「ギラ・ズール」の版間の差分

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== AMS-129 ギラ・ズール(Geara Zulu) ==
 
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*装甲材質:チタン合金セラミック複合材
 
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*メカニックデザイン:カトキハジメ
 
*メカニックデザイン:カトキハジメ
  
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[[ネオ・ジオン]]残党軍「[[袖付き]]」の主力機。[[ギラ・ドーガ]]の後継機として[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム社]]の[[グラナダ]]工場で開発された。
  
名目上は新型機となっているが、実際の所ムーバブル・フレームなど大部分のパーツをギラ・ドーガから流用しており、どちらかといえば改修機に近い。またコクピットもほぼギラ・ドーガと同じ物となっておりこの時連邦軍では採用されていなかったアームレイカー方式を採用している。その理由は旧式のOSを使いまわすためという何とも世知辛いもので、これらの点からは、「袖付き」の台所事情が見え隠れする。一方で汎用性もギラ・ドーガ譲りであり高い物を持っており、また装甲などの各部材も更新されているため総合的な性能はギラ・ドーガより高い。ちなみにギラ・ドーガの武装はほぼ全て使用できる。
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名目上は新型機となっているが、実際の所ムーバブル・フレームなど大部分のパーツをギラ・ドーガから流用しており、どちらかといえば改修機に近い。またコクピットもほぼギラ・ドーガと同じ物となっており、この時[[地球連邦軍]]では採用されていなかったアームレイカー方式を採用している。その理由は旧式のOSを使いまわすためという何とも世知辛いもので、これらの点からは、「袖付き」の台所事情が見え隠れする。一方で汎用性もギラ・ドーガ譲りであり高い物を持っており、また装甲などの各部材も更新されているため総合的な性能はギラ・ドーガより高い。ちなみにギラ・ドーガの武装はほぼ全て使用できる。
  
 
外観はギラ・ドーガと比較してジオンの名機である[[ザクII]]に近いシルエットになっている。これは、「袖付き」の求心力を高めるためだとされている。
 
外観はギラ・ドーガと比較してジオンの名機である[[ザクII]]に近いシルエットになっている。これは、「袖付き」の求心力を高めるためだとされている。
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*デザインは第二次世界大戦末期のドイツ国防軍兵を意識しているらしく、ダークグリーンの機体色、シュタールヘルムのような頭部、詰襟、各種武装の形状(例えばビームマシンガン≒StG44)などに表れている。
 
*デザインは第二次世界大戦末期のドイツ国防軍兵を意識しているらしく、ダークグリーンの機体色、シュタールヘルムのような頭部、詰襟、各種武装の形状(例えばビームマシンガン≒StG44)などに表れている。
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2016年1月27日 (水) 20:42時点における版

AMS-129 ギラ・ズール(Geara Zulu)

ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の主力機。ギラ・ドーガの後継機としてアナハイム社グラナダ工場で開発された。

名目上は新型機となっているが、実際の所ムーバブル・フレームなど大部分のパーツをギラ・ドーガから流用しており、どちらかといえば改修機に近い。またコクピットもほぼギラ・ドーガと同じ物となっており、この時地球連邦軍では採用されていなかったアームレイカー方式を採用している。その理由は旧式のOSを使いまわすためという何とも世知辛いもので、これらの点からは、「袖付き」の台所事情が見え隠れする。一方で汎用性もギラ・ドーガ譲りであり高い物を持っており、また装甲などの各部材も更新されているため総合的な性能はギラ・ドーガより高い。ちなみにギラ・ドーガの武装はほぼ全て使用できる。

外観はギラ・ドーガと比較してジオンの名機であるザクIIに近いシルエットになっている。これは、「袖付き」の求心力を高めるためだとされている。

親衛隊仕様機

「袖付き」の首魁フル・フロンタル直属の親衛隊に配備されている特別仕様のギラ・ズール。正確に言えば一般機は親衛隊仕様の初期設計を簡略化した廉価版であり、こちらこそが本来のギラ・ズールといえる機体である。

外観上の変化として、両肩がスパイクアーマーに換装され、ギラ・ドーガの物を改良したシールドを装備、大腿部スラスターには後期高機動型ザクIIを想起させる増加装甲が追加されている。機体のエングレーブも通常より広範囲に施されており、一般機より攻撃的かつ華美な印象を与えている。

また親衛隊機としてフロンタルが乗るシナンジュの高機動に追従できるよう、推力面に関しては特に強化されている。バックパックもギラ・ドーガの物を改良した大容量タンク型に換装され、長時間の任務にも対応可能。さらに親衛隊特権として武器選択の自由度が高く、パイロットも独自のチューンナップを行っているため、数値以上の性能を誇る。

様々な面で優遇され出撃回数も非常に多い割には、撃墜スコアが少ない。これは親衛隊長アンジェロ・ザウパーが、フロンタルが活躍する戦場への介入を禁じたためとされている。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。一般機、親衛隊機があり、親衛隊機は資金やZチップが僅かに高値。
本作ではギラ・ドーガと同時運用なのだが、資金に関してはギラ・ズールが僅かに高い。基本的には気力上げ要員の雑魚ユニットであることには違いない。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
性能的には時獄篇とほぼ変わらず。ネオ・ジオンの主流派が袖付きになっている事もあってか、時獄篇よりも登場する機会が増えている。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
第3次Zと違い、親衛隊仕様機はプロペラントタンクを背負ったグラフィックになっている。射程が長く、中々接近してこないため鬱陶しい。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ビーム・ホーク
腰に懸架される格闘武器。ホークモードの他パイルモードやピックモードの切り替え、さらにこれらのモードの複合使用も可能である。後腰部のマウントパーツに搭載。
ビームマシンガン
主兵装。ギラ・ドーガと同じくペレット状のビーム弾を発射する。アンダーバレルにはグレネードランチャーを装備可能。こちらはマガジンがバナナタイプになっていて装弾数が増えている他、追加センサーを装備することである程度の長距離狙撃にも対応できる。予備マガジンは前腰部に装着。
外見はナチスドイツが使った実在するアサルトライフル「StG44」に酷似している。
グレネードランチャー
ビームマシンガンのアンダーバレルに装着する。取り外して個別に使用することも可能。
ハンドグレネード
MSの腕から投擲される兵装。磁気・接触・時限・熱探知など複数のモードで反応する信管をセット可能。後腰部のマウントパーツに搭載。
シュツルムファウスト
使い捨て方式のロケットランチャー。本機の場合はグリップ・サイトを追加し命中精度を向上させた改良品を採用している。後腰部のマウントパーツやショルダーシールドに搭載。
ショルダーシールド
かつてのザクII同様、右肩に設置されている。ウェポンラッチも兼ねており、旧式のシュツルムファウストを搭載できる。

オプション装備

ビームガトリングガン
ビームスナイパーライフル
専用の狙撃銃も用意されている。
ランゲ・ブルーノ砲・改
ギラ・ドーガ重装型の武器であったランゲ・ブルーノ砲を改修、発展させた物。こちらはビーム砲に改修されており、運用時は専用ジェネレーターと2基のプロペラント・タンク、1基のスタビライザーを取り付けた重装型バックパックに換装される。最新鋭の長距離支援兵器であり、フロンタルの護衛を主任務とする親衛隊へ優先的に配備されている。劇中ではアンジェロ機とギルボア機が装備。
シールド
ギラ・ドーガの物の改良型。主に親衛隊が装備。ウェポンラッチも兼ねており、旧式のシュツルムファウストを搭載できる。
スキウレ
元々は一年戦争時にビグロのメガ粒子砲の技術を転用して開発された移動砲台。ガランシェールに配備されたギラ・ズールが使用し、いまだに強力な火力を見せつけた。

この他、今までのジオン製や連邦勢のMSの銃火器などの武装を使用している。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。

移動タイプ

サイズ

M

関連機体

アンジェロ専用ギラ・ズール
フロンタル親衛隊隊長であるアンジェロ専用の改修機。
ゼー・ズール
ギラ・ズールをベースに水中戦用に改修した機体。開発にはかつてのジオンの水陸両用MSのデータが生かされている。水中戦の他、水中戦装備をパージすることで地上戦でも高い能力を発揮する。ジオン残党軍が使用。旧式MSばかりが多い中で貴重な新型機である。
ギラ・ドーガ
この機体の後継機として開発された。ちなみに袖付きは戦力の乏しさからギラ・ドーガも未だに一線で運用されている。
RFザク
機動戦士ガンダムF90(正確にはフォーミュラー戦記0122)」に登場するジオン残党軍「オールズモビル」の主力機。外観はギラ・ズール以上にザクⅡにそっくりとなっており、本機をはじめとするRFシリーズはギラ・ズールと同様求心力を維持するためにさらに過去のジオンの機体そっくりにしたとも考えられる。ちなみにRFシリーズにはギラ・ドーガの技術が存分に生かされているらしい。

余談

  • デザインは第二次世界大戦末期のドイツ国防軍兵を意識しているらしく、ダークグリーンの機体色、シュタールヘルムのような頭部、詰襟、各種武装の形状(例えばビームマシンガン≒StG44)などに表れている。

資料リンク