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− | : | + | :漫画版第10章より。[[ザンネック]]の攻撃からV2ガンダムを庇うため、ジャンヌ・ダルクを動かした事をムバラクに詫びた際のセリフ。 |
+ | :組織の指導者としては立派な公私混同ではあるのだが、ムバラクは「それでよいのではないですかな?」と微笑んで見せた。 | ||
+ | :余談だがこの時ハンゲルグは少し血を流している。もともと漫画版には、MSが攻撃を受けるとパイロットも何故か流血している描写が存在するため、一部で「モビルトレースシステムを搭載している」等とネタにされている。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*漫画版でも個としての自分を捨てて「[[ジン・ジャハナム]]」に徹しようとするが、ウッソの危機に思わずジャンヌ・ダルクを盾にする行動を取っている。結果としてそのお陰でウッソと和解出来たのでアニメよりも救われているが、最後はクロノクルに艦ごと真っ二つにされて戦死。ようやく和解した父の死にウッソは号泣しながらクロノクルに立ち向かう。 | *漫画版でも個としての自分を捨てて「[[ジン・ジャハナム]]」に徹しようとするが、ウッソの危機に思わずジャンヌ・ダルクを盾にする行動を取っている。結果としてそのお陰でウッソと和解出来たのでアニメよりも救われているが、最後はクロノクルに艦ごと真っ二つにされて戦死。ようやく和解した父の死にウッソは号泣しながらクロノクルに立ち向かう。 | ||
**ちなみにアニメと漫画でかなり容姿が異なり、漫画版の方が若々しい。 | **ちなみにアニメと漫画でかなり容姿が異なり、漫画版の方が若々しい。 | ||
+ | **なお、死の直前にウッソを救うべくジャンヌ・ダルクからアサルトパーツを射出しており、漫画版の[[V2アサルトガンダム]]はウッソにとって「'''母の形見となったガンダムに父の形見となった強化パーツを装備した形態'''」となった。 | ||
== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
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2024年11月23日 (土) 18:39時点における最新版
ハンゲルグ・エヴィン | |
---|---|
外国語表記 | Hangerg Ewin[1] |
登場作品 | |
声優 | 堀内賢雄 |
デザイン | 逢坂浩司 |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 40歳以上 |
所属 | リガ・ミリティア |
ハンゲルグ・エヴィンは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
初期のリガ・ミリティアの構成員の一人で、ウッソ・エヴィンの父親。
「ジン・ジャハナム」の一人。彼自身の名はリガ・ミリティア内でも良く知られているが、先読みする行動力で、その所在を知るものはいないほど。その行動力と指導力から「本物のジン・ジャハナム」とみなされている。
地球連邦軍などとの組織間のパイプ作りに専念しており、最終的にムバラク・スターン大将率いる「ジャンヌ・ダルク艦隊」と協力関係まで扱ぎ付けて表舞台に現れる。
リーンホースJr.と合流の際に息子ウッソ・エヴィンと再会するが、その会話は何かギクシャクしていて、コミュニケーションが成り立っていない。だが、妻ミューラ・ミゲルが死亡した際には涙を浮かべるなど、本当は家族愛を大切にしたい思いを秘めていた。
MSを駆って眼前で戦うウッソの望外の成長に驚きながら、軍隊という中では己の個を捨て、終始客観論者に徹していたが、ムバラクからはもう少し父親らしい姿をするべきと苦言を呈されたこともあった。
ジャンヌ・ダルクが特攻の際に艦内から姿を消し、以後の動向は明らかではない[2]。これについては様々な諸説が出ているが、ムバラクが「噂通りはしっこい男だ…次に何をやろうというのか」と発言していることからして、彼にとってはリガ・ミリティアとしての役割を終えて、何かの活動への布石を考えていたと思われる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
作品主人公の父親にして闘争組織の謎多き大幹部、という格好のポジションながら、スパロボ独特のクロスオーバーなど拡張的演出は僅かに留まる。『Vガンダム』自体が参戦してある程度原作を追っても、ついに登場しなかった例(『第2次G』)さえある。謎が災いして、奥底の人間像・思想・理念など、明かされずじまいの要素が大きすぎた故であろう。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 終盤のエンジェル・ハイロゥ攻略戦前に登場するが、その後は姿を見せていない。ミューラは死んでないが、それでもウッソとはややギクシャクした関係になっている。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 今作ではエンジェル・ハイロゥ攻略戦において、トレーズ提供されたOZの宇宙戦艦でアドラステアへ特攻しMIAとなっている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。宇宙編のラスト近くで登場。V2ガンダムのアサルトパーツかバスターパーツの残り片方を送ってよこす。
- スーパーロボット大戦30
- サイドミッション「L3戦線」のシナリオ内にて登場。ムバラク・スターンの艦に乗艦している。『V』の最終決戦シナリオにも登場するが、ムバラクと共に最後まで生存。
- ウッソとの再会時の会話が再現されているが、今作ではミューラが生存しているため原作ほどのぎくしゃくした物にはなっていない。
- なお、今作における「本物のジン」は彼ではない。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ウッソ・エヴィン
- 実子。ウッソは両親に愛されたかったが、ハンゲルグは息子の気持ちに応えられなかった。
- 漫画版では和解するが、そのすぐ後にハンゲルグ自身が死亡してしまう。
- ミューラ・ミゲル
- 妻であるが、正式な結婚はしていないので姓は変わらない。ハンゲルグの妻への愛は涙を浮かべる姿からして相当なもの。
- シャクティ・カリン
- お隣の近所付き合いで、彼女に「小父さん」と呼ばれていた。ハンゲルグからエンジェル・ハイロゥを破壊する作戦を聞いたとき、シャクティは酷く動揺していた。
- マンデラ・スーン
- ジブラルタルの宇宙引越し公社の上司。彼からハンゲルグは「戦士」であると、能力を高く評価されてた。後にウッソが公社を訪ねることを読んでいたようで、宇宙行きのチケットを確保していた。
- ムバラク・スターン
- 地球連邦軍の大将「ジャンヌ・ダルク艦隊」の指揮官。地球連邦が対ザンスカールにほとんど戦力を動かさない中、折衝により彼の艦隊に協力を取り付けることに成功する。ムバラクの特別待遇により将官クラス扱いされていて、ムバラクの横のシートに座って戦況を見守っていた。彼の特攻の際に声を掛けられるが、すでにハンゲルグはブリッジから姿を消していた。
- 漫画版ではハンゲルグの良き人生の先輩として彼を諭し、ハンゲルグが「父親」としての行動を取った際もその気持ちを強く理解していたが、ハンゲルグと共にクロノクルに真っ二つにされてしまう。
- カーティス・ロスコ
- 漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』(SRW未参戦)では、彼と通信を交わし、木星圏の事情について知ることになる。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 神隼人 (OVA)
- 『D』では同志であり、彼もまたジン・ジャハナムである。
- ブライト・ノア
- 『D』においては、ウッソに父として接してやるよう促すシーンも。
- 矢作省吾
- 『D』では彼から「気に入らない大人」の一人として嫌われており、「シャアやゼクスやトレーズの同類」などと言ってハンゲルグを罵倒するような発言を吐いている。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- (特攻ですと……!?)
- 第50話より、ムバラクが特攻を指示した時に。冷徹を志している彼にとって、ムバラクが特攻をかけることに戸惑ったのだろう。この直後、ハンゲルグはブリッジから姿を消し、以後の生死は知られていない…
- 「すみません将軍・・・・やはり わたしもひとりの父親でしたか・・・・」
- 漫画版第10章より。ザンネックの攻撃からV2ガンダムを庇うため、ジャンヌ・ダルクを動かした事をムバラクに詫びた際のセリフ。
- 組織の指導者としては立派な公私混同ではあるのだが、ムバラクは「それでよいのではないですかな?」と微笑んで見せた。
- 余談だがこの時ハンゲルグは少し血を流している。もともと漫画版には、MSが攻撃を受けるとパイロットも何故か流血している描写が存在するため、一部で「モビルトレースシステムを搭載している」等とネタにされている。
余談[編集 | ソースを編集]
- 漫画版でも個としての自分を捨てて「ジン・ジャハナム」に徹しようとするが、ウッソの危機に思わずジャンヌ・ダルクを盾にする行動を取っている。結果としてそのお陰でウッソと和解出来たのでアニメよりも救われているが、最後はクロノクルに艦ごと真っ二つにされて戦死。ようやく和解した父の死にウッソは号泣しながらクロノクルに立ち向かう。
- ちなみにアニメと漫画でかなり容姿が異なり、漫画版の方が若々しい。
- なお、死の直前にウッソを救うべくジャンヌ・ダルクからアサルトパーツを射出しており、漫画版のV2アサルトガンダムはウッソにとって「母の形見となったガンダムに父の形見となった強化パーツを装備した形態」となった。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ CHARACTER|機動戦士Vガンダム 2022年1月5日閲覧。
- ↑ 一応劇中ではその後、ジャンヌ・ダルクの残骸がザンスカール戦艦に突っ込んでいく際に、一瞬ムバラクと共にハンゲルグの顔が映っていた。
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