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− | + | 徹底した貴族至上主義者で貴族による地球支配を目論んでおり、トレーズに次期総帥としての期待を大いに寄せていた。しかしOZのクーデター後にトレーズが公然と財団を批判したことにより、止む無く彼を幽閉する。 | |
− | その後、理念を守るために[[サンクキングダム]]解体を宣言した[[リリーナ・ドーリアン]] | + | その後、理念を守るために[[サンクキングダム]]解体を宣言した[[リリーナ・ドーリアン]]の手腕に感服し、財団の求心力として利用するために代表に据える。しかし財団幹部には元々デルマイユの強硬路線を快く思わない者も多く、リリーナの平和主義を支持する者も増えたことで皮肉にも自らの求心力を失い、リリーナに財団の実権を奪われてしまう。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年10月13日 (日) 17:33時点における最新版
デルマイユ | |
---|---|
外国語表記 | Dermail[1] |
登場作品 | 新機動戦記ガンダムW |
声優 | 加藤治 |
デザイン | 村瀬修功 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦64 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | ロームフェラ財団 |
役職 | 総裁代行 |
爵位 | 公爵 |
デルマイユは『新機動戦記ガンダムW』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
OZを組織したロームフェラ財団の代表(総裁代行)。爵位は侯爵。トレーズ・クシュリナーダの叔父、ドロシー・カタロニアの祖父。アニメ本編では一貫して「デルマイユ公(もしくはデルマイユ侯)」と呼ばれ、姓は明らかにされていないが、小説『Frozen Teardrop』では孫と同姓の「デルマイユ・カタロニア」表記。
徹底した貴族至上主義者で貴族による地球支配を目論んでおり、トレーズに次期総帥としての期待を大いに寄せていた。しかしOZのクーデター後にトレーズが公然と財団を批判したことにより、止む無く彼を幽閉する。
その後、理念を守るためにサンクキングダム解体を宣言したリリーナ・ドーリアンの手腕に感服し、財団の求心力として利用するために代表に据える。しかし財団幹部には元々デルマイユの強硬路線を快く思わない者も多く、リリーナの平和主義を支持する者も増えたことで皮肉にも自らの求心力を失い、リリーナに財団の実権を奪われてしまう。
最後はドロシーの助言を受け、自らの威信を回復するためOZ宇宙軍の指揮官として宇宙に上がるも、シャトルをホワイトファングに撃墜されて死亡した。
『コミックボンボン』連載の漫画版ではバルジで指揮を執り、ホワイトファングと交戦するが、ゼクス・マーキスの発射したリーブラの主砲がバルジに直撃し戦死。また同誌連載の外伝作品『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』(SRW未参戦)の敵組織であるOZプライズは、実質的にデルマイユの私兵という設定になっている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 非戦闘キャラとして登場。後半はジャミトフと接触してモビルドールのシステムを提供した。その後のαシリーズでの消息は不明。しかしエピローグ時における会話から、ティターンズの再編成にゼーレと共に協力していたらしく、ネルフ襲撃時にはモビルドールシステムを搭載したガンダムMk-IIを開発・量産していた模様。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- AEUの重鎮として登場するも出番は少ない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 作戦行動において容赦のないアロウズの方を気に入っているようで、早い段階でOZを冷遇していた。大体原作通りにトレーズを軟禁し、リリーナをクイーンとして祭り上げるがやはり実権を奪われる。
- 第40話にてグレイスが用意したモビルドールと人造次元獣が暴れまわる戦場を無謀にも輸送機で強引に脱出しようとした結果、ギガ・アダモンに撃墜されて死亡した。なお、ドロシーはその死を「リリーナを助けるために囮になった」というような捉え方をしていた(無論本心ではないだろうが)。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 非戦闘キャラ。序盤の宇宙ルートでのみ登場。小物感たっぷりで序盤で後述のピピニーデン達によって断末魔の一つも無しに引導を渡される羽目に。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。原作通りスペシャルズの重鎮で、ジャミトフと組んでいる。ただジャミトフと比べて小物に描かれており、狼狽える姿などが目立つ。
関連作品[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- トレーズ・クシュリナーダ
- 甥。デルマイユは財団の方針を否定した彼を更迭する。
- ドロシー・カタロニア
- 孫娘。息子の忘れ形見である彼女を可愛がっており、能力的にも信頼していた。しかし、デルマイユが死亡する遠因を作った。
- リリーナ・ピースクラフト
- 傀儡にしようとロームフェラ財団のトップに据えるも、逆に財団の実権を奪われてしまう。
- キーリア・カタロニア
- 息子。『Frozen Teardrop』で名前が判明した。戦火により死亡しており、彼の死はデルマイユが強硬路線に拘る切っ掛けとなった。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- ジャミトフ・ハイマン
- 立場が近いこともあり、友好関係。しかし、『64』では伝統と格式ばかり重んじるデルマイユに内心呆れ果てていた。
- パプテマス・シロッコ
- 『64』では部下。ルートによっては彼に謀殺されてしまう。
- ハマーン・カーン
- 『64』では彼女のことを思いっきり嫌っており、面と向かって下衆呼ばわりする。
- シャア・アズナブル
- 『D』では敵対関係。
- マクシミリアン・ジーナス
- 『D』ではOZの幕下に入るように彼に要請するが、断られる。
- アルベオ・ピピニーデン、ルペ・シノ
- 『D』では彼らによって引導を渡されてしまう。
- シェリル・ノーム
- 『第2次Z再世篇』にてサンクキングダムがバジュラに襲われた際に彼女に歌うよう要請するが拒否される。
余談 [編集 | ソースを編集]
『SDガンダム外伝』の1つである『鎧闘神戦記』(未参戦)では豪商ロームフェラーとして登場。原典のデルマイユのような支配欲や野心はなく、世界から戦争をなくすために新型機兵デ・ドールシリーズを開発するもオズワルド軍の手で侵略兵器として使われてしまう。
脚注[編集 | ソースを編集]
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