「バイアラン」の版間の差分
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2013年3月4日 (月) 14:47時点における版
RX-160 バイアラン(Byalant)
- 登場作品:機動戦士Ζガンダム(劇場版)
- 分類:局地戦用試作型モビルスーツ
- 型式番号:RX-160
- 頭頂高:18.6m
- 本体重量:34.2t
- 全備重量:54.7t
- 動力:核融合炉
- ジェネレーター出力:1760kw
- スラスター総推力:64000kg(ロケット)、22400kg(ジェット)
- センサー有効半径:9890m
- 装甲材質:ガンダリウム合金
- 開発:ティターンズ
- 所属:ティターンズ
- 主なパイロット:ジェリド・メサ
- メカニックデザイナー:藤田一己
ティターンズがキリマンジャロ基地にて開発した試作型モビルスーツ。サブ・フライト・システムなしで飛行可能なことが最大の特徴。ただし、大推力のジェットエンジンで強引に飛行させていることから防御力や汎用性の低下を招き、武装も僅かしか装備していないため、UC87時代のモビルスーツにしては平凡な性能。換装を行う事で宇宙でも使用可能。
劇中ではキリマンジャロ攻防戦でジェリド・メサが搭乗し、カミーユ・ビダンのΖガンダムと交戦するが、途中でカミーユを庇ったフォウ・ムラサメのサイコガンダムを撃破している。その後、ダカールやゼダンの門での戦闘に投入され、アポリー・ベイのリック・ディアスを撃墜している。その直後に損傷し、ジェリドはバウンド・ドックに乗り換えた。なお、ジェリド搭乗機以外にもパラス・アテネの取り巻きの二機が確認されている。
後の宇宙世紀における単独飛行できるモビルスーツは、0105年に開発されたミノフスキークラフト搭載型のクスィーガンガム、ペーネロペーの両機(改造機バイアラン・カスタムから9年後)まで待たねばならず、量産機までになるとさらに50年後のザンスカール帝国が開発した「ビームローター」や、Vガンダムの「ミノフスキーフライト・システム」と年月を費やしている。尤もな理由としてバイアラン開発以後は地上戦の減少(戦乱の減少)傾向があり、然して開発要素として取り上げれなかったと思われる。
スパロボではティターンズの量産機として登場することがあり、第4次(S)では主人公に恋人がいることにした場合、恋人を説得することで自軍参入させることができる。能力や武装は平凡だが、地形適応には穴が無い。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- ジェリド・メサのほか、ライラ・ミラ・ライラも搭乗する。シナリオ「マリオネット・フォウ」で初登場。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 中盤から登場する。珍しくネームドパイロットが搭乗しない。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 主にティターンズの戦力として登場。序盤ではティターンズと敵対していないため、味方NPCとして登場してどんどん敵を倒していってしまう。主人公に恋人がいるとした場合に、ティターンズにいる恋人の愛機である。その場合、恋人を説得すれば入手できる。最初から3段階改造されており、飛行可能なので使い勝手がよい場面もある。敵としては、性能は並だが、顔つきキャラが乗っていたり、飛行しているため地形に影響されずに強襲してくることもあり厄介。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 基本的には第4次と同じだが、本作の仕様で仲間にすると武器の改造が初期化される。
- スーパーロボット大戦F
- ティターンズの機体だが、Fの時点ではティターンズはまだ敵ではないので、ジェリドらが乗り、味方NPCとして戦闘に加わる。Fの時点でHPが1万もあり妙に強いため、どんどん敵を倒してしまって資金や経験値を奪っていく。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ティターンズの戦力として登場。飛行していて移動後に接近戦も行えるので他のMSや可変したMA形態とは別に注意をする必要がある。ティターンズのMSの中ではやたらと性能が高く、HPが1万強あり、運動性も180超えである。中には運動性200に達する機体も居るが、倒して入手できる資金がかなり少ない。主に戦うのが10段階改造可能前なので、NTでも精神無しでの完全回避は難しい。射程が短めなので、射程外から攻撃するようにすると良い。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 主にジェリドやカクリコンが搭乗し、一般兵も乗ってくる。マラサイよりは強いが大した敵ではない。
- スーパーロボット大戦α外伝
- ジェリド等、比較的名有りのパイロットが搭乗してくる。1話のゲットマシンや3話のバトルマシンでは相手をするのに流石にきついが、必中持ちのスーパー系や集中持ちのリアル系ならば十分に相手に出来る。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ジェリドやマウアーが乗っている。そこそこ強い方か。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- アイムによってZEUTHの世界から持ち込まれ、モビルドールとして運用されている。他のモビルドール運用機と比べて取り立てて秀でた所が無く、モビルドール運用機の中ではトーラスと並んで与し易いが、本作はモビルドールそのものの能力がかなり高いため油断は禁物である。
Scramble Commanderシリーズ
装備・機能
武装
- ビームサーベル
- 両腕部に格納。3本の指でつかめるように柄の形が三角形になっている。原作では、キリマンジャロ基地においてカミーユのΖガンダムを庇ったフォウは、この武器でサイコガンダムのコクピットを貫かれ、絶命してしまう。
- メガ粒子砲
- 両腕部に内蔵されている高出力ビーム砲。
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動させる。
移動タイプ
関連機体
- バイアラン・カスタム
- OVA『機動戦士ガンダムUC』に登場するバイアランの改修機。劇中ではトリントン基地を襲撃したジオン残党を相手に(相手が旧式機ばかりとはいえ)その戦力のほとんどをたった1機で撃破する活躍を見せる。SRW未参戦。
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