「ビルギット・ピリヨ」の版間の差分
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+ | :コズモがシーブックの仲間のだれかにF91のパイロットをさせようとした際にシーブックへかけた言葉。 | ||
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+ | :セリフそのものにも民間人をかばうビルギットの優しさと、シーブックへの期待が込められている。社会人の先輩の鑑のようなセリフ。 | ||
;「昔さ、[[ニュータイプ]]って、モビルスーツに関してはスペシャリストがいたよな。そういうのって大概個人的には不幸だったんだよな?」 | ;「昔さ、[[ニュータイプ]]って、モビルスーツに関してはスペシャリストがいたよな。そういうのって大概個人的には不幸だったんだよな?」 | ||
:単独で[[クロスボーン・バンガード]]に占領されたフロンティア・サイドに潜入した結果、父のレズリーを失った[[シーブック・アノー|シーブック]]に言った言葉。ただ、結果的にシーブックは個人的にはセシリーと結婚して子供にも恵まれるという(それまでの過程はともかく)幸福な人生を勝ち取ることができた。 | :単独で[[クロスボーン・バンガード]]に占領されたフロンティア・サイドに潜入した結果、父のレズリーを失った[[シーブック・アノー|シーブック]]に言った言葉。ただ、結果的にシーブックは個人的にはセシリーと結婚して子供にも恵まれるという(それまでの過程はともかく)幸福な人生を勝ち取ることができた。 | ||
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;「いんや、火力と機動力だ。俺が牽制するから、貴様が落とせ!」 | ;「いんや、火力と機動力だ。俺が牽制するから、貴様が落とせ!」 | ||
:シーブックと[[ガンダムF91|F91]]の実力の高さを認め、自ら囮役を買って出る。積極的に敵機を撃墜する事を望んでいないシーブックからは「そんな!」と反発しているが、敵部隊の前に出ているビルギットの方が危険性が高いフォーメーションとなるため、彼なりにシーブックを気遣っていると思われる。 | :シーブックと[[ガンダムF91|F91]]の実力の高さを認め、自ら囮役を買って出る。積極的に敵機を撃墜する事を望んでいないシーブックからは「そんな!」と反発しているが、敵部隊の前に出ているビルギットの方が危険性が高いフォーメーションとなるため、彼なりにシーブックを気遣っていると思われる。 | ||
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:アンナマリーの[[ダギ・イルス]]に気を取られた黒の戦隊仕様エビル・Sを撃墜した時の台詞。 | :アンナマリーの[[ダギ・イルス]]に気を取られた黒の戦隊仕様エビル・Sを撃墜した時の台詞。 | ||
− | : | + | :SRWでは「戦場でよそ見をする奴がいるかよ!」とのアレンジを施された戦闘台詞が作られている。 |
;「彼女を盾にするんだ!」 | ;「彼女を盾にするんだ!」 | ||
:[[バグ (メカ)|バグ]]との戦闘を開始する際、シーブックに言った言葉。[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]への不信感をあらわにした口調だったが、一方でこの時セシリーが乗っていた[[ビギナ・ギナ]]は敵味方の識別コードを変更していなかったので、バグとはお互いに味方と認識しており攻撃できない状況にあった。なので彼女を盾にしつつバグを攻撃するのは理に適った戦術でもある。 | :[[バグ (メカ)|バグ]]との戦闘を開始する際、シーブックに言った言葉。[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]への不信感をあらわにした口調だったが、一方でこの時セシリーが乗っていた[[ビギナ・ギナ]]は敵味方の識別コードを変更していなかったので、バグとはお互いに味方と認識しており攻撃できない状況にあった。なので彼女を盾にしつつバグを攻撃するのは理に適った戦術でもある。 | ||
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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2024年8月1日 (木) 15:36時点における最新版
ビルギット・ピリヨ | |
---|---|
外国語表記 | Berghito Pirieau[1] |
登場作品 | |
声優 | 塩屋翼 |
デザイン | 安彦良和 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦F |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 22歳[1] |
所属 | 地球連邦軍 |
軍階級 | 少尉 |
ビルギット・ピリヨは『機動戦士ガンダムF91』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
クロスボーン・バンガードのフロンティアIV襲撃の際、練習艦スペース・アークのレジスタンスに参加し、クロスボーン・バンガードと戦うことになるが、バグの猛攻を避けきれず戦死する。
セシリー・フェアチャイルドを疑ったりと皮肉屋の一面があったが、シーブック・アノーの実力は認めていた。彼自身パイロット候補生でありながら、他の連邦軍パイロットが苦戦していたクロスボーン・バンガードのMSと対等に渡り合っていることや、(一応)新鋭のMSであるヘビーガンを与えられていたことから、それなりの実力はあると思われる。劇中でも初陣のシーブックの活躍を見ると、すぐさま自分が牽制に回って連携を取るなどの柔軟性を見せた。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦F
- 初登場作品。『完結編』からの出番となるシーブックを差し置いて『F91』のキャラとして先行して登場。声が同じ『伝説巨神イデオン』のユウキ・コスモの参戦が決まったため、参戦することになった[2]。
- 1機目のリ・ガズィ入手の補給物資と同じタイミングで補充パイロットとしてジェガンに搭乗して仲間になる。オールドタイプのMSパイロットの中では技量が少し高めで他はバランスのとれた能力値をしている。裏を返せばこれといって目立つ部分のない能力値である。精神コマンド面では、MSパイロットの中では数少ない「挑発」を覚える。ビーチャ・オーレグのほうが挑発の習得レベルが少し早いが、ビルギットは加速や根性といった挑発を活用しやすい精神コマンドを持つので、挑発を活用する戦法をとるならビルギットのほうが使いやすい。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 『F』では目立たなかったが、シールド技能がそこそこ伸びる。とはいえ、敵ユニットのHPや運動性がインフレしてくる中、オールドタイプパイロットで特に目立つ能力値がないために戦闘で活躍させにくい。デンドロビウム等の挑発を生かしやすいユニットが手に入るので、挑発をより活用しやくなる。終盤あたりで2回行動可能になるのでますます挑発要員として磨きがかかる。
- 『F』ではかつてシーブックと一緒に戦ったことがあると発言していたが、彼が登場しても会話はなく、それ以降に『F91』関連のイベントがないためにインターミッションでの会話にほとんど登場しないのでストーリー上では影が薄い。
- Gキャノン入手時に会話にでてくるが、当初乗ってくるジェガンよりかは性能が上ながら「ないよりはマシってとこかな」と酷評。とはいえこの時点では既にGキャノンは主力を張れるような性能ではなく、的確な評価ではある。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 原作と似た経緯での参戦だが、乗機はジェガン。本作ではモンシアの元部下。
- 当時のガンダム系にしては珍しく、射撃よりも格闘の方が高い…というより射撃がやけに低く、格闘も別に高くはない。通常戦闘はほとんど期待薄だが、捨て身を持つ点が活路。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初期能力は標準的なレベルになったが、成長力や個性には乏しく今回も二線級。友情をボスに次ぐ2番目の早さ、LV11という序盤で覚えるので、回復役を重宝するプレイヤー向け。
- 友情以外では終盤に期待を習得する点も長所だが、それまでは魅力に乏しく、育てるのも骨が折れる。空適応Bや、防御系の精神コマンドを持たない点もマイナス。
- シナリオ面ではキンケドゥ(シーブック)に対して変わらぬ友情を見せる場面がある。原作搭乗機のヘビーガンは本作でスパロボ初登場。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
総じて能力値は二線級。『第2次α』ではある程度戦えるクラスまで改善はされたが、それでもなお攻略本では「『期待』以外に魅力はなし」とまで書かれる[3]。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能[編集 | ソースを編集]
小隊長能力[編集 | ソースを編集]
- 命中率+10%
- 『第2次α』で採用。元々の能力が低すぎるため、10%上がった所で焼け石に水である。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- シーブック・アノー
- 彼に対して皮肉めいた事を言うこともあったが、良き先輩・後輩の関係を築いていた。
- アンナマリー・ブルージュ、セシリー・フェアチャイルド
- 投降してきた彼女たちを疑った。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- キンケドゥ・ナウ
- 10年後のシーブック。原作では既にビルギットが死亡していたが、『第2次α』で対面。
- ベルナルド・モンシア
- 『α』では嘗ての上官という設定。再会した時のビルギットの態度からして彼の下では相当苦労した様子が窺え、モンシアの前ではバツが悪そうに萎縮していた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「はいそうですか、とモビルスーツが操縦できますか。乗せられんなよ。」
- 「もっとも、あんたのおふくろさんが設計したバイオコンピュータだ。上手くフィットするかもしれねぇ。君がニュータイプならだ。」
- コズモがシーブックの仲間のだれかにF91のパイロットをさせようとした際にシーブックへかけた言葉。
- すでにこの年代ではニュータイプはある種の伝説的存在なのだろう。
- セリフそのものにも民間人をかばうビルギットの優しさと、シーブックへの期待が込められている。社会人の先輩の鑑のようなセリフ。
- 「昔さ、ニュータイプって、モビルスーツに関してはスペシャリストがいたよな。そういうのって大概個人的には不幸だったんだよな?」
- 単独でクロスボーン・バンガードに占領されたフロンティア・サイドに潜入した結果、父のレズリーを失ったシーブックに言った言葉。ただ、結果的にシーブックは個人的にはセシリーと結婚して子供にも恵まれるという(それまでの過程はともかく)幸福な人生を勝ち取ることができた。
- もちろん例外はあるが、おおよそのニュータイプたちはビルギットの指摘どおりの結末を迎えている……。
- 「いんや、火力と機動力だ。俺が牽制するから、貴様が落とせ!」
- シーブックとF91の実力の高さを認め、自ら囮役を買って出る。積極的に敵機を撃墜する事を望んでいないシーブックからは「そんな!」と反発しているが、敵部隊の前に出ているビルギットの方が危険性が高いフォーメーションとなるため、彼なりにシーブックを気遣っていると思われる。
- 「正気かい!? 敵地に入って止まる奴がいるか!」
- アンナマリーのダギ・イルスに気を取られた黒の戦隊仕様エビル・Sを撃墜した時の台詞。
- SRWでは「戦場でよそ見をする奴がいるかよ!」とのアレンジを施された戦闘台詞が作られている。
- 「彼女を盾にするんだ!」
- バグとの戦闘を開始する際、シーブックに言った言葉。セシリーへの不信感をあらわにした口調だったが、一方でこの時セシリーが乗っていたビギナ・ギナは敵味方の識別コードを変更していなかったので、バグとはお互いに味方と認識しており攻撃できない状況にあった。なので彼女を盾にしつつバグを攻撃するのは理に適った戦術でもある。
- 「人間だけを殺す機械かよ!」
- バグに対して。なお、ビルギットはバグの攻撃で死亡するのだが、そのせいでファンの間では「ビルギットだけを殺す機械かよ!」とネタにされることがある。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「俺達、正規軍にはロクなモビルスーツが無いのに…」
「ゲリラに毛が生えたような連中の部隊に、新型のガンダムがゴロゴロしているとはな…」 - 『α』第25話(宇宙へ向かうルート)「クロスボーン・バンガード」で、何機ものガンダムタイプを擁するリガ・ミリティア(ロンド・ベル)隊とフロンティアIV防衛隊との台所事情の差に思わず漏らした愚痴。この台詞を発した傍らでは更に新たなガンダムの搬入作業が行なわれている真っ最中。
- 「よう、久しぶりだな。少し見ない間に貫禄つけやがって…」
「海賊をやるなら、どうして俺も誘ってくれなかったんだ?」 - 『第2次α』で宇宙海賊として木星帝国と戦うキンケドゥと再会して。彼に対する友情と共に、腐敗した地球連邦軍への皮肉が垣間見える。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ジェガン
- 『F』、『α』
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 1.0 1.1 ビルギット・ピリヨ|キャラクター|『機動戦士ガンダムF91』公式サイト 2020年3月21日閲覧。
- ↑ ケイブンシャ『セガサターン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』78頁。
- ↑ 双葉社『第2次スーパーロボット大戦α ディープファイル』P127より。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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