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なお、ソレイユは[[フランス語]]で「[[太陽]]」の意。[[月]]の[[女王]]が太陽の艦に乗るというのは些かミスマッチの感もあるが、陰陽を兼ね備えた存在と解釈したり、『月の民(=[[ムーンレィス]])を照らす太陽』と解釈する事もできるだろう。後者の解釈の場合、ディアナは『月の民にとっての太陽』……即ち、心の拠り所という考え方も成り立つ。
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== 概要 ==
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[[ディアナ・ソレル]]の乗艦であり、地球帰還作戦のために組織された[[ディアナ・カウンター]]の旗艦。
  
戦闘とはおよそ結びつかないであろう優美な外観から、作風は全く異なるが、同じ富野監督作品である『[[聖戦士ダンバイン]]』に登場した、[[グラン・ガラン]]を連想する人も多いかと思われる。
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艦橋が高くそびえ立ち、[[戦艦]]というよりも白亜の宮殿を思わせる優美な外観を持つ艦。[[アルマイヤー]]級より一回り大きく、旗艦として指揮管制機能が強化されている。戦闘指揮所(CIC)を別個に持たず、艦橋は天窓が露出しているため、視察や[[指揮官|督戦]]には向いているが、戦闘に望むにはかなりの覚悟が必要。また、艦橋の一部は[[飛行]]能力を持つ独立した小型機になっている。[[MS]]格納用ブロックは後部にある。
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最後は帰還したディアナの指揮の下、[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]艦隊と戦う者達の旗頭となった。
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なお、ソレイユは[[フランス語]]で「[[太陽]]」の意。[[月]]の[[女王]]が太陽の艦に乗るというのは些かミスマッチの感もあるが、陰陽を兼ね備えた存在や、「月の民(=[[ムーンレィス]])を照らす太陽」と解釈する事もできるだろう。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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:未来編では登場こそ早いものの、主要な[[母艦]]の中では最も味方になるのが遅い。しかし、艦長である[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]と[[サブパイロット]]である[[ミラン・レックス|ミラン]]の[[精神コマンド]]の優秀さ、そして基本性能の高さも相まってかなり使える。メガ粒子砲の火力も申し分なく燃費もいいことから、終盤のメイン旗艦になるはず。
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:初登場作品。未来編では降下イベントを引っ提げて早めに登場するものの、∀ルートでの[[スポット参戦]]、月ルートでの一時的な敵対の後、終盤にようやく[[母艦]]として使用可能になる。そのためハードルートを除けば味方の戦艦では最も参入が遅い。
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:しかし、艦長である[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]と[[サブパイロット]]である[[ミラン・レックス|ミラン]]の[[精神コマンド]]の優秀さと[[SP]]の高さ、そして基本性能の高さも相まって終盤のお助けキャラポジションとも言うべき強力さを持つため、終盤のメイン母艦に一躍躍り出ることも。特に[[再動]]を1ユニット内で2名使えるのは本作ではソレイユのみの利点。メガ粒子砲の火力も申し分なく燃費もいいが、パイロット能力の都合上数値程の火力は出ず、優秀なだけにパーツスロットは1なので注意。
  
 
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:SR戦艦ユニット。メインストーリー第15章第10話をクリアすることで交換が可能となる。
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;対空機銃
 
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:その名の通りの対空機銃。[[空]]適応が高い場合が多い。
 
:その名の通りの対空機銃。[[空]]適応が高い場合が多い。
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:艦体周囲に4ヶ所ある亀の手足のような艦首に装備。集束ビーム砲と拡散ビーム砲の撃ち分けに加え、配置の都合上艦の向きを変えずに全方位への攻撃が可能。しかし、スパロボでは再現されていない。
 
;メガ粒子砲
 
;メガ粒子砲
:艦体前面に装備。後の時代のメガ粒子砲なので、名前からは想像できないほど高性能になっている。[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]の『よしなに』という[[カットイン]]が印象に残る。なお、'''原作では実際に撃ったことがない'''。
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:艦体前面に装備。ガンダム作品では他に類を見ない虹色のビームを発射する。後の時代のメガ粒子砲なので、名前からは想像できないほど高性能になっている。[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]の「よしなに」という[[カットイン]]が印象に残る。なお、'''原作では実際に撃ったことがない'''。
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:『X-Ω』では戦艦アクションに採用。
 
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:艦体底部の環に装備。原作最終回で月光蝶の拡散を阻止するため艦体が前に出し、これで食い止めようとした。
 
:艦体底部の環に装備。原作最終回で月光蝶の拡散を阻止するため艦体が前に出し、これで食い止めようとした。
:一部媒体では、拡散ビーム砲としても扱われる。(主にGジェネレーションシリーズなど)
 
  
 
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*戦闘とはおよそ結びつかないであろう優美な外観から、作風は全く異なるが、同じ富野監督作品である『[[聖戦士ダンバイン]]』に登場した、[[グラン・ガラン]]を連想する人も多いかと思われる。
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== 脚注 ==
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== 資料リンク ==
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*[[GUNDAM:ソレイユ]]
  
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
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[[Category:登場メカさ行]]
 
[[Category:登場メカさ行]]
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[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]
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[[Category:∀ガンダム]]

2022年1月30日 (日) 21:21時点における最新版

ソレイユ
外国語表記 Soleil[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦α外伝
SRWでの分類 機体
母艦
テンプレートを表示
スペック
分類 戦艦
所属

ムーンレィス

主な搭乗員 ディアナ・ソレル
ミラン・レックス
テンプレートを表示

ソレイユは『∀ガンダム』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ディアナ・ソレルの乗艦であり、地球帰還作戦のために組織されたディアナ・カウンターの旗艦。

艦橋が高くそびえ立ち、戦艦というよりも白亜の宮殿を思わせる優美な外観を持つ艦。アルマイヤー級より一回り大きく、旗艦として指揮管制機能が強化されている。戦闘指揮所(CIC)を別個に持たず、艦橋は天窓が露出しているため、視察や督戦には向いているが、戦闘に望むにはかなりの覚悟が必要。また、艦橋の一部は飛行能力を持つ独立した小型機になっている。MS格納用ブロックは後部にある。

最後は帰還したディアナの指揮の下、ギンガナム艦隊と戦う者達の旗頭となった。

なお、ソレイユはフランス語で「太陽」の意。女王が太陽の艦に乗るというのは些かミスマッチの感もあるが、陰陽を兼ね備えた存在や、「月の民(=ムーンレィス)を照らす太陽」と解釈する事もできるだろう。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α外伝
初登場作品。未来編では降下イベントを引っ提げて早めに登場するものの、∀ルートでのスポット参戦、月ルートでの一時的な敵対の後、終盤にようやく母艦として使用可能になる。そのためハードルートを除けば味方の戦艦では最も参入が遅い。
しかし、艦長であるディアナサブパイロットであるミラン精神コマンドの優秀さとSPの高さ、そして基本性能の高さも相まって終盤のお助けキャラポジションとも言うべき強力さを持つため、終盤のメイン母艦に一躍躍り出ることも。特に再動を1ユニット内で2名使えるのは本作ではソレイユのみの利点。メガ粒子砲の火力も申し分なく燃費もいいが、パイロット能力の都合上数値程の火力は出ず、優秀なだけにパーツスロットは1なので注意。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
終盤に参戦する。火力はそれなりだが、堅牢さはZEUTH母艦の中でも随一。ユニットというよりは、艦長であるディアナが優秀。ただし、移動力を上げる精神コマンドがディアナの「」しかないので、前線に辿り着くのに苦労する。ディアナの艦長能力を活かしつつ行軍速度を上げるには、強化パーツによる補強が必要不可欠。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
甦ったギンガナムとの決着をつけるべく、強制出撃になるステージがある。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
SR戦艦ユニット。メインストーリー第15章第10話をクリアすることで交換が可能となる。
2019年4月のイベント「交わる水平線、その先に」では[Ω]戦艦ユニットとして登場。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

対空機銃
その名の通りの対空機銃。適応が高い場合が多い。
ビーム砲
艦体周囲に4ヶ所ある亀の手足のような艦首に装備。集束ビーム砲と拡散ビーム砲の撃ち分けに加え、配置の都合上艦の向きを変えずに全方位への攻撃が可能。しかし、スパロボでは再現されていない。
メガ粒子砲
艦体前面に装備。ガンダム作品では他に類を見ない虹色のビームを発射する。後の時代のメガ粒子砲なので、名前からは想像できないほど高性能になっている。ディアナの「よしなに」というカットインが印象に残る。なお、原作では実際に撃ったことがない
『X-Ω』では戦艦アクションに採用。
Iフィールド
艦体底部の環に装備。原作最終回で月光蝶の拡散を阻止するため艦体が前に出し、これで食い止めようとした。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

搭載

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

2L(LL)

余談[編集 | ソースを編集]

  • 戦闘とはおよそ結びつかないであろう優美な外観から、作風は全く異なるが、同じ富野監督作品である『聖戦士ダンバイン』に登場した、グラン・ガランを連想する人も多いかと思われる。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. Mobile Suit、∀ガンダムWeb、2022年1月12日閲覧。

資料リンク[編集 | ソースを編集]