「シャクティ・カリン」の版間の差分
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− | + | 当初は争いに酷く怯え、ウッソや自身の育ての親への依存の強さから、「脆さ」の目立つキャラクターであったが、マリア主義に傾倒した上にモビルスーツで戦って狂気染みた性格になっていった[[カテジナ・ルース]]とは対照的に、自らの意志を決して曲げない芯の強い人物へと成長している。しかし、シャクティ自身が元々持っていた「善意」と合わさった結果、時として考えの浅い迂闊な行動が目立つ様にもなっており、その結果としてウッソを初めとする少なからぬキャラを危機に陥れてしまったり、死人が出てしまう事も少なくなかった(その最たる例がウッソの母である[[ミューラ・ミゲル]])。 | |
もちろんシャクティ自身が手を下した訳でも、悪気がある訳でもなく<ref>事実、[[ミューラ・ミゲル|ミューラ]]の死の際は、[[トラウマイベント|自らの行動が原因で彼女を死なせてしまった事]]を深く悲しんでいた。</ref>、彼女がまだ11歳の子供である上に「民間人の少女」としての視点でしか戦争を見れなかった点、戦争を強く否定しながらも育って来た環境が特殊だった点等を考えると、ある程度は致し方なかった面もある。何より「戦争を最後まで否定する」という意志に基づいた行動を一貫して取ってきた彼女だからこそ、ストーリーを大団円に導けたのも事実である。良くも悪くも、『Vガンダム』と言う作品を象徴するヒロインと言えるだろう。 | もちろんシャクティ自身が手を下した訳でも、悪気がある訳でもなく<ref>事実、[[ミューラ・ミゲル|ミューラ]]の死の際は、[[トラウマイベント|自らの行動が原因で彼女を死なせてしまった事]]を深く悲しんでいた。</ref>、彼女がまだ11歳の子供である上に「民間人の少女」としての視点でしか戦争を見れなかった点、戦争を強く否定しながらも育って来た環境が特殊だった点等を考えると、ある程度は致し方なかった面もある。何より「戦争を最後まで否定する」という意志に基づいた行動を一貫して取ってきた彼女だからこそ、ストーリーを大団円に導けたのも事実である。良くも悪くも、『Vガンダム』と言う作品を象徴するヒロインと言えるだろう。 |
2021年2月15日 (月) 01:31時点における版
シャクティ・カリン | |
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外国語表記 | Shahkti Kareen |
登場作品 | |
声優 | 黒田由美(現:市原由美) |
デザイン | 逢坂浩司 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦G |
SRWでの分類 | サポートユニット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(スペースノイド → アースノイド) |
性別 | 女 |
年齢 | 11歳 |
出身 | サイド2コロニー・アメリア → カサレリア |
所属 | 民間人 |
特技 | カルルの好きなミルクの温度がわかる |
趣味 | フランダースと散歩、花の世話 |
概要
カサレリアに住む、ウッソ・エヴィンの幼馴染みの少女。そして隣人でもある。
ウッソと共に平穏な暮らしをしていたが、ザンスカール帝国の地球侵攻によって自身も否応無く戦渦に巻き込まれる事になり、やがて自らも忘れ去っていた「真実」と直面し、自分なりに戦争と向き合う事になっていく。
人物
やや気弱と言える程大人しい性格をしているが、優しく思いやりのある心の持ち主。家庭的で面倒見も非常に良く、年下の子供達の世話も進んで行い、包み込む様に接する母性的な面を作中で度々見せている。家事のみでなく医療に関しても多少ながら心得ており、包帯術や簡易的な手術をこなした事もある。
古着を着用している事から一見地味な雰囲気をしているが、小説版では容姿が優れている、気品がある等と評されている点からも、美少女として扱われている模様。また、ウッソと同様にニュータイプとして非常に高い素養を秘めており、作中当初より非常に優れた感知能力を発揮している。
当初は自分を捨てて消息不明となった「カサレリアの母」に対する依存心が非常に強く、植物のヤナギランがその母の象徴となっていた。しかし、物語の中盤にて事故に巻き込まれ、ザンスカール帝国で自らの出生の真実を知り、更には本当の母であるマリア・ピァ・アーモニアと再会したのを機に、徐々に芯の強さを発揮していく事になり、最後まで争いや恐怖政治を否定する意志を曲げようとはしなかった。
生い立ち
サイド2のスペースコロニー・アメリアで、当時は占い師として活躍していたマリアの娘として生まれ(父親は不明)、4歳の頃までは実母である彼女と叔父であるクロノクル・アシャーの三人で、貧しいながらもささやかな幸せを享受する日々を送っていた。
しかし、そんな日々もマリアの特殊な力に目を付けていたフォンセ・カガチによって壊されてしまう事になり、彼女を指導者として擁立し従わせる為の「人質」にされてしまったシャクティは、カガチに金で雇われた男女に誘拐されてしまい、そのまま地球へ降下する事になる。まだ4歳の少女であったこの時のシャクティは、記憶があやふやになっており(マリアに子守唄として聞かされていた「ヒナゲシの旅の向こうに」の歌詞だけはうっすらと覚えていた)、何も事情を知らなかった彼女は、金目当てで自身を誘拐した男女が「実の両親」であると誤解してしまう事に繋がっている。
地球へ降下してから直ぐに、「父」と信じていた男は病死。「母」と信じていた女も8歳の頃に金を持ち逃げする形で失踪してしまい、失踪の真実に気付いていたと思われるハンゲルグ夫妻からは、自分達やウッソと共に同居する事を提案される。しかし、彼女が帰ってくると信じようとしていたシャクティは[1]、あくまでも自分の家で一人待ち続ける事を主張。心配する夫妻に援助を受けながらも家で暮らし続け、失踪から3年の間に夫妻も身を隠したのを機に、家でウッソと共同生活を始め、母の帰りを待ち続ける事になる。
劇中の活躍
家を出て3年間も戻っていない母親の帰りを待ち続ける中、ウッソと共にザンスカール帝国の地球への降下・侵攻作戦に巻き込まれる事になり、それを切っ掛けにウッソがなし崩し的にリガ・ミリティアに関わってカサレリアから離れてしまう事を快く思っていなかった。その後、自身もカサレリアから離れた事で、一時期半ば自暴自棄に陥っており、カサレリアの「ひなげしの花」[2]を必死に植えながら、泣き叫ぶカルルをなだめようともせず涙を浮かべるシーンはシャクティの心を表現していると言える。
その後、ウッソが両親探しに宇宙に上がったことで、シャクティ自身もウッソに刺激を受けて密かにリーンホースに乗船する。しかし、宇宙でのザンスカール帝国との戦闘で艦が損傷したのが原因で宇宙に投げ出され、宇宙漂流する中でザンスカール帝国のパトロール艇に助け出されるのだが、ここにきて唐突に彼女の素性が判明。シャクティはザンスカール帝国の女王となっていたマリアの娘であり、何度も顔を合わせたクロノクルの姪(シャクティにとっては叔父さん)という事実が判明する。マリアやクロノクルの事を忘れてしまった事も重なり、この事実をシャクティも直ぐに受け入れられなかったが、ザンスカール帝国本国で久方ぶりにマリアと再会。彼女が女王として以前とかけ離れた生き方をしている事実から、頑なに信じる事ができなかったが、マリアのシャクティに対する愛情は本物であり、シャクティもそれを感じ取って以後は母を受け入れた。
この出来事を経たシャクティは女王マリアの娘という自覚に目覚め、争いを無くすべく自分から率先してザンスカール帝国に赴く事が多くなり、ウッソ自身もそんなシャクティの行動にとまどいを感じていたが、やがてエンジェル・ハイロゥというザンスカール帝国の最終兵器の存在に関わることでウッソ自身もシャクティの行動を認め、その手助けをする。そんな中で、母マリアは戦場でタシロ・ヴァゴに銃撃されてしまう形で死亡し、その意思を継ぐ形で母の願いと自分の願いを一心に受け止めたシャクティはエンジェル・ハイロゥで祈り、憎しみや妬みが支配する戦場をエンジェル・ハイロゥの力を使って鎮めた。
ザンスカール戦争終結後は、地球のカサレリアに戻り、ウッソ達と共に元の日常生活に戻っている。ザンスカールに保護されて以降は薄緑色の洋服を着ていたが、カサレリア帰還後はかつてと同じ古着に戻っている。
キャラクターとしての総評
これまでの宇宙世紀のガンダム作品に登場するヒロイン達の多くは、ガンダムタイプのモビルスーツに乗って戦う主人公と共に、モビルスーツのパイロットやオペレーター等といった形で戦争を乗り越える展開が定番であったが、シャクティの場合は立ち位置こそ変われど、「最初から最後まで決して戦わず戦争を否定する」というスタンスをとった珍しいタイプのヒロインである[3]。
当初は争いに酷く怯え、ウッソや自身の育ての親への依存の強さから、「脆さ」の目立つキャラクターであったが、マリア主義に傾倒した上にモビルスーツで戦って狂気染みた性格になっていったカテジナ・ルースとは対照的に、自らの意志を決して曲げない芯の強い人物へと成長している。しかし、シャクティ自身が元々持っていた「善意」と合わさった結果、時として考えの浅い迂闊な行動が目立つ様にもなっており、その結果としてウッソを初めとする少なからぬキャラを危機に陥れてしまったり、死人が出てしまう事も少なくなかった(その最たる例がウッソの母であるミューラ・ミゲル)。
もちろんシャクティ自身が手を下した訳でも、悪気がある訳でもなく[4]、彼女がまだ11歳の子供である上に「民間人の少女」としての視点でしか戦争を見れなかった点、戦争を強く否定しながらも育って来た環境が特殊だった点等を考えると、ある程度は致し方なかった面もある。何より「戦争を最後まで否定する」という意志に基づいた行動を一貫して取ってきた彼女だからこそ、ストーリーを大団円に導けたのも事実である。良くも悪くも、『Vガンダム』と言う作品を象徴するヒロインと言えるだろう。
また、彼女は高いニュータイプの素質を持ちながらも、これまでの宇宙世紀のストーリーにおけるニュータイプのキャラクター達と異なって(経緯は様々であるが、殆どがニュータイプの力を「戦い」にしか利用出来なかった)、争いを否定する意志を最後まで貫き、その力を争いを鎮める為に行使している。遠い過去の時代、ニュータイプだったとされるヨハン・イブラヒム・レビル将軍は「ニュータイプというのはな、戦争なんぞせんでもいい人間の事だ」と語っていたが、ある意味ではシャクティ・カリンという人物こそが「ニュータイプとしての正しいあり方」について、最も明確な形で示したとも言えるだろう。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初登場作品。非戦闘キャラだが、ストーリー開始時とエピローグのナレーションを担当するため印象に残る。プレイヤー側の人間の中では最も「普通の民間人」である事を主張しているキャラクターの為か、『第2次G』は彼女の視点から見た物語として語られている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 非戦闘キャラ。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 『α』からグラフィックが修正された。ジュピトリアンに加担の罪を疑われてティターンズに指名手配される身となり、プリベンター本部に保護されていたが、ウッソが心配でプリベンター本隊に合流する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 最終決戦でエンジェル・ハイロゥを使って地球の人々の声を届けて、ベルフェクティオの恐怖に侵されたブルー・スウェアの窮地を救った。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 原作どおりエンジェル・ハイロゥへ行く。その破壊ステージではあるマスに入ると救出イベントが発生する。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SSRサポートユニット。2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」ではヤザンと交渉を行う。
ステータス
サポートアビリティ
- ウッソの幼なじみ
- SSR。WAVEが進むごとに攻撃力、命中率アップ。
人間関係
- ウッソ・エヴィン
- 幼馴染み。ウッソと同じく両親を待ち続けている間柄。「両親と子」との関係は『機動戦士Vガンダム』のテーマである。
- ハンゲルグ・エヴィン、ミューラ・ミゲル
- 幼馴染みの両親で、家族ぐるみの付き合いをしていた。自身が母と信じていた女性に捨てられた真実に気付いていた様で、シャクティに自分達と共に暮らさないかと提案しているのだが、シャクティはあくまでも母は帰ってきてくれると信じ、家に居続けている。その後もシャクティの事を気にかけ、援助を行っていた。その為か、ハンゲルグは彼女の素性を知った事で一時危険視した事はあっても、シャクティを大切に思うウッソへの配慮もってか最、後まで彼女に危害を加えようとはしなかった。
- マリア・ピァ・アーモニア
- 母親。ザンスカール収容後のDNA鑑定で判明する。
- シャクティは「私の母は、カサレリアのお母さんだけです。」と、その事を拒否して受け入れなかった。しかし、やがて母を認め、その意思を継ぐ。
- クロノクル・アシャー
- 叔父(シャクティ曰くおじさん)。最初は優しく手を差し伸べてくれるおじさんと感じていた。しかし、野望に魅せられシャクティを利用しようとする意思を感じ、銃を向けた。
- なお、クロノクルはシャクティを姪と知った時には「市井の女性であった頃の姉マリアと関係のあった男たちには、肌の黒い者は居なかった」と回想している。
- カルルマン・ドゥカートゥス
- ウーイッグで戦争孤児となった赤ん坊。シャクティが母親代わりとなり、カルルマンもシャクティの存在を感じ取った。
- マーベット・フィンガーハット
- リガ・ミリティアの人間。シャクティやウッソと通じ合うことで、自身の生き方を変える。
- カテジナ・ルース
- ウッソに恋心を抱くあまり、ウッソが憧憬を向ける彼女がウッソ宛てにしたためた手紙を隠す等、内心では彼女に嫉妬していた節もあった。実は「義母」と「実母」の違いはあるものの、「身勝手な母親に捨てられた」という共通点がある。
- 最終話において、カサレリアで再会したカテジナの事を「道に迷った旅人」と、ある意味で的確に評している。
- なお、ことぶきつかさ氏のギャグ漫画『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』では、彼女に引導を渡している。
- フォンセ・カガチ
- 自身の素性が発覚した後に「ザンスカールの姫」として丁重に扱うが、実はマリアやクロノクルと引き離そうと金でカサレリアの両親を雇い誘拐させた張本人。自身をマリアの娘として受け入れたのも、彼女のニュータイプとしての優れた素養に目を付けたからであり、最終的にエンジェル・ハイロゥのキーとして利用される事になった。
- しかし、カガチの陰謀によってウッソと出会い惹かれあう事になったというのは、何とも皮肉すぎる話である。
- カサレリアの母
- シャクティが母と信じていた女性だが、実は金目当てでカガチに雇われる形で自身を誘拐した男女の女。
- 男の方は地球への降下後にすぐ死亡し、その4年後にはシャクティの養育が面倒になったのか、金を持ち逃げする形で失踪し、シャクティを捨てている。しかし、シャクティ本人はその事実を受け入れられないようで、今でも帰ってきてくれると信じきっている。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- ハマーン・カーン
- 『D』ではエンジェル・ハイロゥでのシャクティの祈りにより全ての憎しみを吐き出すことが出来、彼女に感謝する。
- クリスチーナ・マッケンジー
- 『α』では、彼女と一緒にキャロットクッキーを焼く。
アナザーガンダムシリーズ
- トレーズ・クシュリナーダ
- 『α』では彼の手引きで母マリアと共にエンジェル・ハイロゥから脱出した。
- ガロード・ラン
- 『α外伝』では、未来世界でベルティゴにGXを大破させられ、気絶していた彼を介抱した。
- ティファ・アディール
- 『α外伝』では特別な力を持つ者同士で、歳が近い事もあり仲が良い。
スーパー系
- 葛城ミサト
- 『α』では、仕事中の彼女にコーヒーを淹れてあげた。
- 白鳥早苗
- 『D』では共に子供達の面倒をみている事もあり、仲が良い。
- おちゃめ、R・ドロシー・ウェインライト
- 『D』では、一緒に宇宙空間に放り出されベスパに囚われてしまう。
名台詞
- 「見てください!」
- 次回予告における締めの台詞。次回予告は、主役のウッソではなくシャクティの担当である。
- 本編は話が進むにつれどんどんシリアスになり苛烈極まりない展開になっていくが、反比例するように声が明るく上がっていくのが印象に残る。
- 「ウッソ…。何をやっているか分かっているの? たった2、3日で私達、故郷のカサレリアからずうっと離れてしまったわ…」
- 第1話のラストを締めくくるシャクティの台詞。Vガンダムで初出撃し勝利を得た後、はしゃぐ幼馴染ウッソの姿を目の当たりにし、不安に思って。
- 「おじさまは、私を死なせたがっている。私が本当の敵だと思っているわ」
- 最後の出撃前のハンゲルグとウッソの会話から、ハンゲルグが自分の事を危険視している事を感じ取る。確かにシャクティは敵国の女王の娘であり、ハンゲルグがそう考えるのもやむを得ないかもしれないが…。
- ただし、彼女の辛い過去の境遇についてミューラと共に知っていたハンゲルグは、戦いが終結した後に心境の変化もあったのか、彼がシャクティに対して何かをする様子はなかった。
- 「道に迷った旅人よ」
- 最終話より。『機動戦士Vガンダム』を締めくくる、変わり果てた姿になったカテジナと再会した後のシャクティの台詞。
- シャクティはカテジナに気づいていたはずだが至極自然に接し、ウッソ達にもこう答えて誰だったのかは教えなかった。
- ある意味、カテジナという人間を明確に表現した台詞の様にも聞こえる。
迷台詞
- (カ…カテ公!! この野郎、あんだけ悪事働いといてまだ生きてたか!)
(そんな事はスタッフが許してもこの私と視聴者が許すもんですか) - 前述のことぶきつかさ氏のギャグ漫画『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』のラストシーンで、全てを失い戻ってきたカテジナに道を尋ねられた際の過激なモノローグ。
- この後、シャクティはカテジナの目が見えないことをいいことに、彼女が乗るワッパに爆弾を仕掛けて爆殺して物語は終了する。
- ギャグ漫画とはいえ酷いオチではあるが、多くの視聴者の思っていた事を代弁してくれたとも言えなくもない。
スパロボシリーズの名台詞
- 「でも、わたしは思うのです。例え問題があっても平和であるということはそれだけで素晴らしいことではないかって。この平和がいつまでも続きますように…」
- 『第2次G』のエンディングより。戦後リガ・ミリティアやデビルガンダムの件は地球連邦政府によって記録から抹消されてしまったものの、やっと訪れた平和に安堵するシャクティの語りで本作は幕を閉じる。
- そんな彼女の願いは程なく起きた二度の戦乱によって砕かれてしまうが、最終的にはかつての仲間達の活躍により地球と異星の和平という形で大団円を迎えたのであった。
脚注
- ↑ と言うよりも、本当の所のシャクティ自身も、母親に捨てられた事実に気付きながらも、それを受け入れられなかったと思われる。
- ↑ 番組の挿入歌タイトル「ひなげしの旅のむこう」の元で、シャクティ役の黒田由美氏が熱唱。
- ↑ 後年の作品では『機動戦士ガンダム00』のヒロインたるマリナ・イスマイールがあてはまる。
- ↑ 事実、ミューラの死の際は、自らの行動が原因で彼女を死なせてしまった事を深く悲しんでいた。
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