ラーディッシュは『機動戦士Ζガンダム』の登場メカ。
概要
エゥーゴがグラナダのアナハイム・エレクトロニクス社の工場で建造した宇宙戦艦。
アーガマの発展型で、そのためカラーリングが緑系であること以外の外見はよく似ている。ただしアーガマの特徴ともいえる居住ブロックの回転機構が廃されており、その代り火力や推力が増強され、モビルスーツ搭載可能数もアーガマより上のようである。旗艦として居住性等も考慮に入れられたアーガマと比べて、こちらは戦闘母艦としての機能を優先された設計思想の元に作られている。
グリプス戦役時に運用され、アーガマを降りたヘンケン・ベッケナーが艦長を務めていた。よくアーガマと行動を共にしていたが、グリプスII攻防戦でエマ・シーンのガンダムMk-IIを庇い、ヤザン・ゲーブルのハンブラビによって撃沈された。
なお、本艦はアイリッシュ級の2番艦(3番艦という説もある)であり、同型艦に1番艦のアイリッシュ、ツバイカウなどがある。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦Z
- これまでもヘンケンの参戦する作品では名前だけ登場することが多かったが、本作でようやくユニットとして初参戦。
- ヘンケンが乗って何度かスポット参戦する。Ζガンダムやリ・ガズィ等の補給物資を持ってきてくれる。原作と違い大気圏内でも飛行しているがスパロボではよくあることなのでご愛敬。
- なお、ロボット大図鑑においてエマを庇ったのが「TV版ではヘンケンの独断であるが劇場版ではクルーの総意となった」と書かれているが、これは間違いであり、TV版でもクルーの総意である。
- スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- R戦艦ユニット。艦長スキルの効果は「自軍エリア内にいる味方の装甲アップ」。
- 初母艦のプトレマイオスがUCであり、おそらく初めて接するであろうR母艦。しかし現在では戦力強化&シナリオ進捗がスピーディーに可能なので、SR母艦の登場段階までの進捗はさほど厳しくない。マテリアル資源的には見送るべきだろう。
装備・機能
- 連装メガ粒子砲
- 主砲。上下に計2基4門装備。
- 単装メガ粒子砲
- 副砲。各部に5基装備。
- 搭載
移動タイプ
- 空
- 飛行可能。
- 2L
関連機体
- アーガマ
- ラーディッシュが開発元として参考にした宇宙巡洋艦。ラーディッシュと共にエゥーゴの戦力となる。
同型艦
- アイリッシュ
- アイリッシュ級の1番艦。艦長はマニティ・マンデナ。SRW未登場。
- オアシス
- 漫画『機動戦士ガンダムUC 星月の欠片』に登場。ロンド・ベル所属。
- アーレイバーグ
- 『機動戦士ガンダムF90』に登場。第十三独立機動艦隊の所属艦だが、オールズモビルとの戦闘で中破している。SRW未登場。
- セント・アイヴス
- 『機動戦士ガンダムF90』に登場。第十三独立機動艦隊の所属艦だが、オールズモビルとの戦闘で消息不明となっている。SRW未登場。
- ミッテラン
- 『機動戦士ガンダムF90』に登場。第十三独立機動艦隊の所属艦だが、オールズモビルとの戦闘で大破、自沈している。SRW未登場。
艦載機
- ガンダムMk-II
- 百式
- リック・ディアス
- メタス
- ネモ
- Gディフェンサー