「星一号作戦」の版間の差分
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2022年1月23日 (日) 07:50時点における最新版
星一号作戦とは、『機動戦士ガンダム』にて行われた作戦。
概要[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍が実行した宇宙における大反抗作戦の総称。宇宙要塞ソロモンの攻略、もしくはサイド3の直接制圧によってジオン公国を降伏させるのが目的である。 狭義にはア・バオア・クー攻略作戦のことを指す。
劇中における作戦発動、及びその結末[編集 | ソースを編集]
- 第13独立部隊
- ジャブローに到着したホワイトベース隊をティアンム艦隊所属の独立部隊として正式に地球連邦軍に編入。単独でサイド6へと向かわせ、ルナ2に集結する連邦艦隊からジオン軍の目を逸らさせる囮とした。ホワイトベース隊はキャメル・パトロール艦隊、ついでコンスコン艦隊をも打ち破り、囮としてだけでなくドズル・ザビ配下のジオン宇宙攻撃軍の戦力を大きく削ぐ事に成功する。
- チェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)
- 第13独立部隊の働きによって、計画通り連邦軍主力艦隊は要塞目前まで迎撃される事無くソロモンへと侵攻を開始。ホワイトベース隊を含むティアンム艦隊がジオン軍と正面からぶつかり、その目をひきつけているうちにサイド1の残骸に隠蔽した秘密兵器「ソーラ・システム」で一気に大打撃を与える作戦に出る。
照射直前にジオン軍に気づかれて攻撃を受けるもソーラ・システムの照射は成功し、ソロモンの防衛網に甚大な被害を与えた事で勝敗は決する。ここに到ってドズル・ザビはソロモンの放棄を決定し、自らは残存兵力を逃がす為の囮としてビグ・ザムで出撃。ティアンム艦隊を道連れに壮絶な戦死を遂げる。
ソロモンを占拠した連邦軍は艦隊を3つに再編。ニュータイプ専用モビルアーマーによる妨害はあったものの、さらなる侵攻を進める事になる。
- ソーラ・レイ照射
- 当初の計画通り、ソロモンを失ったことによってジオン公王デギン・ソド・ザビは連邦との和平へと傾く。そして座乗艦「グレート・デギン」でレビル艦隊との接触を図り、ジオン公国の降伏への道が成るはずだった。
しかし、ジオン軍総帥ギレン・ザビはコロニーレーザー「ソーラ・レイ」で、グレート・デギンもろともレビル艦隊を攻撃し、連邦軍は総司令官と全体戦力の30%を喪失、切り札のソーラ・システムも失われてしまう。
- 星一号作戦(ア・バオア・クー攻略戦)
- 本来の計画では、ア・バオア・クーを素通りしサイド3を直接攻撃する計画であったが、ソーラ・レイによって計画の全容を知る人物がほとんど戦死したことや、戦力の低下もあって、急遽攻略目標をジオン軍が集結するア・バオア・クーへと変更、総力戦でジオン軍を打ち破る作戦となった。
連邦軍はサイド3側のNフィールドと地球側のSフィールドの二面から突撃、しかしギレン・ザビとキシリア・ザビの巧みな用兵の前にNフィールドで劣勢を強いられ、戦いはジオン軍優位に進行する。
- ア・バオア・クー陥落
- 既にギレン・ザビは戦いの勝利を確信していたが、その矢先にキシリア・ザビからデギン・ザビ殺害の真意を詰問される。それを一笑に付したことで逆上したキシリアによってギレンは暗殺されてしまう。
すぐさまギレンに代わってキシリアが総指揮を取るが、指揮系統に少なからず混乱が生じ、その隙を突いた連邦軍の猛攻でNフィールド戦線の要であった宇宙空母「ドロス」が撃沈。一方、Sフィールドでもドロスの同型艦「ドロワ」の撃沈やホワイトベース隊が要塞への取り付きと内部侵入に成功する等、ジオン軍の旗色が悪くなっていく。
さらに、ギレン暗殺を知ったデラーズ艦隊の戦線離脱も重なってア・バオア・クー陥落は必至となり、キシリアは脱出を決意。そこに待ち受けていたシャア・アズナブルによってキシリアもまた暗殺され、一年戦争におけるジオンの敗北は決する事になる。
SRWでの扱い[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- ソロモン攻略作戦の実行直前に謎の彗星の地球落下によって一年戦争の休戦協定が結ばれ、計画は実行に移されなかった。後に新たなジオン攻略作戦である星二号作戦が実行に移される事になる。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- ソロモン攻略戦までは完遂したものの、そこで新たな勢力である異次元同盟が襲来、一転して異次元同盟と星間連合の前に劣勢を強いられる事になる。
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