チャップ・アデルは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場人物。
概要
アルビオンに補充されたMSパイロット。階級は少尉。ジム・キャノンIIに搭乗する。
アルファ・A・ベイト、ベルナルド・モンシアと共に、一年戦争時は第4小隊に所属し、サウス・バニングの部下であった。ちなみに既婚者で、妻とはよき家庭を築いていることがうかがえる描写があり、小隊の中では珍しく女性関係も誠実。
控えめで実直な性格で、主に支援の役割についていたためか、ベイトやモンシアより階級が低いものの、素行の悪い2人の押さえ役に回る事が多い。何かと口が悪いベイトやモンシアも彼の意見を無視できないことから、支援の腕前は相当なものであることがうかがえる。
登場作品と役柄
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。担当声優の幹本雄之氏も本作でSRW初参加。
- アルファ・A・ベイトと共にαナンバーズに参加。原作同様、ベルナルド・モンシアの抑え役。『スーパーロボット大戦α』では未登場だったが、プレイヤー部隊とは別の場所で戦っていたことが劇中で語られている。
- なぜか格闘・防御が伸び、射撃が伸びないスーパー系のような成長タイプ。他の不死身の第4小隊メンバーは成長力が平凡だが、アデルだけは成長力自体は高い。ただし射撃や命中は伸びない。エース級というわけではないので序盤は苦しいが、クロスボーン・ガンダムX2・X3を入手して乗機が余ってきたらそれらを回してもいいかもしれない。或いは防御の高さと空適応Aを生かし、メガライダーに乗っての補給役か。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 相変わらず成長タイプが格闘系だが、クロスボーンガンダムが非参戦になり、適性に合った機体が乏しい。
- やはりメガライダーでの補給役が関の山というところだが、ベイトの持つ直撃の価値が上がり、その地位も危ういか。
パイロットステータス
- 第2次α、第3次α
- 鉄壁、狙撃、信頼、必中、熱血、補給
- 第2次α、第3次α
- 援護攻撃L2 、援護防御L2、シールド防御L4
- 命中率+10%
- 『第2次α』、『第3次α』で採用。
パイロットBGM
- 「MEN OF DESTINY」
- 後期オープニング主題歌。
人間関係
- サウス・バニング
- 隊長。月でコウが一時失踪した際は共に探していた。
- アルファ・A・ベイト
- 同僚。モンシアの問題行動に共に呆れる事が多い。
- ベルナルド・モンシア
- 同僚。基本的に信頼関係はあるが、問題行動が多いモンシアに呆れ、抑え役に廻る事もしばしば。
- コウ・ウラキ、チャック・キース
- 後輩。
名台詞
- 「あの人に学習機能はないんでしょうか…」
- 第3話でトリントン基地に到着早々、整備兵の女性達を口説こうとするモンシアの姿に呆れて。
- 「自分はおります」
- 第4話でコアファイターで帰艦するコウを妨害し、失態を犯すかなんとかするかでモンシアとベイトが賭けをする場面での台詞。この辺り二人とは違う実直さが表れている。
- 視聴者からは「おりるのではなく、止めろよ」と突っ込まれる場面だが、長い付き合いで無駄だと分かっていたからだろう。階級は向こうの方が上だし。
- 「キース落ち着け!突破されなければこちらの勝ちだ!」
- 第5話で狼狽えるキースを宥めた時の台詞。敵の撃破が目的ではなく敵をあくまで通さないことが自分達の目的であると言い聞かせた台詞。
- 他の二人がバカにしているキースを気遣うなど彼の人柄が見える台詞で、スパロボでは戦闘の台詞にも用いられている。
- 「コイツらはプロだ! 今までのヤツらじゃない!」
- 第9話でデラーズ・フリート本隊と初めて交戦した際の台詞。
スパロボシリーズの名台詞
- 「それに、連邦のどこかに似た名前の部隊があったような気が…」
- アイビルスート第10話における「αナンバーズ」に決定した際の「似た名前」とはガンダム・センチネルの「α任務部隊」のこと。
- なお、ツグミ・タカクラが指摘した「さらに、かなり昔に似たような名前の特殊部隊が存在した記憶があるんですが…」の件はロシアの特殊部隊「アルファ部隊」のこと。
搭乗機体
- ジム・キャノンII
脚注
- ↑ Character、機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY、2022年2月3日閲覧。
資料リンク