「ハイペリオンガンダム」の版間の差分

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2014年11月7日 (金) 07:17時点における版

CAT1-X1/3 ハイペリオンガンダム(Hyperion Gundam)

ユーラシア連邦がアクタイオン・インダストリー社と共同開発した、初のモビルスーツ。ユーラシア連邦の得意技術である光波防御帯シールド「アルミューレ・リュミエール」(フランス語で「装甲した光」の意)を装備している。完全展開する事で機体全体を覆う事が可能。ビーム兵器も実弾も防げる上、モノフェーズ光波シールドへの改良により、内側からの攻撃も可能である。ただし、使用には多大な電力を消費し、完全展開時の稼働時間は5分である。そのため、通常は腕部のみを展開してエネルギー消費を抑えている。その他の武装は本体のバッテリーの大半をシールドへのパワー供給にまわすために、火器自体にエネルギー源を持たせたパワーセル方式を採用している。

名前は、ギリシア神話の神「ヒュペリオン」に由来し、「高い天を行く者」の意。

本機は試作機が3機製造されたが、その後、政治的事情により開発プロジェクトは凍結された。が、2年後、本機の量産試作機であるハイペリオンG(スパロボ未登場)の配備が確認されている。

1号機にはカナード・パルスが搭乗。Nジャマーキャンセラーを奪うためにドレッドノートを付け狙うが、敗北して中破する。その後、アルテミスを脱走した際、交戦して鹵獲したハイペリオン2号機の部品を使って修復。さらには月面プトレマイオス基地を襲撃し、補完されていたNジャマーキャンセラーを強奪してスーパーハイペリオンへと強化された。

シールドは、ゲーム中でも再現はされているが、発動条件がややこしい。Wでは不意討ちとはいえ、キラ・ヤマト搭乗のフリーダムを撃墜直前まで追い込んだ。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦W
敵として登場する。フラグを立てれば味方になるが、加入が遅い。使うにも強化パーツをつけないと、最終話でろくに移動できない、フォルファントリー突撃が使えない、という事になる。しかし、原作通り外付けのNJCが付いているので、ENに困らない点が長所である。もっとも、燃費の悪い武器がないので、他のNJC持ちに比べて持ち腐れ感が漂っているが。ちなみに、Xアストレイから改造を引き継ぐ。カナード専用機なのも微妙に評価を下げる。なお、外付けNJCで無茶したためか、EDでは壊れている。

装備・機能

武装・必殺攻撃

RFW-99 ビームサブマシンガン「ザスタバ・スティグマト」
ザスタバ社製の武装。薬莢型のパワーセルを多数内蔵した専用マガジンを使用して発射する。また、着脱式のビームナイフも装備されており、銃剣として使う他、柄ごと射出することも出来る。また、月面基地襲撃時には2号機から奪い取ったもう一丁のビームサブマシンガンを装備していた。
ビームナイフ「ロムテクニカRBWタイプ7001」
ロムテクニカ社製の武装で、通常のビームサーベルより刃渡りが短い。この武装もエネルギーを柄に設置されたパワーセルから供給する。両腕、両脚、ビームサブマシンガンに計5基装備している。
ビームキャノン「フォルファントリー」
ウイングバインダーの先端部に内蔵されたビーム兵器。本機の武装で最大級の威力を持つ。パワーセルの供給が続く限り、連射可能。ちなみに「フォルファントリー」とは「風呂敷」の意。Wの演出を見る限り、ビームは緑色である。
フォルファントリー突撃
ウイングバインダーの先端部にあるアルミューレ・リュミエールをランス状に展開し、体当たりを行う。Wでは両肩のリュミエールをランス状にしていたが、本来緊急時に編み出した攻撃方法で、劇中では左肩のみを使っている。
モノフェーズ光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」
両腕とウイングバインダーに装備された光学防御兵器。光波防御帯(アルテミスの傘)の改良型で、外部からの攻撃を防ぎつつ、内側からの攻撃を可能としている。ただし、エネルギーの消費も激しく、完全展開が可能な時間は5分間である。そのため、通常は腕部の物のみを使用している。
さらに、対ビームコーティング処理が施された武装やラミネート装甲製の武装、アルミューレ・リュミエールと同等以上の出力のビーム兵器などで攻撃されると容易く突破されてしまうという欠点もある。また、発生装置を変形させる事でビームランスとして使う事も可能である。ちなみに、この装備はザムザザーなどの陽電子リフレクターデスティニーストライクフリーダムなどに装備されたビームシールドの原型である。

特殊能力

剣装備銃装備
切り払い撃ち落としを発動。
アルミューレ・リュミエール

移動タイプ

サイズ

M

機体BGM

「カナード・パルス:憎悪」

関連機体

スーパーハイペリオン
ハイペリオンガンダムにNジャマーキャンセラーと核エンジンを取り付けた改造機体。
ハイペリオン2号機
ハイペリオンガンダムの2号機。カラーリングがグレーになっている。パイロットは(自称)「アルテミスの荒鷲」ことバルサム・アーレンド
ハイペリオン3号機
1号機を持ち出され、2号機を鹵獲されてしまったアルテミスに唯一残されていた機体。ジェラード・ガルシアがカナードの1号機持ち出し、月面基地襲撃を行った事の責任を叢雲劾に押し付けるために出撃させたが、ブルーフレームセカンドLの前にあえなく敗北している。このときのパイロットは不明。
その後、修復されて「ユーラシアの英雄」イワン・ザンボワーズの乗機として運用されていたが、今度はイライジャ・キールに破壊された。スパロボ未登場。

商品情報

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