「バンシィ・ノルン」の版間の差分

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:宇宙ルート37話終了後に自軍加入。
 
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:基本的に機体性能は第3次Z天獄篇と同等だが、武装面ではフル改造ボーナスで最強武器のアームドアーマーDEが強化される他、合体攻撃のツインビームマグナムが射程が下がった代わりにP属性が付き使い勝手が増し、更にはリディ自身も[[熱血]]や[[勇気]]を習得すると、相当の上方修正を受けている。
 
:基本的に機体性能は第3次Z天獄篇と同等だが、武装面ではフル改造ボーナスで最強武器のアームドアーマーDEが強化される他、合体攻撃のツインビームマグナムが射程が下がった代わりにP属性が付き使い勝手が増し、更にはリディ自身も[[熱血]]や[[勇気]]を習得すると、相当の上方修正を受けている。
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:基本的にグラフィックは天獄篇からの使い回しだが、下記の通りアームドアーマーDEの戦闘アニメに修正が入っている。その関係かは不明だが、敵対時にデストロイモードに変身するとなぜかアームドアーマーが武装から削除される。というのも、原作で覚醒カラーに変化するのは復帰後であり、敵対時に戦闘アニメを流用するとニュータイプを否定したまま覚醒するというおかしなことになってしまうのである。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==

2017年3月6日 (月) 02:21時点における版

概要

OVA版にのみ登場するバンシィの総合性能向上仕様。新たなパイロットとなったリディに合わせて調整・武装追加がなされた。

汎用性などに難があった両腕のアームド・アーマーBSとVNを撤去し、装備選択で柔軟な運用を可能にするリボルビング・ランチャー搭載型ビーム・マグナム、機動性と防御力向上のためのアームド・アーマーDE、機体とパイロットの親和性を高めるアームド・アーマーXCに変更している。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
当初は敵として登場するが、リディと共に仲間として加入する。参戦は第45話とかなり遅め。原型とは違い、敵仕様グラフィックは味方の反転。
敵ユニットとしては実質UCガンダムの中ボス格で、100000に迫るHPのおかげで耐久力こそあるものの、リディが「底力」を持っていないので与しやすい部類。
ユニコーンガンダムと違い汎用機に設定されている為、宇宙世紀パイロット及びロランが本機に乗換えが可能(つまり、かつて原型に乗っていたマリーダも乗れる)。ニュータイプ武器が無く、通常の必殺武器であるアームド・アーマーDEの射程と威力も優秀の為、援護攻撃役としては問題無い(本作の合体攻撃も援護攻撃として使用できない)。
ボス戦として使う場合、リディの精神コマンドとの噛み合わせがあまり良くない上、熱血・愛等のダメージソースがあるハマーンやマリーダを乗せた方が火力が出る為早々に乗せ換えるのが賢明…と言われるが、この場合の最大攻撃力はカスタムボーナス+エースボーナスの乗ったキュベレイより僅かに劣る。
一応、リディが乗らないと合体攻撃が使えないと言う欠点はあるにはあるが、ユニコーンとバンシィを10段階改造した時の攻撃力は6850であり、ユニコーンの必殺技である「NT-D覚醒攻撃」の7100に届かない為ユニコーンのサブとして活かすのも辛いと言う罠。リディを乗せ続けるなら「加速」があることを生かし、足の遅いスーパー系のおともに使うのがベター。
ツイン・ビームマグナムの演出でサイコフィールド内での機体全体が金色がかった色合いになる際の演出はあるものの、ユニコーン側と違いサイコフレームが虹色がかった緑に発光する所謂覚醒仕様は登場しない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
今回も終盤に差し掛かった頃と遅め。
今回はリディに熱血がついたのでボス戦でも使えると思いきや、アームドアーマーが武装として使用できず、ユニコーンガンダムとの合体攻撃も無いため、非覚醒のユニコーンガンダムの下位互換機体となってしまっている。また、隠し機体のデルタプラスの方が使い勝手が良いということも追い打ちをかけ、UC機体が余る本作では倉庫番してしまうこともしばしば。
マリーダが復帰している場合、強襲を所持しているためリディより彼女が乗ったほうが有効に使えることがある。なお、マリーダを乗せた場合は顔アイコン・カットイン共にバンシィ専用のものに変わる。
総じて、パイロット能力が強化されたリディとは反対に大幅な弱体化を受けてしまった。ただ、機体性能自体はユニコーン並みにあり、機体ボーナスも優秀、ビームサーベルの使い勝手も良好と、必殺武器が無い点に目を瞑る事が出来れば優秀と言えるので、長射程ユニットのサブで強化パーツとして振舞うという手もある。
余談だが、32話ではアンジェロが撤退、撃破されるまで無限復活するが3回目以降はHPが回復せずHP0で復活するバグがあり、この状態では攻撃を防いでも撃墜扱いになってしまう為、てかげんを掛けた攻撃でも爆散、切り払いをした後に爆散、終いには煙幕でも爆散してしまう、非常に危険なマシンとなってしまった。

単独作品

スーパーロボット大戦V
宇宙ルート37話終了後に自軍加入。
基本的に機体性能は第3次Z天獄篇と同等だが、武装面ではフル改造ボーナスで最強武器のアームドアーマーDEが強化される他、合体攻撃のツインビームマグナムが射程が下がった代わりにP属性が付き使い勝手が増し、更にはリディ自身も熱血勇気を習得すると、相当の上方修正を受けている。
基本的にグラフィックは天獄篇からの使い回しだが、下記の通りアームドアーマーDEの戦闘アニメに修正が入っている。その関係かは不明だが、敵対時にデストロイモードに変身するとなぜかアームドアーマーが武装から削除される。というのも、原作で覚醒カラーに変化するのは復帰後であり、敵対時に戦闘アニメを流用するとニュータイプを否定したまま覚醒するというおかしなことになってしまうのである。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

60mmバルカン砲
頭部に2門装備。連邦軍MSの共通装備。
ビームサーベル
両腕に2基、バックパックに2基、計4基装備されている。
『BX』では有射程武器で扱いやすい……というよりも武装が貧弱すぎてもはや生命線状態である。演出面では追加の推進機であるはずのアームドアーマーDEを投げ捨てて接近を始めるという訳のわからないことをする。
ビームトンファー
両腕のビームサーベルは展開後に腕に接続したままビーム刃を発生させることが可能で、ビームトンファーとして使う事が出来る。
ビーム・マグナム
ユニコーンのものと同型だが、下部にリボルビング・ランチャーが追加された複合兵装になっている。設定元は初代ガンダムの「スーパーナパーム」。未使用時には腕部に装着できる。5個セットのマガジンパックの予備は腰後部に1基装着。
『BX』では乱舞系の止め演出が入る……これが別個の必殺技だったらどんなにマシになったことか。
リボルビング・ランチャー
回転式弾倉型のオプション。4種のユニットで構成されている。予備弾倉はビーム・マグナム用のマガジンパック1基と選択式で腰後部に装着。
ビーム・ジュッテ
近接防御用のビームサーベルの一種。
天獄篇では合体攻撃の演出と切り払いで使用している。
ボップミサイル
小型対空ミサイル。
瞬光式徹甲榴弾(MGaAP)
着弾後一拍置いてから閃光を放ち、爆発する弾頭。
天獄篇ではアシスト武器として『リボルビング・ランチャー』として採用された他、合体攻撃の演出でも使用。
マイクロハイド・ボンブ
設置機雷。
アームド・アーマーDE(ディフェンス・エクステンション)
シールドに追加装備する攻防両方の性能を強化する増加サイコフレーム兵装。背部のアームド・アーマーXCにシールドごとマウントしてブースターとしても使用可能。
漫画『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』から逆輸入される形で登場した。
天獄篇では単体における本機の最大火力武器として採用。増速ブースターとして利用しての高機動戦闘や内蔵のメガキャノンを交えた攻撃を行う。形態によって戦闘アニメが変化し、アームド・アーマーを背中に移動して突っ込み、ビームサーベルから腕に戻したアーマーで一撃、までは同じ。ユニコーンモードではそこからメガ粒子砲を連射、デストロイモードでは背後に回りこんで一撃。トドメ演出はなし。
天獄篇でのユニコーンとの合体攻撃は両者の足並みを揃えるのが意外と面倒なため、基本的には移動後使用可能なこの武装の方が使い勝手が良い。
Vではデストロイモード時の戦闘アニメで覚醒カラーに変化するようになった。……が、リディではなく、誰を乗せた場合でも漏れなく覚醒するのが悲しい。
メガ・キャノン
アームド・アーマーDEに内蔵されたメガ粒子砲。
Iフィールド
シールド中心部の対ビーム用Iフィールド発生装置から自動で展開される。
アームド・アーマーXC(ゼノ・コネクト)
バックパックに追加された増設ジェネレーター兼サイコミュユニット。ジェネレーターの強化だけではなく、デストロイモード時には鬣状に展開・変形して頭部のブレードアンテナと連動し、搭乗するパイロットから放たれる感応波と、敵性サイコミュ機が発する感応波の送受信能力をそれぞれ増幅させる。
中央のユニットを展開させることによりビーム・マグナムやアームド・アーマーDEなどの武装をマウントすることも可能。
これの開発経緯は、ガンダムデルタカイ(SRW未登場)に搭載されていたニュータイプ能力を持たないパイロットを強化人間へ改造するサイコミュシステム「ナイトロ(n_i_t_r_o)」を発展させたものである。
原作小説版では予備のサイコフレーム(すべて使えばユニコーン型がもう一機製造出来るだけの量)をアルベルトが持ってくるため存在しない。OVA版で彼の出番が大幅に削減されたために新規に設定された物として用意された。これとDEはノーマルのBS・VNと違い正式名称が長らく不明であったが、2016年7月に発売された設定資料集「プリズマティック・モビルズ」にて判明した。
ちなみにこれはナイトロの機能を継承しているが、リディは無自覚のニュータイプであったため、実質的にサブタンクとしてしか機能していない。

特筆機能

NT-Dシステム
デストロイモード時に発動する特殊システム。表向きは「ニュータイプ・ドライブ」とされているが、真の意味は「ニュータイプ・デストロイヤーシステム」で、ニュータイプを抹殺するシステム。

オプション装備

ハイパー・ビーム・ジャベリン
漫画『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』で黒い塗装をされた本武装を装備している。

合体攻撃

ツイン・ビームマグナム
バナージ・リンクスユニコーンガンダムとの合体攻撃。原作でのネオジオング戦を意識したもので、演出に非常に力が入っている。
両者デストロイモードかつ、ノルン側はリディが搭乗していなければならず、ユニコーン側はフルアーマーであってはならない。
気合の入った戦闘アニメである反面、移動後使用不可なことに加え、両者の単体最大火力武器が移動後に使用できる(ユニコーンに至っては単体武器の方が威力自体は高い)ことなどから味方フェイズでの出番は多くないため、反撃用になりがちで使い勝手は良くない。
機体自体は汎用機にも関わらずリディが搭乗していないと使えないことも使いにくさに拍車をかけている。更にBXではオミットされている。
Vではリディ搭乗という条件は同じだが、射程1~4のP属性に変更された他、ユニコーン側も覚醒攻撃より威力が高くなったので使い勝手が大幅に上がった。

特殊能力

剣装備
ビーム・ジュッテで切り払いを発動。
盾装備 / シールド
アームド・アーマーでシールド防御を発動。
銃装備
撃ち落としを発動する。
Iフィールド
射撃のビーム攻撃を1500軽減。
NT-Dシステム
フル・サイコフレーム
『BX』で実装。気力130以上で機体性能が上昇する。なお、ユニコーンともどもユニコーンモードでは機能しないのに注意。

移動タイプ

UCガンダムなので空は飛べない。

サイズ

M

機体ボーナス

BX
  • 初期段階:照準値+5 CRT補正+10
  • 第二段階:照準値+10 CRT補正+15 射程+1
  • 第三段階:照準値+20 CRT補正+20 射程+2
  • 最終段階:照準値+30 CRT補正+30 射程+2 特殊回避15%
バンシィ・ノルンと相性がいい優秀なボーナス。射程や照準値も伸びるので狙撃機のサブに回ってさらなる強化もできる。特殊回避は高速回避の代用か。
これで必殺武器があればかなり強力なユニットになっていたことだろう。

関連機体

ユニコーンガンダム
兄弟機で試作1号機。1号機はカーディアスの思惑やバナージが搭乗したことで本来の「UC計画」からは大きく外れた機体となったが、こちらはそうした外的要因が入っていないため純粋に「UC計画」を遂行する機体と位置付けられている。
フェネクス
もう一機の兄弟機で3号機。

余談

  • 「ノルン」とは古ノルド語で北欧神話に登場する「運命の女神」の名称のことである。ノルンの中には幸運をもたらす女神もいれば、世界中に全ての悪意と悲惨な出来事をもたらす女神もいるという。後者の女神と出会った所為なのか、皮肉にもUC0120年代には開発元の企業であるアナハイム社が凋落してしまうことになる。
  • リボルビング・ランチャーに装填された瞬光式徹甲榴弾の演出等の元ネタは『機甲界ガリアン』に登場した瞬光弾(マグネシウムアロー)である。

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