イルムガルト・カザハラ

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イルムガルト・カザハラ
外国語表記 Irmgard Kazahara
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 堀内賢雄
デザイン 湖川友謙(第4次)
河野さち子(F以降)
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
主人公
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プロフィール
(旧シリーズ)
愛称 イルム
種族 地球人
性別
誕生日 11月10日
年齢 19歳
血液型 A型
所属
役職 テスラ研職員(『F』スーパー系)
軍階級 少尉(『第4次』及び『F』リアル系)
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プロフィール
(『α』以降)
愛称 イルム
種族 地球人
性別
年齢 28歳
所属組織
所属部隊 独立勢力→ロンド・ベル(αシリーズ)
PTXチーム鋼龍戦隊・新生PTXチーム(OGシリーズ)
軍階級 中尉
コールサイン ピート1(新生PTXチーム)
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イルムガルト・カザハラは『第4次スーパーロボット大戦』の主人公の一人。

概要[編集 | ソースを編集]

『第4次』の「理論家だけど異性好きな」男主人公。愛称はイルム。イメージソングは「エゴイストの夜」。『F』からは河野さち子氏によってキャラクターデザインがリファインされた。

飄然とした態度を取り、軽い性格でよく女性をナンパしている。カバーできる範囲は8歳から50歳までと幅広い(さすがにヴァルシオーネは範疇外だったが)。しかしその一方で「大人の余裕」というべきか落ち着いた性格をしており、決めるときは決める、いい意味で「大人」の男である。若いメンバーに前線を任せ、自身は裏方を担当することが多く、随所でその活躍を見せる。

αシリーズ」からは設定がリファインされ、年齢も10歳近く上になっている。髪型も変更された。極東支部所属で元PTXチームのパイロットとなっている。「OGシリーズ」もこれに準拠。「OGシリーズ」においては部隊の中でも年長者の部類に入るためか、そのナンパな一面を除けば、気さくで面倒見のいい部隊の兄貴分といった感じである。

第4次の頃は生真面目なリンを上手くからかっているのだが、10年経ったら冗談が通じなくなった(或いは冗談では済まされなくなった)ようで、マオ社の社員にナンパしてるところでリンと遭遇して絶縁された。

公式での見解では、『第4次』の彼とOG・αシリーズの彼(同じ立ち位置にいるリン・マオも)は、限りなくそっくりな別人扱い。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第4次スーパーロボット大戦S
初登場作品。主人公を「性別:男・性格:理論家だけど異性好き」にする、または「性別:女・性格:クールでニヒル」にした場合(こちらは主人公の恋人として)に登場。名前、容姿は変更可能。この時の髪色は緑色であった。主人公ごとに計8種類用意されている最終話での告白シーンに対するプレイヤーからの評判は、彼のバージョンが全主人公中最も高い。
主人公及び副主人公共通の特徴として、モビルスーツにも乗り換えが可能である。本作と『F』のリアル系主人公はニュータイプ技能も持つためファンネル系の武装も問題なく使用できる。
スーパーロボット大戦FF完結編
河野さち子バージョンの容姿が選べるようになった点以外は基本的に『第4次』と同じ。本作では残念ながら『第4次』の告白イベントに相当するものは存在しない。シナリオライターの変更により、「ソラと大地のケモノ」の分岐選択を最後に会話に加わらなくなる。
特技として、スーパー系はフェンシング、リアル系は射撃でどちらも金メダルクラスであると、マサキとの会話で話している。
またスーパー系ルートの場合、モビルスーツには搭乗できなくなった。
リファイン版は髪が伸び、髪色が青い(髪色はα、OGシリーズでも変わらず)。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
SRX計画でテストパイロットを務めていたが、イングラム・プリスケンに不信感を抱き、記憶を操作されていた主人公の恋人を連れ連邦軍を脱走し、SRX計画の機体を破壊するために行動する。序盤から主人公の恋人キャラと一緒に登場。しばらくは敵扱い。軽い性格の印象が強いイルムが『ライバル』としての言動をしているのはプレイヤーによっては新鮮かもしれない。
戦い方によっては隠し要素で後半仲間になる。終盤の分岐でゴラオン隊ルートを選択すると少しだけポイントが楽になる。主人公をスーパー系で始めた場合は搭乗機がヒュッケバインEXとなり、レギュラーを張れるが、主人公がリアル系だと搭乗機がグルンガスト改となり、必中を持たぬイルムでは扱いにくい。また、技量がやや高い以外は能力が一般兵レベルとかなり低い。どちらにしろを持つので充分な火力があり、弐式に乗ってる恋人よりよほど強い。
また、地上に初めて出たサイバスターに接触した地球人も彼である。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
主人公がリアル系の場合は集中の代わりに必中を習得するようになり、能力もPS版と比べて大きく上昇したので使い勝手が大きく改善された。
スーパーロボット大戦α外伝
ティターンズに協力するという条件で『α』での罪状が抹消された。地上ルート5話にて人質となっていたアヤレビを解放し、自身は戦場へ復帰。その後はSRXチームと行動を共にしたため自軍への参加はせず未来へも渡らないが、難易度「難」の場合のみゲーム終盤で仲間に加わる。
能力的にはリアル系で、搭乗機は一貫して量産型ゲシュペンストMk-II。能力は全体的に高めでも持つため、搭乗機は微妙だが普通に使えていれば十分活躍できたであろう人材。実際は加入時期が時期なので戦力にはなれず、同時に仲間になる他キャラと違い補助系の精神コマンドも持たないため出番がまず無い。音声は新規収録されている。
αシリーズの出演はこの作品が最後。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
2019年3月のイベント「鋼の魂」から登場。「OGシリーズ」設定。グルンガスト改のパイロットとして登場。
スーパーロボット大戦DD
2021年7月のイベント「イングラムの回顧録」にて登場。「OGシリーズ」設定。
2021年9月開催の第8回制圧戦「天に二つの禍つ星」からはプレイアブル参戦。グルンガストに搭乗。パイロットグラフィックは河野さち子氏の描き下ろし。
スーパーロボット大戦30
2022年4月の無料アップデートにて追加参戦。本作では『第4次/F』設定で参戦で、グルンガストに搭乗。グラフィックは河野氏の描き下ろし。旧シリーズ以来の若イルムだが、声は新規収録されておらず、「OGシリーズ」のものをそのまま使っている。
サブミッション「超闘士」にて加入。同じく無料アップデートにて参戦するギリアムとは同じ世界から転移しており、すでにギリアムが自軍にいる際にイベントがある。また同ミッションクリア時の描写から「恋人はいない」設定と思われる。
精神コマンドの構成が旧シリーズを意識した習得順になっている。いきなり熱血なので序盤は希少。一方で乗機の割に鉄壁不屈が無いのが辛い。
主役機として別物に仕上がっているヒュッケバインと違い、グルンガストは『V』『T』とほぼ同じ仕様でありファンサービスの意味合いが強い。出撃枠争いが激しい本作においては立ち位置が厳しいか。『第4次』のようにモビルスーツにも乗り換えが可能なら良かったのだが。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

αシリーズの設定で登場。また搭乗機体は旧シリーズと同様のものになっている。

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
極東支部所属。リンに絶縁された状態からスタート。キョウスケ編1話で彼をかばったり、リュウセイ編でグルンガストを受け取ったりと活躍の幅は広い。ジェットマグナムを使うと特殊なセリフを言う。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
インスペクターとの絡みにおいてメキボスの人質行動の役目(旧シリーズでは破嵐万丈)を補う。リンとの関係も修復中。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
基本的にOG1やOG2と役目は同じ。2.5版では影が薄い。
スーパーロボット大戦OG外伝
残念ながらストーリー上では全く目立たない。36話限定では致し方なしか。今作ではリンが登場しないので恋愛補正がもらえないのも痛い。なおOGシリーズではレギュラーとして使える期間は長いのだが、ボイスの総量は控えめ。リボルビング・ステーク、オクスタン・ランチャー、ファング・スラッシャー、ハイ・ツインランチャーなどには固有台詞がなく、必殺技用の汎用台詞共有で済まされている。そのため、武器台詞だけでいえばOG2の方が豊富である。これはリンも同様。
第2次スーパーロボット大戦OG
デフォルト搭乗機はグルンガスト改。彼とリン以外の第4次・F主人公は今回もOGシリーズに登場せず、リンも自軍に参加しないため第4次・F主人公の中で唯一ゲストと戦う。また、第4次・F主人公らしくゲスト関連のほとんどのシナリオでしっかりとゲスト幹部との戦闘前台詞があったり、強制出撃することも。往年のファンならばゼゼーナンと戦わせたいところか。EDでは新たなチームを結成して隊長になる事が示唆される。なお、今作で一番気になる女性はウンブラとのこと
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
前作ED通りに新た発足した新生PTXチームの隊長となった。これに伴い、統率から名を変えた「MB発動」を初期技能として習得している。
ストーリー上では、カルヴィナの先輩分として出番は多め。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
リュウセイ編視点なので、ストーリーでも目立つ。今回は一貫してグルンガスト。漫画版『Record of ATX』では、クスハにブーストナックルの挙動をレクチャーしたりブリットがグルンガスト2号機への機種転換する際に訓練相手になったりとグルンガスト関連の操縦はイルムが教官となる描写が多い。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
スレードゲルミルグレイターキンメキボス)と戦闘を繰り広げて、最後の締めくくりでも大活躍している。ある意味ゲーム以上に活躍している。リンは髪型が変わったが彼はそのまま。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

OGシリーズ
格闘値がとても高く、グルンガストとの相性はバッチリ。技量値の伸びも優秀で、実は最終的にはキョウスケやレーツェルすら凌ぐほどの数値が与えられている。αシリーズ主人公よりも前の旧シリーズ、元祖主人公の面目躍如といった所か。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第4次S
熱血気合幸運加速ひらめき必中
スーパー系のパイロットとしては非常にバランスの取れた構成。デフォルト誕生日ではトップクラスに扱い易い。『S』でもラインナップは変わらず。
F完結編
リアル系主人公時
ひらめき加速熱血幸運努力
スーパー系主人公時
熱血必中幸運ひらめき気合
リアル系副主人公時
熱血ひらめき信頼激励再動
スーパー系副主人公時
必中熱血ひらめき気合信頼
彼に限らないが本作の主人公や恋人は誕生日による精神変更がなくなり習得パターンは固定になっている。どのパターンでも最終的に「魂」を覚えるのが特徴。グルンガストヒュッケバインの大火力を充分に活かせるが、スーパー系恋人の場合は機体がゲシュペンストMk-II止まりになってしまうのが残念。リアル系恋人ならもっと強力なMS乗り換えさせるのも手。
スーパー系では主人公も恋人も典型的な一人乗りスーパーロボット乗りといった構成。リアル系主人公の場合「幸運」があるのは嬉しいが、命中・回避がシビアになった本作で「集中」を持たないのはやや辛い。リアル系恋人は直接的戦闘力以上にサポート系精神の豊富さが魅力。
αα for DC(リアル系)、α外伝
集中ひらめき加速気合熱血
α for DC(スーパー系)
必中ひらめき加速気合熱血
X-Ω
必中閃き熱血
パイロットパーツ装備時
自信闘志
DD
必中ひらめき気合熱血
30
熱血必中幸運閃き気合
最も類似する『OGS』から比較すると「集中」が「幸運」に変更され、習得順が大きく変動。
転移元である『第4次』の傾向を再現してか一番最初に「熱血」を覚えるため、SPをパーツなりで補填すれば序盤のボス格や一撃必殺を要求される一部の遺産ミッションを単騎で攻略できる。
それでなくても比較的早期に「幸運」を覚えるため、「愛」習得前からボスキラーとして有用。
反面防御系精神は4番目の「閃き」を待つ必要があるため、レベルが低いうちは機体改造やバリア系強化パーツを優先的に回さないと危険。
「先見」を初期から習得する鳳凰寺風クギミヤ・ケイを同行させる事も考えたい。
OG1
集中見切り気合熱血加速
搭乗機はスーパー系だが習得傾向はリアル系。これ以降、複合精神タイプの「愛」が彼の代名詞となる。
OGsOG外伝
必中ひらめき気合集中熱血闘志(ツイン)
GBA版と比較すると「見切り」が「必中」「閃き」に分割されたため個別に使えるようになったが、その分「加速」が無くなり進軍力が低下。ツインの相方で補填するかインファイトの習得を推奨。
第2次OG
必中ひらめき気合集中闘志(ツイン)
習得枠の減少に伴い「熱血」が削除。その分「愛」の重要度がより増す。

特殊技能[編集 | ソースを編集]

第4次S
リアル系主人公・副主人公時
ニュータイプ切り払いLv8
スーパー系主人公・副主人公時
底力切り払いLv4
F完結編
リアル系主人公・副主人公時
ニュータイプシールド防御切り払い
スーパー系主人公・副主人公時
底力切り払い
α
切り払いL9
α外伝
切り払いL2、援護L2
DD
見切り(イルム)
攻撃力が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
アタッカー(イルム)
攻撃力・防御力が増加する。気力が120、140以上のとき、ステージ中一度「熱血」(レベルが上がると「必中」が追加される)がかかる。
気力限界突破(イルム)
照準値が増加する。気力上限が増加する(LV10で追加される)。
30
底力L5、EセーブL2、ガードL2
『OG2』以降と違って見切りを持参しないがEセーブ・ガードの初期レベルがそこそこ高く、よりグルンガストに合わせた構成になった。
機体にバリアは無いため、レベルが半端な底力もしっかり上げきっておきたい。
OG1
底力L6、インファイトL5
インファイトはLv5止まり。必要以上に踏み込まない、というスタンスの現れだろうか。
OG2OG外伝
底力L9、インファイトL5、見切り
底力の最大レベルが上がり新たに見切りを習得したが、相変わらずインファイトはレベル5止まり。
第2次OG
底力L7、ガード見切り
底力レベルが再び落ちインファイトを失ったが、入れ替わりでガードを習得したため防御・回避を両立する構成になった。
OGMD
MB発動底力L7、ガード見切り
新生PTXチームのリーダーの証としてMB発動を習得した。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

の消費SPが45になる
軽いノリで愛を振りまくという意味で何ともイルムらしい効果。とはいえ稼ぎからボスキラー、愛を連発しないまでも他の精神コマンドを使う余裕を少なからず増やせるとシンプルながら強力なボーナス。
OGs』では集中力の効果の対象外だったが、『OG外伝』では効果が適応されるようになり、その場合は消費SP36と、第4次奇跡すら上回る驚異的な低さとなる。
さらにSP回復があれば序盤から気軽に使っていくことができ、まさに鬼に金棒。複数回使う気なら気力限界突破を習得すれば無駄なく活用できる。
第2次OG』以降は熱血を習得しなくなったため、このエースボーナスの重要性は更に高まった。
30』でも同内容。サポーター「超力ガッツ」のパッシブ効果も合算されるため消費SP40で使える。
RoA』ではリンがこのエースボーナスを皮肉った愚痴をイルムに吐いている場面が存在する。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ジョナサン・カザハラ
父親。ナンパなところも、やるときはやるところも似ている。あの親にしてこの子あり。
リン・マオ
恋人。元、が付く作品もある。OGではリンに絶縁されてから関係を修復中といったところ。OGSのエンディングでは完全に尻にしかれていた。OG1からお互い恋愛補正がつくので、絶縁状態とはいっても想い合っていた様子。リンの思考や行動に対しても理解が深く、やはりパートナー。
メキボス・ボルクェーデ
OGシリーズにおけるライバル。イルムが第3次における破嵐万丈の立ち位置になっている。
ハンス・ヴィーパー
かつての上司。陰険な人物でそりがあわず、イルムの昇進が止まる原因となった(イルムは昇進に関してはとくに意に介していないが)。
キョウスケ・ナンブ
伊豆基地に所属していた頃の後輩。イルムはキョウスケの操縦技術を高く評価している。また、キョウスケの悪運の強さは伊豆基地でも有名だったことを口にしている。
イングラム・プリスケン
旧PTXチーム時代の隊長。αシリーズではその真意に気付いて主人公の恋人を救出して脱走するが、OGではそこまで至れず、苦い思いをしていた。
キサブロー・アズマ
幼少期に世話になった人物。
アヅキ・サワ
『第2次OG』の前日譚にて、彼女を食事に誘うが、「みんなで食事いいですね」「中尉さんと一緒なら特に」と上手くアプローチをかわされたばかりか、イルムの奢りで「みんなで食事」という大惨事になった(尤も直後にラ・ギアスに召喚されるのだが)。
テュッティ・ノールバック
『第2次OG』にて、彼女との初対面でいきなり口説こうとする。また、ザムジードの事で思い悩んでいたテュッティの相談に乗った事もある。…イルムのキャラ的には間違っていないが、何を生き急いでいるのかと思ったユーザーもいたはず。
プレシア・ゼノサキス
『第2次OG』にて彼女も口説こうとしたが、即座にツッコミを受けた。ちなみにマサキはイルムのこの行動をスルーしている。
イブン・ゼオラ・クラスール
『第2次OG』にてイブンに憎まれ口を叩くマサキに変わって彼女との対応を受け持つ。本人はイブンの人柄を聞いた際には「さすがに俺も無理」と言っていたが、実際は普通に会話出来ていたため「そうではないのでは…」という疑惑が生じた。彼女との会話でストライクゾーンが広がった疑惑が生じる。
リョウト・ヒカワリオ・メイロンイーグレット・イング
『第2次OG』のエンディングにて、自身を隊長とし、彼等を引き入れて新生PTXチームを結成する。
カルヴィナ・クーランジュ
美人だった為か、彼女の事を知っていた。度々暴走しそうになる彼女を上手く抑え込んでいる。
ジョシュア・ラドクリフ
共にカルヴィナの面倒を良く見ている。「いいカウンセラーになる」とはイルムの弁。
アズ・セインクラウス
『30』のアズルートエーストークでは彼女を口説いている。ちなみに『30』ではリンの話題が出ないものの、アズ自身も「クールで猫好きのヒュッケバイン女性パイロット」である。

版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ファ・ユイリィ
第4次』ではアプローチをかけた一人だが、彼女からは邪険にされている。
弓さやか
『第4次』では甲児の前で彼女にならないかと誘う。
シーマ・ガラハウ
『第4次』では彼女も守備範囲であり、ちょっととうが立っているが美人と評した。
バスク・オム
α外伝』ではこれまでの罪状を消す事を引き替えにティターンズに参加して彼の部下となっていたが、人質となっていたアヤやレビ達を救うために一芝居うって彼女らを救い出し、彼に反逆した。
流竜馬 (OVA)
30』では彼を見て、自分が知っている流竜馬との違いに驚いた。
タトラタータ
『30』では彼女らを「エキゾチックな雰囲気がたまらない」と最初は好感を持ったが、彼女らの召喚したジンをみて「異世界の人間だけあって趣味が合わない」と敬遠した。

名台詞[編集 | ソースを編集]

戦闘台詞[編集 | ソースを編集]

「ヒーローってのは無敵なのさ!」
『F』時代から(多少語尾が変わっているが)一貫して使われている回避時の台詞。
「父さんの作ったグルンガストが!…なんてな!」
相手を小馬鹿にしたような戦闘台詞。スーパーロボット系のアニメで主人公が言いそうな台詞である。この軽さが、イルムの持ち味である。
「必殺! ゲシュペンストパンチ!!」
ジェット・マグナム使用時の台詞。まさかの採用に驚いたファンも。元ネタは言うまでもないが彼女である。
「天に二つの禍つ星…!」
「その名も計都羅喉剣!暗剣殺!!」
OGシリーズにおける戦闘台詞。この技でトドメを刺すと、『斬!!』と続ける。第2次OGではセリフ挿入回数増加のためこの台詞は必ず出てきて、トドメ時に別のセリフが出る(そのうちのひとつは後述)。計都星、羅喉星が由来のグルンガストの必殺技。ちなみに弐式の「計都瞬獄剣」の場合は「天に凶星、地に精星…!」となる。
「連なる凶星吉神を破り、土に帰す……!」「必殺!計都羅喉剣!五!黄!殺!!」
『第2次OG』で追加された計都羅喉剣・五黄殺使用時の台詞。
「空を見ろ、星を見ろ……ってね!」
『第2次OG』における五黄殺使用時の台詞パターンの一つ。元ネタは『ウルトラマンタロウ』のオープニングで、本当はこの後に「宇宙を見ろ」と続く。
「暗殺剣じゃないんで、そこんとこよろしく」
『第2次OG』における暗剣殺トドメ演出時の台詞のひとつ。元祖グルンガスト乗りの一人の彼らしい言葉ではあるが困ったことに、相変わらず言い間違える人がいるようである…。そもそも昔から元祖グルンガスト乗りの一人も間違えていたりする(ただしあちらはベクトルが違うが)。
「素顔は美少女…ってなことはなさそうだな」
ウンブラの特殊戦闘台詞。
「どうも拍子抜けするんだよな、あいつ」
ゼブの特殊戦闘台詞。
『30』では見た目からしてゆるキャラな巨大サンユン相手にも発生する。
「ああいうの、誰の趣味なんだよ。まったく」
妖機人の特殊戦闘台詞。
『30』では怪獣相手にも発生するが、誰と言われたら女子の趣味なのが…。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

「?…この声からすると美人と見た! 通信モニターON!」
「やっぱり美人だ! ちょっととうが立ってるけど…」
第4次S)』第5話(『S』では第6話)「ブライトの帰還」or第4話(『S』では第5話)「新たな敵」に於けるシーマとの戦闘前会話より。事前のインターミッションで恋人が居るか居ないかの会話をしていた直後の台詞と考えるとまた味わい深い。
「言い方が悪かったかな。じゃ、こう言い直すよ。オレと一緒に来てくれ。君がいないと寂しい」
『第4次(S)』第23(『S』では24)話宇宙ルート「宇宙へ」or第24(『S』では25)話地上ルート「ティターンズ台頭」に於けるリン説得時の台詞。ティターンズに所属していた彼女に向けた、一世一代の告白。どちらかというとリンにハッパをかけるための告白だが。色男だけに言い慣れている感があるのは気のせいだろうか。
「…わかったよ、それ以上言わなくていい。女の子の口から、それ以上言わせたら、男の立場ってものがなくなるからね」
「オレは、君が、好きだ。たとえ、君になんて言われようとね」
『第4次(S)』最終話に於けるリンとの恋愛度が高い場合の台詞。性格上うまく想いを告白できないリンのために、あくまで自分からという形をとってでの、色男の彼らしい告白台詞。実に「男らしい」という言葉が似合う。決める時はバッチリ決める男である。こういうところがファンの根強い人気の秘訣なのだろう。
「そうだよな…一人一人に責任があるわけだ」
同じく『第4次(S)』にて。主人公にした状態でゲームをクリアした際に発するセリフ。このセリフを最後に、ゲームはエンディングに突入する。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

「お前に恨みはないが、その機体は破壊させてもらうぜ」
「さっさと機体を捨てろ」
『α』第29話「心に念じる見えない刃」もしくは「黒い超闘士」より。主人公およびリュウセイに対しての戦闘前会話。飄然とした態度を取ることが多いイルムだが、敵に回った時はやはり恐ろしい。
「苦戦しているようだな。助けてやるぜ」
『α』ゴラオン隊ルート第52話「魔神皇帝」で増援として登場した際の台詞。ただし、熟練度を獲得しにくい「とにかく攻撃あるのみだ!」を選択した場合限定。事情を抱えながらも何だかんだでヒーロー然としている。
「じゃ、俺は行くぜ」
「あのな…大人には大人の事情ってもんがあるんだよ」
「…お互い、生き延びられたら、また会おうぜ」
『α』第65話「ギア・オブ・ディスティニー」より。あれやこれやと言っているが、リンと顔を合わせたくないという要素も大きい。ライバルポイントを満たしていない場合はリューネや主人公たちと話をして去っていく…
「よ、よう…久しぶりだな、リン。社長業の方はどうだ?」
「イングラム少佐の行方を追うつもり…だったが気が変わった」
…が、ライバルポイントを満たしていた場合は自軍に同行してくれる。ここまでクールなライバルをやっていたイルムのコミカルな側面が出てくるシーン。
ライバルポイントは(特に終盤の分岐でゴラオン隊ルートを選択しなかった場合)絶妙に満たしにくい設定となっており、下手したら取り逃す。イルムが直接登場しないエンジェル・ハイロゥの干渉波への対抗策まで関わるので尚更。プレイヤーによっては扉の開閉音と共に登場するリンが女神のように思えるだろう。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

「あの手の女を口説くのは大変だからなあ」
「…もっと大変なのは口説いてからだったりするけどな」
『OG』第25話「毒蛇の罠」より。タスクがレオナに相手にされないという話を聞いて。言うまでもなくリンの事である。
イルム「いつかはこの手であんたをブン殴ってやろうと思ってたんでな。この機会を利用させてもらうぜ」
ハンス「ならば、こちらもキョウスケ・ナンブ同様…目障りだった存在の貴様を始末するとしよう」
イルム「そうかい。己の保身を第一に考えるなら…さっさとここから逃げ出した方が得策だぜ?…逃げられるものならな!」
『OG』第27話「ゲイム・システム」に於けるハンスとの戦闘前会話。相当腹に据えかねたらしい。
「ま、ハンス以上の役者だったってことは認めるぜ、少佐。おかげでPTXチームはとんだ幕切れを迎えちまった。だが、カーテンコールはなしだ!!」
『OG』第30話「裏切りの銃口」に於けるイングラムとの戦闘前会話
「声から察するにラトゥーニよりちょい上、しかも美少女と見た!」
OG2でアルフィミィの声を聞いた時の感想。ほぼ当たりである。声を聞いただけで容姿どころか年齢まで分析できており、第4次よりも磨きがかかっている。
メキボス「たったの2艦で俺達やアインストを倒そうなんざ、馬鹿げてるぜ」
リン「フ……まったくだ」
イルム「しかし、その役目は俺達がやるしかないのさ」
メキボス「何のために?」
イルム「悪いが、そいつを面と向かって言うキャラじゃないんでね、俺は」
OG2』第38話(『OGS』では第46話)「魔星へ集う者達」より。王道ヒーローは彼の心がけるところではないらしい。それとも、リンが傍にいるから言えなかったのであろうか?尤も、彼の内面を知る者からすればまさにヒーローらしい男なのだが。
「……同情の余地はないぜ、ウェンドロ。お前が言ったようにな」
『OG2』第40話(『OGS』では第48話)「裁く者、裁かれる者」より。敗北したウェンドロに対して。
「良く言えば上昇志向の強いタイプ。悪く言えば…狡賢くて手前の出世と保身が第一でインケンでネクラで絶対に女の子にモテない、ああはなりたくないな、ていうタイプ」
漫画『Record of ATX』にてエクセレンにハンスの事を訊ねられた時の台詞。本人がいないからって言いたい放題である。
「踏み込みが甘いッ!」
漫画『Record of ATX』にてブリットとの模擬戦の際の台詞。語尾が違うが、元ネタはアレだろうか。
「それで生きてたんですか そりゃまた運が良いというか… 何かコツでもあるのか?」
漫画『Record of ATX』にてDC残党のパイロットを捕虜として収容した事を聞いて。最後はキョウスケに対して振っているが、本人は「俺に聞かれても」と困惑している(尤も、彼の場合は悪運とも言える強運のお陰だが)。
「言いたい気持ちもわかるが その辺にしとこうやカチーナ中尉」
「感づかなかったのは俺もだしな ワケありの美人だとは思ってたが まさかああ来るとはな」
カチーナ「そのワケありが他にも入り込んでたらどうするっつってんだ」
「美人が2人ならどんと来いだがな そもそもこの部隊は老若軍民王女様まで受け入れる寄り合い所帯だ あんまりその辺つつき回すと居心地悪くなる奴だっているだろ 元DC兵とか元統合軍とか色々」
漫画『Record of ATX』にて「あの女」の素性を見抜けなかったことについてキョウスケに突っかかるカチーナに対して。ゲーム版の同場面ではブリットリオの論争を落ち着いて止めていたが、こちらでも短気なカチーナに対して落ち着きを見せる…がこの緊迫した中「美人」が2回出てくるあたりイルムらしい。
「傍迷惑な自分探しの旅だね、まったく」
『OG外伝』にてデュミナスの目的を聞いて。実際OG外伝での騒動は殆どデュミナスの所為で起きたものである。
「……行くがいいさ、あの世へな」
「ラスト・クライ」にて、エルデの死を見届けて、皮肉っぽく言い放つ。
「俺には無理して敬語を使わなくていいぜ。畏まられると、かえって怖い。何か裏があるんじゃないかってな」
「甦る亡霊」にて、一応は階級が上であるイルムに敬語を使うカルヴィナに対して。さすがに出会ってから一貫してのキツい態度が効いたようだ。

単独作品[編集 | ソースを編集]

(こっちの世界に来て、自分の世界との差には色々と驚かされたけど…)
(あのワイルドの塊が、竜馬とはね…こりゃ、いい土産話が出来たぜ)
30』サイドミッション「ゲッター線の挑戦」にて、竜馬を見て。
「元の世界じゃ、理論家だけど異性好きで知られてたからな」
エーストークにて。盛大なメタ台詞である。両ルート共通の発言で、アズルートの場合では口調が変わる。

迷台詞[編集 | ソースを編集]

「そうしますよ。ファさん、ダメージ受けたらやさしく修理してくださいね」
第4次S)』リアル編第1話(『S』では第2話)「発端」で出撃した際の台詞。この後ファから「・・・あまえないの!」とキレられる。「優しく修理ってどんな修理だ?」と当時の攻略本にすら突っ込まれていた。
「おおっ、イルムちゃん、俺と一緒に来てくれるの? 感激だなぁ」
『F完結編』「ソラと大地のケモノ」より。分岐で地上を選択した際、リンがいる状態で追加される台詞だが、本来なら「リンちゃん」と呼ぶ所を台詞の指定ミスにより自分の名前を呼んでいる。
「スト――――ップ!! それ以上は俺のイメージが崩れるから!!」
『OG外伝』にて、ハガネにやって来たキサブローに幼少時のエピソードを暴露されそうになって。何があったのだろうか。少なくとも、現在のイルムからは考えられないようなことであるのは間違いない。
「その中でも気になるのは……」
ウンブラかな」
『第2次OG』の中断メッセージでの発言。これには同じ女好きのタスクもドン引きしていた。ラトゥーニを眼鏡を外すまで美人と気付かなかったOG1の頃と比べると女性を見る目がいい意味でも悪い意味でもパワーアップしている。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

第4次 / F[編集 | ソースを編集]

ゲシュペンスト
初期搭乗機。
ゲシュペンストMk-II
F/完結編での中継ぎ搭乗機。
ヒュッケバイン
リアル系での最終搭乗機。主人公時専用。
グルンガスト
スーパー系での最終搭乗機。主人公時専用。『30』での搭乗機もこの機体。
バイアラン
『第4次』でリンが主人公、且つ「恋人いる」ルートでの搭乗機。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

ヒュッケバインEX
『α』における主人公がスーパー系の場合の搭乗機。連邦軍からの脱走時に奪取した。
グルンガスト改 (α)
『α』における主人公がリアル系の場合の搭乗機。こちらも連邦軍から奪取した機体。
量産型ゲシュペンストMk-II
『α外伝』での搭乗機。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

量産型ゲシュペンストMk-II
『OG1』リュウセイ編初登場時に搭乗。極東支部での任務は本機で遂行していた。ヒュッケバイン009に乗り換えた後はラトゥーニに譲られ、後にリオへと譲られた。
ヒュッケバイン009
『OG1』リュウセイ編にて搭乗。SRX計画でデータ取得用として用いられていた機体をハガネ出航時に搬入。PTXチーム所属時代の愛機ということもあり、気に入っている。その後はリョウトの乗機となった。
グルンガスト
『OG1』リュウセイ編から搭乗。DC戦争中はDCによる強奪を警戒したカザハラ博士の勇断で強引に送り届けられたため、当初は脳波制御装置が調整不良によって機能せず、本来の性能を発揮できないままであった。
グルンガスト改
愛機の強化型。ラ・ギアス事件以降はこの形態で任務にあたる。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • イルムガルトはドイツ系の女性名。