ガンダムMk-III

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概要

Ζ計画の一環として、アナハイム・エレクトロニクス社のフジタ博士がガンダムMk-IIを研究し開発された機体。型式番号のFは博士のイニシャルから来ている。

Mk-IIのムーバブルフレームの欠点を克服したより人体に近いムーバブルフレームを搭載している。ジェネレーターや武装は新規設計。

顔はΖガンダムとよく似ている。

ちなみに地球連邦軍ティターンズ双方が本機とは別に「ガンダムMk-III」の名を冠するモビルスーツを独自に開発し、複数種類存在することになっているが、これは各媒体でガンダムMk-IIIを発表する際、そのデザインが大きく異なっていたことによる。最も有名なのは型式番号がMSF-007(もしくはMSA-007)の本機であり、ゲーム『SDガンダムGジェネレーションシリーズ』に登場するのもこのタイプ。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦R
逆襲のシャアルート第4話であるイベントを起こすと、第20話で登場しフォウ・ムラサメジェガンの代わりに乗り込む。
ケーラ・スゥが乗っていたジェガン改造を引き継ぐため、少しでも改造しておくとステージの攻略が少し楽になる。運動性が高く火力もそこそこあるので改造すれば使える。
スーパーロボット大戦D
木星に行くか、カイラスギリー攻略作戦に参加するかという選択肢で、「木星に行く」を選ぶと第16話で入手。ルー・ルカが乗っている。
ちなみに「カイラスギリー攻略作戦に参加する」を選ぶと、ルーは何にも乗っていない状態で仲間になる。択一になるνガンダムHWS装備型の方が強いので、あまり使われない。

単独作品

スーパーロボット大戦64
初登場作品。独立軍ルートのシナリオ「マーズとマーグ」にて、メタス改と同時に入手。運動性が120と高めで、主力のビームキャノンは射程6と長いので改造すれば十分使っていけるが、終盤はIフィールドを持った敵がかなり出てくるので厳しい。

装備・機能

武装・必殺武器

ビームサーベル
シールドの表面にマウントされている物と、肩部ビームキャノンの砲塔となっている物がある。
ビームライフル
2種類の異なるEパックを装着する独自の物。
肩部ビームキャノン
背部に2門装備。ビームサーベルとしても使用可能。SRWではシールドの裏側からビームが発射されているが、後述のシールド付属ビームサーベルの設定を利用したのだろうか?
シールド
防御用の実体盾。ビームサーベルをマウントしたまま出力して格闘戦も可能。何故かエルガイムの盾に似ていることで有名。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。

移動タイプ

サイズ

M

機体BGM

「モビルスーツ戦 ~交戦~」
Rでの『Zガンダム』のパイロット搭乗時。
「アニメじゃない -夢を忘れた古い地球人よ-」
Rでの『ガンダムZZ』のパイロット搭乗時。
「宇宙を駆ける~ゼータ発動」
Dでの『Zガンダム』のパイロット搭乗時。
「サイレント・ヴォイス」
Dでの『ガンダムZZ』のパイロット搭乗時。

関連機体

ガンダムMk-II
本機の元となった機体。
フルアーマーガンダムMk-III
脚部と肩部に大型ビームキャノンを装備し、火力と推力を増強させた状態。重量増加による機動力低下が問題となりがちな宇宙世紀MSのフルアーマー化の中では、機動力の向上も見事実現している数少ない完全成功例の一つである。『バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法』にはデザインが異なるものが登場する。SRW未登場。
ガンダムMk-IV
インコムを搭載した本機の発展機。本機とガンダムMk-V(ドーベン・ウルフの元となったMS)のミッシングリンクで生まれて『SDガンダムGジェネレーションシリーズ』に登場した。SRW未登場。
Ζガンダム
顔の形状が似ており、ガンダムMk-IIが開発に絡んでいる点が共通している。
騎士ガンダム
本機がモチーフと扱われることが多いが、これは当時の目玉商品だった「リアルタイプガンダムクロス ナイトガンダム」のギミックを本編に逆輸入したという側面が強い。この商品はリアルタイプの本機に甲冑を装着させると騎士ガンダムになるというもの。騎士ガンダムの顔の形状は本機とまるで似ていないので、「ガンダム顔のマスク」が付属していた。尤も、SDガンダムにおいてはモチーフとされる機体とまるで似ていないというのは珍しい話ではない(それこそ、シャッコーがモチーフのガンダムがいるほど)。

商品情報

資料リンク