フルアーマー・ユニコーンガンダム

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2015年10月28日 (水) 20:30時点における114.159.182.207 (トーク)による版 (ビームガトリングガンがOVAのみという誤記を修正、一斉射撃の運用について追記)
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RX-0 フルアーマー・ユニコーンガンダム(Full Armor Unicorn Gundam)

バナージの友人タクヤ・イレイが考案したユニコーンガンダムの武装プラン。このプランをアナハイム・エレクトロニクスのアーロン・テルジェフが調整することにより実現。ファンからの俗称は「フルコーン」。

追加武装は

  • ネェル・アーガマに残っていたジェスタ用グレネードランチャー
  • スターク・ジェガン用肩部ミサイルランチャー
  • ジェガン用ハンドグレネード2セットを接続したハイパー・バズーカ
  • 脚部にジェガン用ハンドグレネード
  • 轟沈したガランシェールから回収していたビーム・ガトリング
  • シールド2枚

であり、さらに重くなった機動力を改善するためにベースジャバー用のスラスターユニットを改造したブースターユニットを装備している。これらは全てデストロイモードへの変身を妨げないように装備しており、使い切った武器は適宜パージする事でデッドウェイトにならないようになっている。各種武装はリモート操作で発射でき、照準もサイコミュと連動したユニコーンのインテンション・オートマチック・システムとバナージ自身が感知した敵の殺気を利用することでつけている。

いわゆる最終決戦装備的な仕様なのだが、ネェル・アーガマはパラオ攻略戦以降満足に補給を受けていない上、最大の戦力として計算できるのがユニコーンガンダムだけという状況下の中で、戦力差を埋める為のある意味苦肉の策とも言える仕様でもある。ちなみにフルアーマーという名前だが、シールド2枚の追加以外での防御面での強化はない(あくまで考案者であるタクヤがフルアーマーと命名してる為そう呼ばれてるだけであり、アーマーはのちにアーマメント(=武装)を意味するという設定が付け加えられた)。

なお、設定画および関連ゲームやプラモデル等ではサイコフレームの発光色が緑のデストロイモードになっている事が多いが原作小説版やOVAの作中では発光色が赤のままで緑の状態での運用は一切ない。実際に緑に発光しだしたのはビーム・ガトリングとシールド以外の追加装備を使い切るなり破壊されるなりして投棄した後である。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
初登場作品。終盤シナリオで追加される。上記の通り小説版及びOVAでは赤発光状態でしか登場していないが、天獄編では玩具等でお馴染み(というか玩具系は寧ろ赤の方が珍しい)緑発光状態での登場となる。単分離コマンドでパーツをパージ可能。なおフルアーマー状態では追加された合体攻撃が使用不可なので注意が必要。さらに、実は「フルアーマー」と名乗りながら、運動性はともかく装甲がノーマルより下(全身に実弾装備を搭載した上に可動範囲を考えれば当然とも言えるが…)。元よりモビルスーツなので回避重点とは言え、今作の敵は終盤になるに連れて命中率と攻撃力が跳ね上がっていくため、この状態のままだと事故が起こりやすい。
攻撃力はパージ後の方が高いもののこちらにはMAP兵器があり、殲滅力という点では上。合体攻撃もユニコーン側としては性急に使用可能にしなければならない理由もないのでとりあえず二種類の一斉射撃位は撃ちきってから分離すると良い。スキル欄があまりがちなバナージにヒット&アウェイを持たせるのも有効。
アイコンからは分かりにくいがフルアーマー状態においても条件を満たせばデストロイモードが発動する。
4話前にデストロイモードの時間制限が削除され、バナージのエースボーナスを加味した上でもユニコーンモードのまま戦う理由はほぼ皆無。ユニコーンモードで戦闘したい等特別な理由がない限りはバサラの近くに配置して開幕から変身してしまうのが妥当。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
Zシリーズとは違い、本作では赤発光状態でのみの登場。「覚醒」を使用すると強制パージされてしまう。
本作ではこの形態でもNT-D連続攻撃が使用可能となった上、装甲も上がるようになった。但しZ程極端ではないが運動性は下がり高速回避はできなくなる。とは言えフルサイコ・フレームのお陰で基本性能は底上げされるのであまり問題ではない。追加武装の一斉射撃は射程1~5で移動後使用可と弾数さえ目を瞑れば使い勝手が良い。
さすがに覚醒ユニコーンガンダムには最大火力や特殊能力で劣ってしまうが、覚醒ユニコーンガンダムはP武器の射程に癖がある為進軍戦ではこちらに分がある。
何故か覚醒してフルアーマーが剥げると、戦闘終了時もパージ状態のままになってしまう為適宜換装してやりたい。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

頭部60mmバルカン砲
連邦軍MSの共通装備。
ビームサーベル
両腕に2基、バックパックに2基、計4基装備されている。
ビームトンファー
両腕のビームサーベルは腕に接続したままビームトンファーとして使う事が出来る。
ハイパーバズーカ
実体弾を撃ちだす火器。背部に2本搭載。
ビームマグナム
本機の主兵装。
シールド
専用のシールド。3枚に増えた。それぞれにビーム・ガトリングガンを搭載している。
ビームガトリングガン
元はクシャトリヤの装備だが、同じアナハイム製であるためかユニコーンでも使用可能。シールドが3つに増えたので装備数も6つに増えた。
3連装ハンド・グレネード・ユニット
もとはジェガン用の武装。
3連装対艦ミサイル・ランチャー
これもジェガン用の武装。
グレネード・ランチャー
もとはジェスタ用の武装。
ビーム・ライフル
中破したリゼルのものを拝借する形で使用。

オプション装備

ハイパー・ビーム・ジャベリン
設定のみ存在する武装。OVAではクシャトリヤ・リペアードの左腕として使用される。
元ネタはクローバーが発売した玩具『ガンダム DX合体セット』に付属した武器の「ソードジャベリン」。
また、内部にサイコフレームを内蔵しており設定上はバンシィに搭載されたアームドアーマーのプロトタイプとなっている。
アームド・アーマーDE
漫画『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』において装備したシールド用の増加ユニット。推進装置とビームキャノンを内蔵している。シールドブースターとしての機能を持つが、過去の機体にはなかった推力の調整を行う機能が追加されている。また、ビームキャノンはマグナムの補助武装としての意味合いが強い。
『バンデシネ』では追加した物を含めたシールド3枚全てに装備している。

必殺技

一斉射撃
ビームガトリングとフルアーマーの武装での一斉砲撃。デストロイモードの場合、最後にブースターユニットを射出し、バルカンで射撃して爆破して〆る。武装は次々パージしていくがあくまで演出。
『天獄篇』では範囲の広いMAP兵器版があるが、全体攻撃版と弾数を共有しているのに注意。
『BX』ではハイパー・バズーカの代わりに装備されるが、移動後攻撃可能武器になっている分弾数が少なくなっている。だが、本作では「NT-D」発動で機体の武器弾数が回復するため、このことを考慮した運用をしたら思いのほか継戦能力は高い。
また、ビームガトリングと各ミサイルの一斉射撃→ハイパー・バズーカでの連続砲撃になっており、ブースターユニットでの攻撃やグレネードでの攻撃が入らなくなっている。

特筆機能

NT-Dシステム
デストロイモード時に発動する特殊システム。
擬似NT-D
「バンデシネ」でデストロイモードの起動試験を行った際に使われたシステム。シルヴァ・バレトとの交戦中に暴走を起こし、パイロットが死亡するという事態になった。
インテンション・オートマチック・システム
パイロットの脳内操縦イメージを思考波として機体内部のサイコフレームに感受させ、機体の挙動へ直接反映させる思考操縦システム。簡単に言えば「自分の思考だけで機体を操縦できるシステム」であり、シナンジュから継承されたシステム。
La+(ラプラス)システム
1号機のみに搭載された「ラプラスの箱」の所在地を明らかにする「鍵」となるシステム。指定された座標でNT-Dを起動すると、「ラプラスの箱」の手がかりとなるデータが開示される。
なお、このシステムにバナージのバイオメトリクスが登録されているため、彼以外の人間が操縦することはできない。未登録の状態であれば誰でも操縦が出来る。
NT-Dと連動する形で組み込まれており、搭乗者がニュータイプか否かを識別する機能がある。バナージはこれを利用し、自らの思念を拾わせることで任意にデストロイモードを起動させることに成功している。
サイコミュ・ジャック
デストロイモード時のみの機能。敵ニュータイプ機のサイコミュを乗っ取る。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動する。

移動タイプ

サイズ

M

関連機体

フルアーマー・ユニコーンガンダム プランB
TCGアーケードゲームである『ガンダムトライエイジ』のオリジナルとして、各種アームドアーマーの存在を知ったタクヤが考案したもう1つのフルアーマープラン。各アームドアーマーをフル装備し、ハイパー・ビームジャベリンを携行武器として使用する。この形態では3号機のフェネクス同様にサイコフレームが青く発光するのが特徴である(プランBという名称にはBlueという意味合いを込めてあるという)。

商品情報

  • プラモデル

  • フィギュア

資料リンク