「ズゴック」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(5人の利用者による、間の5版が非表示)
34行目: 34行目:
 
[[ゴッグ]]と同時期に開発されているが、ゴッグの方が先に実戦投入されたため、その実戦データを反映させている。そのおかげで水陸両用モビルスーツの中では最も高性能。
 
[[ゴッグ]]と同時期に開発されているが、ゴッグの方が先に実戦投入されたため、その実戦データを反映させている。そのおかげで水陸両用モビルスーツの中では最も高性能。
  
ゴッグのジェネレーターは水冷式を採用していたが、本機は水冷・空冷式のハイブリッド方式を採用し、軽量化を図っている。また、背部のスラスターにより地上でも高い運動性を誇る。
+
ゴッグのジェネレーターは水冷式を採用していたが、本機は水冷・空冷式のハイブリッド方式を採用し、軽量化を図っている。また、背部のスラスターにより地上でも高い運動性を誇る。カメラアイも機体を一周する構造になっており、これにより視認性を飛躍的に向上させている。
  
 
コクピットは胸部にあり、ハッチは乗降用のエレベーターにもなる。
 
コクピットは胸部にあり、ハッチは乗降用のエレベーターにもなる。
75行目: 75行目:
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;アイアンネイル
 
;アイアンネイル
:両腕部に装備された格闘戦用の武装。
+
:両腕部に装備された格闘戦用の3本の金属爪。本編では特にそういった描写はないが、対艦戦では刺した衝撃によってブレード基部が歪み、'''抜けなくなる事例が多発した'''という。
 
;240mmミサイル
 
;240mmミサイル
 
:頭頂部に6基内蔵。装弾数は30発。水中、地上を問わずに使用可能。
 
:頭頂部に6基内蔵。装弾数は30発。水中、地上を問わずに使用可能。
 
;メガ粒子砲
 
;メガ粒子砲
:両腕に1門ずつ内蔵されている。[[ゴッグ]]のそれと比べて、収束率が高い。
+
:両腕中心部に1門ずつ内蔵されている。[[ゴッグ]]のそれと比べて、収束率が高い。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
100行目: 100行目:
 
;[[ズゴックE]]
 
;[[ズゴックE]]
 
:「統合整備計画」で再設計されたズゴック。
 
:「統合整備計画」で再設計されたズゴック。
 +
;[[GUNDAM:ラムズゴック|ラムズゴック]](SRW未登場)
 +
:対艦攻撃をすると抜けなくなってしまうアイアンネイルを廃してクロー・シールドを装備した対艦戦闘用ズゴック。頭部にはミサイルの代わりに名前の通りラム(衝角)を装備している。
 
;[[GUNDAM:ゼーゴック|ゼーゴック]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:ゼーゴック|ゼーゴック]](SRW未登場)
 
:OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079-』(未参戦)に登場する機体。大気圏外から奇襲を仕掛ける「モビルダイバーシステム」の管制ユニットとしてズゴックの上半身が流用されている。
 
:OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079-』(未参戦)に登場する機体。大気圏外から奇襲を仕掛ける「モビルダイバーシステム」の管制ユニットとしてズゴックの上半身が流用されている。
108行目: 110行目:
 
;[[GUNDAM:RFズゴック|RFズゴック]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:RFズゴック|RFズゴック]](SRW未登場)
 
:ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』(未参戦)に登場する機体。宇宙世紀0120年代の技術で製造されたズゴック。
 
:ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』(未参戦)に登場する機体。宇宙世紀0120年代の技術で製造されたズゴック。
;ズゴッギー
+
;[[GUNDAM:ズゴッギー|ズゴッギー]](SRW未登場)
 
:『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』に登場した、[[ジット団]]の水中作業用MS。外見や名前、頑丈な装甲などズゴックと酷似している。
 
:『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』に登場した、[[ジット団]]の水中作業用MS。外見や名前、頑丈な装甲などズゴックと酷似している。
  
114行目: 116行目:
 
*冒険王版では[[ドズル・ザビ]]の指揮の下、ゾック(SRW未登場)と共に'''宇宙空間'''において大群で[[ホワイトベース隊]]を襲撃した。これは作者がメカの設定を把握していなかったことに由る。
 
*冒険王版では[[ドズル・ザビ]]の指揮の下、ゾック(SRW未登場)と共に'''宇宙空間'''において大群で[[ホワイトベース隊]]を襲撃した。これは作者がメカの設定を把握していなかったことに由る。
 
**漫画『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] DUST』(SRW未参戦)においても、レストアされ宇宙で行動可能となったズゴック(とゾック)が登場した。
 
**漫画『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] DUST』(SRW未参戦)においても、レストアされ宇宙で行動可能となったズゴック(とゾック)が登場した。
 +
**スパロボでは『GC』にてズゴックを多数[[捕獲]]し、[[スラスターモジュール]]を装備させることでこの光景を再現することもできる。
 +
*リメイク漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)ではくびれが大きくなり、太めの女性のような曲線的なフォルムで描かれている。
 +
*鳥山明の漫画『銀河パトロールジャコ』(『ドラゴンボール』の前日譚)ではブルマ(『ドラゴン~』のヒロイン)の母が、来客にプレゼントとして本機のプラモデルを渡しており、最終回ではその客の自室に完成したズゴックが飾られている。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年2月21日 (水) 03:56時点における最新版

ズゴック
外国語表記 Z'Gok[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 水陸両用モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 MSM-07
頭頂高 18.4 m
本体重量 65.1 t
全備重量 96.4 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力 2480 kw
スラスター推力

35,000 kg×2
13,000 kg×3

総推力
83,000 kg
装甲材質 チタン・セラミック複合材
開発 MIP社
所属 ジオン公国軍
テンプレートを表示

ズゴックは『機動戦士ガンダム』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

MIP社が開発したジオン公国軍量産型モビルスーツ

機体概要[編集 | ソースを編集]

ゴッグと同時期に開発されているが、ゴッグの方が先に実戦投入されたため、その実戦データを反映させている。そのおかげで水陸両用モビルスーツの中では最も高性能。

ゴッグのジェネレーターは水冷式を採用していたが、本機は水冷・空冷式のハイブリッド方式を採用し、軽量化を図っている。また、背部のスラスターにより地上でも高い運動性を誇る。カメラアイも機体を一周する構造になっており、これにより視認性を飛躍的に向上させている。

コクピットは胸部にあり、ハッチは乗降用のエレベーターにもなる。

劇中での様相[編集 | ソースを編集]

ゴッグと共にベルファスト基地を襲撃。ガンキャノンの操縦に不慣れなハヤトを翻弄するが、カイガンタンクの砲撃を受け後退。その後はガンダム相手に得意な水中戦に持ち込むが、水上に飛び出した所をガンタンクに狙い撃ちされ怯んだ所をビームサーベルで叩き斬られた。また、大西洋での戦いでは海面に巧みに隠れてホワイトベースを攻撃。カイのガンペリー(SRW未実装)に撃破されるが、大きな犠牲を払う事になる。

宇宙世紀0088年時にはスタンパ・ハロイのコレクションの中に本機の姿があり、ジュドー・アーシタが搭乗してスタンパにさらわれたルー・ルカ達を救出。その後、スタンパ自身がズゴックに乗り込んでジュドー達を追いつめるが、スタンパに殺されたラサラ・ムーンの仇でモンド・アガケが乗るガンダムMk-IIのビームサーベルに貫かれた。コクピットが全周囲モニターに改修されている。

宇宙世紀0096年(ガンダムUC)には、地球上のジオン残党軍の所有戦力として登場。カラーリングがグリーンに変更されている。

リギルド・センチュリー(Gのレコンギスタ)においては残骸がギアナ高地に放置されていた。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦G
旧『第2次』のズゴックEに代わり、DCの戦力として登場。メガ粒子砲の他に、原作には無い「ビーム砲」という武器も装備している。わざわざ陸上に出てきて東方不敗にボコボコにされている姿が印象深い。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
UC』版が登場するが、テッサからは「水陸両用の器用貧乏」などとあんまりな事を言われてしまう。自軍のスーパーロボットにはマジンガーや鉄人を始めとした水陸両用でいける機体が多数あるのだが……。
ただし、その発言があるステージでは調子に乗ってダナンを突撃させたりすると囲まれて大変なことになるので注意。油断せずに鉄壁を使おう。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
『時獄篇』と同様に登場。翠の地球でもマウンテンサイクルで発掘されたものが使われているのだが、乗っているのが翠星のガルガンティア海賊なので戦闘台詞ではユンボロ呼ばわりされている。
その後もアマルガムフル・フロンタルから譲り受けた機体を使ったりと、ロートル機である事がゲーム中で明言されているにも関わらず水中用の機体としては現役の状態。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
『UC』版で登場。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦
初登場作品。第1話から登場する。間接攻撃が出来るのでザクよりはマシだが、得意地形が水なため陸地では役に立たない。HDリメイク版ではゼーゴック関連の台詞があり、「釣り具」「上半身」「海で死ねるなら本望」とかゼーゴックとそのパイロットであるヴェルナー・ホルバイン少尉に対応している。
スーパーロボット大戦GCXO
原作通りジャブロー攻略でジオン軍が出してくる。捕獲すればパーツ変換でビームコーティングSにできる。
スーパーロボット大戦30
『1st』版が登場。第3次ZやVのUC版を色変えだけで流用しているが、メガ粒子砲の効果音が1stのものに変更されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

アイアンネイル
両腕部に装備された格闘戦用の3本の金属爪。本編では特にそういった描写はないが、対艦戦では刺した衝撃によってブレード基部が歪み、抜けなくなる事例が多発したという。
240mmミサイル
頭頂部に6基内蔵。装弾数は30発。水中、地上を問わずに使用可能。
メガ粒子砲
両腕中心部に1門ずつ内蔵されている。ゴッグのそれと比べて、収束率が高い。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

HP+1000、移動力+1、装甲値+200
30』で採用。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ゴッグ
先行して投入された水陸両用機。運用データがズゴックに反映されている。
シャア専用ズゴック
S型と呼ばれる強化型のシャア専用機。後に一般兵用にS型が量産された。
ズゴックE
「統合整備計画」で再設計されたズゴック。
ラムズゴック(SRW未登場)
対艦攻撃をすると抜けなくなってしまうアイアンネイルを廃してクロー・シールドを装備した対艦戦闘用ズゴック。頭部にはミサイルの代わりに名前の通りラム(衝角)を装備している。
ゼーゴック(SRW未登場)
OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079-』(未参戦)に登場する機体。大気圏外から奇襲を仕掛ける「モビルダイバーシステム」の管制ユニットとしてズゴックの上半身が流用されている。
ゾゴック(SRW未登場)
発展機。
ガッシャ(SRW未登場)
ズゴックのパーツを流用しており、外観が似ている。
RFズゴック(SRW未登場)
ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』(未参戦)に登場する機体。宇宙世紀0120年代の技術で製造されたズゴック。
ズゴッギー(SRW未登場)
ガンダム Gのレコンギスタ』に登場した、ジット団の水中作業用MS。外見や名前、頑丈な装甲などズゴックと酷似している。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 冒険王版ではドズル・ザビの指揮の下、ゾック(SRW未登場)と共に宇宙空間において大群でホワイトベース隊を襲撃した。これは作者がメカの設定を把握していなかったことに由る。
  • リメイク漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)ではくびれが大きくなり、太めの女性のような曲線的なフォルムで描かれている。
  • 鳥山明の漫画『銀河パトロールジャコ』(『ドラゴンボール』の前日譚)ではブルマ(『ドラゴン~』のヒロイン)の母が、来客にプレゼントとして本機のプラモデルを渡しており、最終回ではその客の自室に完成したズゴックが飾られている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月8日閲覧。

商品情報[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]