ベルガ・ダラス

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ベルガ・ダラス
外国語表記 Berga Dalas
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 指揮官用モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 XM-04
頭頂高 15.8 m
本体重量 9.3 t
全備重量 22.1 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 4,530 kw
スラスター推力

22,500 kg×2
8,950 kg×3
3,460 kg×6

総推力
92,610 kg
アポジモーター 82
装甲材質 チタン合金ハイセラミック複合材
開発 ブッホ・エアロダイナミックス社
所属 クロスボーン・バンガード
主なパイロット ドレル・ロナ
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ベルガ・ダラスは『機動戦士ガンダムF91』の登場メカ

概要

クロスボーン・バンガード量産型モビルスーツ

デナン・ゾンを基にした指揮官用の発展機で、主に格闘戦を主眼においている。背部にはシェルフ・ノズルと呼ばれる新型の可動式スラスターユニットを3基1組ずつ、左右一対計2組装備している。これはAMBACシステムも兼ねており、機動性を高めるのに一役買っている。機体色はパープル系統で、頭部に鶏冠があるのが特徴。

背部にはビーム・フラッグと呼ばれるビームで形成された旗印を装備している。これは高濃度のミノフスキー粒子散布域においても迅速に小隊員に命令を出すことができ、また戦意向上にも一役買っている。

劇中では主にドレル・ロナが乗り込み、地球連邦軍のモビルスーツ部隊を圧倒していた。

登場作品と操縦者

登場作品は多くなく、旧シリーズではドレル機がベルガ・ギロスに取って変わられる等、扱いは良くなかった。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ドレル専用機。能力はベルガ・ギロスと同じなので、対処も同じ。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
強化されているのだが、あいも変わらず専用機にしてはHPが低く攻撃を当てさえすればあっさり落ちる。とはいえビルギットジェガンで相手をするのはあまりに無謀。
第2次スーパーロボット大戦α
序盤戦では指揮官機として登場。ドレル機はHPや運動性が高いので、要注意。
隠し要素ハマーン休戦ルートでは自軍として使用できるが、それほど使える機体でない。最新型なのだが必殺技であるショットランサーが1発しか無いのもつらいところ。小隊攻撃力はそこそこになるし、移動力もそれなりにあるので、小隊員としてなら運用できないことはない。しかしながら、乗り手のいなくなったクロスボーン・ガンダムX2にドレルが乗り換えてしまうことも多い。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
ドレルは登場しないがクロスボーン兵が乗ってくる。ベルガ・ギロスのショットランサーは弾数制なのだが、こちらは無消費になっている。一部シナリオで黒の部隊仕様の黒いカラーも出てくるが、図鑑登録はされない。

単独作品

スーパーロボット大戦
劇場版公開時なので優遇出演。
HDリメイク版ではベルガ・ギロスとほぼ同性能だが、精神コマンドが違う。なお、HDリメイク版では「左手は添えるだけ!」某宇宙人と同じ中の人ネタを言い放った。

装備・機能

武装・必殺武器

ビームシールド
左腕に発生器を固定装備。
ビームサーベル
接近戦用に標準装備している。
ショットランサー
クロスボーンのモビルスーツの多くに装備されている打突武器。先端のランス部を回転させながら射出して、相手を貫くこともできる。当機の物は右腕にアタッチメントで固定装着されている。
第2次α』では弾数が1しかないのがあまりに痛い。
ヘビーマシンガン
ショットランサーの基部に2門内蔵されている。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。

移動タイプ

サイズ

M

関連機体

ベルガ・ギロス
同時期に開発されたベルガシリーズ。ベルガ・ギロスの方が後発機体であり、より改良され高性能になっている。
デナン・ゾン
開発のベースとなった機体。
ダギ・イルス
ベルガシリーズを元に開発された偵察型モビルスーツ。

余談

  • 原作映画の公開から既に30年近くが経過するが、実は公式立体商品が未だに一度も発売されていない機体。展開当時はガレージキットでギロスから改造するパーツがB-CLUBから販売されていたのみ。
  • 背中のシェルフ・ノズルが特徴の機体だが、様々なゲーム媒体でなぜか遠隔攻撃武装として使われており、『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』では「シェルフ」というオールレンジ攻撃端末武装に、『SDガンダムX』ではそのまんま「インコム」という武装で左右のユニットが有線で射出されている。
    • シェルフ・ノズルの形状がνガンダムのフィン・ファンネルに似ていることから勘違いされたのだろうか。なお、これらの設定はゲームオリジナルであり、以降の作品では使われていない。
    • これらのゲーム作品は『F91』の劇場公開からあまり間をおかずに発売されていることから、映画公開前(=登場するMSに関する情報がほとんど伏せられていた時期)に開発せざるを得なかったという事情によるものと思われる。

資料リンク