュラルの青年。熱血漢で曲がった事が嫌いで、悩むよりも先に己の"カン"を信じて直感で動く。メカの事に関しては絶対的な自信を持っており、また「宇宙一の悪運」を自称する。幼少期は祖父(血の繋がりがあったかは不明)と暮らしており、彼の様々な精神論を引き継いでいる。

ナチュラルだが、8(ハチ)の力もあってアストレイレッドフレームを操縦。後にオーブに立ち寄った事もあり、ナチュラル用OSの完成に貢献した人物の一人。ジャンク屋という稼業を通して色々な人間がいることを見てきたためか、コーディネイターに対する偏見は持たず分け隔てなく接し、ほぼ成り行きで歴史の分岐点に立つことになるが自分なりの明確な答えを出し、ナチュラルとコーディネイターの間を動き、両者の関係を調整しようとする姿勢を見たジョージ・グレンは彼を調整者コーディネイターと称え、ロウは力の有無で左右されるコーディネイターではなくジョージが提示したコーディネイターという意味を体現した存在となる。

レッドフレームのエネルギーの節約のため、良く斬れる実体剣を探してガーベラ・ストレートの存在に辿り着く。その際にガーベラの開発法を知る蘊・奥に剣術を学び、同時に彼の動きをレッドフレームのプログラムに組み込んだ。後に再会した奥にはその身に付けた剣術を「己を越えた己のみが使える活人剣」と評された。なお、病身だったとは言え奥から一本取るなど、剣術家としても相当強いはずだが、奥との試合以外で生身で戦闘になった際にロウが刀を手にした事はない(『X ASTRAY』において、リ・ホームカナード達に乗っ取られた際にロウが武器として使ったのはスパナだった)。

ときた版と戸田版でのキャラクターデザインに大きな違いはないが、頭に巻いているバンダナがときた版は無地で、戸田版は大きなレンズのようなメカがついているという違いがある。店頭PVなど多くの場合はときた版ロウが多い。

本編主人公のキラが全編通して内気であったことに対し、こちらは熱血少年マンガど真ん中一直線のキャラの仕上がりとなっている。実際作中でも本編以上に熱く、それでいて濃いシーンが多い。

名前の綴りを見るとLoweの『e』が本来は必要ない。これは戸籍登録の際に育ての親でもある祖父が『Love』を『Lowe』と見間違えたため。

後のSEED ASTRAYシリーズでは一歩引いた存在になっていても、劇中世界の最新技術への独自のアプローチなど、そのセンスを生かした技術力を生かして各シリーズの主人公達のモビルスーツを開発、さらには改良や新装備開発などメカニック方面で幾度も活躍し、ある意味で主役の座を奪っていた。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦W
1部から登場しているが、仲間になるのは2部から。ナチュラルだが戦闘能力は高く、サプパイロットで8もいるので使い勝手は良い。本作ではアストレイがメインなので、2部レギュラーメンバーの一人。「MSは兵器ではなく、人を助ける道具」と言うことをキラ達に教える。また、ロウ自身の操縦センスと、8のサポートがあるためか、ナチュラルのパイロットの中で唯一コーディネイター用のMSにも搭乗できる点も見逃せない(ただし、乗り換え不可能な特定のキャラ専用機にはさすがに搭乗できない)。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

ナチュラルではあるが、宇宙の経験が長いせいか全体的に能力は高め。総合的にみると格闘がかなり高く、またモビルスーツ乗りとしては防御に優れる。その真価を最大限に発揮できるのは、恐らくパワーローダー

精神コマンド

不屈 集中 気合 熱血 ド根性 
性格そのままなスーパー系寄りのリアル系ラインアップ。8も含めて回避コマンドが「集中」しかないため、特殊効果武器が苦手。

特殊技能(特殊スキル)

シールド防御 切り払い 撃ち落とし カウンター 底力L8 マルチコンボL2
地味に守りが堅い。前線に出すならインファイトが欲しい。

人間関係

8(ハチ)
相棒。後に『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』の主人公ジェス・リブルに託した。
山吹樹里
ジャンク屋仲間。
リーアム・ガーフィールド
ジャンク屋仲間。
プロフェッサー
ジャンク屋仲間。ホームの主。
ジョージ・グレンキャプテンG.G.
伝説のファースト・コーディネイター。紆余曲折あってリ・ホームの艦長となる。ロウの姿勢を見て、彼を自分が本来提示した意味である調整者コーディネイターと称える。
蘊・奥
剣の師匠。
叢雲劾
腐れ縁的な知り合い。傭兵部隊サーペントテールを纏める。
イライジャ・キール
劾の同僚でやはり腐れ縁的な知り合い。実はロウはイライジャの友人が死亡する原因を作った元凶と言えなくもなかったりする。
風花・アジャー
劾の同僚ロレッタの娘。サーペントテールのエージェントとしてロウの元に滞在したこともある。年齢のため、周囲から軽く見られる事が多い風花だが、ロウは彼女を対等に扱っている。
キラ・ヤマトラクス・クライン
成り行きで助けた者達。ロウの行動がこの二人の出会いと再会の切っ掛けとなっており、彼がいなければこのカップルの誕生は無かったのかも知れない。
アンドリュー・バルトフェルド
副官のダコスタ共々助ける(ロウはその時彼がいた事は知らされなかったが)。
マーチン・ダコスタ
レセップスでバルトフェルド(の入っていたカプセル)を守っていた所を発見し、意気投合する。
ジュリ・ウー・ニェン
マリーンの偽名で接触し、好意を抱かれる(ただし樹里に気を使って身を引いた)。
アッシュ・グレイ
本気で許せない相手。
ジェス・リブル
SRW未登場。『DESTINY ASTRAY』(SRW未参戦)の主人公。彼に8とMS「アウトフレーム」を託す。
アグニス・ブラーエ
SRW未登場。『C.E.73 ⊿ ASTRAY』(SRW未参戦)の主人公。彼のMS「デルタ」を「デルタアストレイ」として仕上げる(本人はありがた迷惑がったが)。
セレーネ・マクグリフ
同じ技術者として、彼女をライバル視している。
リリー・ザヴァリー
SRW未登場。『VS ASTRAY』でライブラリアンの刺客としてロウ達と敵対していたが、敗北をきっかけに和解して、ライラブリアンと決別した。

他作品との人間関係

カズマ・アーディガン
Wでの仕事仲間。プライベートでも仲が良い。
シホミ・アーディガン
ロウも彼女の事は恐ろしいらしく、カズマに制裁を加える姿に畏怖していた。
破嵐万丈
直接登場はないのだが、原作から察するに第3次αで万丈にキラを託した彼の「知り合い」とはおそらくロウの事だと思われる。
テンカワ・アキト
Wではアキトがに飛ばされた際にアキトを拾い、その後Xエステバリスの建造も一緒に手伝う。

名台詞

「まだわからないぜ?俺は宇宙一悪運が強いんだ」
ときた版の第一話より。
「世界ってのは!! そこにいる奴全員で作っていくものだろうが!」
世界を一人でコントロールしようとするギナに対する反論の台詞。
「合点 承知」
ASTRAY Rより。このときの顔が物凄く濃い。
「俺は今思った… お前を 『許さない』 とな!!」
アッシュ・グレイに対する怒りを露わにした台詞。
「これが俺の、赤い一撃(レッドフレイム)だッ!!!」
ASTRAY Rの最終話、リジェネレイトに赤い一撃を叩き込んで。もうノリがGガンダム

スパロボシリーズにおける名台詞

「カズマ! てめえ、どのツラ下げて戻ってきやがった!」
「シホミさんやアカネやミヒロがどれだけ心配したと思ってやがる!」
家族に連絡もせずに半年間行方をくらましていたカズマをきつく非難した。
「そうか…。でも、そんな風に思われてたらドレッドノートもかわいそうだな」
「キラ、アスラン、お前達も聞けよ」
「道具ってのは使う人間によってどうなるかが決まる」
「兵器として作られたからって人殺しに使わなきゃならないって事はない」
「お前達が人殺しをしない決心があるならこいつもミーティアも兵器にはならないさ」
W46話より、ドラグーンとミーティアを使う事で誰かを傷つけてしまうかもしれないと危惧するプレアとキラに対して。
「さあな…。だが、俺なりに感じてる事はある。メカと使い手の運命みたいなものをな」
「キラ、お前もわかるだろ?ストライクはお前を最後まで守ってくれた」
「プレア…お前はドレッドノート…勇敢な者だ」
「ドラグーンはお前の想いを遠くまで飛ばせる力になるさ」
上の台詞の後、プレアに「ドレッドノートで人を救う事はできるのでしょうか?」と問われた際に。このロウの言葉でプレアはドラグーンの使用を決意する。
「まあ、道なんて自分で選ぶものさ。王道ばかりが道じゃない
Xアストレイを名付けた直後の一言。これを聞いたキラもミーティアの力を自分の信じる事に使わせてもらうとバルトフェルドに告げる。
ちなみに「ASTRAY」とは、M1に対してエリカが「いい加減な道案内で迷ってしまった者」という自嘲の意味でつけたものだが、ギナがこれを「王道ではない」と解釈したのが始まりだったりする。
「フリーダムはきっとあいつを守ってくれる…あいつがフリーダムの秘密を守ろうとしたようにな。想いを込められたメカってのはそういうもんだ」
Wの終盤、キラがクルーゼと共にジェネシスの光に呑まれ、一同がキラの生存を絶望視する中、キラがかつてストライクに守られた事を語り、キラが生きている事を信じての台詞。
ロウ「しつっこいんだよ、あんたは!! そんなに絶望や破滅が好きなら一人で行きやがれってんだ!!」
クルーゼ「それでは駄目なのだよ! 私の感じた絶望を全ての人間に分け与えたいのだから!」
ロウ「だったら、俺の持ってる夢や希望ってヤツを分けてやるよ! それで我慢しやがれ!」
54話でのクルーゼとの戦闘前会話。劾とは別のベクトルでクルーゼを真っ向否定する。しかし、本当にロウの影響を多くの人が受ければ、世の中は大分マシになりそうな気がしないでもない。

話題まとめ

資料リンク