「タシロ・ヴァゴ」の版間の差分
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:第46話で、エンジェル・ハイロゥから全速離脱しているにも関わらず、何故か連邦とリガ・ミリティアが自分の艦隊を追ってくるのを、マリアが敵を呼び込んだと邪推。口論の末に銃口を突き付けた際の台詞。 | :第46話で、エンジェル・ハイロゥから全速離脱しているにも関わらず、何故か連邦とリガ・ミリティアが自分の艦隊を追ってくるのを、マリアが敵を呼び込んだと邪推。口論の末に銃口を突き付けた際の台詞。 | ||
:今まで狂気の鱗片を見せてきたが、一気に正気とは思えない血走った表情を露わにする。 | :今まで狂気の鱗片を見せてきたが、一気に正気とは思えない血走った表情を露わにする。 | ||
− | :スパロボでは後半の部分が「私は死後の世界に生きている!」とアレンジされた形で大破時の台詞として使用されており、'''「「おまえは丹波哲郎かっ!」と思わずツッコミを入れたくなるセリフ」'''と言われたことも<ref>ケイブンシャ『新スーパーロボット大戦大百科』P122より。実際には「丹波哲'''朗''' | + | :スパロボでは後半の部分が「私は死後の世界に生きている!」とアレンジされた形で大破時の台詞として使用されており、'''「「おまえは丹波哲郎かっ!」と思わずツッコミを入れたくなるセリフ」'''と言われたことも<ref>ケイブンシャ『新スーパーロボット大戦大百科』P122より。実際には「丹波哲'''朗'''」と誤記。</ref>。 |
;「私は貴女を敵だとは思っていませんよ。我々の真の敵はエンジェル・ハイロゥのカガチです」 | ;「私は貴女を敵だとは思っていませんよ。我々の真の敵はエンジェル・ハイロゥのカガチです」 | ||
:第47話冒頭にて、ただし上記のやり取りの後では全く信用できたものではない。案の定、目は血走ったままで銃口も突きつけたままである。 | :第47話冒頭にて、ただし上記のやり取りの後では全く信用できたものではない。案の定、目は血走ったままで銃口も突きつけたままである。 |
2016年11月24日 (木) 00:41時点における版
概要
ザンスカール帝国の将校で、ムッターマ・ズガン(SRW未登場)と並ぶフォンセ・カガチの腹心。カイラスギリー建造の指揮を執っていた人物で、そのビッグ・キャノン構想自体も主導していたらしい。
カイラスギリー攻防戦で敗北し、更にザンスカール本国を空襲にさらしたという理由でギロチンで処刑されるところだったが、ウッソ・エヴィンらの反抗の混乱により処断は避けられた。その後はエンジェル・ハイロゥ防衛の指揮を執ることになる(処刑寸前だった人間が助かったら元通り艦隊司令というのは妙な話に見えるが、小説版では全てカガチの意向で、ギロチンと執行役人に助かるトリックが凝らされており、それをタシロも納得ずくでギロチン台に立つ描写がある)。
自ら宇宙漂流刑に処したファラ・グリフォンを保護し、配下に置くなど、野心のために様々な手をうつ。しかし、自分の防衛艦隊はリガ・ミリティアと地球連邦軍の連合艦隊により壊滅寸前となり、戦場から逃れるためカガチに反旗を翻し、女王マリア・ピァ・アーモニアを拉致するが、利用しきれずに反乱は失敗に終わった。挙句の果てに旗艦シュバッテンにウッソのV2ガンダムが取り付いた際には、逆上してマリアを射殺するという暴挙に出てしまう。それを目の前で見て怒り狂ったウッソによって、ブリッジごとビームサーベルで貫かれて死亡した。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ジュピトリアンに所属。アドラステアの艦長を務める。性格が普通なので後回しにしても問題ない。エンジェル・ハイロゥ落下後の戦闘で死亡。原作と違いマリアを手にかけない。
- ストーリー終盤のエンジェル・ハイロゥ追撃ルートのステージ「勝者と敗者に祝福を」ではタシロバグと呼ばれる資金増殖バグがある。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 役回りはPS版と変わらず。基本能力は上がっているが苦戦しないだろう。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 原作と同様。スクイードに搭乗する。強いのはタシロ自身ではなく彼の指揮能力で命中、回避率が上がる雑魚敵の方である。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 原作同様、カイラスギリーの指揮官として登場。なお、本作ではファラを本当に宇宙漂流刑にしており、彼女を保護していない(ファラはゴッツォに保護される)。
- その後隠しマップでゾンビ化して再登場、リグ・コンティオに乗る。本当に「死後の世界に生きる」事になってしまった。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- ファラ・グリフォン
- 部下。タシロにとっては重要な戦力で、彼女が死んだ後にまで助けを求めたこともあった。一方TV版で彼女が死んだ時には「女だった」と言うマリアに「戦士だ」と言い返している。小説版では愛人関係にもあったらしい。
- フォンセ・カガチ
- ザンスカール帝国の指導者だが、後に彼に対して反乱をおこす。
- クロノクル・アシャー
- 当初は上司と部下の関係であったが、のちに対等の関係になる。
- マリア・ピァ・アーモニア
- 人質として戦場を逃れようとするが、逆に追い詰められて殺害してしまった。
名台詞
- 「ここで敗北するつもりはない」
- 第21話にてビックキャノン攻防戦で部下から「ノーマルスーツをお召になってください」と言われた際の返答。自信と度量を持った指揮官であることが分かる。……でも、危なくなったら着る。
- 「何故だぁーっ!? 何故私がギロチンにかけられなきゃならないんだぁー!」
「ギロチンにかけられる程の罪かぁー!放せ! ムッターマ・ズガン将軍の差し金ではないのか、閣下ぁ!」 - 第26話にてギロチンにかけられそうになった際に。声優の熱演もあり、視聴者的には笑いを誘うかもしれない。
- 「目の前の敵が強いぃ、下がるしかないぃっ!」
- エンジェル・ハイロゥへの後退命令を出した際、疑問を抱くシュバッテンの艦長が「それでは、後退し過ぎです」との諫言に対して。字面だけでは分からないが、イントネーションが異様であり、艦長も引き気味だった。
- 「私は正気だよ」
- 上の指示の直後にいつもの調子に戻ってこの台詞。そしてこの直後に反乱を起こす。
- 「司令自らがこんなことをする覚悟…なまじではないのだ!!」
- エンジェル・ハイロゥの正体を暴きつつ、マリア女王を人質に取り、カガチと駆けつけてきたクロノクルを威圧しながら啖呵を切る。この時は肝の据わった様子を見せていたのだが。
- 「一度はギロチンにかけられそうになった私だ。既に死後の世界に生きている」
- 第46話で、エンジェル・ハイロゥから全速離脱しているにも関わらず、何故か連邦とリガ・ミリティアが自分の艦隊を追ってくるのを、マリアが敵を呼び込んだと邪推。口論の末に銃口を突き付けた際の台詞。
- 今まで狂気の鱗片を見せてきたが、一気に正気とは思えない血走った表情を露わにする。
- スパロボでは後半の部分が「私は死後の世界に生きている!」とアレンジされた形で大破時の台詞として使用されており、「「おまえは丹波哲郎かっ!」と思わずツッコミを入れたくなるセリフ」と言われたことも[1]。
- 「私は貴女を敵だとは思っていませんよ。我々の真の敵はエンジェル・ハイロゥのカガチです」
- 第47話冒頭にて、ただし上記のやり取りの後では全く信用できたものではない。案の定、目は血走ったままで銃口も突きつけたままである。
- 「鈴が……落ちた。」
- 第47話でゲンガオゾが撃墜されて部下のファラが戦死した事に対して。
- 「どこまでも私の前に現れるのだ白い奴ッ! 対空砲火が薄いではないかッ! 奴を近づけるんじゃない!!」
「……ッ!? どうしたファラ!? 白い奴が来てるぞぉッ!」 - エンジェル・ハイロゥから離脱している筈の自分の艦隊に、V2がどこまでも食らい付いてくる事態に焦り、八つ当たり的に怒号を飛ばす。それでも止まらないV2に恐怖を感じ、撃墜確認されているファラに助けを求めてしまう。
- 「ギロチンのファラが、死んでいる訳がないではないか!?」
- 人質のマリア女王から「死者に助けを求めてどうする」とたしなめられるも、焦点の合っていない目で反論した。直感的にファラの死を知りながらも頭では認められない状況のようだ。
- カイラス・ギリー防衛戦での冷静な指揮ぶりはうかがえず、「正気」と自分で言っておきながらこの取り乱しようなので、まるで説得力が無い。ちなみにこの直後にシュバッテンの艦橋にウッソのV2が取り付いてしまう。
- 「フハハハハハ…! 私に逆らうからこういうことになるのだ! まだまだお前は!」
- 第48話にてマリア女王を射殺して。銃を持つ手の動きがもはや「狂人」のそれである。そしてこの後…。
- 「うわぁーーーっ!!」
- V2ガンダムのビームサーベルで焼かれ、断末魔とともにタシロは『Vガンダム』の舞台から退場した。
スパロボシリーズの名台詞
- 「白い翼と光の翼を持ったガンダムだと…白い奴め、どこまでもついてまわるか…」
- 『α(α for Dreamcast)』第57話「天使の輪の上で」のエンジェル・ハイロゥ攻防戦にて。「白い翼」と「光の翼」とは、それぞれウイングガンダムゼロカスタムとV2ガンダムを指す。
脚注
- ↑ ケイブンシャ『新スーパーロボット大戦大百科』P122より。実際には「丹波哲朗」と誤記。
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