「デマー・グライフ」の版間の差分

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'''デマー・グライフ'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。
 
'''デマー・グライフ'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
第26話に登場した、「白い死神」の[[異名]]を持つ[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]候補のエースパイロット。彼の居た地域はアフリカ戦線。
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第26話に登場した、「白い死神」の[[異名]]を持つ[[新地球連邦]]のエースパイロット。
  
「白」という色に拘りを持ち、搭乗機として与えられた[[コルレル]]を白一色にする様要求し、出撃前に自分で塗り替えてしまった。
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=== 人物 ===
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ウェーブの掛かった金髪に瘦せこけた顔つきが特徴。階級は少尉で、アフリカ戦線で多大な戦果を挙げた実績を持つ。
  
漫画版ではミルラ、ドゥエートと共にゾンダーエプタでフリーデン隊と闘うが、ガンダムダブルエックスがゾンダーエプタ目がけて発射したツインサテライトキャノンに巻き込まれ、3人まとめて蒸発した。
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「白」という色に異常なまでの拘りを持ち、身に着けている軍服も白一色で、搭乗機としている[[モビルスーツ]]も白一色に塗装させてしまう等、こられの趣向が「白い死神」の由来になっていると思われる。モビルスーツのパイロットとしては、その実績に見合うだけの実力となっており、受領されたばかりと言える上にコンセプトが極端にまで尖った機体である[[コルレル]]の特性を正確に掴み、初陣で[[ガロード・ラン]]の搭乗する最新鋭の機体である[[ガンダムダブルエックス]]をビームナイフ一本で追い詰めていく様からも、その恐るべき技量が伺われる。しかし、戦い方に関しては即座に相手を撃破するのではなく、じわじわと甚振っていく形で追いつめて恐怖を煽った上でとどめを刺す等、「死神」と呼ぶに相応しい残忍なやり方を好んでいる。
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一方で、出撃前に確実な勝利を得るべく一対一で戦えるよう誘導させる冷静沈着な判断力や、機体を白で塗装する際にもちゃんと許可を得てから自分で行う律義さも見せる等、単なる狂人では無い部分も持ち合わせている。
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=== 劇中の様相 ===
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第26話『何も喋るな』に登場。
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カロンに選抜されたニュータイプ候補の中で、最初に「二階級特進を賭けたガンダムダブルエックス撃破の刺客」に選抜され、極端なまでに運動性と機動性を追求したモビルスーツであるコルレルを受領する事になるも、その配色が不満であった事から「白に塗装する事」要求。最初は「関係なかろう」と[[シャギア・フロスト]]に窘められるも、逆上して再度塗装の許可を要求した結果、呆れられながらも認めてもらう。そして、新地球連邦軍によるノーザンベル首都への攻撃作戦である「サクリファイス作戦」が決行される中、自分自身の手で搭乗機となるコルレルの白へのリペイントを完了させる。
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新地球連邦軍とは異なる形でフロスト兄弟と共に独自行動する中、標的であるガロードのガンダムダブルエックスと一対一での戦いを行うべくシャギアに誘導を要請。[[オルバ・フロスト]]の[[ガンダムアシュタロン]]が[[ウィッツ・スー]]の搭乗する改修されたばかりの[[ガンダムエアマスターバースト]]を足止めする中、シャギアの[[ガンダムヴァサーゴ]]によっておびき寄せられたガンダムダブルエックスを強襲する。手始めにシールドごと左腕部分を切り落とし、[[ビームライフル]]による反撃も難無くかわして逆にメインスラスターを破壊する等、搭乗機のコルレルの特性を最大限に発揮させて徐々に追い詰めていくが、コックピット狙いを読んでいたガロードにより、ビームライフルを盾にされるという奇策でとどめの一撃を防がれてしまう。そして、その暴発で機体が吹き飛ばされて倒れた隙を突かれる形で、ヘッドバルカン・マシンキャン・ブレストランチャーの全機関砲による一斉射撃を受けて撃破され、ニュータイプとして覚醒する事無く戦死した。
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月刊コミックボンボン連載の漫画版では、[[ドゥエート・ラングラフ]]、[[ミルラ・ドライド]]の二人と共演。作中では三人掛かりとはいえ[[エニル・エル]]の搭乗する[[エスペランサ]]を難無く撃破して見せ、自らがトドメ役を担った。ゾンダーエプタではコルレル・ブリトヴァ・ガブル3機の連携でジャミル達の駆るガンダムXディバイダー、ガンダムエアマスター、ガンダムレオパルド3機を圧倒する実力を発揮するが最後はミルラ、デマーと共にダブルエックスのツインサテライトキャノン斉射に巻き込まれて機体ごと蒸発する。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
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;[[スーパーロボット大戦R]]
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:初登場作品。[[回避]]はトップクラスを誇る。なお、作中では「白い死神」ではなく「白い悪魔」の[[異名]]で呼ばれている。恐らくはアムロとの異名との統合性をとるためだろうと思われる。
 
:初登場作品。[[回避]]はトップクラスを誇る。なお、作中では「白い死神」ではなく「白い悪魔」の[[異名]]で呼ばれている。恐らくはアムロとの異名との統合性をとるためだろうと思われる。
  
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:倒すべき敵。
 
:倒すべき敵。
;[[ミルラ・ドライド]]、[[ドゥエート・ラングラフ]]
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;[[ドゥエート・ラングラフ]]、[[ミルラ・ドライド]]、[[アベル・バウアー]]
:漫画版ではゾンダーエプタで共同戦線を組む。
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:同じくニュータイプ候補にリストアップされた者同士。しかし、最終的にはアベルを除いてニュータイプに覚醒した者はいなかった。
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:漫画版や『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、ドゥエート、ミルラの二人と共同戦線を張る。
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:自らをニュータイプ候補としてリストアップしていた人物。しかし、彼女にとって所詮はモルモットの様な物でしかなく、自らの戦死後は何の感傷も示さない形で「[[カテゴリーF]]」の烙印を押されている。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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;「白がいいんだよ!」
 
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:と激昂する。この剣幕にシャギアは「好きにすればいい」と許可し、その後一人でコルレルを塗装している。流石のフロスト兄弟もその姿に「変わった男だね」と呆れ気味だった。
 
:と激昂する。この剣幕にシャギアは「好きにすればいい」と許可し、その後一人でコルレルを塗装している。流石のフロスト兄弟もその姿に「変わった男だね」と呆れ気味だった。
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;「どんな気分だぁ…?ビームナイフ一本で撃破される気持ちは…?」
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:搭乗機でガロードのガンダムダブルエックスを着実に追い詰めていく中で言い放った台詞。デマーがモビルスーツで敵を痛めつける戦い方を楽しんでいるサディズムぶりを伺わせる。
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;「アフリカ戦線じゃこんな強い奴とは戦えなかったぁ…。楽しいなぁ!本当に楽しいよぉっ!」
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:'''モビルスーツでガンダムダブルエックスが持っていたビームライフルの上へと余裕に乗り'''ながら言い放った台詞。何気にパイロットとしての底知れない技量を見せつけているが、その余裕ぶりが油断を生んでしまう事になった。
 
;「面白い! 勝負だDX! キサマを倒して二階級特進だァ!!」
 
;「面白い! 勝負だDX! キサマを倒して二階級特進だァ!!」
:漫画版の台詞。欲をかいてゾンダーエプタから逃げずに向かっていった為に、地獄自得の末路を迎えることになる。
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:漫画版の台詞。欲をかいてゾンダーエプタから逃げずにDXに向かって行ったが為に、自業自得の末路を迎えることになる。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==

2024年10月13日 (日) 22:38時点における最新版

デマー・グライフ
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 遊佐浩二
デザイン 西村誠芳
初登場SRW スーパーロボット大戦R
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 25歳
所属 新地球連邦
軍階級 少尉
テンプレートを表示

デマー・グライフは『機動新世紀ガンダムX』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

第26話に登場した、「白い死神」の異名を持つ新地球連邦のエースパイロット。

フロスト兄弟が差し向けるカロン・ラットに選抜されたニュータイプ候補の最初の刺客として、フリーデン一行の勢力に戦いを仕掛ける。

人物[編集 | ソースを編集]

ウェーブの掛かった金髪に瘦せこけた顔つきが特徴。階級は少尉で、アフリカ戦線で多大な戦果を挙げた実績を持つ。

「白」という色に異常なまでの拘りを持ち、身に着けている軍服も白一色で、搭乗機としているモビルスーツも白一色に塗装させてしまう等、こられの趣向が「白い死神」の由来になっていると思われる。モビルスーツのパイロットとしては、その実績に見合うだけの実力となっており、受領されたばかりと言える上にコンセプトが極端にまで尖った機体であるコルレルの特性を正確に掴み、初陣でガロード・ランの搭乗する最新鋭の機体であるガンダムダブルエックスをビームナイフ一本で追い詰めていく様からも、その恐るべき技量が伺われる。しかし、戦い方に関しては即座に相手を撃破するのではなく、じわじわと甚振っていく形で追いつめて恐怖を煽った上でとどめを刺す等、「死神」と呼ぶに相応しい残忍なやり方を好んでいる。

一方で、出撃前に確実な勝利を得るべく一対一で戦えるよう誘導させる冷静沈着な判断力や、機体を白で塗装する際にもちゃんと許可を得てから自分で行う律義さも見せる等、単なる狂人では無い部分も持ち合わせている。

劇中の様相 [編集 | ソースを編集]

第26話『何も喋るな』に登場。

カロンに選抜されたニュータイプ候補の中で、最初に「二階級特進を賭けたガンダムダブルエックス撃破の刺客」に選抜され、極端なまでに運動性と機動性を追求したモビルスーツであるコルレルを受領する事になるも、その配色が不満であった事から「白に塗装する事」要求。最初は「関係なかろう」とシャギア・フロストに窘められるも、逆上して再度塗装の許可を要求した結果、呆れられながらも認めてもらう。そして、新地球連邦軍によるノーザンベル首都への攻撃作戦である「サクリファイス作戦」が決行される中、自分自身の手で搭乗機となるコルレルの白へのリペイントを完了させる。

新地球連邦軍とは異なる形でフロスト兄弟と共に独自行動する中、標的であるガロードのガンダムダブルエックスと一対一での戦いを行うべくシャギアに誘導を要請。オルバ・フロストガンダムアシュタロンウィッツ・スーの搭乗する改修されたばかりのガンダムエアマスターバーストを足止めする中、シャギアのガンダムヴァサーゴによっておびき寄せられたガンダムダブルエックスを強襲する。手始めにシールドごと左腕部分を切り落とし、ビームライフルによる反撃も難無くかわして逆にメインスラスターを破壊する等、搭乗機のコルレルの特性を最大限に発揮させて徐々に追い詰めていくが、コックピット狙いを読んでいたガロードにより、ビームライフルを盾にされるという奇策でとどめの一撃を防がれてしまう。そして、その暴発で機体が吹き飛ばされて倒れた隙を突かれる形で、ヘッドバルカン・マシンキャン・ブレストランチャーの全機関砲による一斉射撃を受けて撃破され、ニュータイプとして覚醒する事無く戦死した。

月刊コミックボンボン連載の漫画版では、ドゥエート・ラングラフミルラ・ドライドの二人と共演。作中では三人掛かりとはいえエニル・エルの搭乗するエスペランサを難無く撃破して見せ、自らがトドメ役を担った。ゾンダーエプタではコルレル・ブリトヴァ・ガブル3機の連携でジャミル達の駆るガンダムXディバイダー、ガンダムエアマスター、ガンダムレオパルド3機を圧倒する実力を発揮するが最後はミルラ、デマーと共にダブルエックスのツインサテライトキャノン斉射に巻き込まれて機体ごと蒸発する。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦R
初登場作品。回避はトップクラスを誇る。なお、作中では「白い死神」ではなく「白い悪魔」の異名で呼ばれている。恐らくはアムロとの異名との統合性をとるためだろうと思われる。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

特殊技能[編集 | ソースを編集]

R
防御L2、援護攻撃L1、カウンターL5

人間関係[編集 | ソースを編集]

シャギア・フロストオルバ・フロスト
上官。
ガロード・ラン
倒すべき敵。
ドゥエート・ラングラフミルラ・ドライドアベル・バウアー
同じくニュータイプ候補にリストアップされた者同士。しかし、最終的にはアベルを除いてニュータイプに覚醒した者はいなかった。
漫画版や『R』では、ドゥエート、ミルラの二人と共同戦線を張る。
カロン・ラット
自らをニュータイプ候補としてリストアップしていた人物。しかし、彼女にとって所詮はモルモットの様な物でしかなく、自らの戦死後は何の感傷も示さない形で「カテゴリーF」の烙印を押されている。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

アムロ・レイ
R』では「白」にまつわる異名を持つ者としてライバル視している。しかし、功名に興味がないアムロからは相手にされていなかった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「色は白がいい…」
シャギアに「関係なかろう」と窘められるが…。
「白がいいんだよ!」
と激昂する。この剣幕にシャギアは「好きにすればいい」と許可し、その後一人でコルレルを塗装している。流石のフロスト兄弟もその姿に「変わった男だね」と呆れ気味だった。
「どんな気分だぁ…?ビームナイフ一本で撃破される気持ちは…?」
搭乗機でガロードのガンダムダブルエックスを着実に追い詰めていく中で言い放った台詞。デマーがモビルスーツで敵を痛めつける戦い方を楽しんでいるサディズムぶりを伺わせる。
「アフリカ戦線じゃこんな強い奴とは戦えなかったぁ…。楽しいなぁ!本当に楽しいよぉっ!」
モビルスーツでガンダムダブルエックスが持っていたビームライフルの上へと余裕に乗りながら言い放った台詞。何気にパイロットとしての底知れない技量を見せつけているが、その余裕ぶりが油断を生んでしまう事になった。
「面白い! 勝負だDX! キサマを倒して二階級特進だァ!!」
漫画版の台詞。欲をかいてゾンダーエプタから逃げずにDXに向かって行ったが為に、自業自得の末路を迎えることになる。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「君はいらない。白い悪魔はただ一人でいいんだ」
R』第11話「私の愛馬は凶暴です」に於けるアムロとの戦闘前会話。そして「そんな二つ名、喜んで君にあげるよ」とあしらうアムロに対し、「それじゃ駄目なんだよ!」と憤慨する。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

コルレル

資料リンク[編集 | ソースを編集]