「ハイザック」の版間の差分

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ジオン製の[[ザク]]をベースに連邦軍の技術を取り入れており、汎用性もザクに比べてより向上している。しかし、機体の構造上、出力の低いジェネレーターしか搭載できず、2つ以上の[[ビーム兵器]]を同時使用できないという欠点がある。また、量産機としては初めて全天周囲モニターやリニアシートを搭載した機体でもある。
 
ジオン製の[[ザク]]をベースに連邦軍の技術を取り入れており、汎用性もザクに比べてより向上している。しかし、機体の構造上、出力の低いジェネレーターしか搭載できず、2つ以上の[[ビーム兵器]]を同時使用できないという欠点がある。また、量産機としては初めて全天周囲モニターやリニアシートを搭載した機体でもある。
  
欠点も少なくない機体であるが、それにも拘らず生産されたのは、扱いやすいとパイロット達から好評だった事と、ジオン残党への恫喝である。機体色はティターンズは緑色、正規の[[地球連邦軍]]は青色であるが、[[ザク]]似のティターンズカラーはジオン残党への心理的効果を期待してのものである。
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欠点も少なくない機体であるが、それにも拘らず生産されたのは、扱いやすいとパイロット達から好評だった事と、ジオン残党への恫喝である。機体色はティターンズは緑色、正規の[[地球連邦軍]]は青色であるが、[[ザク]]似のティターンズカラーはジオン残党への心理的効果を期待してのものである。だが実際はジオン兵から「ジオンの象徴を汚された」と捉えられ、恫喝どころか憎悪の対象になり真っ先に狙われてしまうようなってしまったらしい。
  
 
[[グリプス戦役]]序盤では[[ティターンズ]]や連邦軍の主力として多数が登場。その後、[[マラサイ]]や[[バーザム]]が主力として新たに採用されるが、それでも終戦まで運用されている。また、ジオン共和国軍にも何機か配備されている。続編の『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』でも[[ネオ・ジオン]]軍に鹵獲(罪人扱いされるようになったティターンズの残党が、ネオ・ジオンに寝返った結果、入手した可能性もある)されたと思われる機体が何機か登場している。また、本機を偵察用として改修した[[アイザック]]も、ネオ・ジオンで運用されている。
 
[[グリプス戦役]]序盤では[[ティターンズ]]や連邦軍の主力として多数が登場。その後、[[マラサイ]]や[[バーザム]]が主力として新たに採用されるが、それでも終戦まで運用されている。また、ジオン共和国軍にも何機か配備されている。続編の『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』でも[[ネオ・ジオン]]軍に鹵獲(罪人扱いされるようになったティターンズの残党が、ネオ・ジオンに寝返った結果、入手した可能性もある)されたと思われる機体が何機か登場している。また、本機を偵察用として改修した[[アイザック]]も、ネオ・ジオンで運用されている。

2013年11月23日 (土) 15:43時点における版

RMS-106 ハイザック(Hi-Zack)

機体概要

地球連邦軍デラーズ紛争後に開発した量産型モビルスーツジム・クゥエルと同様に、ティターンズでも発足時より主力機として運用されている。

ジオン製のザクをベースに連邦軍の技術を取り入れており、汎用性もザクに比べてより向上している。しかし、機体の構造上、出力の低いジェネレーターしか搭載できず、2つ以上のビーム兵器を同時使用できないという欠点がある。また、量産機としては初めて全天周囲モニターやリニアシートを搭載した機体でもある。

欠点も少なくない機体であるが、それにも拘らず生産されたのは、扱いやすいとパイロット達から好評だった事と、ジオン残党への恫喝である。機体色はティターンズは緑色、正規の地球連邦軍は青色であるが、ザク似のティターンズカラーはジオン残党への心理的効果を期待してのものである。だが実際はジオン兵から「ジオンの象徴を汚された」と捉えられ、恫喝どころか憎悪の対象になり真っ先に狙われてしまうようなってしまったらしい。

グリプス戦役序盤ではティターンズや連邦軍の主力として多数が登場。その後、マラサイバーザムが主力として新たに採用されるが、それでも終戦まで運用されている。また、ジオン共和国軍にも何機か配備されている。続編の『機動戦士ガンダムΖΖ』でもネオ・ジオン軍に鹵獲(罪人扱いされるようになったティターンズの残党が、ネオ・ジオンに寝返った結果、入手した可能性もある)されたと思われる機体が何機か登場している。また、本機を偵察用として改修したアイザックも、ネオ・ジオンで運用されている。

地球連邦軍仕様は「ハイザック (青)」の項を参照。

ちなみに、アクシズは本機をザクの後継機と認めておらず、ザクIIIを開発している。

スパロボシリーズにおいて

意外にもこれまでのTV版Ζの参戦(SC除く)では登場したことがなかった(『バトルロボット烈伝』などには登場)。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
ティターンズ兵やジェリド、カクリコンが乗る。特にティターンズ兵の乗る機体は殆ど一撃で撃墜できる。ジェリドたちが乗っている機体もほとんど相手にならない。ビームサーベルを持っているのだが、剣装備扱いにされておらず切り払いができない。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
ザクリーオーと並ぶ再弱クラスのMSとして登場。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
記念すべき初戦の相手。その後はチマチマ出てくる雑魚に混じって登場する。

その他

バトルロボット烈伝
モビルスーツ系最弱のユニットとしてわらわらと登場。カラーは緑のティターンズバージョン。ヒートホークとザクマシンガン改装備の機体と、ビームライフルとヒートホーク装備の機体があるが、後者はジェリドが乗って来る時だけの登場。シールドを持っている為、同時期の他の敵に比べると撃墜に手間取りやすい。

装備・機能

武装・必殺攻撃

射撃兵装

ザクマシンガン改
本機の主兵装の一つ。ザクマシンガンよりも性能が向上している。
ビームライフル
マラサイの装備している物と同型。
3連装ミサイルポッド
腰部に装着するオプション装備。
メガランチャー
長距離狙撃用の武装。ただし、ハイザック1機では出力不足のため、エネルギー充填用にもう1機が必要である。

格闘兵装

ビームサーベル
腰部にマウントする。ビームライフルとの同時使用は不可。
ヒートホーク
ビームライフル装備時にビームサーベルの代わりに腰部にマウントする。

防御兵装

シールド
右肩と左腕に装備している。左腕のものはビームライフルの予備エネルギーパックを2つ収納できる。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。

移動タイプ

サイズ

M

関連機体

ハイザック (青)
ザクII
マラサイ
ザクIII
ハイザック・カスタム
通称「隠れハイザック」。型式番号はRMS-106CS。ハイザックの改良型で、性能が向上している。ジェネレーターの出力も上がっており、ビームランチャーを装備している。TV版で2機が登場し、クワトロ・バジーナ百式と交戦しているが、両方とも撃破された。劇場版でも少しだけ登場している。スパロボ未登場。
マリン・ハイザック
地球連邦軍ジオン公国軍から接収したザク・マリンタイプを改修したモビルスーツ。形式番号はMS-06M(MSM-01)。コクピットに全天周囲モニターやリニアシートを採用するなどの改良が施されているが、見た目は特に変わっていない。ホンコンシティでガンダムMk-IIと交戦しているが、全機が撃破された。スパロボ未登場。
ザク・マリナー
機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。地球連邦軍が開発したマリン・ハイザックの発展型で、型式番号はRMS-192M。装甲の一部にガンダリウム合金を用いるなどの改良が施されている。後にネオ・ジオン軍に接収され、戦力として運用される事となった。スパロボ未登場。
アイザック
機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。別名「EWACザク」。型式番号はRMS-119。地球連邦軍が開発した機体で、頭部にレドームを装備している。早い話が偵察用ハイザック。連邦軍以外でもネオ・ジオンの「青の部隊」やネオ・ジオン残党「袖付き」でも運用されている。スパロボ未登場。
ホビー・ハイザック
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場。民間に払い下げられたハイザックで、武装が全て外されている。カラーリングもかなり派手。劇中ではギュネイ・ガスが乗り、シャアの護衛に使用された。スパロボ未登場。

商品情報

資料リンク

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