「プトレマイオス2」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
1行目: 1行目:
*外国語表記:[[外国語表記::Ptolemaios2]]
+
{{登場メカ概要
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Ptolemaios2]]
**[[機動戦士ガンダム00]]
+
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*分類:戦闘艦
+
*{{登場作品 (メカ)|劇場版 機動戦士ガンダム00}}
*形式番号:CBS-74
+
| 愛称 = トレミー
*全高:74 m
+
| 分類 = [[分類::戦闘艦]]
*[[全長一覧|全長]]:251 m
+
| 型式番号 = [[型式番号::CBS-74]]
*全幅:84 m
+
| 全長 = [[全長::251 m]]
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:[[GN粒子]]
+
| 全高 = 74 m
*装甲材質:Eカーボン
+
| 全幅 = 84 m
*所属:[[ソレスタルビーイング]]
+
| 動力・推進機関 = GN粒子貯蔵タンク
*主な搭乗員
+
| エネルギー = [[GN粒子]]
**[[スメラギ・李・ノリエガ]](艦長兼戦術予報士)
+
| 装甲材質 = [[装甲材質::Eカーボン]]
**[[フェルト・グレイス]](戦況オペレーター)
+
| 所属 = {{所属 (メカ)|ソレスタルビーイング}}
**[[ミレイナ・ヴァスティ]](戦況オペレーター)
+
| 主な搭乗員 =
**[[アニュー・リターナー]](操舵士)
+
*【艦長兼戦術予報士】<br />[[スメラギ・李・ノリエガ]]
**[[ラッセ・アイオン]](砲撃手兼予備パイロット)
+
*【操舵士】<br />[[アニュー・リターナー]]
**[[イアン・ヴァスティ]](メカニック)
+
*【砲撃士兼予備パイロット】<br />[[ラッセ・アイオン]]
**[[リンダ・ヴァスティ]](メカニック)
+
*【戦況オペレーター】<br />[[フェルト・グレイス]][[ミレイナ・ヴァスティ]]
*メカニックデザイン:海老川兼武
+
*【メカニック】<br />[[イアン・ヴァスティ]][[リンダ・ヴァスティ]]
 +
| メカニックデザイン = {{メカニックデザイン|海老川兼武}}
 +
}}
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
44行目: 46行目:
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
;GNミサイル
+
;GNバルカン
:[[GN粒子]]を内蔵した実弾を発射。原作終盤にて[[アロウズ]]の策略で[[ビーム兵器]]が無効になった時には、トレミー側にとって唯一可能な攻撃手段であった。
+
:艦首側面に4門設置。
;GNキャノン
+
;ミサイルランチャー
:船体上部に設置された主砲。[[プトレマイオス|先代艦]]と同様、[[EN]]切れに注意。
+
:船体前方両舷に12基、後方上部に16基、下部に10基の計38基装備。
 +
:;GNミサイル
 +
::[[GN粒子]]を内蔵した実弾兵器。原作終盤にて[[アロウズ]]の策略で[[ビーム兵器]]が無効になった時には、トレミー側にとって唯一可能な攻撃手段であった。
 +
::『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では[[全体攻撃]]。
 +
:;スモーク弾
 +
::煙幕を発生させる兵器。
 +
::[[リボーンズガンダム]]に苦戦する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を支援するために使用。これが刹那の[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に対しての逆転勝利の契機を生むことになる。SRWでは未実装。
 +
:
 +
;小型GNキャノン
 +
:船体側面に4門設置。
 +
;大型GNキャノン
 +
:両舷カタパルト後部に4門設置された主砲。
 
:なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、GNビームキャノンの使用時に、[[フェルト・グレイス|フェルト]]および[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]のオペレーター二人と艦長である[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の[[カットイン]]が入る。
 
:なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、GNビームキャノンの使用時に、[[フェルト・グレイス|フェルト]]および[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]のオペレーター二人と艦長である[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の[[カットイン]]が入る。
 
;GN魚雷
 
;GN魚雷
:水中戦用の実弾兵器。SRWでは未実装。
+
:水中戦時に使用する実弾兵器。発射口を4基設置。SRWでは未実装。
 
:なお、『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』のCosmic Chronicle第8章「世界の歪み」では、「[[ジャミング機能|通信妨害]]を起こすGN魚雷を使用して敵軍の連携を断ち、敵軍の包囲網を突破する事に成功する」という場面がある。
 
:なお、『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』のCosmic Chronicle第8章「世界の歪み」では、「[[ジャミング機能|通信妨害]]を起こすGN魚雷を使用して敵軍の連携を断ち、敵軍の包囲網を突破する事に成功する」という場面がある。
;スモーク弾ランチャー
 
:[[リボーンズガンダム]]に苦戦する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を支援するために使用。これが刹那の[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に対しての逆転勝利の契機を生むことになる。SRWでは未実装。
 
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===

2017年2月15日 (水) 23:00時点における版

プトレマイオス2
外国語表記 Ptolemaios2
登場作品

ガンダムシリーズ

メカニックデザイン 海老川兼武
愛称 トレミー
分類 戦闘艦
型式番号 CBS-74
全長 251 m
全高 74 m
全幅 84 m
動力・推進機関 GN粒子貯蔵タンク
エネルギー GN粒子
装甲材質 Eカーボン
所属 ソレスタルビーイング
主な搭乗員
テンプレートを表示

概要

ソレスタルビーイングが開発した戦闘艦。先代艦からも引き続きクルー達から「トレミー」の愛称で呼ばれている。一方、敵軍からは先代艦と同じく「スペースシップ」と呼称されている。

先代艦同様に動力機関を搭載しておらず、ガンダムGNドライヴからGN粒子を供給して稼動する。故にガンダムが全機出撃すると稼働時間が限られてしまうが、前大戦(1stシーズン)の反省を踏まえて武装が大幅に強化された。さらに、宇宙専用の輸送艦だった先代艦と異なって、宇宙だけでなく大気圏内水中でも運用が可能になった。[1]

また、プトレマイオス2格納庫内のガンダムのトランザム連動により艦全体がトランザム状態になり、これによって大気圏離脱・高機動戦が可能になった。そのため、ガンダムと共に敵陣奥に突撃するという大胆な戦術も可能となった。ちなみに、プトレマイオス2単機でのトランザムも可能であるが、継続時間は極めて短い。

艦載機はダブルオーライザーダブルオーガンダムオーライザー)、ケルディムガンダムアリオスガンダムセラヴィーガンダム(+セラフィムガンダム)、GNアーチャー、ガンダムエクシアリペアII、0ガンダム(実戦配備型)である(以上、2nd第22話の時点において)。

なお、勘違いされがちだが、「プトレマイオスII」とは書かない。アラビア数字の「2」である。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
初参戦作品。最速の登場は、第11話中東/クメンルート「アレルヤ奪還作戦」。母艦としての運用方法は武装追加後の先代艦のプトレマイオスとほとんど変わらないが、EN総量が増えカスタムボーナスを取得すれば更に倍近く底上げされるので、EN残量をほとんど気にする必要が無くなる。さらに、シナリオ後半で特殊能力としてトランザムが使用可能となり、より攻撃的なユニットになる。
先代艦にあった修理装置が撤廃された為、正攻法のレベル上げしか出来なくなってしまった点が惜しまれるものの、先代艦と異なって最初からそれなりの武装が装備されているため、撃墜数稼ぎは前作ほど苦労しなくて済む。相変わらず艦長であるスメラギエースボーナスが強力(『指揮官の効果2倍』)なので、優先的に敵にトドメを刺す等して撃墜数を稼いでいきたい。
なお、原作再現で水中に潜れるが、スメラギの地形適応Bなので、素のままだと結局海B扱いになってしまう。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
第33話「混迷していく世界」(および同時期のシナリオであるCosmic Chronicle第8章「世界の歪み」)で参戦する。
なお、先代艦であるプトレマイオスは原作と異なって撃沈されていないので、プトレマイオス2にはクリス(戦況オペレーター)とリヒティ(操舵士)も搭乗する。

装備・機能

武装・必殺武器

GNバルカン
艦首側面に4門設置。
ミサイルランチャー
船体前方両舷に12基、後方上部に16基、下部に10基の計38基装備。
GNミサイル
GN粒子を内蔵した実弾兵器。原作終盤にてアロウズの策略でビーム兵器が無効になった時には、トレミー側にとって唯一可能な攻撃手段であった。
第3次Z』では全体攻撃
スモーク弾
煙幕を発生させる兵器。
リボーンズガンダムに苦戦する刹那を支援するために使用。これが刹那のリボンズに対しての逆転勝利の契機を生むことになる。SRWでは未実装。
小型GNキャノン
船体側面に4門設置。
大型GNキャノン
両舷カタパルト後部に4門設置された主砲。
なお、『第2次Z再世篇』では、GNビームキャノンの使用時に、フェルトおよびミレイナのオペレーター二人と艦長であるスメラギカットインが入る。
GN魚雷
水中戦時に使用する実弾兵器。発射口を4基設置。SRWでは未実装。
なお、『CC』のCosmic Chronicle第8章「世界の歪み」では、「通信妨害を起こすGN魚雷を使用して敵軍の連携を断ち、敵軍の包囲網を突破する事に成功する」という場面がある。

特殊能力

GNフィールド
2000以下の全属性ダメージを無効化。EN10消費。
トランザム
第2次Z再世篇』では、1シナリオにつき1回限定。使用後2ターンの間トランザム状態となり、装甲およびENを除く機体能力と武器攻撃力がアップし、全ての武器が移動後使用可能となる。
また、アニューがいれば「加速」と「狙撃」が使えるため、かなり遠くの敵も攻撃できる。しかしながら、その真価は「敵陣奥への味方ユニットの速やかな輸送」である。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

2L

カスタムボーナス

移動力+1、最大EN+200
移動力が上がることによって、味方ユニットを輸送する母艦としての使い勝手が良くなるカスタムボーナス。ENが大幅に増える点も嬉しい。

機体BGM

「儚くも永久のカナシ」
2ndシーズン一期OP主題歌。

対決・名場面

先代艦と異なり充分な武装が施されているので、戦術予報士のスメラギが立てた作戦に直接参加する場面が多く見られた。

ジニン小隊迎撃戦
2nd第2話より。刹那スメラギライル母艦プトレマイオス2に向けて連れ出していたちょうどその時、プトレマイオス2はアロウズバラック・ジニン率いる5機のMS部隊の襲撃を受ける。一方、プトレマイオス2の保有する戦力はセラヴィーガンダムと未だ起動に成功していない新型機ダブルオーガンダムのたった2機だけしかなかった。
そんな敗北必至な状況を打開すべく、スメラギはプトレマイオス2に戦術プランを送信。プトレマイオス2に襲撃してきたジニン小隊に向けて機雷を発射させる。これによってジニン小隊は進路を迂回することを強いられ、刹那がプトレマイオス2に到着しダブルオーガンダムを起動させる時間稼ぎをすることができた。
なお、この戦いでジニン小隊はプトレマイオス2とセラヴィーガンダムおよび起動に成功したダブルオーガンダムに迎撃され、バラック・ジニンのアヘッドを除く4機を喪失している。
アレルヤ奪還作戦
2nd第3話より。地球に所在する地球連邦軍の反政府勢力収監施設に仲間であるアレルヤが囚われていることを知ったスメラギは彼の救出作戦を立てる。
すなわち、「大気圏突入したプトレマイオス2を減速させずにそのままに突っこませて津波を起こし、反政府勢力収監施設の守りを固めているビーム兵器の威力を減殺。こうして敵の守りが手薄になったところを突いて、アレルヤを救出する」というものである。
この大胆な作戦はビーム兵器減殺効果が続く300秒のみというハードなものであったが、刹那らガンダムマイスターは無事にそれを成し遂げるのであった。その結果、アレルヤだけでなく囚われていたマリナおよびカタロンメンバーの救出にも成功した。
なお、『第2次Z再世篇』では「アレルヤ奪還作戦」が『コードギアス』の「黒の騎士団メンバー救出作戦」と統合されている。
大気圏離脱作戦
2nd第9話より。地球でのアロウズの包囲網を突破するべく、スメラギはプトレマイオス2に格納されていたケルディムアリオスセラヴィーの3機のガンダムを敵MAトリロバイト(SRW未登場)の爆撃の真上でトランザムさせることを指示。その結果、アロウズの包囲網を振り切り(途中、敵MSガデッサの砲撃によって進路変更をこうむったが)、大気圏の離脱に成功した。
ちなみに、大気圏を離脱した先の宇宙ではアロウズの別艦隊が待ち構えていたが、それはスメラギの予測範囲内。アロウズの別艦隊は、大気圏離脱時にプトレマイオス2から緊急発進させていたダブルオーガンダムによって駆逐された。
メメントモリ攻略戦
2nd第13話より。ダブルオーライザーを出撃させて敵部隊の牽制兼囮役に、残りのガンダム3機をプトレマイオス2に格納したままメメントモリ攻略作戦が行われた。
まず、衛星兵器メメントモリをあえて掃射させ、格納庫にあったアリオスをトランザムさせることによって攻撃回避および急接近を図る。そして、メメントモリが視認できる距離までに至った際には、トランザム状態のセラヴィーの砲撃とプトレマイオス2の一斉射撃を加えてそれの外壁部を破壊。最後に、露出したメメントモリの弱点「電磁場光共振部」をトランザム状態のケルディムが精密狙撃することによって、メメントモリの破壊に成功する。
機動戦士ガンダム00』セカンドシーズンの第1クールの最後を飾る名場面。
リボーンズガンダム
2nd最終話より。リボーンズガンダムに苦戦するダブルオーライザーを支援すべく、プトレマイオス2はリボーンズガンダムに砲撃を加える。だが、リボーンズガンダム(キャノンモード)はGNキャノンでこれに反撃し、プトレマイオス2はエンジン部を直撃され航行不能になってしまう。そこで、スメラギはスモーク弾の発射を指示する。
リボンズはこれを目晦ましだと侮り、リボーンズガンダム(キャノンモード)のGNキャノンを乱射する。だが、その行動が純粋種のイノベイターの力を発現した刹那に自分の居場所を知られる結果となり、ダブルオーライザーのGNソードIIIでリボーンズガンダムの右手を切断されてしまう。以降は形勢が逆転して、刹那優勢で戦いが進められることとなる。
人間の知恵が、そのものだと自称するイノベイドに勝った瞬間でもある。

関連機体

プトレマイオス
先代艦。
プトレマイオス2改
改修艦。

脚注

  1. ちなみに、プトレマイオス2は大気圏内を航行する時には、艦体上部に光学迷彩を展開する。その理由は、敵の監視衛星に本艦の位置を知られる事を防止するためである。

資料リンク