「ジオン公国」の版間の差分
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+ | :ゲーム「ギレンの野望」シリーズに登場していた、ジオン公国から独立したオリジナル勢力。大将はキシリア。<!--スパロボOEでも名前だけで登場。--> | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == |
2013年9月22日 (日) 13:10時点における版
ジオン公国(The Principality of Zeon)
『機動戦士ガンダム』を始めとする、一年戦争を舞台としたガンダムシリーズの敵勢力。
ジオン・ズム・ダイクンを中心に設立した「ジオン共和国」を、ダイクンの死後デギン・ソド・ザビが反対派を一掃した上で独裁政治体制をしき、「ジオン公国」として名称変更し、自らを「公王」として君臨した。
その後デギンの長男ギレンが権力を掌握、後に一年戦争と呼ばれる地球連邦との戦争を開始した。しかし戦況は思わしくなく、ア・バオア・クー攻防戦までに支配者ザビ家の主だった人物が死亡したため、地球連邦に屈することになった。
戦後、ジオン公国は再び共和制に移行するも、デラーズ・フリートやネオ・ジオンなど、旧公国の再興を掲げる勢力は後を絶たず、連邦軍はそれらの掃討に追われることになる。
そして宇宙世紀0100年、ジオン共和国の自治権は地球連邦政府に返還され、これを持ってジオンは事実上消滅する事となった。
しかし、ジオン残党はまだ残っており、『機動戦士ガンダム F90』と『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122(未参戦)』にて、オールズモビル(火星独立ジオン軍)と結成。0120年から0122年の2年間に連邦軍と対立するが、結果的に鎮圧され、ジオンは完全に消滅した。
0153年(Vガンダムの時代)はザンスカール帝国の影響が全くない上に、すっかり片田舎となっている。
人物
- デギン・ソド・ザビ
- ジオン公国公王。
- ギレン・ザビ
- ザビ家長男。ジオン公国総帥。
- キシリア・ザビ
- ザビ家長女。突撃機動軍司令。
- ドズル・ザビ
- ザビ家三男。宇宙攻撃軍司令。
- ガルマ・ザビ
- ザビ家四男。地球北米方面軍司令。
- ミネバ・ラオ・ザビ
- ドズル・ザビの娘。ザビ家最後の正統後継者。
関連地名
関連組織
- ジオン軍
- ジオン公国の軍隊。ジオン公国軍とも称する。
- ザビ家
- ジオン公国を支配する一族。
- フラナガン機関
- ジオン公国のニュータイプ育成機関。
- ジオニック社
- ジオン軍のモビルスーツを主に開発・生産した企業。後にアナハイム・エレクトロニクス社に吸収される。
- 正統ジオン
- ゲーム「ギレンの野望」シリーズに登場していた、ジオン公国から独立したオリジナル勢力。大将はキシリア。
- 新生ジオン
- ゲーム「ギレンの野望」シリーズに登場していた、ジオン公国から独立したオリジナル勢力。大将はガルマで、ドズルもその一員。
登場作品と役柄
基本的に一年戦争時のジオンをある程度忠実に再現したのは第3次とGC・XOぐらい。大抵は残党としてネオ・ジオンやデラーズ・フリートなどの後身の組織に人員や機体が所属している。
COMPACTでは、「初代ガンダムにおける一年戦争がメガノイド戦役、Ζにおけるグリプス戦役が一年戦争前半」という世界観であるため、特殊な扱いがなされている。
本編前はコロニー国家のひとつとして、地球連邦と手を結びムゲ帝国やメガノイドに対抗した。終戦から一年後、地球連邦と「一年戦争」を勃発させたが、ゲーム本編中にギレン・ザビとキシリア・ザビがシャア・アズナブルに暗殺され、ハマーン・カーンによってネオ・ジオンとして再編される。なお、上記の世界観ゆえネオ・ジオンやデラーズ・フリートなどの原作における後身組織の人材・機体が「ジオンの人材・機体」として名を馳せている。
- 第3次スーパーロボット大戦
- ジオン公国の名称は登場しないが、本作ではギレンがDC総帥で、ザビ家がDCの実権を掌握している為、DCが原作におけるジオン公国の役割を担う。
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 本編前から序盤における敵国。舞台がバイストン・ウェルから地上に移った後で、ネオ・ジオンに再編される。
- スーパーロボット大戦R
- 出雲銀河の父が取材した国として名前のみ登場する(ただしジオン共和国の方)。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 一年戦争を前半部の舞台としているため、結構忠実に再現されている。また、今作ではギガノス帝国と同盟を結んでおり、後半では星間連合とも手を組む。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
補足
ジオン共和国の自治権返還に関して、『機動戦士ガンダムUC』ではUC0096年時点で既定されていた事項であるのに対し、漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』ではUC0099年時におけるネオ・ジオンおよびヌーベルエゥーゴ共同軍の武装蜂起事件における責任を取らされる形で施行されたという相違点がある。
余談
- 「ジオン」の英語綴りは当初、ローマ字読みをそのまま当てはめた「ZION」だった。しかしこれが実在の「ユダヤ人祖国回復運動(シオニズム Zionism)」と同名同綴りだったため、問題視されるのを恐れたバンダイ・サンライズの自主規制によって現在の表記に改められた。
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