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2013年12月26日 (木) 11:56時点における版
Gファイター(G-Fighter)
- 登場作品:機動戦士ガンダム(TV版)
- 分類:支援用重戦闘機
- 型式番号:不明
- 全高:不明
- 重量:不明
- 動力:核融合炉
- 装甲材質:ガンダリウム合金(ルナ・チタニウム合金)
- 開発:地球連邦軍
- 所属:地球連邦軍
- 主なパイロット:セイラ・マス、スレッガー・ロウ、ハヤト・コバヤシ、他
地球連邦軍が開発した支援用重戦闘機。「Gメカ」や「Gパーツ」とも呼ばれる。ガンダムの行動範囲の拡大を図って開発されており、単体の戦闘機としても運用可能となっている。前部であるAパーツと後部であるBパーツで構成されており、その内部にガンダムを収納して輸送し、目標地点へ到達すると分離(「ボルトアウト」と呼ばれる)する。コクピットはAパーツに設けられている。また、Aパーツにはキャタピラも取り付けられている。さらに、サブ・フライト・システムとしても運用可能で、上部にモビルスーツを1機乗せる事が出来る。上部に乗るモビルスーツはガンダムというのが半ばお約束であったが、理論上は(重量制限が許す限りであれば)ガンダム以外のモビルスーツを搭乗させる事も可能である。
本機はマチルダ・アジャン率いるミデア輸送部隊によってホワイトベースへ搬入され、その後、もう1機がジャブローにて搬入された。パイロットはセイラ・マスとスレッガー・ロウが務め、アムロ・レイのガンダムを支援している。スレッガー機はソロモン攻略戦でビグ・ザムに特攻して大破し、セイラ機もア・バオア・クー攻防戦で損傷し、放棄された。
本機はTV版でのみ登場しており、劇場版では代わりに「コアブースター」が登場している(しかしTV版フィルムの流用から、一瞬だけGファイターが写ってしまっている)。
なお、『トニーたけざきのガンダム漫画』では度々セイラさんが乗りたがっている(同作では劇場版準拠でコアブースターが配備されているため)。
その他メディア
近藤和久のコミカライズ版「機動戦士ガンダム0079」ではデザインがかなり変更されている。パーツごとの分離はせず、Gディフェンサーのようにガンダムの背部に合体するようになっている。また複座式の量産型が存在する。
各ドッキング・パターン
- Gアーマー
- Gファイターの内部にガンダムを収納した状態。U.C.0088時には本機のコンセプトを単体で再現した機体であるΖΖガンダムが実戦に投入されている。
- Gブル
- GファイターのAパーツとガンダムのAパーツ、コアファイターで構成された戦車形態。ガンダムの腹部側が前となる。ビームキャノンが使えるため、火力は高い。ちなみにビームライフルも装備しているが、こちらはガンダムのBパーツに搭載されているジェネレーターが必要とされるため、使用不可。
- Gブル・イージー
- Gブルからコアファイターを外した状態。こちらはGファイターの機首側が前となる。
- Gスカイ
- GファイターのBパーツとガンダムのBパーツ、コアファイターで構成された戦闘機形態。基本的にはコアファイターの機動性や航続距離を向上させているだけで、火力はコアファイターと大差ない。
- Gスカイ・イージー
- コアファイターにGファイターのBパーツを直接取り付けた状態。本来はサイズが合っていないはずなのだが、後にアダプターを介して取り付けられているという設定が付加された。劇場版のコアブースターの原型でもある。
- ガンダムMAモード
- ガンダムにGファイターのBパーツを上下逆にして取り付けた状態。「ガンダムの上半身に戦闘機(Gファイター)の下半身」という、リアルロボットにしてはかなり特異な外見だが、見かけに反して性能は高く、モビルアーマー並みの機動性を持つと言われる。これが正式な名称と言うわけではなく、他にも「ガンダム・スカイ」などと呼ばれる事もある。ビグロの速度に脅威を覚えたアムロが対抗策としてザクレロとの戦闘時にのみ使用した。
- ガンダム+Gファイター
- サブ・フライト・システムとしてガンダムを上に乗せた状態。正確にはドッキングではないが、便宜上ここに記載。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- PSのCB版において、Gパーツを入手することでガンダムがGアーマーに変形できるようになる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- フルアーマーガンダムとの2択で、セイラの撃墜数がアムロより多いと入手できる隠し機体。GBA版ではガンダムの分も合わせて強化パーツを8つもつけることができる為、凄まじい性能になる。さらに2人乗りで育てたいパイロットの育成ができたり精神を使えたり恐ろしいまでに使い勝手がよい。なお、PORTABLEでは2周目以降は無条件で入手できる。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 2機手に入る。リアル系では珍しくガンダムとの合体が可能で、合体後は「ガンダム+Gファイター」になる。この形態になるとガンダムとGファイターの武器が両方使用可能な上、事実上の二人乗りユニットとなり、二人分の精神コマンドが使用できるなどメリットは多い。また、今回はいないメタスの代わりに修理ユニットとしても活用できる。合体してもサイズが変わらないのが惜しいところ。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- セイラ機が登場。ミサイルランチャーに「対地」「ヒット&アウェイ」ビームキャノンに「対宙」「ビーム」特性が付いているので攻撃力の数値以上のダメージを出せる。本作では補給装置を搭載。ガンダムとは合体できない。
装備・機能
武装・必殺武器
- ビームキャノン
- Aパーツの上部に2門装備。
- ミサイルランチャー
- Aパーツの機首に2基内蔵。機首が折れて発射口を露出させる。
- 4連装ミサイルランチャー
- Bパーツの後部に2基内蔵。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- S
- Mまたは3
- OEのもの。
カスタムボーナス
- 機体と武器の地形適応を全てA、移動タイプ「空/陸」を得る。
- A PORTABLE。
機体BGM
斜線で区切られたものは、劇場版サウンドトラックでの曲名。
- 「ホワイトベース / 重力圏へ M43」
- OEでの選曲。
- 「赤い彗星 / 紅の機動兵器 M14」
- OEで連携攻撃はこちら。
対決・名場面など
- 対グフ&ドダイ
- グフ&ドダイの連携攻撃に苦しむアムロのガンダム。脚をやられ、まともに動けなくなってしまう中、補給に来ていたマチルダ・アジャンは輸送してきたばかりのGファイターの投入を指示。ハヤトをパイロットにし、脚を損傷していたガンダムを乗せてグフに再び挑み、絶妙な連携プレーでこれを撃破した。
- 対ザクレロ
- 先行させたガンタンクが苦戦するなか、アムロは宇宙での機動力を重視したMAモードで出撃。見事ザクレロの撃破に成功した。
- 対ビグ・ザム
- スレッガー機がガンダムと合体し、ビグ・ザムに対し決死の特攻を仕掛ける。射出されたクローの直撃を受けながらも、その巨体に痛手を負わせた。
- 対ゲルググ
- ア・バオア・クーの最終決戦においてセイラは新型MS、ゲルググと遭遇。「さすが新型」とその性能に感嘆しつつも、ビームキャノンの一撃で沈めて見せた。もはや彼女も立派に歴戦の戦士であることを印象付けたシーン。
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