クラウス・グラード
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クラウス・グラード | |
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外国語表記 | Klaus Grad[1] |
登場作品 | |
声優 | 川島得愛 |
デザイン | 千葉道徳 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 |
SRWでの分類 | サポートユニット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 → イノベイター |
性別 | 男 |
誕生日 | 4月9日 |
年齢 | 29歳(2nd) → 31歳 → 81歳(劇場版) |
身長 | 191 cm |
体重 | 70 kg |
血液型 | A型 |
所属 | カタロン → 地球連邦政府 |
役職 | 中東支部リーダー → 連邦政府議会議員(2nd)、大統領特使 → 外宇宙航行艦「スメラギ」最高責任者(劇場版) |
クラウス・グラードは『機動戦士ガンダム00』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
カタロンの一員で、中東第三支部のリーダーを務める。戦争によって身寄りを無くしてカタロンに保護された子ども達を我が身を張って守り切る「良き大人」でもある。
クラウスは4年ぶりに活動を再開したソレスタルビーイング(以下、「CB」と表記)との共闘を考えて、同志である「ジーン1」ことライルをCBに潜入させる。また、CBに対して地球連邦政府打倒への共闘を提案をし、断られたものの一定の支援を確約した。そして、連邦軍クーデター派とも積極的に連絡を取った事によって、カタロン・CB・連邦軍クーデター派の連合軍を形成し、アロウズの主力艦隊を壊滅に追いやった。最終決戦後、カタロンを武装解除・解体し地球連邦政府議会の議員になった。
また、プライベート面では2ndシーズンエピローグにおいてカタロンの同志であるシーリン・バフティヤールと結ばれた模様で、彼女との間に男子を儲けている。
なお、本編中ではモビルスーツに乗らなかったが、高い操縦技術を持ち、専用機として「クラウス専用イナクト ランドストライカーパッケージ」が存在している(搭乗機体・関連機体を参照)。
劇場版のELS襲来事件から50年を経たエピローグの西暦2364年の時点で、イノベイターに覚醒[2]し、外宇宙航行艦「スメラギ」の最高責任者として外宇宙への旅に出た。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。TV版(2ndシーズン)設定で登場。NPC。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 劇場版設定で登場。NPC。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 引き続き劇場版設定で登場。NPC。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦UX
- 劇場版設定で登場。NPC。
- スーパーロボット大戦BX
- 劇場版設定で登場。NPC。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- UCサポートユニット。
- スーパーロボット大戦DD
- 3章Part6から登場するNPC。
ステータス[編集 | ソースを編集]
サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]
- ゲリラ戦術
- UC。WAVEが進むごとにクリティカル倍率アップ。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- シーリン・バフティヤール
- カタロンの同志。2ndシーズンエピローグに至るまでの間にシーリンと結ばれて男子を儲ける。
- ちなみに彼等の息子は、劇場版の小説版のエピローグで「ELS襲来事件後に勃発した戦争に身を投じた」事が触れられている。
- ライル・ディランディ
- カタロンの同志であり、親友。ソレスタルビーイングとの共闘を目論んで、ライルをCBに潜入させた。
- マリナ・イスマイール
- アザディスタン王国第一皇女。カタロンで保護することになる。
- アーミア・リー
- ELSに身体の半分を侵食されて昏睡状態に陥ったアーミアの姿を目撃する。劇場版エピローグでは、彼女の配下として外宇宙の旅に出た。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- カガリ・ユラ・アスハ、覇道瑠璃
- 『UX』での同志。
- ハザード・パシャ、ヘスター・ギャロップ
- 『UX』での政敵。
- ジャンゴ、先生、イタチの安
- 『BX』では彼らの暴れっぷりに当てられて、マーダル軍兵士を殴り倒す一幕もある。
- ちなみに、クラウスは『00』2nd第19話にて機関銃で襲撃者を撃退している。
名台詞[編集 | ソースを編集]
2nd[編集 | ソースを編集]
- 「いや、彼等は私達と志を共にする者だよ。シーリン」
- 第1話より。「私達カタロンがソレスタルビーイング(以下、「CB」と表記)の武力介入の対象になるかもしれないわ」と憂慮するシーリンに対して。
- どうやら、クラウスはCBとの同盟を考えていた模様である。そして、カタロンメンバーの一人である「ジーン1」ことライルをCBに潜入させたのであった。
- シーリン「政府直轄の独立部隊を叩く事は、私達の目的と一致するのではなくて?」
クラウス「そうだとも! アロウズの悪行を制するためにも、我々は共に手を取り合い…!」 - 第5話より。CBとの会談においてクラウスは、現連邦政権打倒の為に共闘する案を持ち掛けた。
- しかし、CBメンバーのスメラギと刹那から「CBが敵と見做す対象は連邦政府ではなくて、あくまでもアロウズである」と断られてしまう。
- それでもなお、クラウスは「だとしても、我々はあなた達に協力したい。補給や整備だけでも、力になりたいのです!」と叫んで食い下がった。
- 「いいや、あの答えで十分だ。アロウズとの戦いは熾烈を極めるだろう。近い将来、彼等と我々が手を取り合う日が訪れるさ」
- 前述のCBとの会談が物別れに終わり、「やはり、CBを取り込むのは無理のようね」と落胆したシーリンに対して。
- 「戦う相手が同じであるならば、別に構わない。今は無理でも、彼等と手を取り合える日は必ず来るだろう」というクラウスの柔軟かつ楽観的な思考がうかがえる。
- なお、クラウスの読み通り、カタロンとCBとの対アロウズへの連携自体は以降も維持されることとなった。
- 「いいや、少しもきれいなんかじゃないのさ。あれは『戦いの光』だ。君達の時代に残してはいけないものだ」
- 第13話より。大量破壊兵器メメントモリの残骸が大気圏に突入して燃え尽きていく光景を見て「きれい」と感想を述べたカタロンに保護されている少女に対して。
- 実際、メメントモリによって罪も無い多くの人々が犠牲になったのだから、クラウスの言う通りである。
- 「人々が平和を求めているんだと思う。マリナ姫の歌を通して争いがなくなることを、共に生きることを…」
「我々は他人(ひと)を否定することばかり考えて、人と人がわかり合えることを、その道を見失っていたのかもしれない」 - 第21話より。マリナとカタロンに保護された子ども達が手掛けた歌「TOMORROW」がメディアを通じて世界に広がっている事実に対して、これまで地球連邦政府の打倒を考えてきたクラウスにも思う所があった模様。
- 特に、クラウスの2行目の台詞は、現実世界で起こっている諸問題等に対しても当てはまる事ではないだろうか?
- 「ああ。だが、まだ始まったばかりだ。『互いが理解し合い、手を結べる平和な世界』…。言葉にするのは簡単だ」
「だが、我々は目指さなければならない。生まれくる子ども達の為に…」 - 最終話エピローグより。アロウズ解体後に就任した第二代地球連邦大統領の所信表明演説を聴いたクラウスがシーリンに語った台詞。
- ちなみに、小説版によると「(『00』エピローグの時点において)シーリンはクラウスの子どもを妊娠している」事が明かされている。この件については、余談の欄も参照。
- ある意味でクラウスは、憧れていた上官と結婚した「不死身改め幸せのコーラサワー」に匹敵する「人生の勝利者」なのかもしれない。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- クラウス専用イナクト ランドストライカーパッケージ(SRW未登場)
- 公式外伝『機動戦士ガンダム00V』(SRW未参戦)に登場。クラウス・グラード専用にカスタマイズされたAEUイナクト。
- 外宇宙航行艦「スメラギ」
- 劇場版エピローグである西暦2364年に登場。クラウスは搭乗員が全てイノベイターであるこの艦の最高責任者を務め、艦長のアーミアを補佐する立場である。SRW未登場。
余談[編集 | ソースを編集]
- 『機動戦士ガンダム00』の脚本家・黒田洋介氏によると「当初の構想では、クラウスを『地球連邦政府を打倒するのに手段を選ばない人物』という設定にしようと考えていた」との事。
- しかし、黒田氏は水島精二監督の意向を聞いて再考する。その結果、「クラウスの人物設定を『理想に燃える熱血漢』に変更した」という経緯が有る。
- 「クラウス・グラード」という名前が正式に決定される前は「シャイア」という仮の名前が付けられていた。
- なお、この段階での高河ゆん氏(『00』のキャラクターデザイン担当)の初期ラフ稿における彼は「ゲリラの一員」といった風貌である。
- クラウス・グラードの担当声優である川島得愛氏は、インタビュー記事で「『00』最終話エピローグの時点で、クラウスとシーリンの二人は出来ているのではないかと思います」と見解を述べている(一方、シーリン・バフティヤールの担当声優である根谷美智子氏は、インタビュー記事で「二人の仲は、そこまで進展していないのでは…」と見解を述べている)。
- なお、小説版『機動戦士ガンダム00』では既述した通り「シーリンはクラウスの子どもを懐妊している」事実が明示されている。結果的に、川島氏の見解が正しかった事を証明する形になった。
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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