「タイムトラベル」の版間の差分

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通常の時間の流れから独立して過去や未来へ移動する事。
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'''タイムトラベル'''とは、通常の時間の流れから独立して過去や未来へ移動する要素全般を指すSF用語。直訳は「時間旅行」。「'''タイムスリップ'''」「'''タイムリープ'''」などと表現されることもある。
  
SFでは代表的な題材で、「過去から来たか」「未来から来たか」または「過去や未来から現代に人が来たか」「現代人が過去や未来に移動したか」でストーリーの方向性が大幅に変わる。また、未来世界の様子が提示される作品では、現在より発展を遂げた理想的な世界か、もしくは文明はおろか人類が絶滅・衰退した破滅的な世界のどちらかになるケースが多いが、『破滅の未来を回避するために奔走する』というドラマを作り易いためか後者がよく題材とされる。
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== 概要 ==
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SF分野においてはポピュラーな題材であり、基本的に「過去や未来へ移動する」か「過去や未来から誰か(何か)が来た」かのどちらかのパターンでストーリーが展開される。タイムトラベルを題材にしたSF[[映画]]としては、未来の[[アンドロイド]]との戦いを描いた『ターミネーター』シリーズや、過去と未来を行き来する『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズが有名。
  
タイムスリップを題材にしたSF映画としては、衝撃的な結末で有名な『猿の惑星』や過去と未来を行き来する『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作が有名。
+
明確に定義されているわけではないが、「タイムトラベル」は'''意図的な時間移動'''、「タイムスリップ」は'''予期せぬ時間移動'''、「タイムリープ」は'''意識のみの時間移動、自身の能力による時間移動'''といったような使い分けをされることが多い。
なお『猿の惑星』のように、'''タイムスリップが起きた事自体が重大なネタバレになる作品もある'''ので、公の場でタイムスリップを題材にした作品を取り上げる場合には注意する必要がある。
 
  
== タイムスリップが登場するスパロボ ==
+
また、時間の遅れによって結果的に未来へたどり着く「ウラシマ効果」や「コールドスリープ」、特定の期間を繰り返す「タイムループ」など、'''タイムトラベル要素は含まれているものの、タイムトラベル物として扱われることはあまりない'''ものもある。
;[[機動戦艦ナデシコ]]、及び[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]参戦作品
+
 
:いずれも過去に[[イネス・フレサンジュ]]がタイムスリップを果たしている。
+
なお、作品の中には'''タイムトラベル要素自体が重大なネタバレになる'''ものもあるため<ref>映画『猿の惑星』はその事実が判明する「衝撃的な結末」があまりに有名になりすぎたためか、ある時期から'''結末のシーンを映像ソフトのパッケージに使用する'''というネタバレを公式が行っている。</ref>、公の場でタイムトラベル要素を含む作品を取り上げる場合には注意する必要がある。
 +
 
 +
== タイムトラベル要素を持つSRW作品 ==
 +
;[[機動戦艦ナデシコ]]』参戦作品
 +
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])』『[[スーパーロボット大戦J|J]]』以外は[[イネス・フレサンジュ]]が過去にタイムスリップしている。
 +
:なお、[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|劇場版]]のみ参戦の場合は特に作中で説明されることはない。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:『[[伝説巨神イデオン]]』のメンバーが敵味方共に[[イデ]]の力で未来から現在にタイムスリップしてきたという設定。最終的には元の時代に戻る。
+
:『[[伝説巨神イデオン]]』の登場人物/機体が[[イデ]]の力によって未来から現代、現代から未来へとタイムスリップを行っている。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:[[ネオ・グランゾン]]を倒した結果、合流していた自軍全員と敵対する[[強化人間]]三名が未来の[[地球]]・[[惑星ゾラ]]に転移してしまう。「原因こそネオ・グランゾンではあるが、[[アンセスター]]の回収した[[アストラナガン|ブラックボックス]]による影響も大きい」と作中で語られている。<br/>最終的には[[カテジナ・ルース|カテジナ]]、条件付きで[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]を除き[[アウルゲルミル]]の力で元の時代に戻る。ハードルートのみ未来の自軍合流メンバーと[[メイガス]]も現代にタイムスリップし、その後メイガスを除き未来に戻る。
+
:[[ネオ・グランゾン]]を撃墜した衝撃によって[[惑星ゾラ|未来の地球]]へ<ref>タイムスリップの直接の原因はネオグランゾンの撃墜によるものだが、惑星ゾラの時代に到着した理由はアンセスターが回収したブラックボックス(アストラナガン)による影響も大きいことが作中で語られている。</ref>[[アウルゲルミル]]の開けたゲートによって未来から現代、現代から未来へと、計3回のタイムトラベル(スリップ)が行われる<ref>3回行われるのは「αシリーズ」の正史とされる難易度『難』ルートのみ。『普』『易』では3回目のタイムトラベルは行われず、2回目のタイムトラベルの失敗によって、最終的にそれぞれ本来の時代に戻される。</ref>。
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
+
 
:条件が厳しい方の最終話後のEDで1万2千年後から[[イデ]]の力で元の時代に戻る。<br/>なお、作中では時間の流れが他とは違う現象で『[[伝説巨神イデオン]]』や『[[マクロス7]]』の面々とは違う時間を過ごしたことになるが、これらはタイムスリップとは言えず、厳密には時空の歪みによって[[地球]]とは別の時間を過ごした事が原因であり、1万2千年後に飛ばされたのもこちらが原因である。
+
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 +
:ハードルートではイデの力によって1万2千年後の未来から現代へタイムスリップが行われる。
 +
:なお、『[[伝説巨神イデオン]]』『[[マクロス7]]』一行は未来の人物/機体として登場しているが、これは作中で発生している時空の歪みの影響によって生じた異なる時間の流れを過ごした結果によるものである。また、ハードルートで1万2千年後の未来へたどり着いてしまったのも同じような理由である。
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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:『[[宇宙戦士バルディオス]]』の[[マリン・レイガン]]並びに[[アルデバロン軍]]、『[[宇宙大帝ゴッドシグマ]]』の[[エルダー軍]]が原作同様に未来から現代に転移してくる。
 
:『[[宇宙戦士バルディオス]]』の[[マリン・レイガン]]並びに[[アルデバロン軍]]、『[[宇宙大帝ゴッドシグマ]]』の[[エルダー軍]]が原作同様に未来から現代に転移してくる。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]
:[[トップをねらえ!]]』の[[タカヤノリコ]]、[[アマノカズミ]]、[[ガンバスター]]が12000年前の世界から転移してくる。カズミは'''転移の際に肉体が若返る'''という別の離れ業も起こしている。
+
:遠い未来を描いた続編と共演している関係で『[[トップをねらえ!]]』の[[タカヤノリコ]]、[[アマノカズミ]]<ref>なお、転移の際に'''肉体が若返っている'''。</ref>、[[ガンバスター]]、『[[創聖のアクエリオン]]』の[[シルヴィア・ド・アリシア]]が12000年前の世界から転移してくるほか、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]』のルート次第では過去の世界に跳ばされる展開になる<ref>Z-BLUEが跳んだ時点で並行世界が発生しているため、元の時代に影響はない。</ref>。
 +
:また、[[主人公]]の[[ヒビキ・カミシロ]]は[[スフィア]]の力で時間を僅かにさかのぼり、[[西条涼音]]が死亡するのを回避している。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
:[[ラー・カイラム]]あるいは[[ナデシコC]]の爆発と[[エクサランス]]の[[時流エンジン]]により、[[主人公]]達が5年前にタイムスリップする。タイムスリップによる歴史改変を主軸にした唯一のスパロボ。
+
:[[ラー・カイラム]]あるいは[[ナデシコC]]の爆発と[[エクサランス]]の[[時流エンジン]]により、[[主人公]]達は5年前にタイムスリップしてしまう。
 +
:タイムトラベルによる歴史改変を主軸にした現時点で唯一のSRW作品。
 +
;[[スーパーロボット大戦J]]
 +
:[[ル・カイン]]が[[ボソンジャンプ]]で過去に飛ばされたのち、現代に戻ってくる。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:[[イバリューダー]]は一度過去へタイムスリップした後、長い時をかけて現代に再びやってきたという設定。また、[[ブレスフィールド・アーディガン]]は[[ボソンジャンプ]]でなんと150億年前にタイムスリップする。ボソンジャンプ開発者がいたのもこの時代と説明されているので、[[イネス・フレサンジュ]]もボソンジャンプで150億年前を往復していたことになる。
+
:『[[デトネイター・オーガン]]』の[[イバリューダー]]は過去へタイムスリップした後に、長い時をかけて現代に再びやってきたという設定。また、[[ブレスフィールド・アーディガン]]は[[ボソンジャンプ]]で150億年前に、[[超竜神]]はESウィンドウを通り6500万年前の[[火星]]にタイムスリップしている。
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
:プロローグにて[[マクロス・フロンティア船団]]の前に[[超電磁マシーン ボルテスV|ボルテスチーム]]が60年前の世界からタイムスリップしてくる。
 
:プロローグにて[[マクロス・フロンティア船団]]の前に[[超電磁マシーン ボルテスV|ボルテスチーム]]が60年前の世界からタイムスリップしてくる。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:[[機神咆吼デモンベイン]]』並びに『[[鉄のラインバレル]]』を世界観トリックの基本とする関係上、物語の根本に関わっており、『[[聖戦士ダンバイン]]』、『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|SDガンダム三国伝]]』、『[[マクロスF]]』、『[[忍者戦士飛影]]』のシェーマ星系組と[[飛影]]・[[零影]]、そして『ラインバレル』の[[加藤久嵩|久嵩]]、[[中島宗美|宗美]]、[[城崎絵美|城崎]][[城崎天児|親子]]と[[ヒトマキナ]]達が、前の宇宙からこの世界のこの時代にタイムスリップして来る、もしくは来ている。詳しくは[[世界観/UX]]を参照。
+
:本作は『[[機神咆吼デモンベイン]]』並びに『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|鉄のラインバレル]]』を世界観トリックの基本とする関係上、タイムトラベルの要素が物語の根本に深く関わっている。『[[聖戦士ダンバイン]]』『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|SDガンダム三国伝]]』『[[マクロスF]]』の面々、『[[忍者戦士飛影]]』のシェーマ星系組と[[飛影]]・[[零影]]、『ラインバレル』の[[加藤久嵩]]、[[中島宗美]]、[[城崎絵美]][[城崎天児]]と[[ヒトマキナ]]達が前の宇宙からこの世界、この時代に来ている。
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:詳しくは[[世界観/UX]]を参照。
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
:[[ザ・パワー]]の力で転移した[[超竜神]]が、6500万年前の[[オウストラル島]]に落下し、永い眠りにつく。
+
:[[ザ・パワー]]の力で転移した[[超竜神]]が6500万年前の[[オウストラル島]]に落下し、永い眠りにつく。
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=== VXT三部作 ===
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;[[スーパーロボット大戦X]]
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:[[渡瀬青葉]]、[[ヒナ・リャザン|弓原雛]]、[[ビゾン・ジェラフィル]]の三名が、[[エンブリヲ]]の介入によって西暦2014年と2088年との間で幾度もタイムスリップを繰り返し、無限とも思われるタイムループとタイムパラドックスを発生させていた。
 +
:作中では[[ヒイロ・ユイ]]の活躍によって正しい時間の流れに修復されているが、タイムスリップから生還した(取り残された)ビゾンは「エフゲニー・ケダール」として新たな復讐の炎を燃やし始めることとなる。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
 
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
:[[イオニア]]一行が[[安倍晴明]]によって[[アースティア (NEO)|アースティア]]へと飛ばされた際、[[ゲッターチーム]]及び[[ゲッター1 (新)|ゲッターロボ]]だけに時間軸の移動が起こり、[[アースティア (NEO)|アースティア]]への到着に時差が生じていた。この際に[[ゲッター線]]が活性化しており、その影響でゲッターチーム及びゲッターロボだけ時間軸にずれが生じたものと思われる。なおこのタイムスリップという結果自体は[[新ゲッターロボ|原作]]の再現。
+
:[[イオニアの一行]][[安倍晴明]]によって[[世界観/NEO#アースティア(NEO)|アースティア]]へと飛ばされた際に[[ゲッターチーム]]及び[[ゲッター1 (新)|ゲッターロボ]]だけに時間軸の移動が起こり、アースティアへの到着に時差が生じていた。この際に[[ゲッター線]]が活性化しており、その影響でゲッターチーム及びゲッターロボだけ時間軸にずれが生じたものと思われる。
;[[スーパーロボット大戦X]]
+
:なお、このタイムスリップという結果自体は[[新ゲッターロボ|原作]]の再現である。
:[[渡瀬青葉]][[弓原雛]][[ビゾン・ジェラフィル]]の三名が、[[エンブリヲ]]の介入によって、西暦2014年と2088年との間で幾度もタイムスリップを繰り返し、無限とも思われるタイムループとタイムパラドックスを発生させていた。
+
;[[スーパーロボット大戦DD]]
:作中では、[[ヒイロ・ユイ]]がビゾンの特異点への突入を阻止したことで、このタイムパラドックスが破綻。世界は[[平行世界]]に分岐し、正しい時間の流れを回復させた。
+
:序章ワールド2において重陽子ミサイルが防いだ際に[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]][[ディーダリオン]]が15年後にタイムスリップしている。
:一方で、タイムスリップから生還した(取り残された)ビゾンは「エフゲニー・ケダール」として新たな復讐の炎を燃やし始めることとなる。
+
;[[スーパーロボット大戦30]]
 +
:キーミッション「ゼロ再臨」では[[シャムナ]][[ギアス]]で時間改変が行われ続けるため、一種の[[全滅プレイ]]じみた挙動となる。
  
== 実際にタイムスリップした人 ==
+
== タイムトラベルを行った人物 ==
 
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[流竜馬 (OVA)]]
 
;[[流竜馬 (OVA)]]
:*[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]…[[真・ゲッター1]]に乗って[[真ドラゴン]]に飛んでいく[[ICBM]]を止める為に突撃するが[[コーウェン]]と[[スティンガー (ゲッターロボ)|スティンガー]]に妨害されて最後は[[真・ゲッター2]]のスピードに賭けたが失敗。この爆発と[[ゲッター線]]の影響で竜馬は時空の歪みに落ち、13年後の未来に飛ばされた。
+
:*[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]…[[ICBM]]の爆発と[[ゲッター線]]の影響で時空の歪みに落ち、13年後の未来に飛ばされた。
 
:*[[新ゲッターロボ]]…[[黒平安京|平安時代]]に加え[[平行世界]]に飛んだりしている。
 
:*[[新ゲッターロボ]]…[[黒平安京|平安時代]]に加え[[平行世界]]に飛んだりしている。
 
:なお、原作漫画版では[[ゲッターエンペラー]]の存在する未来に僅かな時間ながら飛ばされた(『新ゲッターロボ』でも同様の話がある)。
 
:なお、原作漫画版では[[ゲッターエンペラー]]の存在する未来に僅かな時間ながら飛ばされた(『新ゲッターロボ』でも同様の話がある)。
 
;[[神隼人 (OVA)]]、[[武蔵坊弁慶]]
 
;[[神隼人 (OVA)]]、[[武蔵坊弁慶]]
 
:[[新ゲッターロボ]]では竜馬同様に平安時代に飛んでいる。
 
:[[新ゲッターロボ]]では竜馬同様に平安時代に飛んでいる。
;[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]、[[ミネルバX (真マジンガーZERO)|ミネルバX]]、[[マジンガーZERO]] / [[闇の帝王]]
+
;[[流拓馬]]、[[カムイ・ショウ]]、[[山岸獏]]、[[恐竜帝国]]のゲッターザウルスパイロット達
:「真マジンガーZERO」シリーズ版。途方もない回数の[[並行世界|差異次元]]を繰り返している設定だが、それを明確に記憶・操作可能なのは前者3名だけであった。
+
:21世紀の地球から、[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ軍団]]とアンドロメダ流国が宇宙戦争を繰り広げる超未来へとタイムスリップし、後に帰還している。
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:漫画版とアニメ版で帰還時の経緯・描写がやや異なり、アニメ版ではめぼしいキャラは全員帰還しているが、漫画版ではカムイ以外の恐竜帝国兵たちが帰還できたかは不明。
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;[[兜甲児 (真マジンガーZERO)|兜甲児]]、[[ミネルバX (真マジンガーZERO)|ミネルバX]]、[[マジンガーZERO]] / [[闇の帝王]]
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:『真マジンガーZERO』シリーズ版。途方もない回数の[[並行世界|差異次元]]を繰り返している設定だが、それを明確に記憶・操作可能なのは前者3名だけであった。
 
:闇の帝王だけはやや毛色が異なり、見方によっては純粋なタイムスリップ事故を被った立場である。
 
:闇の帝王だけはやや毛色が異なり、見方によっては純粋なタイムスリップ事故を被った立場である。
 
;[[マリン・レイガン]]、[[アルデバロン軍]]
 
;[[マリン・レイガン]]、[[アルデバロン軍]]
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:原作最終話において未来へと向かった。
 
:原作最終話において未来へと向かった。
 
;[[ザウラーズ]]全員、[[中島辰男]]
 
;[[ザウラーズ]]全員、[[中島辰男]]
:第1話では[[峯崎拳一]]・[[立花浩美]]・[[朝岡しのぶ]]が、[[エルドラン]]によって6400万年前の恐竜時代へ導かれる。また第40話~第43話は恐竜時代編となっており、ザウラーズ全員と中島先生が時空の裂け目から6400万年前の地球へと遡り、過去の改変によって[[機械化帝国]]の手に落ちた地球を元に戻すべく奮闘した。
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:第1話では[[峯崎拳一]]・[[立花浩美]]・[[朝岡しのぶ]]が、[[エルドラン]]によって6400万年前の恐竜時代へ導かれる。また、第40話~第43話ではザウラーズ全員と中島先生が時空の裂け目から6400万年前の地球へと遡り、過去の改変によって[[機械化帝国]]の手に落ちた地球を元に戻すべく奮闘した。
 
;[[超竜神]]
 
;[[超竜神]]
:人ではなくロボだが人格があるので記載。
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:人ではなくロボだが、人格があるので記載。
:[[ZX-06|頭脳原種]]が最後に放った巨大隕石をESウインドウの向こう側にある[[木星]]へと押し戻した際、[[ザ・パワー]]の力で巨大隕石もろとも6500万年前の地球へと飛ばされる。そして、地球に墜落して大地に埋もれ、現代になって、6500万年前の地層から発掘されることとなる。なお、機体は劣化していたものの核となるAIとGSライドはザ・パワーによって保護されていたために復活することができた。
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:[[ZX-06|頭脳原種]]が最後に放った巨大隕石をESウインドウの向こう側にある[[木星]]へと押し戻した際に、[[ザ・パワー]]の力で巨大隕石もろとも6500万年前の地球へと飛ばされてしまう。その後、現代にて6500万年前の地層から劣化した状態で発掘されたが、核となるAIとGSライドはザ・パワーによって保護されていたために復活することができた。
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;[[GGG]]メンバーの大半、[[戒道幾巳]]、[[ソルダートJ]]
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:小説版では次元ゲートを通って150億年前の[[三重連太陽系]]に向かい、そこで[[ソール11遊星主]]と戦闘している。
 
;[[金田正太郎]]
 
;[[金田正太郎]]
 
:第41話「鉄人が消えた!」にて450年前に飛ぶ。
 
:第41話「鉄人が消えた!」にて450年前に飛ぶ。
 
;[[城崎絵美]]、[[中島宗美]]
 
;[[城崎絵美]]、[[中島宗美]]
:原作漫画版では660年前から[[ラインバレル|マキ]][[タリスマン|ナ]]と共に転送によって渡っている。ただし、絵美は意識がない状態で、宗美に至っては赤子の状態のため第三者によるものである。
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:原作漫画版では660年前から[[マキナ]]と共に転送によって渡っている。ただし、絵美は意識がない状態で、宗美に至っては赤子の状態のため第三者によるものである。
 
;[[早瀬浩一]]
 
;[[早瀬浩一]]
 
:原作漫画版では[[デウスエクスマキナ]]との圧縮転送フィールドのぶつかり合いで3年後に飛んでいる。
 
:原作漫画版では[[デウスエクスマキナ]]との圧縮転送フィールドのぶつかり合いで3年後に飛んでいる。
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;[[速杉ホクト]]らシンカリオン運転士たち
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:ヴァルハランの光の粒子によって、時空を超えて別々の時代へ飛ばされてしまう。ホクトはどこへ飛ばされたか本編中では描かれなかったが、入れ替わりに9歳当時のホクトが現代に飛ばされて来てしまう。
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:余談だが、1960年代のシーンで[[東京|東京タワー]]に地デジアンテナが描かれている作画ミスがあったという。
  
 
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[ナデシコ]]クルー'''ほぼ'''全員
 
;[[ナデシコ]]クルー'''ほぼ'''全員
:TVシリーズ中で[[木連]]の機動兵器から逃れるためにボソンジャンプのゲートである[[チューリップ]]に飛び込み、瞬間移動と同時に数ヶ月先の未来へタイムスリップしている。その為クルーは法律上の年齢と肉体年齢に若干の差がある。
+
:TVシリーズ中でナデシコごと[[チューリップ]]に飛び込み、[[ボソンジャンプ]]によって[[火星]]から「数ヶ月先の[[地球]]」へタイムスリップしている。そのため、クルーは法律上の年齢と肉体年齢に若干の差がある。
:なお追加クルーの[[アカツキ・ナガレ]]、[[エリナ・キンジョウ・ウォン]]、[[ムネタケ・サダアキ]](正確に言えば再乗艦だが…)、イツキ・カザマ(SRW未参戦)の4名は含まれない。
+
:なお、[[アカツキ・ナガレ]]、[[エリナ・キンジョウ・ウォン]]、[[ムネタケ・サダアキ]]、イツキ・カザマ(SRW未参戦)の4名は、この時に乗っていなかったため含まれない。
 
;[[テンカワ・アキト]]
 
;[[テンカワ・アキト]]
:上記の件とは別件でタイムスリップしている。
+
:上記とは別件でタイムスリップを経験している。
;[[イネス・フレサンジュ]] / [[アイちゃん]]
+
;[[イネス・フレサンジュ|イネス・フレサンジュ / アイちゃん]]
 
:[[テンカワ・アキト|アキト]]が守れなかった“少女”。2度のタイムスリップを経て20数年前に移動した。
 
:[[テンカワ・アキト|アキト]]が守れなかった“少女”。2度のタイムスリップを経て20数年前に移動した。
;[[ル・カイン]]
 
:Jにおいて。
 
 
;[[渡瀬青葉]]
 
;[[渡瀬青葉]]
:第1話において。クラスメイトの弓原雛に導かれる形で、西暦2014年から西暦2088年の未来にタイムスリップする。
+
:第1話にて、クラスメイトの弓原雛に導かれる形で西暦2014年から西暦2088年の未来にタイムスリップする。
 
;[[隼鷹・ディオ・ウェインバーグ]]
 
;[[隼鷹・ディオ・ウェインバーグ]]
 
:最終決戦にてある種のタイムパラドックスにより、青葉と共に1ナノ秒の連続タイムスリップを行った。
 
:最終決戦にてある種のタイムパラドックスにより、青葉と共に1ナノ秒の連続タイムスリップを行った。
;[[弓原雛]] / [[ヒナ・リャザン]]
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;[[ヒナ・リャザン|弓原雛 / ヒナ・リャザン]]
 
:[[カップリングシステム]]の事故で2088年へタイムスリップし、そこでの戦闘中に再び過去へタイムスリップ、さらに再び未来へタイムスリップして幼児化し、成長して再び過去へ…という時のループに囚われていた。
 
:[[カップリングシステム]]の事故で2088年へタイムスリップし、そこでの戦闘中に再び過去へタイムスリップ、さらに再び未来へタイムスリップして幼児化し、成長して再び過去へ…という時のループに囚われていた。
 
;[[ビゾン・ジェラフィル]]
 
;[[ビゾン・ジェラフィル]]
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:『[[エウレカセブンAO]]』にて、全員が歴史改変のためのタイムスリップを行っている。
 
:『[[エウレカセブンAO]]』にて、全員が歴史改変のためのタイムスリップを行っている。
 
;[[四代目頑駄無大将軍]]、[[武者頑駄無|三代目頑駄無大将軍]]
 
;[[四代目頑駄無大将軍]]、[[武者頑駄無|三代目頑駄無大将軍]]
:SD戦国伝『風林火山』編のラストで武者荒烈駆主(四代目大将軍)が過去の世界へタイムスリップし、[[トラウマイベント|絶望の未来]]を変えるべくタイムスリップを繰り返す事となる。最後のタイムスリップの際は三代目大将軍も四代目と共に過去の世界へ向かっている。
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:SD戦国伝『風林火山』編のラストで武者荒烈駆主(四代目大将軍)が過去の世界へ飛び、絶望の未来を変えるべくタイムトラベルを繰り返す事となる。最後のタイムスリップの際は三代目大将軍も四代目と共に過去の世界へ向かっている。
 +
;[[3代目勇者ラムネス]]
 +
:超未来のドキドキスペースに意識のみ転移後、帰還している。
 +
:ちなみに、主要舞台の1つであるキラキラ神霊界も'''超未来の地球'''である。
 +
;[[シャムナ]]
 +
:「自分が死んだ時、自分の知識を6時間前の自分に送る」というタイムリープ能力の[[ギアス]]で[[枢木スザク]]や[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]達を圧倒した<ref>敗北する度に自殺して過去に戻り、対抗策を予め準備してから再戦を行うことを繰り返していた。</ref>。
 +
 
 +
=== その他 ===
 +
;『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』のメンバー
 +
:映画『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』<ref>『ゴーカイジャー』放送前に公開された映画作品。同作に『ゴーカイジャー』のメンバーが先行登場している。</ref>に登場したメンバーは、タイムトラベルでやってきた『ゴーカイジャー』第40話の時点のメンバーという設定になっている。
 +
;[[クレヨンしんちゃん]]の野原一家
 +
:劇場版第三作目と第十作目で戦国時代にタイムスリップしている。他にも、未来のタイムパトロールなど現代にタイムスリップしてくるキャラクターも存在。
  
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
;[[イングラム・プリスケン]] / [[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ・プリスケン]]
 
;[[イングラム・プリスケン]] / [[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ・プリスケン]]
:『[[スーパーヒーロー作戦]]』でタイムスリップした。また未遂に終わったが、『α外伝』では[[アストラナガン]][[イージス計画]]発動時刻へタイムスリップしようとしていたことが仄めかされる。
+
:『[[スーパーヒーロー作戦]]』でタイムスリップした。
;[[メイガス]]
+
:また、イングラムは『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』で[[アストラナガン]]を使って[[イージス計画]]発動時刻へ時タイムトラベルを行おうとしていた形跡がある。
:『α外伝』にて、効率的な人類抹殺のため[[アストラナガン|ブラックボックス]]に登録されていた[[イージス計画]]実行日時へタイムスリップ、及び計画の妨害を企む。イージー、ノーマルルートでは未遂に終わるが、ハードルートではタイムスリップは成功する。
+
;[[メイガス]]([[ソフィア・ネート]])
;[[ソフィア・ネート]]
+
:『α外伝』でメイガスが[[アウルゲルミル]]の[[アストラナガン|ブラックボックス]]に登録されていた日時へタイムトラベルを行い、一時的に再生されたソフィアの人格によって[[新西暦]]から[[惑星ゾラ|未来世界]]へ再びタイムトラベルを行っている<ref>難易度『難』ルートのみ。『普』『易』ではメイガスのタイムトラベルは失敗に終わり、ソフィアの人格によるタイムトラベルも行われない。</ref>。
:『α外伝』ハードルートではメイガスのデータの一部として一時的に蘇り、贖罪の為最期の力で未来メンバーを彼らの時代へ帰した。
 
 
;[[ラウル・グレーデン]] / [[フィオナ・グレーデン]]、[[ミズホ・サイキ]]、[[ラージ・モントーヤ]]
 
;[[ラウル・グレーデン]] / [[フィオナ・グレーデン]]、[[ミズホ・サイキ]]、[[ラージ・モントーヤ]]
:[[スーパーロボット大戦R]]の主人公たち。序盤でタイムスリップし、過去を変えていく。なお、最初の2人は選択した一方しか登場しない。
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:[[スーパーロボット大戦R|R]]』の主人公たち。序盤でタイムスリップし、過去を変えていく。
 +
:なお、最初の2人は選択した一方しか登場しない。
 
;[[ブレスフィールド・アーディガン]]
 
;[[ブレスフィールド・アーディガン]]
:150億年の昔に飛ばされる。
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:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の登場人物。第1部終盤の乱戦の余波で150億年の昔に飛ばされる。
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;[[ディーダリオン]]
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:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』の序章ワールド2では[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]と共に、15年未来に飛ばされている。
  
 
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==
 
;タイムマシン
 
;タイムマシン
:時間移動のための乗り物。完全オリジナルの造形はもちろん、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作や『仮面ライダー電王』のように現実にある乗り物をモチーフにしているなど姿形は豊富。
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:時間移動のための乗り物。完全オリジナルから現実にある乗り物をモチーフにしているものまで、その姿形は豊富。
 
;タイムパラドックス
 
;タイムパラドックス
:タイムスリップと同じくその定義は様々だが、「別の時代に干渉することで引き起こされる矛盾」というのが大体近い。親殺しのパラドックスがこれに当たる。
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:タイムトラベルと同様にその定義は様々だが、「別の時代に干渉することで引き起こされる矛盾」というのが大体近い。内容の説明としては「親殺しのパラドックス」が有名<ref>過去(自分が生まれる前)の親を殺害してしまうと、「親が死亡しているため、自分(親殺しの実行者)が誕生しない」→「自分が誕生していないため、過去の親殺しが成立しない(親が殺害されない)」→「親が生存しているため、自分が誕生する」→「自分が誕生しているため、過去の親殺しが成立してしまう(親を殺害してしまう)」…といったループにはまってしまう。</ref>。
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:作品によっては「未来に影響を及ぼしてしまう現象」といったような解釈に取られることもある。
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;[[平行世界|並行世界(パラレルワールド)]]
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:タイムトラベル物では「過去に干渉したことで分岐(誕生)した別の未来」といった内容で、上記タイムパラドックスとセットで扱われることも多い。また、時間移動を並行世界への移動と見なす作品もある。
 
;[[ボソンジャンプ]]
 
;[[ボソンジャンプ]]
:作中では瞬間移動のような描写だがその実体はタイムスリップで、「時間移動できるから位置も移動できる」とされる。
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:作中では瞬間移動のような描写だが、その実体はタイムスリップであり、「時間移動できるから位置も移動できる」とされている。
 
;[[時流エンジン]]
 
;[[時流エンジン]]
 
:時粒子(時の流れ)を動力源として稼動する永久機関だが、臨界点を超えるとタイムスリップを引き起こす。『[[スーパーロボット大戦R]]』の物語はここから始まる。
 
:時粒子(時の流れ)を動力源として稼動する永久機関だが、臨界点を超えるとタイムスリップを引き起こす。『[[スーパーロボット大戦R]]』の物語はここから始まる。
 
;[[カップリングシステム]]
 
;[[カップリングシステム]]
 
:原理は不明だが、カップラー2人の思考をタイムラグなしで同期するため、素粒子レベルで信号を1ナノ秒未来へ送っている。物語の重要な鍵を握る。
 
:原理は不明だが、カップラー2人の思考をタイムラグなしで同期するため、素粒子レベルで信号を1ナノ秒未来へ送っている。物語の重要な鍵を握る。
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;[[クロスゲート・パラダイム・システム]]
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:バンプレストオリジナルのタイムマシンの一類。「[[αシリーズ]]」で特にピックアップされ、その設定を引き継いだ作品群にも登場する。
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== 余談 ==
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*過去に行く作品では「未来(現代)に影響が出ないような行動」を、未来が関係する作品では「未来を変えるための行動」を求められることが多い傾向にある。
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== 脚注 ==
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2024年9月17日 (火) 00:26時点における最新版

タイムトラベルとは、通常の時間の流れから独立して過去や未来へ移動する要素全般を指すSF用語。直訳は「時間旅行」。「タイムスリップ」「タイムリープ」などと表現されることもある。

概要[編集 | ソースを編集]

SF分野においてはポピュラーな題材であり、基本的に「過去や未来へ移動する」か「過去や未来から誰か(何か)が来た」かのどちらかのパターンでストーリーが展開される。タイムトラベルを題材にしたSF映画としては、未来のアンドロイドとの戦いを描いた『ターミネーター』シリーズや、過去と未来を行き来する『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズが有名。

明確に定義されているわけではないが、「タイムトラベル」は意図的な時間移動、「タイムスリップ」は予期せぬ時間移動、「タイムリープ」は意識のみの時間移動、自身の能力による時間移動といったような使い分けをされることが多い。

また、時間の遅れによって結果的に未来へたどり着く「ウラシマ効果」や「コールドスリープ」、特定の期間を繰り返す「タイムループ」など、タイムトラベル要素は含まれているものの、タイムトラベル物として扱われることはあまりないものもある。

なお、作品の中にはタイムトラベル要素自体が重大なネタバレになるものもあるため[1]、公の場でタイムトラベル要素を含む作品を取り上げる場合には注意する必要がある。

タイムトラベル要素を持つSRW作品[編集 | ソースを編集]

機動戦艦ナデシコ』参戦作品
A(PORTABLE)』『J』以外はイネス・フレサンジュが過去にタイムスリップしている。
なお、劇場版のみ参戦の場合は特に作中で説明されることはない。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦F完結編
伝説巨神イデオン』の登場人物/機体がイデの力によって未来から現代、現代から未来へとタイムスリップを行っている。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α外伝
ネオ・グランゾンを撃墜した衝撃によって未来の地球[2]アウルゲルミルの開けたゲートによって未来から現代、現代から未来へと、計3回のタイムトラベル(スリップ)が行われる[3]
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
ハードルートではイデの力によって1万2千年後の未来から現代へタイムスリップが行われる。
なお、『伝説巨神イデオン』『マクロス7』一行は未来の人物/機体として登場しているが、これは作中で発生している時空の歪みの影響によって生じた異なる時間の流れを過ごした結果によるものである。また、ハードルートで1万2千年後の未来へたどり着いてしまったのも同じような理由である。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
宇宙戦士バルディオス』のマリン・レイガン並びにアルデバロン軍、『宇宙大帝ゴッドシグマ』のエルダー軍が原作同様に未来から現代に転移してくる。
第3次スーパーロボット大戦Z
遠い未来を描いた続編と共演している関係で『トップをねらえ!』のタカヤノリコアマノカズミ[4]ガンバスター、『創聖のアクエリオン』のシルヴィア・ド・アリシアが12000年前の世界から転移してくるほか、『天獄篇』のルート次第では過去の世界に跳ばされる展開になる[5]
また、主人公ヒビキ・カミシロスフィアの力で時間を僅かにさかのぼり、西条涼音が死亡するのを回避している。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦R
ラー・カイラムあるいはナデシコCの爆発とエクサランス時流エンジンにより、主人公達は5年前にタイムスリップしてしまう。
タイムトラベルによる歴史改変を主軸にした現時点で唯一のSRW作品。
スーパーロボット大戦J
ル・カインボソンジャンプで過去に飛ばされたのち、現代に戻ってくる。
スーパーロボット大戦W
デトネイター・オーガン』のイバリューダーは過去へタイムスリップした後に、長い時をかけて現代に再びやってきたという設定。また、ブレスフィールド・アーディガンボソンジャンプで150億年前に、超竜神はESウィンドウを通り6500万年前の火星にタイムスリップしている。
スーパーロボット大戦L
プロローグにてマクロス・フロンティア船団の前にボルテスチームが60年前の世界からタイムスリップしてくる。
スーパーロボット大戦UX
本作は『機神咆吼デモンベイン』並びに『鉄のラインバレル』を世界観トリックの基本とする関係上、タイムトラベルの要素が物語の根本に深く関わっている。『聖戦士ダンバイン』『SDガンダム三国伝』『マクロスF』の面々、『忍者戦士飛影』のシェーマ星系組と飛影零影、『ラインバレル』の加藤久嵩中島宗美城崎絵美城崎天児ヒトマキナ達が前の宇宙からこの世界、この時代に来ている。
詳しくは世界観/UXを参照。
スーパーロボット大戦BX
ザ・パワーの力で転移した超竜神が6500万年前のオウストラル島に落下し、永い眠りにつく。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X
渡瀬青葉弓原雛ビゾン・ジェラフィルの三名が、エンブリヲの介入によって西暦2014年と2088年との間で幾度もタイムスリップを繰り返し、無限とも思われるタイムループとタイムパラドックスを発生させていた。
作中ではヒイロ・ユイの活躍によって正しい時間の流れに修復されているが、タイムスリップから生還した(取り残された)ビゾンは「エフゲニー・ケダール」として新たな復讐の炎を燃やし始めることとなる。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦NEO
イオニアの一行安倍晴明によってアースティアへと飛ばされた際にゲッターチーム及びゲッターロボだけに時間軸の移動が起こり、アースティアへの到着に時差が生じていた。この際にゲッター線が活性化しており、その影響でゲッターチーム及びゲッターロボだけ時間軸にずれが生じたものと思われる。
なお、このタイムスリップという結果自体は原作の再現である。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド2において重陽子ミサイルが防いだ際に流竜馬ディーダリオンが15年後にタイムスリップしている。
スーパーロボット大戦30
キーミッション「ゼロ再臨」ではシャムナギアスで時間改変が行われ続けるため、一種の全滅プレイじみた挙動となる。

タイムトラベルを行った人物[編集 | ソースを編集]

スーパー系[編集 | ソースを編集]

流竜馬 (OVA)
なお、原作漫画版ではゲッターエンペラーの存在する未来に僅かな時間ながら飛ばされた(『新ゲッターロボ』でも同様の話がある)。
神隼人 (OVA)武蔵坊弁慶
新ゲッターロボでは竜馬同様に平安時代に飛んでいる。
流拓馬カムイ・ショウ山岸獏恐竜帝国のゲッターザウルスパイロット達
21世紀の地球から、ゲッターロボ軍団とアンドロメダ流国が宇宙戦争を繰り広げる超未来へとタイムスリップし、後に帰還している。
漫画版とアニメ版で帰還時の経緯・描写がやや異なり、アニメ版ではめぼしいキャラは全員帰還しているが、漫画版ではカムイ以外の恐竜帝国兵たちが帰還できたかは不明。
兜甲児ミネルバXマジンガーZERO / 闇の帝王
『真マジンガーZERO』シリーズ版。途方もない回数の差異次元を繰り返している設定だが、それを明確に記憶・操作可能なのは前者3名だけであった。
闇の帝王だけはやや毛色が異なり、見方によっては純粋なタイムスリップ事故を被った立場である。
マリン・レイガンアルデバロン軍
S-1星の人間たち。しかし原作後半にて自分たちは未来の地球人であり、さらにS-1星の荒廃した環境を生み出した元凶でもある事を知ってしまう。
エルダー軍
エルダー星が地球に侵略されているため、歴史を改変するため時間を遡り過去の地球を攻撃する。
壇闘志也
原作最終話において未来へと向かった。
ザウラーズ全員、中島辰男
第1話では峯崎拳一立花浩美朝岡しのぶが、エルドランによって6400万年前の恐竜時代へ導かれる。また、第40話~第43話ではザウラーズ全員と中島先生が時空の裂け目から6400万年前の地球へと遡り、過去の改変によって機械化帝国の手に落ちた地球を元に戻すべく奮闘した。
超竜神
人ではなくロボだが、人格があるので記載。
頭脳原種が最後に放った巨大隕石をESウインドウの向こう側にある木星へと押し戻した際に、ザ・パワーの力で巨大隕石もろとも6500万年前の地球へと飛ばされてしまう。その後、現代にて6500万年前の地層から劣化した状態で発掘されたが、核となるAIとGSライドはザ・パワーによって保護されていたために復活することができた。
GGGメンバーの大半、戒道幾巳ソルダートJ
小説版では次元ゲートを通って150億年前の三重連太陽系に向かい、そこでソール11遊星主と戦闘している。
金田正太郎
第41話「鉄人が消えた!」にて450年前に飛ぶ。
城崎絵美中島宗美
原作漫画版では660年前からマキナと共に転送によって渡っている。ただし、絵美は意識がない状態で、宗美に至っては赤子の状態のため第三者によるものである。
早瀬浩一
原作漫画版ではデウスエクスマキナとの圧縮転送フィールドのぶつかり合いで3年後に飛んでいる。
速杉ホクトらシンカリオン運転士たち
ヴァルハランの光の粒子によって、時空を超えて別々の時代へ飛ばされてしまう。ホクトはどこへ飛ばされたか本編中では描かれなかったが、入れ替わりに9歳当時のホクトが現代に飛ばされて来てしまう。
余談だが、1960年代のシーンで東京タワーに地デジアンテナが描かれている作画ミスがあったという。

リアル系[編集 | ソースを編集]

ナデシコクルーほぼ全員
TVシリーズ中でナデシコごとチューリップに飛び込み、ボソンジャンプによって火星から「数ヶ月先の地球」へタイムスリップしている。そのため、クルーは法律上の年齢と肉体年齢に若干の差がある。
なお、アカツキ・ナガレエリナ・キンジョウ・ウォンムネタケ・サダアキ、イツキ・カザマ(SRW未参戦)の4名は、この時に乗っていなかったため含まれない。
テンカワ・アキト
上記とは別件でタイムスリップを経験している。
イネス・フレサンジュ / アイちゃん
アキトが守れなかった“少女”。2度のタイムスリップを経て20数年前に移動した。
渡瀬青葉
第1話にて、クラスメイトの弓原雛に導かれる形で西暦2014年から西暦2088年の未来にタイムスリップする。
隼鷹・ディオ・ウェインバーグ
最終決戦にてある種のタイムパラドックスにより、青葉と共に1ナノ秒の連続タイムスリップを行った。
弓原雛 / ヒナ・リャザン
カップリングシステムの事故で2088年へタイムスリップし、そこでの戦闘中に再び過去へタイムスリップ、さらに再び未来へタイムスリップして幼児化し、成長して再び過去へ…という時のループに囚われていた。
ビゾン・ジェラフィル
戦闘中に発生した特異点に巻き込まれ2014年へとタイムスリップした。
レントン・サーストン / エウレカ・サーストン / フカイ・アオ
エウレカセブンAO』にて、全員が歴史改変のためのタイムスリップを行っている。
四代目頑駄無大将軍三代目頑駄無大将軍
SD戦国伝『風林火山』編のラストで武者荒烈駆主(四代目大将軍)が過去の世界へ飛び、絶望の未来を変えるべくタイムトラベルを繰り返す事となる。最後のタイムスリップの際は三代目大将軍も四代目と共に過去の世界へ向かっている。
3代目勇者ラムネス
超未来のドキドキスペースに意識のみ転移後、帰還している。
ちなみに、主要舞台の1つであるキラキラ神霊界も超未来の地球である。
シャムナ
「自分が死んだ時、自分の知識を6時間前の自分に送る」というタイムリープ能力のギアス枢木スザクルルーシュ達を圧倒した[6]

その他[編集 | ソースを編集]

海賊戦隊ゴーカイジャー』のメンバー
映画『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』[7]に登場したメンバーは、タイムトラベルでやってきた『ゴーカイジャー』第40話の時点のメンバーという設定になっている。
クレヨンしんちゃんの野原一家
劇場版第三作目と第十作目で戦国時代にタイムスリップしている。他にも、未来のタイムパトロールなど現代にタイムスリップしてくるキャラクターも存在。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

イングラム・プリスケン / ヴィレッタ・プリスケン
スーパーヒーロー作戦』でタイムスリップした。
また、イングラムは『α外伝』でアストラナガンを使ってイージス計画発動時刻へ時タイムトラベルを行おうとしていた形跡がある。
メイガスソフィア・ネート
『α外伝』でメイガスがアウルゲルミルブラックボックスに登録されていた日時へタイムトラベルを行い、一時的に再生されたソフィアの人格によって新西暦から未来世界へ再びタイムトラベルを行っている[8]
ラウル・グレーデン / フィオナ・グレーデンミズホ・サイキラージ・モントーヤ
R』の主人公たち。序盤でタイムスリップし、過去を変えていく。
なお、最初の2人は選択した一方しか登場しない。
ブレスフィールド・アーディガン
W』の登場人物。第1部終盤の乱戦の余波で150億年の昔に飛ばされる。
ディーダリオン
DD』の序章ワールド2では竜馬と共に、15年未来に飛ばされている。

関連用語[編集 | ソースを編集]

タイムマシン
時間移動のための乗り物。完全オリジナルから現実にある乗り物をモチーフにしているものまで、その姿形は豊富。
タイムパラドックス
タイムトラベルと同様にその定義は様々だが、「別の時代に干渉することで引き起こされる矛盾」というのが大体近い。内容の説明としては「親殺しのパラドックス」が有名[9]
作品によっては「未来に影響を及ぼしてしまう現象」といったような解釈に取られることもある。
並行世界(パラレルワールド)
タイムトラベル物では「過去に干渉したことで分岐(誕生)した別の未来」といった内容で、上記タイムパラドックスとセットで扱われることも多い。また、時間移動を並行世界への移動と見なす作品もある。
ボソンジャンプ
作中では瞬間移動のような描写だが、その実体はタイムスリップであり、「時間移動できるから位置も移動できる」とされている。
時流エンジン
時粒子(時の流れ)を動力源として稼動する永久機関だが、臨界点を超えるとタイムスリップを引き起こす。『スーパーロボット大戦R』の物語はここから始まる。
カップリングシステム
原理は不明だが、カップラー2人の思考をタイムラグなしで同期するため、素粒子レベルで信号を1ナノ秒未来へ送っている。物語の重要な鍵を握る。
クロスゲート・パラダイム・システム
バンプレストオリジナルのタイムマシンの一類。「αシリーズ」で特にピックアップされ、その設定を引き継いだ作品群にも登場する。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 過去に行く作品では「未来(現代)に影響が出ないような行動」を、未来が関係する作品では「未来を変えるための行動」を求められることが多い傾向にある。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 映画『猿の惑星』はその事実が判明する「衝撃的な結末」があまりに有名になりすぎたためか、ある時期から結末のシーンを映像ソフトのパッケージに使用するというネタバレを公式が行っている。
  2. タイムスリップの直接の原因はネオグランゾンの撃墜によるものだが、惑星ゾラの時代に到着した理由はアンセスターが回収したブラックボックス(アストラナガン)による影響も大きいことが作中で語られている。
  3. 3回行われるのは「αシリーズ」の正史とされる難易度『難』ルートのみ。『普』『易』では3回目のタイムトラベルは行われず、2回目のタイムトラベルの失敗によって、最終的にそれぞれ本来の時代に戻される。
  4. なお、転移の際に肉体が若返っている
  5. Z-BLUEが跳んだ時点で並行世界が発生しているため、元の時代に影響はない。
  6. 敗北する度に自殺して過去に戻り、対抗策を予め準備してから再戦を行うことを繰り返していた。
  7. 『ゴーカイジャー』放送前に公開された映画作品。同作に『ゴーカイジャー』のメンバーが先行登場している。
  8. 難易度『難』ルートのみ。『普』『易』ではメイガスのタイムトラベルは失敗に終わり、ソフィアの人格によるタイムトラベルも行われない。
  9. 過去(自分が生まれる前)の親を殺害してしまうと、「親が死亡しているため、自分(親殺しの実行者)が誕生しない」→「自分が誕生していないため、過去の親殺しが成立しない(親が殺害されない)」→「親が生存しているため、自分が誕生する」→「自分が誕生しているため、過去の親殺しが成立してしまう(親を殺害してしまう)」…といったループにはまってしまう。