「ハイネ・ヴェステンフルス」の版間の差分

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:残念ながら非戦闘員の上、やはり原作通りに死亡する。しかも登場するのはセツコ編のみでランド編では全く登場しない。[[グフイグナイテッド (ハイネ専用)|グフ]]の調子が悪いらしい。ただし、内部データには彼のパラメータなどが存在し、[[カットイン]]まで用意されている(上述の死亡シーンが元)。また、その気さくな性格故か女主人公の[[セツコ・オハラ]]との絡みも用意されており、彼女からも良き先輩として見られていた。彼がステラに撃墜された直後の[[インターミッション]]での[[バザー]]には、彼の物と推定される[[強化パーツ]]「FAITHの証」が30[[BS]]という破格の安値(売ると100[[BS]]で引き取ってくれる)で売りに出されている。
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:なお、本作ではシン、カミーユ、セツコに指示を出しながら[[ガイアガンダム]]を追い込みその際にアークエンジェル隊の介入を受けるという流れになっておりガイアが撤退した後に後退しようとしたアークエンジェル隊をハイネが「ブリッジで見てるだけじゃ物足りなくなった」と言って**グフの調子が悪いにも関わらず**出撃した末に上空からのギンガナム艦隊からの攻撃に巻き込まれて戦死するという物になっている。従って本作での彼は原作と比べると自業自得とも取れる死に方をしていたりする(実際彼にトドメを指すのもガイアでもフリーダムでもなかった)。…にもかかわらずミネルバ隊の面々はこの一件をすべてアークエンジェル隊のせいにしてしまっている。
 
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:スペシャルシアター『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』で原作の[[ガイアガンダム|ガイア]]に撃墜されるシーンが再現されている。台詞は無い(断末魔は「!!」と表示される)。
 
:スペシャルシアター『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』で原作の[[ガイアガンダム|ガイア]]に撃墜されるシーンが再現されている。台詞は無い(断末魔は「!!」と表示される)。

2013年9月1日 (日) 01:43時点における版

ハイネ・ヴェステンフルス(Heine Westenfluss)

第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に参加したエースパイロットで、FAITHに任命されている。愛機はパーソナルカラーであるオレンジに塗装されたブレイズザクファントムグフイグナイテッド。非常にフランクな性格で、配属早々他のメンバーにあっさりとなじんで見せた。

ダーダネルス海峡戦においてガイアガンダムと交戦中に、フリーダムガンダムの戦闘介入を受けグフは損傷。そしてフリーダムに気をとられたところを背後から、フリーダムを攻撃しようとしたガイアのビームブレイドを受け機体を真っ二つにされ死亡した。その際は青空にハイネの笑顔が浮かぶ演出がなされ、そのシュールさが何とも言えない笑いを誘った。

声優を務めたのは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のOPを歌った「T.M.Revolution」のボーカルである西川貴教氏。前作『機動戦士ガンダムSEED』のミゲル・アイマン役に続くアニメ出演で、ハイネのパーソナルカラーであるオレンジもミゲルと同様のもの。「ハイネ」は西川氏がバンドLuis-Maryのボーカル時代の芸名「灰猫=haine」に由来し、「ヴェステンフルス」はドイツ語で「西の川」(Westenfluss)を意味する。搭乗機のグフイグナイテッドという名前もOP曲のタイトル「ignited」からとられた。

声優の西川氏のスケジュールの都合もあってゲストキャラクターの側面が強く、明らかな無駄死に感が強い彼だが、ボンボンで連載された高山瑞穂による漫画版においては鬼神の如き活躍を見せ、ステラの攻撃からシンを庇い壮絶な最期を遂げる。また、久織ちまきによる漫画版「THE EDGE」では登場が若干速く、アスランの相談役の面が強調されている。

「T.M.Revolution」が手掛けた『ガンダムSEED』シリーズの曲を集めたCDが、ガンプラ生誕30周年を記念して発売されるにあたり、付属品としてハイネ専用機のデスティニーガンダムが新たに設定されている。武装はオリジナルと同一で、機体色と光の翼の色がハイネのパーソナルカラーであるオレンジに変更されている。デスティニーを主力とする「コンクルーダーズ」という特殊部隊に配備される予定だったがパイロットであるハイネが戦死した為、計画が頓挫してしまった、と設定されている。

登場作品と役柄

西川氏はガンダムSEED関連のゲームでは、ミゲル役も含めた音声収録に参加している。しかしスパロボでは現在のところ音声収録は行われておらず、音声付き作品ではイベント戦闘に登場するのみのキャラクターとなっている。ただしKでは初の生存フラグが存在するほか、後発のLでは序盤から仲間に加わり、その後も無条件で生き残る。このように、据え置き機に代表される音声付き作品と、携帯機に代表される音声無し作品とで扱いがかなり変わるキャラであるとも言える。…しかし今まで音声が付かなかったおかげで参戦できた任天堂携帯機もUXでついに音声が付いてしまったので、以降の作品がすべて音声付きになってしまう場合はますます参戦が危まれる(ちなみにUXは原作終了後という設定ゆえ、既に死亡している扱いのようで登場しない)。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
残念ながら非戦闘員の上、やはり原作通りに死亡する。しかも登場するのはセツコ編のみでランド編では全く登場しない。グフの調子が悪いらしい。ただし、内部データには彼のパラメータなどが存在し、カットインまで用意されている(上述の死亡シーンが元)。また、その気さくな性格故か女主人公のセツコ・オハラとの絡みも用意されており、彼女からも良き先輩として見られていた。彼がステラに撃墜された直後のインターミッションでのバザーには、彼の物と推定される強化パーツ「FAITHの証」が30BSという破格の安値(売ると100BSで引き取ってくれる)で売りに出されている。
なお、本作ではシン、カミーユ、セツコに指示を出しながらガイアガンダムを追い込みその際にアークエンジェル隊の介入を受けるという流れになっておりガイアが撤退した後に後退しようとしたアークエンジェル隊をハイネが「ブリッジで見てるだけじゃ物足りなくなった」と言って**グフの調子が悪いにも関わらず**出撃した末に上空からのギンガナム艦隊からの攻撃に巻き込まれて戦死するという物になっている。従って本作での彼は原作と比べると自業自得とも取れる死に方をしていたりする(実際彼にトドメを指すのもガイアでもフリーダムでもなかった)。…にもかかわらずミネルバ隊の面々はこの一件をすべてアークエンジェル隊のせいにしてしまっている。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
スペシャルシアター『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で原作のガイアに撃墜されるシーンが再現されている。台詞は無い(断末魔は「!!」と表示される)。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
ボイスが不要なのを逆手に取ったのか今回は初の生存フラグが存在する。ガイアやフリーダムとの交戦そのものがカットされるため、中盤のメサイア戦まで敵として登場。主人公達と敵対はしていたが、デスティニー・プランに対しても懐疑的で、盲目的にデュランダルを信じてはいなかった。メサイア戦でアスランで一度交戦した後、説得するとその場で味方になる。なお、説得せずに撃墜することも可能だが、倒すと死亡してしまう上、得られる資金やパーツも大した物ではない。能力値は同じグフに乗るイザークとどっこいどっこい(ただし、精神コマンドはやや支援向き)。さほど頻繁というわけでもないが、一応後々の会話シーンなどにも出てきて会話に絡むため全くの空気、というわけでもない。戦力的にも会話シーン的にも凡庸だが、原作や今までのスパロボでは(主に声優の関係で)いつも出番が少ない&戦死確定キャラだったため、それを考えると扱いは良いほうだと言える。
スーパーロボット大戦L
今回は序盤からブレイズザクファントムに乗って参戦。その後ミネルバクルーとして行動しベルリン戦の直前にグフイグナイテッドを入手する。今回は無条件で生き残るほか、能力値もそこそこ高く、レベル1止まりだが指揮技能を持つため使いやすい。何より激励の存在が有難い。さらに会話等での出番も多く、あらゆる面で凡庸だったKの頃に比べ扱いが良くなっている。総じて本作は現時点で最も扱いの良い作品といえる。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
戦闘要員としてグフイグナイテッド (ハイネ専用)に乗って敵として現れるが、戦闘中に一切声を発しないので、違和感たっぷりである。

単独作品

スパロボ学園
ユニットデータとして、グフイグナイテッドと一緒に参戦するが、何故か専用カラーのザクに搭乗しているデータも存在している。スタッフにハイネ贔屓がいるのだろうか。上記のLのデータ元の可能性もある。

人間関係

キラ・ヤマト
結果的にキラの見境の無い行動が原因でハイネは命を落とすことになってしまった。
アスラン・ザラ
同僚。ザフトに復帰したものの、軍人としてのあり方に苦悩するアスランに助言する。
シン・アスカ
部下。アニメ版では大した絡みはないが漫画版では彼を庇って死ぬことになる。
ルナマリア・ホークレイ・ザ・バレル
部下。
ギルバート・デュランダル
上司。原作では彼の命令でミネルバ隊に配属されている。彼の思想については原作ではどう思っていたか不明だが、Kでは彼のやり方にはついていけないところがあったことやデスティニープランに関しても懐疑的だったことが説得の際に語られる。Lにおいても最終的にはデスティニープランに反対し、敵対することになる。
ステラ・ルーシェ
最後は彼女に討ち取られる。
イザーク・ジュールディアッカ・エルスマン
原作ではプラント防衛戦の際に共に戦った程度であるが、Lではユニウスセブン破砕作業から共に参加している(その際、イザークから年上という事で敬語で話されたが、直後にタメ口でいいと返答した)。また、アニメでは後に彼の部隊の所属と思われるハイネ隊の面々がジュール隊と共に宇宙での戦闘に参加していた。

他作品との人間関係

セツコ・オハラ
Zでは彼女にとってもよき先輩だったが仲良くなった直後にハイネは戦死してしまい、トビーやデンゼルを失ってショックを受けていた彼女の心に更に影を落とした。
カミーユ・ビダン
Zでは彼とシンの窮地を救う。
ツワブキ・ダイヤ
Lでは序盤にLOTUSに同行していた際、彼にも固くならずに接するよう提案。真っ先に打ち解ける。
早乙女アルト
Lでは一旦LOTUSと別れる際、彼に後述のアドバイスを残した。

名台詞

「じゃあお前、どことなら戦いたい?」
アニメにてオーブと戦う事を渋るアスランに対して。実に的を射た的確な質問である。Lではエンジェルダウン作戦時、アークエンジェルと戦う事を渋るアスランに対して発言した(とは言え、この時シンを含めた殆どのメンバーがアークエンジェルと戦う事を渋っていたが)。
「割り切れよ。今は戦争で俺たちは軍人なんだからさ。でないと、死ぬぜ」
上の質問に答えられなかったアスランに対して。アスランとは対照的に彼の精神的なタフさが伺える台詞だが、次であっさりと自分自身が死んでしまうのだからやりきれない。
「ザクとは違うんだよ、ザクとは!!」
言わずと知れたランバ・ラルの名台詞のオマージュ。若者らしく若干ニュアンスが変わっていることに注目。ガンダムファンを自認する西川が、本編では実に嬉しそうに言っているのが印象的。グフに乗ったからには絶対に言ってみたかった一言だろう。高山版ではさらにインパルスガンダムの危機の際に駆けつけた際に発言したために非常に印象的に残る。
「便所掃除3回!ブリーフィングに遅刻した罰なら、そんなもんでしょ」
高山版における台詞。ブリーフィングに遅れたシンがアスランに叱られた際、この言葉で二人の間を上手く取り持った。その後、ハイネの死後にシンが黙々と便所掃除を続けるシーンがあるのが感慨深い。
「ふっ… だーかーら、ハイネだって…」
これも高山版において。ステラの攻撃からシンを庇った際の散り際の台詞。それまで立場の差を弁えて「ヴェステンフルス隊長」と呼び続けていたシンに対して度々こう言っていたが、最後の散り際に「ハイネーッ!!」と絶叫するシーンが印象深い。

スパロボシリーズの名台詞

「違うだろ?そこは笑うところだぜ?」
Kでとうとうやってしまった中の人ネタ。今作にも使用されている『Zips』の歌詞に由来。
「俺達コーディネイターの科学力も真っ青だぜ」
Kにて。周りの現象があまりにも現実離れしすぎて居る為言った皮肉。
「…お前の言う通り、議長のやり方は俺も割り切れないところがあった…」
「人類を救済すると言いながら、計画に逆らう者はすべて排除する…」
「こんなひどいやり方で、人類を救えるわけがない!」
Kの19話後編でアスランに説得されたときの台詞。この直後に味方となる。
「アルトには、恋にかまけて任務をお留守にすんなって伝えといてくれ」
Lの序盤に一旦LOTUSと別れた際、アルトに向けて残したアドバイス。彼の恋を心配している様子も伺える。ちなみにこの台詞、T.M.Revolutionの代表曲の1つ『HOT LIMIT』の歌詞が元ネタ。
「当たり前だろ?ザクとは違うんだよ、ザクとは!」
Lのベルリン戦前にグフを受領して。戦闘中でなくIM会話の時に発言する等アレンジされている。ちなみにザクと違って飛べるので確かに使いやすくなる。
「さすがにこの場面で割りきっちゃ駄目だよな……!」
Lにてラビッドシンドロームを発症させたゴオ用の戦闘台詞。

搭乗機体・関連機体

ブレイズザクファントム
プラント防衛戦の際に搭乗。
グフイグナイテッド (ハイネ専用)
メイン搭乗機体。
デスティニーガンダム
上記の通り、彼専用のオレンジ主体の機体色を持つが、戦死してしまったために結局乗ることはなかった。