概要
DG細胞に感染した人間が、脳や生命器官を侵食されることで誕生する生きる屍。外見は全身からチューブが伸びているゾンビそのもの。
この状態になると自我や知性は消失し、DG細胞の根源であるデビルガンダムの忠実な僕となり、人間としては死亡したも同然の状態となる。元に戻す手段もない。
DG細胞に感染しても、機能を補助するという明確な目的であれば感染しても生きる屍になるとは限らない。その例外がシュバルツ・ブルーダーである。
登場作品と役柄
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 地上編と隠しマップにて敵一般兵として登場。またアレンビーを仲間にした場合は、ウォルターガンダムのパイロットとしても現れる。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
DG細胞に感染したキャラクター
- チボデー・クロケット、サイ・サイシー、ジョルジュ・ド・サンド、アルゴ・ガルスキー
- 感染するが、シャッフル同盟の命の灯で回復。『MX』では彼らのクローンが登場する。
- ミケロ・チャリオット
- 元々が悪人ゆえか、性格は元のまま。
- ジェントル・チャップマン
- 死亡後に感染して蘇ったので、闘争本能のみが残る「生きる屍」。
- アレンビー・ビアズリー
- 感染されるが、数日間だけの期間だったので、感染から回復した。
- ウォン・ユンファ
- 感染されてウォルターガンダムに乗り込むが、所詮政治屋でしかなかったため風雲再起に一蹴されてしまう。
- ウルベ・イシカワ
- 感染していることを隠していたが、本人の悪意がそうさせたのか完全に感染して邪悪の化身そのものに。
SRWで感染したキャラクター
- ゴステロ
- 『新』で感染。ゴステロがデビルガンダムを支配し、さらに今までスーパーロボット軍団に倒されたパイロット達をゾンビ兵として再生。ゴステロ以外は彼らの自意識はない。
- 東方不敗マスター・アジア
- 『R』で感染。デュミナスのデスピニスにより生きる屍となる。
- イベントによるが、神ゲッターロボのゲッター線により除去され完全復活するというクロスオーバー展開に。
- フォリア・エスト
- 『MX』で感染。明確に名有りキャラから外見もゾンビ兵となった初のキャラクター。
- 原作では、感染しても名有りキャラの外見は保たれていたため、感染=ゾンビ兵化のイメージは薄かったが『MX』で明確に描かれてしまった。ゾンビ兵の顔グラでヒューゴに語り掛ける姿はプレイヤーにとってもトラウマもので、関係者に影を落とす事件となった。『OG外伝』→『MX』という経緯でプレイしたユーザーにとっては特に衝撃的に映るであろう。
パイロットステータス
- R
- 底力L3、防御L2、援護攻撃L1、援護防御L1
- 新
- DG細胞
名台詞
- 「ドモン・カッシュに告げる。これより東方不敗マスター・アジアのメッセージを伝える」
「よいか。一時間以内に、東京タワーまで来い。従えばこの町の安全は保障してやろう」
「ただし、一人で来るのだ。間違ってもシャッフル同盟など連れては来るな。よいな。マスターはお前をお呼びなのだ」
- 第15話、メッセンジャーとしてドモンへメッセージを届ける。
スパロボシリーズの名台詞
- 「……ヒューゴ………」
- 『MX』第20~22話「タイムラグは90秒」より。正確にはフォリアの台詞だが、顔グラはゾンビ兵。