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:神系に対する対人台詞。自信家の彼にはピッタリの台詞だろう。
 
:神系に対する対人台詞。自信家の彼にはピッタリの台詞だろう。
 
;「天才は天才を知る…!だが、その前に貴様は下劣だ!」
 
;「天才は天才を知る…!だが、その前に貴様は下劣だ!」
:エンブリヲに対する対人台詞。同じ天才持ちであることから彼なり理解できる面もあるのだろうが、その最低さから下劣と切り捨ている。同じ天才持ちである[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]には適応されないのでエンブリヲ専用と思われる。
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:エンブリヲに対する対人台詞。同じ天才持ちであることから彼なりに理解できる面もあるのだろうが、その最低さから下劣と切り捨ている。同じ天才持ちである[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]には適応されないのでエンブリヲ専用と思われる。
 
;「フィナーレの幕引きは、この天才クリムが引き受ける!」
 
;「フィナーレの幕引きは、この天才クリムが引き受ける!」
 
:ラスボス系に対する対人台詞。最後まで彼らしいブレない態度である。
 
:ラスボス系に対する対人台詞。最後まで彼らしいブレない態度である。

2024年9月17日 (火) 12:34時点における最新版

クリム・ニック
外国語表記 Klim Nick
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 逢坂良太
デザイン 吉田健一
初登場SRW スーパーロボット大戦X
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
本名 クリムトン・ニッキーニ
種族 地球人
性別
所属 アメリア軍
軍階級 中尉→大尉
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クリム・ニックは『ガンダム Gのレコンギスタ』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

後ろ髪を三つ編みにしたアメリア軍のエースパイロット。

「クリム・ニック」は愛称で、本名は「クリムトン・ニッキーニ」。アメリアのズッキーニ・ニッキーニ大統領の息子である。当初の階級は中尉だが、第10話で大尉に昇進し、新造航宙艦サラマンドラのMS大隊長に就任する。部隊指揮のほか、戦闘においてもその技量は高く、洞察力も鋭い。

自分自身を「天才」と自称し、敵からも(皮肉で)天才と呼ばれることがあり、実際にモビルスーツの操縦技術は確かなものを持っている。反面、戦術や戦略に関しては高い洞察力を持ちながらも勘や感情に任せる未熟さがあり、結果オーライとなったからよいものの……と言いたくなる場面も目立つが、戦闘における学習力の速さは天才と呼ぶに相応しく、戦闘を重ねる度にその腕を上げている。

軽い自己陶酔的描写やオーバーリアクション気味な反応をすることもあるが、基本的には面倒見の良い好青年であるため仲間達からは信頼されている。本名ではなく愛称で呼ばれることを好むのも、自分を大統領の息子ではなくいちパイロットとして気さくに扱うようにという彼なりの気遣いによるものである。また、現在の地位はコネでは無く実力で勝ち取ったもので、天才と自称する傍ら、努力家な一面も存在する。アメリア軍人のミック・ジャックとは気が合う相棒として、2人で行動することが多い。

登場作品[編集 | ソースを編集]

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X
初登場作品。担当声優の逢坂良太氏は、今作でSRW初出演。
モンテーロなどが登場しないため、本作では21話でヤクト・ドーガに乗ってスポット参戦した後、中盤終わりごろにダハックで正式参戦する。天才技能とダハックのスペックの相乗効果はすさまじく、参戦マップではミックと二人きりにもかかわらず当てる避ける防ぐと大奮戦する(難易度ハードでも精神コマンド要らずなくらい避ける)。調子にのって暴れすぎて2ターン後に味方増援が来る頃にはガス欠になっているかもしれない。
集中を持たないが、天才技能があるので基本的には乗機の運動性を改造すれば事足りる。『自称・天才』扱いとしてエースボーナス未取得時のベックのように強運などにならなかったのは幸いと言えるだろう。
高い命中回避補正ゆえに特に集団戦で能力を発揮するタイプであり、カスタムボーナスの関係でほぼガス欠を起こさないダハックとの相性は抜群であるが、ボス戦を見据えた運用を行うなら、火力とCRT補正の高いフルクロスへの乗せ換えも選択肢。天才技能と機体側のボーナスによるCRT補正は強力の一言。この組み合わせは後述の名台詞を踏まえて「フルクロスありがとうね!」とも称される。
シナリオでも戦闘でも極めてにぎやかな人物であり、一部の機体では専用のセリフもあるので、色々乗せ換えても楽しめる。資金に余裕があるなら複数の機体に改造を施し、強ボスがいるならフルクロス、雑魚が多いならダハック、装甲が厚い雑魚が厄介ならジーラッハといった具合に、マップに合わせて搭乗機を変えると良いだろう。
ちなみに本作未登場のモンテーロ関連の台詞も収録されており、一部はキャラクター図鑑で視聴可能。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

X
直感てかげん幸運気合突撃熱血
ジュドーアムロを足して2で割ったような構成で、多少癖はあるが、「集中」無しでも余裕で避けるので、回避面は問題ない。問題はむしろ「」が無いことによる爆発力の無さと、「突撃」があまり意味が無い(彼と相性の良い機体は接近戦が得意である)こと。精神コマンドの構成としてはΖΖガンダムとの相性が良いが、ニュータイプでないことが惜しい。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

X
天才底力L5、気力+(ATK)サイズ差補正無視L2、闘争心L2
予想された通り、天才持ち。ラインナップも天才の彼にふさわしい。ゲーム上での強さはおよそこの『天才』という一点に集約されるので、ぜひ見切りも一緒に養成してやろう。
ダハックに乗せるなら、再攻撃と技量を養成し、サーベルの連続クリティカル斬りを狙っても勿論可。二回斬っても回復は容易に追いつく。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

気力140以上で自軍フェイズ開始時に精神コマンド「閃き」がかかる。
X』で採用。あって困るものではないが、素で避けまくる天才の彼では多少無駄になりやすい。ただし、回避の為だけにSPを直感に割かなくても良いので、対ボス戦では役立つかもしれない。
強化パーツ『トミー・ビジョン』と組み合わせることで、命中と回避が保証されるため、気兼ねなく熱血を使える。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ズッキーニ・ニッキーニ
アメリアの大統領を務める父親。あまり関係は良くない。
ミック・ジャック
大切なパートナーであり、戦友。彼女と共に戦場を駆ける。
ベルリ・ゼナム
天才である自分ですら起動できなかったG-セルフを操縦することができる彼に当初は嫉妬するも、その力を認めて以降終始に渡り、よい戦友というべき立場になる。
アイーダ・スルガン
裏設定ではアイーダとは幼稚園の頃からの付き合いで、その頃から片想いしてる。序盤に彼女を救出に向かい、以後も終始彼女を姫様と呼び慕う。AnimeJpan2015のQ&Aの一つに「姫様との事は、今はあまり考えない様にしている」と回答しており、今でも未練がある節がある。
ラライヤ・マンディ
記憶喪失時の彼女にはよく懐かれて絡まれている。実験として彼女を利用する場面もあったが、フォローもこなしている。
ドニエル・トス
モンテーロの母艦の艦長として、序盤に世話になる。
グシオン・スルガン
アメリア軍の総監。第8話では補給物資を届けた。政治を学べとも助言もされている。
サラマンドラ艦長
艦のMS大隊長であるため、話し合うことが多い。
マスク
敵対関係にあるが、ドレット軍攻撃の際に共闘した。
デレンセン・サマター
複数回に渡り交戦しており、腕の高さに加え引き際も弁えることから優秀な指揮官と高く評価していた。作中でもクリムを徹底的に追い詰めたのはこの人ぐらいである。
ロックパイ・ゲティ
ドレット軍の思惑を指摘した際に取っ組み合いとなった。
キア・ムベッキ
原作では接点が無いが、『X』ではライバル関係。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ヤザン・ゲーブル
X』では「理詰めではなく感覚で行動する同士」として、興味を抱かれている。
ジュドー・アーシタトビア・アロナクス
『X』DLC「宇宙をキレイに」では、バイタリティに溢れた彼等を「将来アメリア大統領になったら相応の地位を用意する」と時代を越えて勧誘する。
ジュリオ・飛鳥・ミスルギ
X』では「無能が服を着て歩いているような男」と酷評しており、クリムが努力家な一面もあることから徹底してソリが合わない。後々まで遺恨が残り「ミスルギのボンクラをつけ上がらせるのは我慢ならん」とまでこき下ろす。
エンブリヲ
直接的な絡みはないが戦闘台詞では「天才は天才を知る…!だが、その前に貴様は下劣だ!」と貶している。

名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

「ジャベリンありがとうね!」
第3話。それまでドニエル・トス達に上から目線で怒鳴り散らしていたかと思いきや、急に整備士に自分の機体の整備へのねぎらいの言葉をかける。彼が単なる「自分の才能を鼻にかける傲慢な自称天才」というありがちなキャラとは一味違う事を印象付けるセリフ。
人気の高い台詞[1]ではあるが、総集編劇場版では残念ながらカット。
「カーヒル大尉は、アイーダ様恋しさからあそこに潜入した!あの年でふざけているから!」
同話より。キャピタル・タワーに潜入したカーヒルに対し、その行動と年齢を揶揄する。
「ハハハハハッ!!私は天才なのだよっ!」
同話より。迫りくるカットシーを次々と撃墜しながら高笑いをあげる。この笑いのイントネーションがまるでジョナサンのようである。
蚊トンボめっ!ジャベリンは、こう使う!!」
同話より。デレンセンの乗るカットシーに向け、ジャベリンを投擲。SFSを破壊する。
「ヤツめ!本気か!?」
同話より。G-セルフのコクピットにて、すぐ側に女子3人(アイーダ、ラライヤ、ノレド)がいるのに、排泄をするベルリを目撃して驚愕する。…確かに凄い勇気だと言わざるを得ない。
「なあ貴様、アメリア軍に入隊しないか?」
ベルリ「中尉の位をくれるのなら、入隊します」
第5話。自分に操縦できないG-セルフを操るベルリに嫉妬していたクリムだが、彼の実力が確かであることを認め勧誘する。ベルリからは軽口で応じられ、お互い和やかな雰囲気になる。
「私には、無駄死にというチョイスはないんだ!」
第6話。モンテーロが大気圏突入し、まさかの事態になりそうだった所を、G-セルフに助けられる。
「なんと!」
「なんとぉー!」
第7話。スパロボでは回避時の台詞に使用。富野作品ではお馴染みのセリフ。
「パイロットなど、おだてて使うのがコツだろ?」
第11話。新兵達の教育に際して「この中で手柄を立てた者が王になれる」と煽りつつ。
「初めての宇宙戦で蝶のように舞い!蜂のように刺す!」
同話より。初の宇宙戦闘においても、ウーシァなどアーミィのMSを軽く撃墜する。
ミック「アイーダ様と一緒に戦えるんで、嬉しいんでしょ?」
「彼女にそれほどの腕はない」
ミック「…G-アルケインなら戦力になりますけど?」
「期待はするな!」
ミック「何を怒ってんです」
第12話。部下からアイーダが出撃したと知らされるが、彼女のポンコツぶりをミックに愚痴ってしまう。
「分かってしまったなぁ!貴官達はアメリアが敵対しているゴンドワンに唆されて地球に攻め込むのだ!」
「そして、地球に移民をするレコンギスタを実行する!それが本心だよなぁ?」
第13話。ザンクト・ポルトの交渉場でドレット軍の思惑を指摘し、ロックパイから殴りかかられることに。
「分かってしまったなぁ!」は富野作品の先輩も言う。
「アメリアが建造した宇宙戦用ジャハナムってなぁ!宇宙世紀の成果とも言うぞ!」
第15話。相変わらずの天才ぶりを見せつけ、その技量で敵MSを撃墜していく。
(天才クリム、どう読むこの事態?)
「…観戦させてもらうか!」
第24話。ユグドラシルの出現でアメリア軍とドレット軍が停戦・共闘しようとする場が混乱し、状況を読んで。
「…手間は手間だったが、移動ポッドのダーマでこのダハックを運んで、プランダーと4本のビームサーベルを使って見せれば、天才は天才だろう!」
最終話。要するに「ここまで目立った活躍が出来なかったが、今からでも移動ポッドがわりのダーマからダハックを出撃させて、キチンと使いこなして見せれば天才の面目躍如だろう」という話。
「諸君らはビーナス・グロゥブから、私にやられに来たんだよなぁ!」
同話より。ジット団のクン・スーンとチッカラ・デュアル(SRW未登場)との戦闘中に。クリムの傲慢さが溢れた悪役スレスレのセリフだが、味方となれば頼もしい。
「クレッセント・シップで、大統領を叩き潰せ、ステア!」
「止めないでください! 自分の子供を戦死させてまで利用する大統領などは潰してもいい!」
同話より。クリムの死を喧伝する父のズッキーニ大統領に愛想が尽き、会見の場へクレッセント・シップを突っ込ませるという荒業を行う。下記はクレッセントシップ艦長のエル・カインド(SRW未登場)に対しての台詞で、クリムの怒りに彼も「そうでしょうが…」と返すしかなかった。ちなみにステアは二つ返事で了承していた。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「これがヴァリアブル・スピード・ビーム・ライフルだ!」
ガンダムF91のヴェスバー使用時。わざわざ正式名称で言う辺りに天才らしさを見せているのか?
「ははははは! これがハイ・メガ・キャノンだ!」
ΖΖガンダム(及びFA)のハイ・メガ・キャノン使用時。高笑いが異様に悪役っぽい。
「この天才が使えないのだから、機体側に原因があるに決まっている」
『X』第21話、ヤクト・ドーガのファンネルが使えない事へのボヤき。残念ながらパイロットの適性によるものです。
「神と言えど、この私を従えさせる事など出来ない!」
神系に対する対人台詞。自信家の彼にはピッタリの台詞だろう。
「天才は天才を知る…!だが、その前に貴様は下劣だ!」
エンブリヲに対する対人台詞。同じ天才持ちであることから彼なりに理解できる面もあるのだろうが、その最低さから下劣と切り捨ている。同じ天才持ちであるマリアンヌ・ヴィ・ブリタニアには適応されないのでエンブリヲ専用と思われる。
「フィナーレの幕引きは、この天才クリムが引き受ける!」
ラスボス系に対する対人台詞。最後まで彼らしいブレない態度である。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

モンテーロ(SRW未登場)
序盤の乗機。
宇宙用ジャハナム (クリム・ニック専用機)(SRW未登場)
中盤の乗機。青く塗られた専用機に搭乗。
ダーマ(SRW未登場)、ダハック
終盤の乗機。

SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)
『X』中盤で搭乗。ニュータイプではない為にファンネルを使えなかったが、これを機能不全だと思い込んでいた。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. それゆえか、同名のジェガン系列機や、同名の駆逐艦をもとにした擬人化キャラなどを絡めてネタにされることがある。