クン・スーンは『ガンダム Gのレコンギスタ』の登場人物。
概要
ジット団に所属する女性パイロット。ビーナス・グロゥブの出身。
薄紫色の髪が特徴。ジット団のリーダーのキア・ムベッキを信頼しており、彼のため団員達と地球に対する「レコンギスタ作戦」の実行を願う。キアの死亡後はフルムーン・シップに乗って地球圏に向かい、キャピタル・アーミィと手を組んだ。
ギアナ高地における最終決戦ではチッカラを失うものの、最後まで生き残り、戦後はキアの子を身籠っていたことが明かされた。
登場作品
VXT三部作
- スーパーロボット大戦X
- 初登場作品。原作における乗機のジロッドとマズラスターが両方とも登場せず、α・アジールに乗ってくる。また、『Gレコ』系パイロットの中で唯一仲間にならない。少々気の毒な扱いである。もし仲間になっていたら、『エースボーナスにより、消費SP30で愛を使える』『希望を習得する』という、優秀なパイロットになっていたに違いないだけに残念。
パイロットステータス
- X
- 信頼、集中、閃き、突撃、激励、希望
- X
- 底力L5、ガードL2、援護攻撃L2、サポートアタック、闘争心L1
- 最終回避率+15%。精神コマンド「信頼」が「愛」に変化する。
- 『X』で採用。ジット団のリーダーである彼に絶大な信頼を寄せると同時にいつしか好意をも持つようになることを表していると思われる。彼女の「信頼」の消費SPは30なので、それ故に「愛」に変化したら驚異的なコストパフォーマンスとなったであろう。他に回避率も上がるのだが、敵対時は実際に習得することがないのが救い。彼女はGレコ系のパイロットの中で唯一仲間にならないので、この優秀なエースボーナスを自軍で活かせないのは本当に惜しい。
人間関係
- キア・ムベッキ
- ジット団のリーダー。強い信頼を寄せる。
- チッカラ・デュアル、ローゼンタール・コバシ
- 同じジット団に所属する同僚パイロット達。
- フルムーン・シップ艦長
- 彼の艦に人員と機体を載せて地球圏に向かう。
- マスク、バララ・ペオール
- 終盤にキャピタル・アーミィと手を組む。
- クンパ・ルシータ
- 間接的に彼に引導を渡した。
名台詞
- チッカラ「隊長のトワサンガからもらった情報って、間違いないんですかね?」
「それを確かめに行くんだろ?」
「地球圏の奴らの言うことなんか、信用できないからね」
- 第19話。クレッセント・シップ襲撃前の一コマ。地球人への信用の無さが窺える。
- 「我らがジット団は、レコンギスタを目的に決起した」
「以後、邪魔をする者は、テン・ポリスといえども容赦はしない」
「この無線、オーシャン・リングのロザリオ・テンにも聞こえているな?」
- 第20話。ジット団の決起を告げ、警備隊が運用するポリジットを次々と撃墜する。
- 「隊長と一緒にレコンギスタできなければ、意味ないじゃありませんか!」
- 第21話。キアのコロニーの穴を塞ぐ行動を見て彼を助け出そうとするも、それは叶わなかった。
- 「キア・ムベッキ隊長は、地球侵略を考えていたわけじゃありません」
- 第23話。キャピタル・アーミィと手を組み、マスク達へジット・ラボラトリィ製の機体を提供する。
- 「ビーナス・グロゥブの技術に土下座させてやる!」
- 第25話。マズラスターのビーム・ウィップで向かって来たドレット軍のエルモランを撃墜する。
- 「キア隊長、これが本物の土の色ですよ」
- 同話より。大気圏に突入し、ギアナ高地へと降下中にキアの写真が入ったペンダントを開く。
- 「キア隊長、ダハックのビームってこんなに強力だったんですか!?」
- 最終話。クリム・ニックの猛攻を受け、仲間のチッカラが戦死してしまう。
- 「キア隊長、地球にはああいう奴もいるんですよ」
「ここで、会わせたかったな…」
- 同話より。ベルリ・ゼナムとの戦闘で投降し、アイーダ・スルガンの戦闘終結宣言を聞いて。
搭乗機体
- ジロッド(SRW未登場)
- G系統の大型MA。
- マズラスター(SRW未登場)
- ジロッドから乗り換えた新型MS。
SRWでの搭乗機体
- α・アジール
- 『X』での乗機。